さと式 子育て(昔ながらの育児法)

昔ながらのおんぶひも・おんぶのコツ!



さと式子育て井戸端会議 の方で話題になりましたおんぶひもです。
写真提供して下さいました。
そうそうさん、(*´▽`*)ノ゛☆ありがと☆!!


尻あてと言えば、この形 d(´・ω・`)。
尻あてタイプで一番いい形がこのタイプだと思います。
しろくま堂さん、この形↑で作って下さい!!
底辺の部分。このくらいの幅が必要なんです。
帯じゃないとダメなんですよ。「紐」じゃダメなんです!!!

↓参考 現在のしろくま堂さんのおんぶ紐です。
おんぶひも

この「そうそう」さんの懐かしいタイプだと、必然的に「足抜き」おんぶになるので、
必然的にこれまた超ぴったりフィットになると思います。
おんぶがうまくできないという方、手作りが上手なら、
今のおんぶ紐をこの形にアレンジして是非使ってみて下さい。
背中が開いてるのも、この時期通気性がよくってグッとですね!!

「「足抜き」もなにも、そもそもおんぶっていうのは、こうやってするものやんか」とうちの母。
「足入れ」の方がおかしいと言って引きません。(p´I `;*)

いや~~、それにしても、これ、懐かしいです。
我が家にもあったものだと思います。

そうそうさん、とってもいいものありがとうございました。

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おんぶ。なかなかうまくできないと言う方もおられると思いますが、

おんぶ。たとえば、こんな風にちょっと想像してみてください。

今、あなたが8才の子どもをおんぶすると想像してみて下さい。
もちろん、おんぶ紐なんて使いませんよね。

しゃがんで子どもに背中を向けたら、勝手に子どもは背中にしがみついてきます。
子どもは、あなたの肩(もしくは間違って首!!)に手をかけます。
あなたは「よいしょ」(もしくは「どっこいしょ」)というかけ声とともに、
その子を担ぎ上げて、あなたの両手はその8才の子どものお尻・太ももを支えますよね。

ちょっと用事があって(駅で切符を買うとか)、両手を離したとします。
「ぐえ~~~~っ、首が絞まるぅぅぅうぅ~~。」
「肩に重さがのしかかるぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~。やめて・・・・・。」

たまらず、前屈みになって体重を背中で受け止めたら、
すかさず、両手を子どものお尻の下にもってって、体重を支えることだと思います。
さもなければ、体重を支えきれずに、そのままブリッヂ状態に反っくり返るか、
素早く反転して前屈みになり、とりあえず子どもを降ろす・・・・・・。

「苦しいやんか!死んだらどうすんの。ちゃんと両膝を締めて、ずり落ちないように
キープせなアカンやんか!!」
と叱り飛ばしたい気持ちになると思います。

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結局何が言いたいかというと、
 「おんぶは肩でなく、腰で支える」
と言うことです。
子どもの体重を肩で支えることはできません。
肩で支えるなら、すぐに肩が凝って8キロの子どもでもおんぶ出来ません。
でも、腰で支えるなら20キロの子どもでも1時間おんぶして歩いても
大丈夫です。(母曰く。山登り・ハイキングなどの帰りはいつも、
「しんどい~~」と言って歩かなくなった子どもをおんぶして帰ってきてたとのこと。)


と、言うことで、一番最初にご紹介したそうそうさんのおんぶ紐をご覧下さい。
このおんぶ紐のどこで子どもを支えるかというと、もちろん、底辺の広い幅の部分です。
ずばりお尻・太ももです。
脇の下をとおる紐(上部の左右に伸びる紐)は、子どもが反っくり返って落ちないように
するためとか、母の背中に密着させるためとか、最初におんぶするときに支えるためとか、
そうゆう働きのためのもので、決して 体重を支えるためのものではありません

とはいえ、いくらお尻で体重を支えると言っても、それだけじゃ、さすがに母の腰も悲鳴を上げます。
そこで背中全体に体重を分散させます。
摩擦係数をぐ~~んと上げるために密着部分をたくさん作ります。
背中全面で子どもの体重を支えつつ、お尻・太ももを支えれば、
肩に紐が食い込んで内出血を起こすこともありません。

肩が凝るとおっしゃる方に、今までは胸のばってんの位置を上にしてみることや、
肩ひもの位置をちょっと左右にずらしてみることなどアドバイスしてきましたが、
一番のポイントは、「足抜き」おんぶにすることと、お尻・太ももの部分で体重を支えること
と言えるかもしれません。

すみません、今頃になって・・・・・・・・(^_^;)。

と、いうことでリュックタイプのおんぶ・だっこ紐お使いの方、
リュックタイプではほとんど腰で支えることができません。背中全面を密着させることもできません。
肩で重さを支えるのではたぶん10キロくらいまでが限界だと思います。
もし、長くおんぶ育児を考えてらっしゃるなら、
昔ながらのおんぶ紐(兵児帯なども含めて)を「足抜き」で使用することをおすすめします。


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