I'm home!

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Dec 15, 2006
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カテゴリ: 不思議体験
本日は、不思議体験シリーズ(?)始まって以来のホラーものですが
そんなにコワイものじゃありませんのでご安心をスマイル
ま、“ホラー”でもないかもしれません

私がまだ幼稚園に通っていた時のことです。
表具師であった祖父の仕事場所は2階にあり
“おじいちゃんこ”だった私は幼稚園から帰ると
いつも2階にある祖父の仕事部屋をのぞきに行っていました。

そして、いつものように階段を上がっていくと
あともう2段というところに手が生えていたのですびっくり
「・・・
その手に対して「コワイ!」という概念はなく、ただもうビックリ。
とりあえず、その“手が生えている段”を踏まないよう
「ヨッ」と1段飛ばし・・・でもって、階段をおりるときもその段をとばす。
手が生えていることは気になってはいたけれど
なんとなく「言ってはいけない事」のように思え
誰にも話さずにいました。

ある時、祖父が「○○ちゃん、なんでその段とばすんえ?」と。
「危ないからやめなさい」と言われ、とうとう白状・・・
「だってそこ、手が生えてるから」
すると祖父はただ「ほっほっほっほ」と笑い
そのまま話は流れました・・・
信じたのか、ただ「変なことを言う子だ」と思われたのか
今となってはわかりませんが・・・
でも、階段を一緒にあがる時は「今日は生えてるか?」と
いつも確認してくれていました。

結局、祖父以外誰にも話さず、
私は小学校にあがってもその段を踏まないように気を遣い、
いつの間にかその“手”も出てこなくなり
小学校高学年の頃には、普通に階段をあがれるようになりました。

“手”は手首から上、右手で、大人の手。
中性的な感じですが、どちらかといえば女性かな?
若い男性なのかもしれません。

つい最近になって姉にそのことを話したら
「私、上から2段目のその場所が好きだった」と言うのです!
姉がその段によく座っていたのは知っていましたが、
まさか好きで座っていたとは!!

この、私の姉。
彼女はこの後も、こんな感じでビミョーに関係してきます。
時々登場しますので、どうぞヨロシクペコリ。





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Last updated  Dec 15, 2006 11:19:49 AM
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