パクス・ジャポニカ Vol.2

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2008/11/15
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カテゴリ: 乗り物
久里浜に着いた時は、すでに陽は沈みかけていました。

これから東京湾フェリーで東京湾を横断し、房総半島の金谷へと向かいます。

かなや丸.JPG
かなや丸
そう言えば以前金谷から久里浜に渡りましたが、その時も「かなや丸」でした。


かなや丸に乗船すると、すぐに上部デッキへと上がっていきました。

久里浜の空は茜色に染まり、やがてゆっくりと景色が流れ始めました。
かなや丸から久里浜港.jpg

東京湾フェリーは、神奈川県三浦半島の久里浜港と千葉県房総半島の金谷港を結んでおり、25分で東京湾を横断しています。
2船ダイヤと3船ダイヤがあり、この日は2船ダイヤでほぼ1時間に1本の割合で運航されていました。

どうせなら一番景色が美しい時間帯の便に乗りたいと思い、久里浜発16:20の便を選んでみました。
ちなみに運賃は片道700円です。(前回は600円でした)


東京湾内には東京港・横浜港・千葉港があり、これらの港に出入りする船は全て浦賀水道を通過して行きます。
浦賀水道の幅は約7kmありますが、「中の瀬」と呼ばれる大きな浅瀬があるため、大型船が通行できる航路は限られています。

かなや丸は、その交通量の多い浦賀水道を横切る格好となり、目の前をひっきりなしに船が航行していきました。

かなや丸浦賀水道1.JPG
これらの船はかなや丸と並走しているのではなく、横切って行く船です。

向こうからすると、こちらが航路を横切っていることになるのでしょうが、どちらに優先権があるのでしょうか。

それでもお互いに減速することもなく、上手く通り抜けて行きました。

ブリッジの中をのぞいて見ると、何事もなかったかのように平穏な感じです。
かなや丸ブリッジ.JPG
キャプテンに一礼してカメラを向けると、はにかみながら柱の陰に隠れてしまいました。
(前回3月の時と同じキャプテンでした)

ブリッジ内には、トリプルセブン(B777)のコックピットを彷彿とさせる、CRT画面が置いてあります。
悪天候で視界が悪くても、これがあれば大丈夫なのでしょう。


前方には、先程までタンカーが一隻停泊しており、パイロットボート(水先船)が横付けされていました。

ちょうどパイロット(水先案内人)が下船したらしく、パイロットボートがタンカーを離れて久里浜方面に戻って行きました。
かなや丸浦賀水道3.JPG

どこの港もそうですが、入出港時にはパイロット(水先案内人)がブリッジに乗り込んで操船指示を出します。
東京湾ではパイロットのいる場所が3ヵ所あり、その1つが久里浜にあるそうです。
(以前お台場の「船の科学館」で、ガイドの人に教えてもらいました)

パイロットを下船させたタンカーは、速度を上げて東京湾の出口へと向って行きました。
この後はマラッカ海峡を通過して、ペルシャ湾に向うのでしょうか。


そんなことを思っていると、今度は東京湾に入って来るコンテナ船が、目の前を通過して行きました。
かなや丸浦賀水道2.JPG
甲板には40ftコンテナが積まれていますが、北米から来たのでしょうか。
この時期の北米航路は海が荒れて大変だったと思います。


浦賀や久里浜からは遠くに見えていた房総半島も、だんだんと近付いて来ました。
かなや丸房総半島.JPG
三浦半島に日が沈んだ後は、房総半島から月が昇っています。

そしてサンセットクルーズも終わりに近付き、金谷港の突堤が見えてきました。
かなや丸金谷港4.JPG

なじみのある「内房なぎさライン」(国道127号線)が目の前にあり、金谷港に入港・着岸です。
かなや丸金谷港3.jpg
遠くに見ていた鋸山の山容が、間近に迫っていました。





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最終更新日  2017/09/04 04:11:21 PM
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