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10月の終わりに商用があって、また台湾に行くことになりました。桃園上空新北上空眼下を通るのは「中山高速公路」で、その先を流れるのが「淡水河」です。羽田空港のD滑走路と国際線ターミナルが開業し、羽田空港⇔松山機場便が開通したのは、ちょうど自分が台北に住んでいた2010年のことでした。2010年11月から2011年4月にかけて開催された「台北国際花卉博覧会(花博、Flora Expo)」では、松山機場へのファイナルアプローチコース(最終進入経路)が、花博会場の真上を通っていました。羽田から飛んできた日本の飛行機が、ランディングギアを下ろし、フラップを一杯に広げて松山機場に降りていく姿は、とても新鮮だったのを覚えています。(尾翼に描かれた日本の航空会社のロゴを見た時は、思わず手を振ってしまったほどです)そしておなじみの松山機場です。これほど便利な空港もないと思うのですが、在台時はオフィスが忠孝復興にあったため、台北捷運(MRT)でオフィスまで15分、自宅も計程車(タクシー)で15分といった距離でした。ちなみに「松山機場」をカタカナで書くと「ソンシャンジーチャン」となりますが、中国語では四声とピンインを間違えると全く違う意味になるので、発音と抑揚には注意が必要です。松山機場について言えば、フランスの「シャンソン」を逆にして「ソンシャン」と呼んで、「じーちゃん、ばーちゃん」の「じーちゃん」を付け、「ソンシャンじーちゃん」と言えば「松山機場」になります。(少なくとも私の経験では、通じなかったことがありません)今回の台湾訪問では空港に着くとさっそく動くことになり、1日目と2日目の日中はMRTやタクシーで台北市内や汐止、新北を行ったり来たりして、夜は会食といった具合でした。3日目は台湾高鐵(台湾新幹線、Taiwan High Speed Rail)で、「台湾のシリコンバレー」またの名を「風城」(Windy City)と呼ばれる新竹を往復していました。3日目の夜にようやく自由な時間が出来て、向かった先は在台時代によく行っていた「焼鳥バル 鶏匠」でした。一見するとお手頃感がありますが、通貨単位は「台湾元(NT$)」です。(約4倍すると日本円になります)台湾では啤酒(ビール)が安く、日本のビールも日本より安く飲めるので、自分のようなビール党には天国のような場所でした。(私は日本酒が飲めないので直撃はありませんでしたが、日本酒がとにかく高いので、日本酒党には地獄かも知れません)そして4日目は日本に帰る日でしたが、土曜日の休日でもあったので、夕方の飛行機までゆっくりできる時間がとれました。とは言え、どこに行くでもないので、朝からホテルで「台湾電視台」のニュース番組、「台視新聞台」を観ていました。「TTV 台湾電視台」、「台視新聞」のライブ放送在台時代、同じく中国語の勉強を兼ねてよく観ていたのが、台湾電視台の「百萬小學堂」です。「せっかく台北に来たのに」と思いつつ、依然することもなくて、とりあえずは行天宮の方に行ってみました。占い横丁ではひどい目に遭った思い出がある行天宮でしたが、今回は足裏マッサージが目的です。(「太極堂」も経営が日本人に変わったそうで、日本人だらけでした)足裏マッサージの後もさらに時間が余ってしまい、総統府や二二八紀念公園のある東門エリアの方に移動してみました。それでも向かった先はやっぱり「長栄海事博物館(Ever Green Maritime Museum) 」でした。長栄海事博物館を出た後も時間があったので、総統府の方へ行ってみると、台湾の統一地方選の真っ最中だったようです。台湾の統一地方選挙は自分も関心を持っていましたが、民進党の大敗で蔡英文総統が辞任したのは、この後の話でした。「Roman Holiday(ローマの休日) 」のアン王女とは違って、なんともグダグダな「台北度假(台北の休日)」でした。但是我想回來台北
2018/11/11
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台北松山空港に着いた後、沖縄から来た同僚と合流することになっていました。桃園機場まで私が迎えに行く予定だったのものの、この日の気温は30度を超えており、あまりの暑さに動く気がしなかったため、桃園から台北まで来てもらうことにしました。初めて台湾に来る人に、いきなり桃園から台北まで来てもらうのも悩ましいところですが、どこで待ち合わせるかも迷うところです。桃園から台北まで開通したばかりの桃園捷運(MRT)に乗ってもらい、とりあえず終点の台北車站(Taipei Main Station)まで来てもらうことにして、その間は2階のフードコートで「微風台北車站」で涼んでいました。在台時代に何度か訪れたことのあるフードコートでしたが、さすがに6年前とはお店も変わっていたりします。それでも「長榮桂冠葡萄酒坊」が健在だったので、ここを待ち合わせ場所にしました。2杯目のワインを注文しようとした時に電話がかかり、台北駅に着いたとのことです。それでもMRTの台北駅と台鐵の台北駅は離れているので、場所を説明するのが難しく、無事に待ち合わせできたのは幸いでした。
2017/04/11
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商用で訪れた台湾でしたが、帰りの飛行機の関係で1日半の自由時間が出来ました。これと言って行くあてもなかったものの、せっかくなので台北捷運(MRT)に乗って出かけてみることにしました。かつて通勤で使っていたおなじみの駅、忠孝復興站でまずはMRTに乗り込み、向かった先は、在台時の自宅最寄駅である市政府站(Taipei City hall station)です。ところで在台時に使っていたのが「悠遊カード」(ICカード)で、今も引き出しの奥に入れてあったので、今回持ってきていました。試しにチャージしてみると、まだ使えることが判明しました。さらに残高は使い切ったと思っていたのに、37元(約148円)も残っていました。(MRTの初乗りは16元(約64円)なので、十分な残高です)市政府站のある「信義エリア」は、ショッピングエリアとして人気のある場所です。いつも使っていた4番出口を上がって振り返ってみると、6年前とはすっかり様子が変わってしまい、見えるはずの物がありませんでした。6年前のほぼ同じアングルはこんな感じでした。信義エリアと台北101(2010年12月)台北に限ったことではありませんが、若い人に人気のエリアはどこも変化を続けているようです。しかしながらそのおしゃれな信義区は忠孝東路の南側の話で、忠孝東路を挟んだだけの北側、私の住んでいたエリアは相変わらずの光景でした。すぐ道を挟んだだけでこのレトロ感には呆れますが、それでもなんだかホッとします。変わったことと言えば、全家(ファミマ)がカフェになっていたことくらいでしょうか。かつてこの角にはファミマがあり、よく缶ビールを買って帰ったものです。(あの強烈な香りをまき散らしていた「上海牛肉麺」は健在)それでもファミマは移動しただけと見え、すぐ近くで営業していました。そして私の住んでいた場所です。路駐のバイクであふれていた通りも、なんだかすっきりしたように思います。まさか再び訪れるとは思ってもおらず、慣れた場所ながら不思議な感じがしました。
2017/02/24
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台北での休日、どこへ行こうかと考えているうち、永康街を思い出しました。近くにMRTの駅はないのですが、最寄駅で言うならばMRT板南線の忠孝新生駅です。忠孝新生駅のある忠孝東路から新生路を南へ約10分歩いて信義路まで来ました。信義路から見た台北101さすがは台北のランドマークとあって、台北101までの距離と方角で大体の位置関係はわかります。信義路には鼎泰豊があり、日本語が飛び交っていました。鼎泰豊には一度も行ったことがないのですが、実は台湾の人に言わせると、外国人には人気があるけど、台湾では今1つとの評判です。信義路を少し行くと、永康街に来ました。玲小姐さんの記事にあった雑貨店は見つけることができませんでしたが、「高記」はあったので入ってみることにしました。高式酸辣湯酸味と辛味の複雑なスープです。上海鉄鍋生煎包かなりの量がありました。永康街からは忠孝東路に戻り、再びMRTに乗って猫空へと向かいました。
2011/03/23
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たくさんのコメントありがとうございました。無事に台湾に着きました。地震から一夜明けて飛行機は運航していたものの、羽田空港へのアクセスをどうしたものかと考えていました。最寄りのJR小岩駅からリムジンバスが出ていて、普段ならば便利なのですが、首都高が引き続き通行止めなので相当な時間がかかるだろうと、こちらは選択肢から外れました。鉄道は朝から動き始めていたのですが、JRで行くか京成で行くかというところで、時間優先ならばJR、乗り換えなしを優先するなら京成、といったところです。状況が状況だけに乗り換えがない方がいいのですが、結局は時間を優先してJRから東京モノレールで行くことにしました。普段より本数も少ないので大混雑になっており、さらには徐行運転だったので時間もかかりましたが、なんとか空港にはたどり着くことが出来ました。(混雑している中、スーツケースを2個持っていたので顰蹙でしたが)羽田空港の国際線ターミナルに入ると、外国人トラベラーがあちらこちらに毛布を敷いて寝そべっていました。成田便で到着する予定だったものの、成田は深夜の着陸ができないため時間切れとなり、羽田にダイバートしてきたのかも知れません。普段より出国する人は少なく、出発ロビーもいつもより閑散としていました。いつも土曜日の羽田→台北便は満席近いのですが、今日の搭乗率も半分くらいでした。陸路・空路だけでなく海路も大混乱だったようで、離陸後の機内から東京湾を眺めると、東京港や横浜港への入港待ちの船が大船団のように連なっていました。羽田空港の南側だけでこれだけの船です。日本の大地震と津波の災害は台北でもニュースなどで話題になっていたようで、「好久不見!(久しぶり!)」と帰ってくると、幽霊でも見るようにビックリしていました。台湾ではあまり地震がないので、震度7とか津波とかの災害は想像もできないようです。(先日たまたま震度1か2くらいの地震があったのですが、それでも大騒ぎになっていたくらいです)昨日の東京での地震揺れの様子や、交通機関が止まって台北から汐止くらいの距離を4時間かけて歩いて帰ったことなどを話したりすると、みんな興味津々に聞いていました。地震や津波だけでなく、歩いて帰宅する人の様子もニュースで放送されていたそうですが、パニックを起こすこともなく整然としていたのが驚きだったそうです。(「日本人は日頃から訓練して備えている」と、解説があったとのこと)「シェンタイ」(仙台)の名前が有名となったのは皮肉としかいいようがありませんが、「Capital of forestsと呼ばれる美しい街だったのに…」と話すと、とても残念そうに聞いていました。(伊達正宗とか青葉城の話もしたいところだったのですが、長くなりそうなのでやめておきました)本当に心配して気にしてくれていたのが、台湾の心優しさだと思うのですが、台北はいつもと同じく平穏でした。
2011/03/12
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台北では久しぶりの好天に恵まれたので、再び台北花博を見に行きました。2月28日が和平記念日で休日のため、2月26日からの3連休の初日とあって、前回(2010年12月)を上回る人出となっていました。さすがに晴天だと日差しも強く、色とりどりの日傘が並んでいます。気温も25度を越え、半袖でも暑いくらいの気候です。パビリオンはどこも長蛇の列で、軒並み2時間以上待たないと入れない様子でした。台湾グルメコートにも列が出来ており、食事をするのも一苦労です。別々に並んで、炒米粉と鶏肉丸子の麺をようやくゲットしました。前回は茶花殿までしか行けなかったのですが、今回はさらにその向こうにある「大佳河浜エリア」まで足を延ばしてみました。すぐ北側を基隆河が流れており、川岸から遊覧船に乗って、台北市東部の南港方面まで行けるようです。(西側への往復コースもありました)ところで、このエリアには「デザイン花壇(和訳)」と名付けられた一角があり、ひときわ目立っていたのがこちらです。意図はよくわからないのですが、なぜか大仏様の手の中から水が轟々と流れ出していました。ここまで来ると訪れる人もずっと少なくなったのですが、台北市内の喧噪からは離れた長閑な光景が広がっていました。すっかり初夏の雰囲気です。このエリアまで来ると周りに建物もなく、台北市内とはまた違った開放的な雰囲気があります。台北花博を訪れた時は、このエリアまで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。関連の記事台北花博~その1(2010年12月)→こちら台北花博~その2(2010年12月)→こちら林安泰古厝民俗文物館(茶花館)→こちら
2011/02/26
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2月は台湾と日本を行ったり来たりで、週替わりで台湾にいたり日本にいたりといった感じでした。そんな中、ちょうど台北にいる時に日本から友人が来ることになり、台湾の現地スタッフの人にも同行してもらって、食事に出かけることにしました。まずは我々がよく利用する敦化南路の「WIND(風餐廳)」で食べた後、士林夜市に行くことになりました。士林に夜市があるのは知っていたのですが、実は台北の夜市に行くのは初めてです。今回は車で行ったのでわかりませんでしたが、最寄駅はMRTの士林駅ではなく、剣潭駅だそうです。結構遅い時間なのですが、まだ食べている人がたくさんいます。台湾ビールの缶を片手に、小吃をあちこち見て回りました。夜市では雑貨のお店も多く並んでいました。意外にも初めて食べたのがこちら臭豆腐です。(なぜか台湾ビールの缶が)店の前を通るのも苦手だったのですが、食べてみるとさほどではありませんでした。
2011/02/25
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台北で林森北路と言えば日本人街の代名詞のような場所で、特に長安東路から南京東路に至る間は、「在台ビジネスマン御用達」とか、「飲み屋街」などと紹介されています。(在台日本人向けのフリー雑誌である「My Town Taipei」でも、林森北路のお店が大半です)おそらく在台の日本人は、オフィスを出た後に林森北路に立ち寄り、それから天母エリアにある自宅に帰るパターンかと思うのですが、私の場合は家が信義エリアと反対方向にあるので、わざわざ林森北路まで行くことはありませんでした。今回は在シンガポールの日本人駐在の人と台北で飲みに行くこととなり、私がシンガポールに行った時は在シンガポールの日本居酒屋を紹介してもらったこともあって、今度は反対に台湾の日本居酒屋を紹介するべく、噂の林森北路に行くことにしました。初見参の林森北路カタカナの看板がありますが、「メロリ」の意味が不明。。。林森北路は南北に延びる道路ですが、東西に横切る道路は台北の住所表記「〇〇巷」に加え、「五条通り」・「六条通り」などの日本風の名称が付けられています。日本語で書かれた看板があふれているのですが、その中でたまたま入ったのが「七条通り」にある居酒屋「呑兵衛」です。店の名前も店構えも日本ではありがちですが、これが普通に台北にあるのが驚きです。台北の日式居酒屋では、通常日本語表記と中国語表記が併用されているのですが、ここでは店内全て日本語表記になっていました。違うのは通貨の単位くらいでしょうか。おそらくパラボラアンテナを取り付けたのだと思いますが、店内では日本のBS放送が放映されていました。普段は日本語のテレビと言えば、「NHKワールド」・「緯来日本」・「國際衛視」くらいしかなく、いずれもつまらないので、ここではテレビが珍しい存在でした。
2011/02/21
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2月3日の春節前、会社のみんなで忘年会に行きました。2月に忘年会というのもおかしな話ですが、向かった先は?拉OK(カラオケ)です。国籍も米・英・台・日とさまざまです。中国語のカラオケは初めて見たのですが、中国語の勉強にはもってこいの気がしました。聞き取りの練習によろしいかと思います。ところで私も台湾の歌を歌ったのですが、台湾の歌で唯一知っているのが「我只在乎?」です。カラオケ画面は中国語だったのですが、台湾の人が中国語で「我只在乎?」を歌い、中国語のわからない私が、日本語で同時に「時の流れに身を任せ」を歌うという具合です。(意外と受けたようでした)それにしてもカラオケ文化では日本に一日の長があるようで、日本人はカラオケ慣れしている印象がありました。
2011/02/15
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旧正月の間は日本に帰ってくることにしました。日本も久しぶりなのですが、台北はずっと曇りか雨だったので、晴れ空も久しぶりのように思います。台北は冬でも湿度が高いのですが、東京は空気が乾燥しているので、ひんやりとした感じがしました。台北松山→羽田のエバー航空機内からの紀伊半島雪山を見るのも久しぶりです。
2011/02/02
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いよいよ2月3日に春節を迎えるにあたり、台北市内も年の瀬らしくなってきました。太平洋SOGO忠孝館日本の年の瀬と同じような雰囲気で、いつもより人も多い気がします。2月3日が春節で元旦にあたるのですが、台湾では2月2日の除夕(大晦日)から休日となり、三が日すなわち2月7日までが休日となります。「紅包(ホンバオ)」と呼ばれるお年玉を配るのは日本も同じですが、台湾女性は大晦日には必ず旦那の実家に行き、姑より先に寝てはいけないのでほぼ夜通し起きているとか、なんだか気の毒になってきます。「日本はどうなの?」と聞かれ、「そんなの聞いたことがない」と言うと、うらやましがられました。それでも新暦を祝う日本人にとっては、正月が2回くるような気がして、何だか得した気分です。
2011/02/01
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冬は鍋料理が定番ですが、台湾にも「火鍋」という鍋料理があります。台湾では何度か食べたのですが、今回もみんなで火鍋を食べに行きました。信義路四段にある太和殿というお店です。(2階は南無阿弥陀佛と書いてあるのですが、なんのお店なのでしょうか)鍋料理は好きなのですが、実はどうも台湾鍋は少し苦手なのです。台湾火鍋白湯と麻辣の2種類があって、それぞれに合う具材も違うのですが、いずれも辛いのでなかなか進みません。台湾啤酒(ビール)ばかりが進んでしまい、「再一瓶」の繰り返しでした。中国の火鍋はモンゴルが発祥と言われていますが、同じ鍋料理でも随分と違うものだとつくづく思います。(ヤマダモンゴルを思い出してしまいました)それでも鍋を囲んで楽しく食べる、これはどこも共通だと思います。
2011/01/29
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台湾で2番目に高いビルが「高雄85大樓」です。ビル全体が「高」の形をしています。その名の通り85階建てのビルで、高さは347mあるそうです。どうしても台北101の2番煎じのような印象があるのですが、実は完成したのは台北101よりも7年早く、1997年に台湾で最も高いビルとして完成しました。今となっては訪れる人も台北101に比べるとはるかに少なく、どことなく「建ててしまった」感が漂っていました。それでも74階の展望台に上がると高雄市内が一望できます。高雄港と旗後半島高雄市内
2011/01/26
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台北に来てからはあまり体を動かしていなかったので、台北車站から忠孝復興までの忠孝東路を、西から東へと歩いてみることにしました。MRT板南線だと3駅、距離にして約3kmといったところですが、いつも地下鉄を使っているので、考えてみると地上の様子を見るのは初めてです。ちょうど善導寺駅と忠孝新生駅の中間あたり、金山北路の高架の手前まで来たところで、クラシカルな建物が目に入ったので、立ち寄ってみることにしました。公園広場の中にレトロな建物が建っているのですが、「華山1914創意文化園區」が正式名称のようです。元々は日本統治時代の清酒工場の建物で、1914年に「芳醸社」が清酒の生産のために工場を建てたことに由来しています。台湾総督府の初代長官であった樺山資紀に由来して、この辺りは「樺山町」と呼ばれていましたが、のちに「華山」へと改名されました。戦後は国民政府が酒造を引継いでいましたが、1987年に工場は閉鎖され、その後は放置されたままとなっていました。10年後の1997年には文化・芸術のスペースとして再利用されるようになり、現在の「華山1914創意文化園區」となっているそうです。この建物も酒造施設の1つだったと思われるのですが、中はきれいなレストランになっていました。文化・芸術のイベントのスペースとしても使われているようですが、どこまでをそう呼ぶのかは人それぞれみたいです。
2011/01/13
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明けましておめでとうございます。日本が新年を迎えた後、1時間遅れで台湾も新年を迎えました。台北の12月31日はいたって普通の日で、NHKワールドの紅白を見ていても実感が全くなく、日本だけが年越しをするのではないかと思ったくらいです。年越しの台北101の煙火(花火)を見ようと、忠孝東路まで行ってみたのですが、あまりに人が多いので自宅マンションの屋上から眺めることにしました。屋上から見た忠孝東路。クルマは全面通行止めになっていて、道路中に人があふれています。新年のカウントダウンを迎えた瞬間、101と周りのビルから一斉に花火が上がり、光と音に圧倒される感じでした。画像ではあまり伝わりませんが、あたり一面がパッと明るくなったと思うと、地響きのように音が鳴り響いて、すごい迫力です。ここからは台北101の上の方だけが見えるのですが、花火に包まれて原型を留めていません。しばらく光と音の大演出が続いた後、101には「100 ROC」(Republic Of China)の文字が浮かび上がっていました。2011年は年号で言うと、ちょうど民國100年です。101の花火が終わった後も、あちらこちらでずっと花火が上がったりして、なんともうるさい賑やかな年越しでした。民國100年の記念すべき1年、今年も宜しくお願い致します。
2011/01/01
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台湾では旧正月を祝うこともあって、大晦日の台北市内は普段の月末とあまり変わらない雰囲気でした。それでも自宅のある信義區はいつもと様子が変わっていて、「跨年倒數」すなわち年越カウントダウンへの準備が進んでいます。いつもは駐車場となっている敷地には屋台のテントが並び、防寒具なども売っています。MRT市政府站近くのコンビニも、入口を改装して臨戦態勢です。年越しのカウントダウンに合わせ、台北101からは一斉に煙火(花火)が打ち上がる予定です。あと何時間かすれば、101が光と音に包まれることでしょう。
2010/12/31
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台湾に来てからというもの、オフィスでは英語だけでなんとか暮らして来ました。それでもオフィスを出ると英語があまり通じないため、片言とも言えないような中国語を話していたのですが、これでは生活に支障があるので、ついに昨日から中国語を習うことになりました。先生は日本語が堪能な台湾の人で、週に1回のプライベートレッスンがあります。(先生は日本語でも話してくれるのですが、私は日本語が禁止されているので、たまりかねて英語で話すと怒られました)まずは四声とピンインから始まったのですが、本で読むのと違って、実際に習ってみるとかなり難しいことがわかりました。よく「日本語は発音が簡単だけど文法が難しい、中国語は文法が簡単だけど発音が難しい」とは言われますが、四声(声調)が違うと全く意味も異なってきます。日本語で言うならば、「隅田川の橋を歩いていたら…」と「隅田川の端を歩いていたら…」で意味が違うような感じだと思いますが、中国語だともっと深刻な話になってきます。子音が21もある上、母音も様々あって、さらに四声が絡んでくると、余計に難しくなってきます。母音の中でも「-n」と「-ng」系列が特にややこしく、私には全く区別がつきませんでした。例えば日本語で言うところの「案内」の「案」と「案外」の「案」は、同じ「案」でも発音が違うそうです。言われて初めて気づいたのですが、「案内」の方が「an」で「案外」の方が「ang」の発音になります。(発音してみて、舌の位置が違うことにお気づきでしょうか)日本語では意識することはありませんが、中国語では意味も違ってくるので、この区別が重要とのことでした。「日本人にとって中国語は難しい」とはよく言われます。日本語にない発音があるのも確かですが、漢字の意味がわかるだけに、かえって日本語の「音読み」に引きずられてしまっているように思います。例えば「前面」は日本語でも中国語でも同じ意味と書き方ですが、声調もピンインも全く違うため、むしろ別のものとして考える必要があります。漢字圏以外の人が意外と中国語を上手に話すのは、漢字の読み方としては中国語読みの1つだけしか知らないからかも知れません。(ちなみに日本人でも、関西弁を話せる人は中国語の上達も速いそうです)
2010/12/29
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日本の今年の漢字が「暑」だったことを、今頃になって知りました。確かに言われてみれば今年の暑さは異常だったように思います。ところで台湾でも今年の漢字というものがあって、今年は「淡」だそうです。(そもそもここでは全部漢字なので、今年の「字」とかになるのでしょうが)何事もなく平穏無事な1年だったようですが、台湾の人は毎年「淡」のような気もします。今年の台湾の夏は経験していませんが、例年になく暑かったそうです。それでも「暑」ではなく「淡」が選ばれるあたり、やはりあっさりした国民性なのでしょうか。
2010/12/28
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台湾と言えばマッサージ(按摩)ですが、日本にいる時から足裏マッサージはよく行っていました。せっかく台湾にいるので足裏マッサージでも行こうかと、出かけて行ったのが行天宮の近くの民権東路にある「太極堂」です。台湾でも人気のお店ですが、日本語が通じるとあって、日本人観光客にも人気があるそうです。まずはフットバスで足を温めるのですが、蛇口から桶にお湯を入れて、そこに足を入れるようです。長いすに移った時にコースを聞かれたのですが、30分で550元(約1600円)、60分で1,000元(約3,000円)とのことでした。日本のリフレクソロジーだと10分1,000円の計算なので、日本の半額くらいの値段です。そう考えるとお得感があるので、60分コースでお願いしました。(ここまでは完全に日本のリフレクと同じく、「イタ気持ちいい」を想像していたので。。。)始まる時に足の反射区の表を渡され、1つ1つ丹念に足つぼの刺激が始まりました。いざ始まってみると、イタ気持ちいいどころの話ではなく、とにかく痛くて、「イタイイタイイタイ…」と思わず日本語で声が出てしまったほどです。しかも「ここが痛いでしょう…」みたいな感じで、ピンポイントで来るので、これはたまりませんでした。その都度反射区の表と見比べたりしていたのですが、痛いところは耐えられないほど痛いのですが、痛くないところは全く痛くないので、これは不思議な感じがしました。自分でも思っていたのですが、やはり首と肩に疲れが来ているようで、足のつぼではそれが顕著にわかるので、これまた不思議に思います。一時間たっぷりと苦痛を味わったのですが、それでも終わった後は足が軽くなり、首と肩の疲れもとれたように思います。足つぼを刺激して悪いところを治す、すなわちこれも治療の一環のようで、苦痛を味わいながらも、また来ようかと思いました。
2010/12/26
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基隆に行くために、初めて台北車站(Taipei Main Station)から台鐡に乗りました。少し時間があったので台北車站の2階にあるフードコートを見て回ることにしました。レストランもあるのですが、料理の種類ごとにフードコートが分かれていて、いかにも台湾といった感じです。こちらは麺類のフードコート壁にはお店の名前と料理人の写真がずらりと並んでいました。こちらはカレーのフードコート台湾でカレーと言えば日本の料理という印象が強く、「日式?哩」の文字をよく見かけますインド風のカレー店が一番美味しそうだったのですが、一番端にありました。台北車站の2階は吹き抜けの回廊となっており、周りにはフードコートやレストランが並んでいます。一周する間に、思わず入りたくなるようなお店もありました。こちらは中華料理ですが、台湾では「上海」の名のついた店にアタリが多いように思います。日本の外食も進出してきており、日本ではお馴染のお店も並んでいました。台北で見たのは初めてですが、タイのバンコクでは、ここが高級日本料理になるとか。。。グロービートジャパンの「らあめん花月」がここにもありました。台北ではよく見かける元気寿司基隆に行く前に食べてしまってはもったいないので、結局立ち寄ったのはこのお店です。長栄桂冠酒店名前の通り、長栄海運(EVER GREEN)系のワイン専門店で、ワイン一杯から飲むことができます。
2010/12/23
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先週初めて行ったばかりの台北101ですが、今回はナイトタイムに行ってみました。忠孝東路から見た101土曜日なので、ブルーのイルミネーションです。初めて気づいたのですが、101に合わせて周りのビルも曜日によってカラーを変えていました。自宅のある忠孝東路北側のごちゃごちゃした古い街並みが、忠孝東路を渡った瞬間にきれいな新しい街並みに変わります。今回はちゃんと入口から入って、89階の展望台へと上がって行きました。89階展望台から見た北側手前の信義エリアの向こう側は、忠孝東路を挟んで一気に暗くなっています。さらにそのずっと向こう側には松山機場の滑走路灯が整然と並んでいます。西側の台北市中心部夜は22:00まで(入場は21:15まで)展望台に入ることができます。この季節の日没は17時頃(現地時間、GMT+8)なので、17時半頃には夜景が楽しめると思います。
2010/12/19
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昔取った杵柄とはいいますが、中国語で数を数えるのにあまり苦労しないのは、麻雀のおかげでしょうか。(特に1から9までは、覚えるまでもありませんでした)台湾では老若男女を問わず麻雀(麻將)をやるようで、日本よりも一般的なゲームかも知れません。先日麻雀の話をしていてたのですが、どうも日本の麻雀とはルールが違うようで、台湾の麻雀ルールを総合すると、以下のようになります。1.配牌は16枚、すなわち5面子1雀頭で和了(アガリ)。2.捨て牌は河に並べずにどこでも捨てるので、振聴がない。 それでも同順錯和は「沖和(チョンボ)」3.リーチもなければ、ドラもない。(当然ながら一発や裏ドラもない)4.面子(メンツ)が揃えば、役がなくても上がれる。 さらには面前でも鳴いていても点数は同じ。5.完成している役に対して何点というように加算していき、 満貫のような点数の縛りがない。6.自模上がりの場合、ロン上がりと同じ点数を、他の3人からそれぞれもらう したがってツモ上がりの場合は点数が3倍7.花牌を8枚使う麻雀であることには変わりはないのですが、あまりにもルールが違うので日本の麻雀とは別のものとして考えた方がよさそうです。まずは1番目の5面子1雀頭にビックリしたのですが、日本でこれをやると明らかに多牌で、即チョンボです。理論的には「五暗刻」や「五槓子」などの役が存在し、さらには「対対和」などの刻子系の役や、「混一色」や「清一色」などの染め系の役の難易度が高まることになります。さらには2番目から推測すると、河の捨て牌から相手の手牌を読む必要がない(読めない)ことや、6番目のように振り込みしてもツモられても点数は同じなので、役作りなどはせずに、アガリ重視の真っ向勝負で行くしかなさそうです。(河の捨て牌から読むとすれば、待ちが薄いかどうかの判断になるでしょうか)しかも5番目のように点数の加算方式で縛りがないとすると、「もしかして青天井なのでは?」と思ってしまいます。逆に日本の麻雀のルールを説明してる時、理解が得られなかったのが、立直(リーチ)とドラです。リーチについては、「聴牌(テンパイ)後にリーチを宣言すると、手牌は変えられないけど、上がったら一翻アップする」と言っても、「ふ~ん・・・何のためにそんなことをするの?」といった感じでした。後でルールを聞いて納得なのですが、そもそも一翻アップという考え方ではないので、リーチで手牌を縛ってしまうのは全く意味がないかも知れません。「今度一緒にやりましょう」と言われたのですが、腕に多少は自信のある私でも、さすがにこんな危険なゲームには二の足を踏んでしまいます。
2010/12/18
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MRTに乗っていると、駅の案内を4通りの発音で話してしていることがわかります。例えば私の最寄り駅の「市政府」駅の場合、あえてカタカナで書くと「シィーヂョンフー」・「シージョンフー」・「スージョンフ」・「タイベイ シティホール ステイシン」と言った具合です。(カタカナにするのは難しいのですが、1番目と2・3番目が微妙に違います)最後の1つはもちろん英語ですが、最初に國語(北京語)、そして台湾語・客家語と続きます。最初の3つはカタカナで書くと同じにように見えますが、イントネーションが違います。最初はなんで同じ言葉を3回も繰り返し、しかも抑揚が違うのかよくわかりませんでした。台湾の言語事情としては、世代や地域によって理解できる言語が違うことかも知れません。國語は1926年に当時の中華民国によって制定されたもので、戦後の蒋介石の国民政府以降、今も台湾の標準語となっており、いわゆるマンダリン(北京語)です。(したがって台湾の人は、中国に行っても普通に話が出来ます:除く香港)台湾語は17世紀以降に福建省から移り住んできた人によって定着した言葉で、客家語は福建省や広東省など、いわいゆる華僑の人の言語だと理解しています。日本統治時代には日本語が標準語だったこともあり、年配の人は日本語を話すことができますし、言語の違う少数民族間では、日本語で相互に話したりしているそうです。台湾の学校教育では國語(北京語)が標準語とされているため、同じ世代でも「あの人は台湾語が話せる」みたいな感じになっています。台湾のテレビ局の1つである「民視」では、台湾語のニュースをやっているとのことで、試しに観てみることにしました。何を言っているかはわかりませんが、いわゆる「國語」とは全くイントネーションが違っていました。中国語が「4声」であるのに対し、台湾語は「7声」まであるとは聞いていたのですが、抑揚の強い中国語に対して、非常に滑らかな印象がありました。(日本語のイントネーションにも近く、南方系の言葉のような印象です)ところで台湾の中国語ですが、日本で中国語のテキストを買うと、書かれていることと違うこともよくあります。台湾(中華民国)の中国語は「繁体字(正體中文・Chinese Traditional)」なのに対し、中華人民共和国の標準語は「簡体字」(Chinese Simple)で書かれています。(繁体字でも簡体字でも、字が違うだけで発音や文法は同じです)「階」を表す「楼」が「樓」だったり、「学生」が「學生」だったりと、「繁体字」と呼ぶのもわかるような気がしますが、「当用漢字」を使う日本人からすると、台湾や香港の繁体字の方がずっと理解しやすいかと思います。それでも言葉が微妙に違っていることもあり、例えば「出租車」(タクシー)が台湾では「計程車」と呼ばれていたりします。(意味的には台湾の方がわかりやすいかも知れません)
2010/12/17
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就労ビザの申請から、2週間ほど経ってビザが下りました。台湾での就労ビザは「ARC」と呼ばれ、「中華民國居留證 ROC(Taiwan) resident Certificate」と書かれた顔写真入りのカードで、日本の免許証と同じサイズのプラスチック製のカードです。これを渡された時、「パスポートは持ち歩く必要はないが、ARCは常に携行して下さい」とのことでした。先日もあるマネージャーが「財布を失くした」と騒ぎになったのですが、「財布の中にARCが入っていた」と言うことで、さらに大騒ぎになりました。どうやらクレジットカードやキャッシュカードよりも重要なカードのようです。台湾の人には身分證(IDカード)があり、何かにつけID番号を求められることがあるそうです。(入国審査カードにも、台湾の人には身分證番号の記入欄がありました)晴れて中華民國の一員になったような反面、なんだか管理下に置かれたようで複雑な気分ですが、ようやく現地銀行で口座を開設できるのが何よりです。
2010/12/15
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台北で有名な観光スポットと言えば、この台北101が必ず入って来るかと思いますが、実は今まで訪れたことがありませんでした。自宅の最寄り駅であるMRT市政府駅から見た台北101家から歩いて行くと、10~15分くらいの距離でしょうか。曇っていることが多い台北ですが、この日はすっきりとした快晴で、実はこんな日に台北101に行こうと思っていました。絶好の気象条件ではあるのですが、いざとなるとどう行けばいいのかよくわかりません。それでもよく目立つので、とにかく台北101のある方向を目指して歩いて行きました。近くまで来るとはるかに見上げる感じです。台北101の真下まで来たのですが、台北101そのものはオフィスビルになっており、直接下から入ることはできないようです。隣りにショッピングモールがあり、ここの5階から展望台へエレベーターで上がるようでした。ここが入口です。(全く知りませんでした)入口の前には、西新宿と同じモニュメントがありました。台北101の展望台は89階にあり、時速60kmで昇る高速エレベーターに乗ると、5階から89階までは37秒で到着します。一気に上昇するのですが、非常に静かで揺れもないので、上がっている感覚がありませんでした。(耳はおかしくなりました)いつもは下から眺めていた景色ですが、改めて89階の屋内展望台から眺めてみると、「こうなっていたのか~」と、新鮮な驚きがありました。101の北側「台北新都心」とも呼ばれる信義エリア(右下)や國父紀念館(左下)が一望でき、その向こうに基隆河や松山機場の滑走路が見えています。自宅マンションを探してみると、古いビル群の中に確かにありました。(画像の左端ギリギリくらいのところです)それにしても同じ信義區にありながら、自宅のある忠孝東路北側(画像上側)と、統一阪急や新光三越のある忠孝東路南側(画像下側)では、なんでこんなに違うのでしょうか。改めて上から眺めると、つくづくそう思います。東側の南港區や汐止(xi zhi)市の方向西側の台北市中心部忠孝東路をたどって行くと、太平洋SOGOの忠孝館と復興館の建物があるのがわかったので、忠孝復興にあるオフィスの場所も見当がつきました。展望台の中央部には球形のダンパーがあり、自由に見学することができました。台風の多い台北では、このダンパーが強風の揺れを軽減してくれるそうです。また91階には屋外展望台もあって、外に出て眺めることもできました。屋外展望台から見た頂上部屋外展望台から山がちな南側の景色を眺めていた時、なぜか八王子城からの眺めが思い出されて、ほんの少しだけ「日本に帰りたいな~」と思ってしまいました。それにしても「なんであそこで八王子城だったんだろう?」などと、不思議に思いつつも、見慣れた忠孝東路の自宅へと帰ってきました。自宅マンションの屋上から見た台北101全く気付かなかったのですが、イルミネーションの色は曜日によって変わるようで、日曜日は紫だそうです。さらに年越しカウントダウンの時は、101が花火に包まれるそうで、今年は台湾で年越しを迎えそうなので、花火に包まれる101を見られるかも知れません。
2010/12/12
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行天宮に行こうと思って民権東路を歩いていると、松江路との交差点あたりでふと不思議な看板が目に入りました。なんだか面白そうなので地下街に降りてみると、占いの店がずらりと並んでいました。明らかに日本人観光客目当てのような気が。。。しかもパクってませんか?怪しいとは思いつつも、好奇心いっぱいに店の中を覗き込んでいると、ある店の占い師に呼び止められました。片言の日本語で「まあ座って、座って」と「多少銭(いくらですか?)」と聞くと、四柱推命・手相・人相で1,500元(約4,200円)とのこと。四柱推命や手相などは信じる方なのですが、あまりに馬鹿馬鹿しいので立ち去ろうとすると、「1,000元でいい」と。「それでも高いな~」とは思っていたのですが、ものは試しなので占ってもらうことにしました。日本のテレビで取り上げられたことなどを盛んに宣伝し、「私が有名な○○先生です」みたいな感じで始まりました。(そもそも「占い横町」なんて聞いたこともなかった…)名前を漢字で書き、生年月日も書いたところで、なぜか「米粒占い」から始まりました。米粒を指につかんで三つの小皿に分けて入れるようなので、言われたとおりにやってみると、何やら絵を描きながら、「あなたはお金持ちになって、別荘を持つようになる」と。この時点で「やはり立ち去ればよかった…」と後悔したのですが、もはや後の祭りで、今度は四柱推命に入りました。財産・仕事・結婚・健康など、あれやこれやと話を聞きながら、これが私の占い結果です台北に来て、初めての「ぼられた」感です。
2010/12/08
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台北花博では、どのパビリオンも長い列が出来ていたので、パビリオンはあきらめて屋外展示を見て回ることにしました。ガイドマップを眺めていると、「美術公園エリア」に「世界庭園エリア」というのがあったので、行ってみることにしました。各国の庭園が並んでいるのですが、見事だったのはタイの庭園です。建物の横に「Orchid」の文字があったので入って見ると、中一面に蘭が咲き乱れていました。ところで日本の庭園も出展されており、造園者の名前を見ると日本の人でした。縮景と借景こそが日本庭園の醍醐味だと思うのですが、こういう博覧会で世界の人に理解してもらうためには、なかなか苦労があるようです。軒下から見るこのアングルが限界でしょうか。「やはり日本庭園は日本で見るものだな~」と、台湾で改めて気付いた次第で、何気なく眺めていた日本の庭園の数々が妙に懐かしくなりました。(台湾で日本料理を食べた時、「やはり日本料理は日本で食べるのが一番だな」と、何気なく食べていたものが懐かしくなるのと同じ感覚です)「龍の庭」と名付けられたこの庭園の横には、「遠州之庭-白砂青松」と名付けられた庭がありました。延々と砂浜が続き、荒波が寄せる遠州灘の海岸線だと思うのですが。。。もしも小堀遠州が同じテーマで造ったなら、どんな庭が出来るのでしょうか。(小堀遠州と比較される方はたまったもんじゃないでしょうが)他にも色々な国の庭園があったのですが、国によって力の入り具合も違うような気がしました。こちらは上海の庭園フィリピンの庭園こちらもかなり気合が入っているようですインドの庭園。ナマステ。。。イギリスの庭園ハンガリーの庭園アジア勢に比べ、欧米勢はいささか殺風景な感じがするのは気のせいでしょうか。実は元々は花博会場を訪れる予定ではなかったのですが、ある場所を訪れるには、どうしても花博会場に入らないといけない理由がありました。
2010/12/06
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台北では11月6日から国際花卉博覧会(花博)が開催されており、台北の一大イベントとなっています。ちなみに現地でも「花博」と呼ばれており、発音は「フアボゥ」です。花博の開催期間は2010年11月6日から2011年4月25日までなのですが、開催から1ヶ月が経って、すでに来場者数は150万人を突破しています。(日本だとこの手の博覧会は夏のシーズンに開催されるかと思いますが、台北で夏場に開催すると、花博ならぬただの熱帯植物展になってしまうかも知れません)この日は天気のいい日曜日とあって、私が行った時にはすでに来場者が5万人を超えていました。花博会場では中国語(繁体字)・英語・日本語の案内表記があり、日本語のガイドマップも無料でもらえます。(ところどころ日本語訳がおかしかったりするのですが、ネイティブの日本人にチェックしてもらっていないのでしょうか)ちなみに入場料は大人ワンデーチケットが300NT$(約900円)で、ICカード式のチケットを購入して、MRTの改札のように入場ゲートにICカードをタッチして入場します。一度会場を出て再入場する時は、ICカードをタッチするのではなく、出場時に手の甲にスタンプを押してもらい、それを見せて再入場する仕組みになっています。ICカードから突然古典的な方法になるのが驚きで、「せっかくのICカードなので、再入場もこれで管理すればいいのに」と思うのですが、このあたりは考え方の違いでしょうか。ところでこの手の甲のスタンプがなかなか消えず、帰りのMRTでも手の甲にスタンプのある人を多く見かけましたし、その後に立ち寄った太平洋SOGOでもスタンプが消えずに残っている人を見かけたりしました。(もしかしてICカードを使うのは、単に入場者数の把握のためだけではないかと)ところで花博は連日すごい人出だと聞いてはいたのですが、入場ゲートのあたりを見ると、「どこにこんなたくさんの人がいたのだろう」と思うほど、人であふれかえっていました。香港など、中国大陸からも人が多く来ているようです。パビリオンは軒並み1~2時間待ちで、どのパビリオンにも長蛇の列が出来ており、入場整理券を配ったりもしていました。花博会場は4つのエリアに分かれており、会場の広さは92ha(うち花の植えられている面積は72ha)もあって、会場内の移動には無料シャトルバスが走っています。それでもこの広さと混雑ぶりでは、1日で全部を見て回るのは難しいかも知れません。入場ゲート付近にも、一面に花畑が広がっていました。花博会場へのアクセスは非常によく、MRT淡水線の圓山駅のすぐ目の前に会場があります。また会場のすぐ東側に松山機場があり、滑走路の端から会場までは1kmほどの近さです。松山機場へのファイナルアプローチコースの真下に会場があるため、松山機場に着陸して行く飛行機が、頭上をかすめるように飛んでいきました。羽田から飛んできたEva航空のエアバスA330ランディングギアを降ろして、フラップを一杯に広げて最終着陸にはいっています。11月の終わりに羽田から帰って来た時は、左側に座っていたので会場が見えませんでした。日本から台北花博に行かれる場合、台北松山空港を利用するとかなり便利です。2010台北国際花卉博覧会の公式HP→こちら(繁体字中国語)日本語版→こちら
2010/12/05
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MRTを忠孝新生駅で降りて、新生路をしばらく北に行くとその台湾ビールの工場があり、工場横にある直営の売店で台湾ビールを飲むことができます。今日の台北の最高気温は25度、外でビールを飲むにはちょうどいい気候でした。600mlの瓶が45NT$(約123円)です。台湾ビールの飲み味はさっぱりとしていて、いかにも南国のビールといった感じです。
2010/11/28
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約1ヶ月の間日本に帰っていましたが、再び台北に戻ることができました。日本に帰った時と同じく羽田⇔松山利用なので、成田⇔桃園よりもアクセスがはるかに便利でした。Eva航空A330-200(台北松山空港)松山機場站からオフィスのある忠孝復興站まで、MRTで10分とかからない距離です。再び漢字だらけの所に来てしまいましたが、台北の街並みは何もかもが懐かしい気がします。台湾の気候は北部が亜熱帯で南部が熱帯となっており、台湾の中でも台北の冬は南部に比べると寒いそうです。それでも日本の気候から考えるとまだまだ暑く、11月も終わりというのに半袖で歩いている人もちらほら見かけるほどで、建物の中はどこも冷房が効いていました。オフィスでも冷房が効いていて過ごしやすいのですが、「最低気温が15度まで下がった」ということで、寒波が到来したくらいの大騒ぎでした。
2010/11/24
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台北では市内のあちらこちらに禁止マークがあって、公共マナーに厳しい印象があります。(交通マナーはさておき…)例えば公共の公園にはいくつもの禁止事項があり、禁止マークがずらりと並んでいます。イラストが面白いので笑ってしまいますが、わかりやすくていいかも知れません。(それにしても「禁止喧嘩」とか「禁止賭博」って、わざわざ書くことなのでしょうか)公共の交通機関はさらに厳しく、地下鉄(MRT)では喫煙はもちろんのこと、飲食も禁止されており、飲み物を飲んだりガムを噛むことさえも禁止されています。罰金が7,500元(約2万円)ですから、結構厳しいルールです。(公共の交通機関に限らず、公共の建物内でも飲食は禁止されており、博物館でミネラルウォーターのPETボトルを持っていたら、「鞄の中にしまって下さい」と注意されたこともあります)さらに飲食はMRTの車内だけでなくホーム(月台)でも禁止されており、改札手前の線を超えると一切の飲食が禁止となります。車内やホームで急にのどが渇いた時は、一度改札を出るのが無難なようです。しかもこのルールは厳格に守られているようで、MRTの車内で飲食をしている人を見たことはありません。それでも携帯電話で話をすることは禁止されていないので、車内で携帯で話をしているのは普通の光景です。そのためか「マナーモード」という概念もないようで、あちらこちらで着信音が鳴っていたりします。(地下鉄線内でも常に電波が届くようです)一見するとがんじがらめのようにも思えますが、休日は自転車を車内に持ち込んでいいとか、この辺りは単に考え方の違いなのかも知れません。それにしても未だによくわからないのがこの禁止マークです。バスの乗車口にこのマークだけがあり、「禁止携帯鳥禽類」だそうで、下に英語で「No birds」と書かれています。禁止する意味がよくわからないのですが、台北はもちろん、日本でも鳥を連れてバスに乗る人を見たことがありません。
2010/10/29
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台湾ではMRTやバスなどの公共交通手段が安くて便利なのですが、台北市民の移動手段はバイク(機車)が大半かも知れません。おそらく1人1台くらいのイメージだと思うのですが、クルマよりもバイクの方が幅を利かせている感じがします。信号待ちの交差点ではクルマの前にバイクがずらりと並び、青に変わるか変わらないかのタイミングで一斉にスタートします。台北市民のバイクの乗り方がクールだと思うのですが、カラフルなマスクを装着して、雨の日はレインウェアを前後反対に着用しています。マスクも白や青のガーゼマスクではなく厚手の布製のマスクで、どこで手に入れるのか「Hello Kitty」のイラスト入りだったりして、それぞれにこだわりがあるようです。レインウェアを前後反対に着用するのは、風でヒラヒラして雨に濡れないためだと思うのですが、見慣れてくると実用的でかっこいい感じがします。ちなみにヘルメットの着用は義務付けられているようですが、2人乗りは大丈夫なようで、後ろに小さな子供を乗せて颯爽と駆け抜けて行くママさんライダーをよく見かけたりします。しかしながら交通マナーはとてもいいとは言えず、最近では慣れて来たものの、最初の頃はいつ事故に遭うかとびくびくしていました。日本では横断歩道を渡る歩行者が優先で、右左折するクルマやバイクは、徐行または一時停止して歩行者を先に渡らせるのが普通かと思います。台北では歩行者の有無にかかわらず、クルマやバイクが突っ込んで来るので、歩行者の方が一時停止をして横断歩道を渡っているのをよく見かけます。さすがに公共のバスは手前で一時停止するのですが、歩行者がバスの運転手に手を挙げて、感謝しながら渡っているのも見たことがありました。また路上駐車も半端ではなく、私の家の前の路地はこんな感じです。歩行者がいるとクルマやバイクが通れないので、歩行者の方が道を譲っています。路上駐車は法律で認められているのか、それとももはや手遅れなのかはわかりませんが、取締りをしているのを見たことがありません。それでも決められた場所にバイクを停めると、こんな感じになります。歩道にバイクを停めるので、バイクは歩道を走らなければいけません。一応有料の駐車場もあるのですが、ここに停める方が奇特なのでしょうか。忠孝東路のメインストリート沿いで、最初の1時間が40NT$(108円)でその後は30分毎に20NT$(54円)ですから、決して高くはない気はするのですが。それでも肝心のガソリンの値段の方は、こんな感じです。おそらくオクタン価によって値段が違うのでしょうが、最も安いところでリッター29.6元(80円)ですから、こちらは決して安くはないようです。ちなみに給油することを中国語で「加油」と言いますが、「頑張れ」も「加油」です。
2010/10/28
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台湾では日本のアニメが有名だとは聞いていたので、日本からお土産に「どこでもドラえもん」のストラップを持って行ったところ、大好評でした。(これまで日本各地で集めたものを保管していたのですが、一気に手放してしまいました)ちなみにドラえもんは「??A夢」と書きますが、のび太は「大雄」となっており、名前とキャラが一致しません。ちなみにスネ夫は「小夫」となり、こちらは相変わらずチョイ役のようでした。台湾でもCSで100チャンネル近くあり、ANIMAXなどで日本のアニメも放映されています。ドラえもんと同じように、いずれも日本語の題名が中国語に翻訳されているのですが、こちらの題名は・・・「小丸子」。。。吹き替えなしで日本語でそのまま放映されている上、中国語の字幕が出るので、中国語の勉強にはなっています。ちびまる子ちゃんは題名から理解できたのですが、中国語の題名からは全く想像できなかったのがこちら。なんと「麺包超人」になってしまっています。(こちらも中国語の字幕が出ていますが、こちらは中国語への吹き替え版です)「麺包超人」はほぼ日本の読み方と同じに聞こえたのですが、「メンパオチョウレーン」と呼ぶとアンパンマンが出てきて「細菌人」と戦うといった具合で、もはやギャグ漫画みたいになっていました。
2010/10/19
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台湾の人はよく食べるというのが私の印象ですが、四六時中何か食べているような気がします。しかも台北では肉が中心で、中でもやたらと鶏肉が多いような感じで、どこにそんなに鶏がいるのだろうと思うほどです。道端に並ぶ屋台の料理はとても美味しそうなのですが、屋台にぶらさがっているメニューの言葉がわからないので、ついつい通り越してしまっています。そんな事情もあって、台湾に来てからというもの、弁当が中心になっていました。台湾では「便當」と書いて「ビエンタン」と読みますが、値段は60元~100元(約162円~270円)くらいです。ご飯の上に鶏肉か豚肉がのっていて、卵と惣菜が添えてあるのをよく見かけます。この弁当が私が台湾に来て初めて食べたものです。ご飯の上にローストチキンと目玉焼き、そして惣菜がのっていて100NT$です。こちらはポーク、70NT$です。コンビニでも弁当はおいてあるのですが、台湾での有名ブランドは「池上便當」、「国民便當」と並んでコンビニでは2大勢力のようです。便當に限らず、日本のようにご飯とおかずを分けて食べることはないようです。オフィスで日本人は私だけなので、気を遣って外に食べに連れて行ってくれたのですが、やはり選択肢はチキンかポークそしてビーフでした。台北ではいわゆる海鮮系のものはほとんど見かけず、これは意外な感じがしました。
2010/10/14
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私のようなビール党にとって、台湾は天国のような場所です。(日本酒党にとっては地獄のような場所かも知れませんが)自宅のすぐ近くにコンビニ(便利商店)があり、東京と同じように缶ビールを買って帰るのですが、値段が全然違います。全家=ファミリーマート日本のビールも売っているのですが、キリン一番搾りの500mlが60元(=ニュー台湾ドル)、日本円にして約160円です。(発泡酒よりも安い)日本では見たことがないアサヒのプレミアムビールがあったのですが、それでも62NT$と、びっくするような安さです。台湾では青島ビールがポピュラーなようで、こちらは500mlで45NT$、日本円で113円ほどです。青島ビールと一番搾りのツーショット(合わせて273円)聞くところによるとサッポロエビスも60NT$(=160円)だそうで、私銘柄のサッポロ黒ラベルに至っては、どうなってしまうのでしょうか。今日は会社のみんなで中国料理のお店に行き、台湾ビールを飲んでみました。こちらは青島ビールの瓶そして台湾ビールラベルは同じような感じですが、台湾ビールの方がすっきりした感じでした。日本のビールはまず揃っているので、ビール党にはおススメの場所です。
2010/10/13
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