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2024.12.03
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岁岁青莲 Blooming Days
第34話「王妃の座と肉親の情」

兵糧のもみ殻混入事件で賀連修(ガレンシュウ)の尻尾をつかむつもりだった安王・賀連信(ガレンシン)。
しかし罪をなすりつけられたのは責任者の駱容与(ラクヨウヨ)だった。

知らせを聞いた駱青蓮(ラクセイレン)は投獄された父と面会した。
駱容与に身に覚えはなかったが、さすがに関わった者全員が口裏を合わせることなどできないと落胆する。
しかし青蓮はそれができる人物を知っていた。
「何人、関わろうと皆に指図できるのは2人だけ
 まさか方懐蕊(ホウカイズイ)と阮之湄(ゲンシビ)が手を組むなんて…」

賀連信は高齢で病弱という口実で駱容与に特赦令を出し、駱青蓮を安心させた。
するとその夜、調査を任せていた七弟・賀連倚(ガレンイ)が物証を見つけて戻って来る。
「三哥、ご覧ください」
兵糧の木箱は細工が施され、駱容与の封を切らずとももみ殻を入れられるようになっていた。
残念ながら証人は消されてしまったが、運良く逃亡した木箱職人が見つかったという。
「明朝、曲涼に到着します」
翌日、方懐蕊はもみ殻事件の下手人が自供したと聞いた。
しかし関わったのは全て賀連修の手先。
方懐蕊は何も心配していなかったが、侍女の話では木箱職人が方爾格(ホウジカク)を告発したという。
「之湄夫人がお待ちです」

阮之湄は王妃の座と方一族を守るため、方爾格を犠牲にするよう説得した。
実は安王が新政を行うにあたり、まず方家の力を削ぐという噂がある。
もちろん多少の損失はあるだろうが、それより官軍が曲涼に攻め入れば方家も全てを失うのは必至だ。
「戦ったあげく共倒れになるか、私と共に劣勢を挽回するかは王妃次第
 安王の意に従い肉親の情を捨て、弟に罪を認めさせれば大手柄です」
すると阮之湄は黙って方懐蕊に″勤王″という切り抜きを見せた。

証拠を押さえた賀連信は駱青蓮を伴って驚秋(キョウシュウ)院を訪ねた。
すると殿内から弟を叱責する方懐蕊の怒号が聞こえる。
方爾格は駱容与に賄賂の受け取りを知られ、兵糧にもみ殻を混入させて罪を被せたと認めて命乞いした。
しかし方懐蕊は王妃として国と民を害した弟をかばえないという。
「これから安王に拝謁し、罪を認めなさい!」
「その必要はない」
その声は賀連信だった。

方爾格は即刻、処刑を命じられた。
最後まで安王に命乞いしながら刑場へ連行される方爾格。
…姐姐、悲しまないで、弟弟が死ねば方家は生き残れる、後悔はありません…
…ごめんなさい、姐姐は全てをあなたに背負わせてしまった…
方懐蕊は苦渋の決断を下したが、賀連信も駱青蓮もそんな王妃に冷ややかだった。




兵糧の一件も決着、新政に向けて動き出した賀連信。
ようやく租税に着手し、民から重税を搾り取っていた奸臣を見つけ出した。
その日は事件に関わる者の半数を召喚して追求する予定だったが、思いがけず呼び出された官吏が全て自害したと報告が届く。
「真相を暴くのが難しくなりましたね」
「それでもやり遂げねばならぬ!(๑•̀ㅂ•́)و✧」
賀連信は人払いしてから駱青蓮だけに新政の勅命を見せた。
新政では王府の領地を民に分け与え、賎民を解放し、田畑を与えるという。
「税は重く、兵は軟弱、銀庫は空も同然、そして方家の旧勢力…これら全て旧政の弊害だ
 私が望むのは清く明るい曲涼だ」
青蓮は新政に期待しながらも、さらに多くの血が流れることを心配した。
「王爺、曲涼が強くなれば挙兵して陛下を救い、先王の遺志を果たせるからですか?」
「見抜いていたか」
すると賀連信は先王と皇帝が交わしていた文を見せた。
実は当時から新政の構想があり、皇帝が才徳と民をいたわる心を持っていることが分かる。
賀連信は決して後戻りせずやり抜くと決意、青蓮も安王と共に歩むと誓った。

駱青蓮は安王を支えるため、慕海瑶(ボカイヨウ)に協力を求めた。
方家と手を組んだ賀連修は安王の敵となり、いずれ曲涼の大きな災いになるだろう。
しかし権勢も情も失った慕海瑶にとって冷遇される毎日はもはや死んだも同然だった。
「戻ってきてもあの人は私に目もくれない、終わったの、全部、過ぎたことよ
 …帰って、もう来ないで、私に敵がいるとしたら、それはあなたよ」
青蓮は仕方なく引き上げることにしたが、最後に慕海瑶の誤りを指摘した。
「姐姐、私さえいなければ王爺が戻ってくると?
 王妃の所業を知りながら食事を共にできる方よ?姐姐は間違っている
 王爺にとって一番、大切なのは私ではない、曲涼です」

臣下たちは新政に反対、安王に諫言しようと集まっていた。
しかし賀連信は病と称して清康(セイコウ)殿に閉じこもり、呂北逸(リョホクイツ)と手続きを進めている。
不正を働いた官吏が罪を問われる前に自害するとは一体どんな秘密が隠されているのか。
真相を明らかにできれば臣下たちも黙るはずだが、証人は皆、死んでいる。
その時、慕天殊(ボテンシュ)が駆けつけ、自害せずに逃亡していた官吏を捕らえたと報告した。

一方、阮之湄は自分の弱みを握っている鄭(テイ)が捕まったと知り、急ぎ沈静妍(シンセイケン)へ封書を送った。
あれ以来、すっかりやさぐれてしまった賀連修。
阮之湄は夫を二度と巻き込まないよう今の苦境も明かせずにいた。
「今後、公子には何の憂いもなく気楽に生きて欲しい」

賀連信は唯一の証人を守るため拷問をあきらめ、護衛を増やすよう命じた。
駱青蓮も安王が口封じを心配していると分かったが、そこへ安王が病だと聞いた方懐蕊が薬湯の差し入れにやってくる。
しかし賀連信は病を装っただけだと素っ気なかった。
「先ほど耳にしましたが、鄭大人の身が心配なら私が飲食を準備します」
「王妃がやる必要はない」
すると賀連信は駱青蓮にその役目を任せた。

慕海瑶は咳が酷くなっても薬を飲もうとしなかった。
心配した駱青蓮は鄭大人の食事を作るついでに慕海瑶にも差し入れを届けたが、慕海瑶にもはや生きる気力はない。
「一番、幸せだったのは信宅にいた3年間、あの思い出だけで別院の16年を生き抜いた
 でも美しい日々は暗く淡い記憶に変わってしまった、暗過ぎて自分でも思い出せない」
駱青蓮は慕海瑶の絶望に胸が痛んだ。
「姐姐、ならまた新しい思い出を作ればいい
 気の合う人を誘って籐椅子に腰掛けてお茶を楽しむの、これも美しい光景では?」
慕海瑶は青蓮の情にほだされ、差し入れを受け取った。
「これからは苦い薬も飲むわ、咳き込んでばかりでは美しい光景が台無しだもの」
その頃、朗月(ロウゲツ)閣の外では沈静妍が駱青蓮が出てくるのを待っていた。




沈静妍は偶然を装い駱青蓮と出くわした。
思いがけず沈静容(シンセイヨウ)の妹と顔を合わせ、気まずそうに挨拶した青蓮。
その時、突然、沈静妍が倒れてしまう。
青蓮は沈静妍を朗月閣に運び込んで医官を呼んだが、急ぎ鄭大人に食事を届けに行かねばならなかった。
しかし沈静妍が苦しそうに姉を呼び、後ろめたさが残る青蓮はそばから離れられない。
仕方なく侍女・染雲(ゼンウン)に頼むことにしたが、決して人の手に渡してはならないと厳命した。

染雲は急いで朗月閣を出た。
そこに王妃が現れ、足止めされてしまう。
事情を聞いた方懐蕊は大事な役目を侍女に任せるとは何事かと駱青蓮を非難、自分が代わりに届けるという。
すると染雲は機転を効かせ、汁物を忘れてしまったと断って慌てて引き返した。

沈静妍を診た医官は不可解な症状だと首を傾げた。
ともかく服薬して様子を診ることになったが、慌てて染雲が戻ってくる。
すると話を聞いた慕海瑶は自分が代わりに届けると名乗りをあげた。

慕海瑶は無事に食事を届けて帰ることにした。
その時、ちょうど鄭大人の尋問に来た賀連信とかち合ってしまう。
賀連信はまた企みかと構えたが、誤解だと分かった。
「ご苦労だった、体調が悪いのであろう?無理するな」
「失礼したします…ゴホッゴホッ」

鄭大人は手厚くもてなされながらも黙秘を続けていた。
そこで賀連信は黒幕から家族に手を出すと脅されているからかと探りを入れる。

つづく


( °◊° )見抜いていたか!って、みんな気づいてますけどw





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最終更新日  2024.12.03 22:13:28
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