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2024.10.14
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长相思 lost you forever
第37話

小夭(ショウヨウ)を守るため何としてでも中原(チュウゲン)に留まらねばならない西炎瑲玹(セイエンソウゲン)。
そのため赤水豊隆(セキスイホウリュウ)の提案を受け入れ、あらかじめ祖父の了解を得てから小夭と阿念(アネン)に報告した。
「…側室を娶る」
しかし相手は辰栄馨悦(シンエイケイエツ)ではなく意外にも曋淑恵(ハンシュクケイ)だった。
瑲玹を慕う阿念は呆然、居たたまれなくなり席を立ってしまう。
曋氏と言えば中原六大氏族の筆頭で、辰栄王族とも縁を結んでいた。
瑲玹の話では曋氏の族長が自分に好感を持ち、力を貸してもらえるという。
すると小夭は気まずそうにうつむく瑲玹の手を握り締めた。
「生き抜くためだもの、どんな手段をとっても構わない」

辰栄府に西炎の使者が到着、西炎王の王命が下った。
瑲玹は罷免を免れ、さらに曋氏の娘・淑恵との縁談を賜る。
祖父を密かに祭っていた赤水豊隆もその孝行心により不問とされ、改めて名将として王墓に祭ることが許された。
するとそこへ皓翎(コウレイ)の使者として蓐収(ジョクシュウ)が現れる。
皓翎は両王姫に対する瑲玹の情義に鑑み、紫金宮と王墓の修築に当てるよう建木と帰墟水晶(キキョスイショウ)を下賜した。

結局、王墓の祭壇に乗り込んだ西炎岳梁(セイエンガクリョウ)は氏族への謝罪を命じられ、直ちに西炎へ連れ戻された。
今回も何とか乗り切った瑲玹。
しかし小夭は瑲玹の縁談が叔父たちへの宣戦布告になると心配になる。
すると瑲玹は全て分かった上で、曋氏との結盟こそ自分が採る道だと断言した。
「小夭、婚礼の場では私を祝うな」
「…はお」

西炎瑲玹と曋淑恵の婚礼の日。
辰栄府には多くの氏族が招かれ、その中には塗山璟(トザンケイ)の姿もあった。
塗山璟と目が合った小夭は何とも言えない悲しみを覚えたが、急に胸が苦しくなり、蠱虫(コチュウ)が暴れ出したと気づく。
…相柳(ソウリュウ)に何かあったのかしら…
すると塗山璟が駆けつけ、術を使って痛みを抑えた。
「ありがとう、塗山族長」
他人行儀な小夭に胸を痛める塗山璟、その時、ちょうど吉時となった。



西炎瑲玹と曋淑恵の婚儀が始まった。
しかし小夭は塗山璟がいることに耐えられず、途中で列から離れてしまう。
その背中を見た瑲玹はふと幼い頃に小夭と交わした約束が頭をよぎり、感傷に浸った。
…妹妹になればずっとそばにいられるわ!
…そうだな!私はずっとお前の哥哥だ!何があろうと一緒にいよう!
…約束よ?私たちは永遠に離れない!
…約束だ!



小夭は中庭でひとり悶々としていた。
すると防風邶(ボウフウハイ)として招かれていた相柳が現れる。
小夭は自分の感情も相柳に伝わっていると知り、相柳がわざと蠱虫で自分を苦しめたと気づいた。
実は頭が9つあっても心はひとつ、身体の痛みなら9分の1でも心の痛みはそのまま伝わるという。
相柳は己の心ひとつも守れないのかと嫌味を言いながら、小夭を気晴らしに連れて行くことにした。

( ゚д゚)へえ…心はそうなんだ ←なぜか妙に感心w

塗山璟がようやく祝宴に現れた。
瑲玹はおおかた小夭と会っていたのだろうと思ったが、小夭なら防風邶と出かけてしまったという。
驚いた赤水豊隆はなぜ止めなかったと聞いたが、塗山璟は苦渋の表情を浮かべた。
「妻がいる私に止める資格はない…」

小夭は久しぶりに相柳と毛球(ケダマ)に乗って空を飛んだ。
「そう言えばどうして髪の色を戻さないの?」
「初め防風邶に成り済ました時、霊力ではなく薬草で染めた、それ以来、習慣になってな…」
小夭は相柳の思わぬ一面にくすっと笑った。
すると相柳は照れ隠しに小夭を連れて海に飛び降り、海底に引きずり込んでしまう。
かつて塗山璟に義理立てして相柳からの口移しの息を拒んだ小夭。
しかし今では命を賭すべき相手はいない。
小夭は目を閉じて相柳に顔を近づけたが、相柳は自分の気持ちを押し殺して笑い飛ばした。
「いいから息をしてみろ」



小夭は驚いたことに海底でも息をして話すことができるようになっていた。
「はっ!…なぜ黙っていたの?酷い人!恨んでやる!」
「生きるための代償だ、お前ももはや怪物だ!」
相柳はやはり恨まれたと知って傷つき、泳いで行ってしまう。
焦った小夭はからかわれたことに怒っただけだと釈明したが、仕方なく自分の腹を叩いた。
すると騙された相柳は瞬時に引き返し、結局、小夭に捕まってしまう。

小夭は相柳と一緒にしばし水中散策を楽しんだ。
その時、貝殻から美しい歌声が聞こえてくる。
「鮫人(コウジン)だわ!」
「なぜそれを?」
相柳は驚いた。
確かに小夭を貝殻の中で治療していた時、ちょうど発情期に入った鮫人の求愛の歌を聞いている。
小夭は美声と言えば鮫人だと誤魔化したが、相柳は小夭が当時、目覚めずとも意識があったと知った。
「ついてるな、滅多に聞けない求愛の歌を2回も…いや、1度目で出会うとは」

一方、感情を押し殺して瑲玹の婚儀を立派に仕切った辰栄馨悦。
しかし祝宴を終えて居所に戻ると悲しみを抑えきれなくなってしまう。
赤水豊隆は嫁がないと決断したのは妹だと呆れ、瑲玹に執着するなと叱った。

翌朝、瑲玹は朝餉に阿念と小夭を招いた。
曋淑恵は従妹とは言え身分の高い王姫に丁重に拝礼したが、小夭は気遣い無用だという。
「嫂嫂(ソウソウ)、頭を上げてください、もう身内なんですから」
しかし面白くない阿念は急に怒って帰ってしまう。

阿念は居所で独り悶々としていた。
すると小夭が駆けつけ、側室を蔑ろにすれば瑲玹を軽んじたことになると叱る。
「阿念、淑恵を敬うことが瑲玹のためになるのよ?」
阿念は仕方なく瑲玹のために譲歩すると約束したが、馨悦のように感情を抑えられないとぼやいた。
しかし小夭は瑲玹のそばにいる女子が誰であれ気にさえしなければ阿念は阿念のままで良いという。
「瑲玹のこと、どんなに力を持ったとしても今まで通り阿念を可愛がるはずよ
 その気性の荒さを改めるだけでいいの」
「姐姐…私って本当に愚かね…何から何まで心配をかけて…」
「ふふ、愚かな方が幸せになれる、天下一、幸せな女子になって」

瑲玹は小夭が相柳と遊びに出かけて祝宴をすっぽかしたことに怒っていた。
するとその夜、小夭が哥哥のご機嫌うかがいにやって来る。
「婚礼を抜け出したから怒っているのね?
 でもあなたの作り笑いを見るのも、塗山璟と顔を合わせるのも嫌だった
 すぐ忘れられると思ったのに、忘れることがこんなにも難しいなんて…
「その通りだ、感情は操れない」
しかし瑲玹は自分だけはずっと小夭のそばにいると励ました。

青丘で防風意映(ボウフウイエイ)が無事に男子を出産した。
太夫人は曽孫を腕に抱いて感激、しかし父である塗山璟に笑顔はなく、虚ろな表情を浮かべている。
片や塗山篌(トザンコウ)は赤子の顔を愛おしそうに見つめ、祖母に名前をつけるよう頼んだ。
すると太夫人は″瑱(テン)″と名付け、その直後、息を引き取ってしまう。
塗山府は悲しみに包まれた。
藍枚(ランマイ)は夫が御霊に付き添っている間に塗山璟との接触を試みたが、塗山篌に見つかってしまう。

小夭は塗山家の太夫人が逝去したと聞いた。
そこで弔辞を記した対聯(ツイレン)を送るよう指示したが、実はその日に防風意映が男子を出産したと知る。
小夭は祝いの品を送るよう冷静に対処したが、内心、激しく動揺していた。

小夭は陵墓へ続く長い石段を登りながら、すでに晩年を生きているような無力感に襲われた。
必ず戻ると約束した母の笑顔、哥哥との悲しい別れ、そして自分のためなら全てを捨てると約束してくれた塗山璟…。
どんなに歩いても次々と浮かんで来る塗山璟との美しい思い出に、さすがの小夭も途方に暮れた。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)17!後ろ!後ろ!…みたいなw





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最終更新日  2024.10.14 14:38:39
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