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2023.08.10
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风起霓裳 Weaving a Tale of Love
第35話「玄武門の変」

皇太子・李治(リチ)に謀反の罪を着せ、玄武門で捕らえるつもりだった曹(ソウ)王・李明(リメイ)。
しかし玄武門で待っていたのは曹王謀反の知らせを聞いて待ち構えていた大臣たちだった。
そこへ李治が裴行倹(ハイコウケン)たちと玄武門に到着、曹王たちを包囲する。
「曹王・李明よ、許可なく兵を動かし玄武門を占拠した…逆賊は例外なく討つ!捕らえよ!」
そうとは知らず、甘露之殿では曹王府から届いた鳥文に呼応し、楊(ヨウ)妃が動き始めていた。

李明は裴行倹の裏切りに困惑しながらも、咄嗟に討たれるべきは李治だと言い返した。
皇帝もすでに李治の本性に気づき、皇位を自分に譲ると言う聖旨を下したという。
「信じられぬなら共に陛下に拝謁を賜ろうではないか!」
すると大臣たちも賛同、皇帝に判断を仰ぐと決めた。



楊妃は皇帝に毒薬を飲ませるよう総管・潘秦海(ハンシンカイ)に命じた。
その時、侍女・丹青(タンセイ)が駆けつけ、曹王が皇太子や大臣たちを連れて向かっていると報告する。
藩秦海はその隙に薬湯を置き、結局、皇帝に飲ませることはできなかった。

曹王府の地下牢では琉璃(ルリ)たちが蒲巴弩(ホハド)に協力し、隠し部屋を探していた。
するとついに密室にとらわれた老人を発見する。
蒲巴弩は事情を話して解毒薬が欲しいと頼んだが、老人は解毒する術はないと明かした。
「毒を作れと強要されたが、解毒薬は作らせてもらえぬ」
もはや生ける屍となった老人は今さら自由になりたいとも思わないという。

想定外に曹王が皇太子や大臣たちを連れて甘露之殿に駆けつけた。
楊妃は計画を変更、聖旨を持って外に出ると、自ら皇帝の命を告げる。
「李治には謀反と弑逆(シイギャク)の意あり、太子の位を廃し、掖庭に生涯幽閉とする…
 朕は臨終にあたり国の危機を救わんがため聖旨を下し、印を授け、李明を太子に立し、帝位を譲る」
寝耳に水の李治は猛反発、皇帝に謁見すると言ったが、楊妃は皇帝なら崩御したと伝えた。

皇帝崩御の知らせにその場は騒然となった。
楊妃は筋書き通り李治が前総管の高全(コウゼン)に毒を盛らせ皇帝暗殺を企てたと訴え、大臣たちに動揺が広がる。
しかし褚遂良(チョスイリョウ)と長孫無忌(チョウソンムキ)は顧命大臣に任命された自分たちが皇帝から何も聞いていないと怪しんだ。
何よりまず聖旨の真偽を調査すべきだという。
楊妃は総管が証人だと訴えたが、藩秦海は恐ろしさのあまりその場にひざまずき、黄泉の国でも皇帝に仕えたいと涙ながらに訴えることしかできなかった。

その頃、地下牢では琉璃が老人に助けを請うていた。
すると老人は琉璃が母である安(アン)大家の敵を討つため、こんな目に遭ったと知る。
「安氏の娘?…なんと、実は年こそ離れているが、安大家は親しい友人だった」
実は老人はかつて宮中一の薬師で、安大家とは共に宮中暮らしに嫌気が差し、皇宮を出て普通の暮らしをしたいと願う同志だった。
安大家が去ったあと老人も職を辞したが、皇宮を出た途端に曹王に捕まり、それ以来、地下牢で毒を作らされていたという。
そのうちすっかり目が見なくなり、命じられるまま毒を作ってきたのだ。
「あなたが薬王だったのか?!私は不禄(フロク)院の孫徳成(ソントクセイ)だ」
「孫内侍?!覚えているとも!」
しかし今は旧情を温める時間はない。
琉璃は一緒にここを出て皇帝の前で悪事を暴こうと説得した。
「陛下?!…確か曹王は陛下を暗殺するための毒を私に作らせた、今日がその日だ」

甘露之殿の前で楊妃と皇太子たちは一触即発の様相となった。
藩秦海は怯えて証言などできず、大臣たちも皇太子が謀反を企むなど考えられないとかばう。
その時、思いがけず豆子(トウシ)が現れた。
「陛下の崩御は嘘です…陛下の御前に行けば誰が謀反を企んだのか分かります」
焦った楊妃はでたらめを言った豆子を打ち殺せと命じたが、李治が止める。
「楊妃、公然と悪事の口封じをする気か?」
すると李治は立ちふさがる衛兵を一喝し、殿内に入った。

皇帝・李世民(リセイミン)は寝殿で安らかに眠っていた。
やはり李治や大臣の呼びかけに反応がなく、崩御は事実らしい。
楊妃は勝ち誇った様子で皇太子たちの嘆く姿を見ていた。
それもそのはず、楊妃は怖気付いて薬湯を飲ませることができない藩秦海に業を煮やし、自ら皇帝に毒を飲ませていた。
すると李明が皇帝崩御を皇宮に告げ、弔いの準備をするよう命じる。
その時、豆子が医官として脈診したいと申し出た。

…薬王は曹王から皇帝暗殺のための毒を作るよう強要されていた
しかし医者として人を殺めることなどできず、曹王には眠り薬を渡したという
ただどちらにしても皇帝の寿命はわずか、いつ崩御してもおかしくなかった
薬王はこれから参内しても、運悪く陛下が崩じていたら命がないと警告する
『それでも行かなくては、太子を見捨てることはできません!』…

李明は豆子の申し出を退けた。
しかし李治が豆子をそばに呼んで皇帝の脈を見るよう頼む。
「…はっ!陛下にはまだ脈があります!」
その時、あまりの騒々しさに皇帝が目を覚ました。
楊妃は思わず偽の聖旨を床に落とし、へたり込むようにその場で平伏する。
すると長孫無忌が楊妃と曹王の暴挙を報告、驚いた皇帝は重い身体を何とか起こした。
「…偽の聖旨で治児の廃太子をもくろみ、朕の崩御を宣言したと?
 このあとはどうする?朕を絞め殺すか?毒殺するのか?!」
「陛下、お静まりヲヲヲヲヲ~無知とあまりの悲しみゆえに崩御されたと思い込みました
 聖旨は大臣たちが太子の逆心と不孝を信じようとせず、それでやむを得ず…
 私が代わりに反徒を罰しようとしただけなのです!」
楊妃は皇太子の逆心の証しがあると訴え、外套の下には龍袍を着ていると告発した。
そこで李治は皇帝の前で堂々と外套を脱いでみせる。
息をのんで見守る琉璃、しかし李治がまとっていたのは確かに四爪蠎袍(シソウボウホウ)だった。



…琉璃の別れの言葉の意味を悟った裴行倹は書き付けを改めて確認した
おかしなところはなかったが、ろうそくで透かして見ると″計あり″と浮かび上がる
東宮へ報告に向かったところ、豆子が届けた四爪蠎袍があった
確かに″豆″の刺繍が入っていたが、裴行倹はこれまでの刺繍と違うことに気づき、しかも点が1つ多いと分かる
『はっ!蟒(ウワバミ)の爪が5本になっています!』…

李治は豆子の機転と裴行倹の知恵に助けられ、危機を乗り越えた。
もはや申し開きできなくなった楊妃、その頃、密かに抜け出した李明は宮外に合図を送ろうとしたが、裴行倹に捕まってしまう。
陽妃は全て自分が考えたと嘘をつき、李明をかばった。
「重病に侵され、もう長くありません…ゲホッゲホッ!
 私が死ねば誰が明児の命を守るのでしょうか?どうか息子の命だけはお助けください…」
皇帝は最も恐れていたことが起こったと肩を落とした。
そこで調査を皇太子に任せ、楊妃と曹王を別々に幽閉するよう命じる。
しかし皇家の醜聞が世に漏れ聞こえれば威厳に関わるとし、かん口令を敷いた。

李治は豆子を連れて甘露之殿を出た。
外では孫徳成と順子が待っていたが、豆子が急に卒倒してしまう。
驚いた李治は恩人である豆子を東宮へ引き取り、太医を呼んだ。
しかしそこで思わぬ事実が発覚する。
「殿下、豆子は女子なので?…重病となると性別を確認せず治療するわけにまいりません」
そこへ後始末を終えた裴行倹が現れた。

裴行倹は豆子が女子だと明かし、ひとまず治療を頼んだ。
驚いた李治は裴行倹を中庭に連れ出し、ようやく琉璃の素性を知る。
「どうか琉璃をお許しください」
しかし李治は豆子が女子と聞いて嬉しいと笑った。
「誰が咎めたりするものか、阿母の敵討ちと冤罪を晴らせるよう手を貸そう
 …2人にそれぞれ頼みがある」

李治はうなされている琉璃に付き添った。
「陛下は生きてる…陛下は生きてる…太子の謀反は陰謀なの…」
「琉璃、私も陛下も無事だ」
すると李治は琉璃のかんざしを抜いて黒髪をほどき、美しい寝顔にそっと触れた。
「お前が女子だと気づかぬとは…早く気づくべきだった、こんな美しい男がいるはずないのに」



つづく


( ゚ェ゚)…で、刺繍ネタは?尚服局はどうなった?どうでもいいのか?w





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最終更新日  2023.08.10 22:13:42
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