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2012年03月05日
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カテゴリ: ’12ドラマ

前回の視聴率、ようやく15.0%まで戻してきたと喜んだのに、第9回の視聴率、また大幅にダウンしてしまい、 13.4% (関東)でした。

裏の「世界の果てまでイッテQ! 5周年SP」が18.0%だったので、それに食われてしまったかもしれません。

最低視聴率は第6回の13.3%なので、ギリギリそれは上回りました(^^;)

今回のみどころは、雅仁親王(後の後白河法王)(松田翔太)でした。

私は松田翔太君、好きですが、このキャラ、清盛の子供の頃とそっくりで新鮮味がありませんでした(汗)

他のエピも既存のエピに似ていたし、もうネタぎれでしょうか?(汗)

副題「ふたりのはみだし者」ですが、一人は雅仁親王で、もう一人のはみだし者は誰でしょう?

清盛の事でしょうか?

それとも、得子が生んだ皇子、躰仁(なりひと)でしょうか?

まさか、佐藤義清のこと?

遂に、義清が待賢門院璋子様にまで手を出してしまいましたね♪(笑)

「待ってました♪」と嬉しかったです(笑)

以前から、義清は璋子さまの事、憧れていそうでしたし・・・♪

でも、予告編、

義清「手に入れたい。手に入らぬなら奪いたい。奪えぬなら殺したい」なんて言いました。

その上、次回の副題は「義清、散る」

次回、とても気になります。

"散る"というと、死ぬみたいですが、きっと出家するのでしょうね(^^;)

璋子様絡みでしょうか?(^^;)

美しく散って欲しいものです♪(^^)

最初に戻ります。

保延4年(1138年)、清盛に息子、清太が生まれました。

この時、清盛、20歳です。

翌年、保延5年(1139年)5月、得子が皇子・躰仁を生みました。

語り「ぎりぎりで保たれていた王家の均衡を崩す命が生まれた」

雅仁親王は清盛より9歳年下で、佐藤義清は清盛と同じ年です。

即ち、この時、清盛と義清は21歳、雅仁親王12歳です。

雅仁親王は、王家のはみだし者で博打をしたり、躰仁の頬をつねったり、言いにくい事をずけずけ言いました。

でも、前述の通り、少し前までの清盛に似ている感じで、イマイチでした(汗)

雅仁親王は、璋子が生んだ鳥羽上皇の4番目の息子で、得子が生んだ躰仁は9番目です。

清太が生まれたお祝いの宴と、躰仁のお祝いの宴と比較して描きました。

私はどちらの宴も苦手です(^^;)

清太の祝いの宴は、ただの馬鹿騒ぎでした(^^;)

躰仁の祝いの宴で、義清が得子に歌を詠むよう言われ、

「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の 割れても末に逢はんとぞ思ふ」

と崇徳帝の歌を披露しました。

躰仁様の誕生を喜んでいるが、微妙な立場で、兄として祝う事もできない崇徳帝の気持ちを代弁したのでした。

得子も鳥羽院も不快そうで、緊張した空気が流れました。

そこに雅仁親王の笑い声が響きました。

雅仁「我が兄君らしく、恨み深いお歌と存じまして」

雅仁親王は、鳥羽院にお祝いを言い、子供を抱きたいと言って、躰仁を抱き、頬をつねりました。

泣く赤ちゃん。

鳥羽院「雅仁、戯れが過ぎる」

雅仁「国の頂きでの壮大なるお戯れ、さぞかし楽しゅうござりましょう」

そして、得子が国母の座を狙っていると言いました。 

得子「私は国母の座など欲してはおらぬ。

 ただ、この福々しげな女に地獄を味わわせたいだけじゃ。

 上皇様に入内しながら、先の院との密通を続け、子をなし、あろうことか、そのお子を帝の座につけ、上皇様を傷つけ・・・」

鳥羽院「よさぬか!」

得子「その事に何の罪も覚えておらぬ」

鳥羽院「よさぬか、得子!」

得子「何もかも失わねば、この女は目を覚まさぬのじゃ!」

鳥羽院「もうよい!」

一同、気まずい雰囲気。

璋子「分からぬのじゃ。私には・・・人をいとしく思う気持ちというものが・・・

 私はただ法王様の仰せのままに・・・

 私をお育てくださった法王様の仰せのままに・・・」と泣く。

雅仁、笑い「お聞きになられましたか、上皇様。

 これがあなた様の妻。

 そして、これが私の母上にござりまする」

政略結婚なんだから、いとしくなくても仕方ないと思いますが(汗)

皆の前で、白河法王との事を認めたのがまずかったのでしょうか?

以前も似たシーンがあったので、「また」という印象でした(^^;)

とにかく、相変わらず、正直ですね(^^;)

得子だって、鳥羽院をいとしいわけではなく、ただ国母になりたいだけでしょう。

それより、その後、鳥羽院と得子が2人きりの時、

得子に、今でも待賢門院がいとしいのかと聞かれた答えが良かったです(苦笑)

鳥羽「いとしく思うほどに、璋子を傷つけとうなる。

 そして、傷つけるほどに、璋子をいとしく思うのだ」

鳥羽院はSMのSでしょうか?(汗)

崇徳帝は妙なポーズで義清を誘っていて、相変わらずBLだし・・・(汗)

これでは子供ができないわけです(^^;)

お祝いの宴終了後、清盛は高階通憲に言いました。

清盛「これが皇子様の誕生を祝う宴か。

 誰も彼も生まれてきた子を己の欲得のための道具としか思わぬ。

 人の痛みも分からぬ。かような者達によって、この国は治められておったのか」

通憲「それがこの国の今じゃ」

この清盛のセリフ、なんか浮いていました(汗)

「誰も彼も」と言いましたが、得子が国母になりたい欲得しか出てこなかったと思いますが(^^;)

通憲は、妻の朝子と共に、雅仁親王の乳母・乳父をしているそうです。

この人、学者で宋に行きたいと唐船に乗ろうとした位なのに、雅仁親王の乳父をしていたとは驚きました。

世を変えるための手段でしょうか?

通憲「清盛殿、綺麗事だけで政はできぬぞ。

 雅仁様こそが王家に渦巻く積年の鬱屈より流れ出た膿。

 全ての歪みの毒の巣じゃ」

清盛「毒の巣?」 

通憲「国にもの申すなら、あの方を知らねばならぬ」

その雅仁親王が行方不明になったので、清盛と道憲が捜しました。

雅仁親王は博打で負けて、身包み剥がされていたので、清盛が屋敷に連れ帰りました。

祇園女御から貰った双六があったので、一緒にやりました。

たまたま清太が「父上」と来てしまって、清太を賭ける事になってしまいました。

久々に祇園女御(松田聖子)が登場しましたが、禍の元の双六を渡す役だったとは(汗)

父が双六勝負をしっかり断れなくて、清太は自分でサイコロを振って、雅仁に取られずにすみました(笑)

ダメな父を持つと子供は逞しく育つかも?(^^;)

語り「これが後に後白河帝となる雅仁親王と清盛との、これから長きに渡る双六遊びの始まりだった」

最後は、これからの後白河帝との戦いを双六遊びにかけて終わりましたが、ミエミエな演出でした(汗)

それより、今回は何と言っても、義清ですね♪(^^)

前述の件で傷心した璋子様を慰めて、義清、遂に、璋子を抱きました♪

その前、名前も覚えてもらい、ようやく話す機会ができたので、ここぞとばかり頑張りましたね♪

義清「あなた様が知らず知らず人を傷つけてしまうは・・・

 あなた様ご自身が傷ついておいでになっているからです。

 されど、きっと眠っておりまする。あなた様の心の奥底に人をいとしく思うお気持ちが・・・

 その空っぽな瞳の奥に誰も見た事のない美しき物が宿ってるのが、私には分かる」

義清、跪いて璋子の手を取る。

璋子「何をする! 控えよ!」

義清「待賢門院様、これがいとしいと思う気持ちにござります。

 お救いとうござります」

と、璋子を抱き寄せ、

義清「待賢門院様」と、抱き締めました。

ラブラブな2人でしたが、次回の副題は「義清、散る」。

歴史上、死なないで、出家して西行となるのは分かっているので、少し安心です。

ただ、ドラマにはこれからも時々登場して欲しいです。

義清らしく、美しく散って欲しいものです♪(^^)

【視聴率推移とレビューリンク】  (視聴率は関東地区)

第1回 ]17.3%  [ 第2回 ]17.8%  [ 第3回 ]17.2%  [ 第4回 ]17.5%

第5回 ]16.0%  [ 第6回 ]13.3%  [ 第7回 ]14.4%  [ 第8回 ]15.0%

[第9回]13.4%

公式HP・次回粗筋

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最終更新日  2012年03月05日 17時38分46秒
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