PR
Calendar
Comments
ウィーンの気品を漂わせながら、これでもかと押し迫るド迫力アンサンブル。
進むごとにノッてきて、オケと歌手を融合させて、観客をどんどん引き付けるペーター・シュナイダーは、すごい、お見事としか言えません。
ひさびさフィガロ&モーツァルト堪能です!とにかく楽しかった!!
とにかくシュナイダーに魅せられました。
本当のフィガロのアンサンブルは、こんな迫力とエネルギーの爆発なんですね~
2幕終わりのスザンナが衣裳部屋からでてきたあたりから、どんどん人が増えていくアンサンブルの迫力には、いまを忘れて引き込まれていきました。
そして
歌手は実際に聞いてみなきゃわかりません!!
カルロス・アルバレスの威厳と気品に満ちたアルマヴィーヴァ伯爵
バルバラ・フリットリの物憂げでありながらひたすら美しい伯爵夫人
アニタ・ハルティッヒの快活でひたすら明るいスザンナ
アーウィン・シュロットの男らしく楽しく機知にとんだフィガロ
マルガリータ・グリシュコヴァの華やかでまさに女の子みたいなケルビーノ
その他共演者も、全員に引き込まれました。みんながいいと、オケがいいと、指揮者がいいと、相乗効果で期待以上に聞かせてくれる、まさに実例です。
今回特に惹かれたのは、ケルビーノのマルガリータ・グリシュコヴァです。
華やかで明るくて、男っぽくないところがかえって役にハマります。
アニタ・ハルティッヒのひたすら明るくてスザンナ役そのものだったのも、印象的です。
ウィーンの気品とエネルギーに心が満たされました。
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲「フィガロの結婚」
指揮 ペーター・シュナイダー
演出・美術 ジャン=ピエール・ポネル
合唱監督 トーマス・ラング
アルマヴィーヴァ伯爵 カルロス・アルバレス
伯爵夫人 バルバラ・フリットリ
スザンナ アニタ・ハルティッヒ
フィガロ アーウィン・シュロット
ケルビーノ マルガリータ・グリシュコヴァ
マルチェリーナ ドンナ・エレン
バジリオ ミヒャエル・ロイダー
ドン・クルツィオ ペーター・イェロシッツ
バルトロ イル・ホン
アントニオ ハンス・ペーター・カンメラー
バルバリーナ ヴァレンティーナ・ナフォルニータ
村娘 カリン・ヴィーザー
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
全4幕
第1幕(転換)第2幕 15:00 - 16:50第3幕(転換)第4幕 17:15 - 18:40
2012(平成24)年10月28日(日)神奈川県民ホール
ヘンリー・パーセル作曲 妖精の女王 北と… 2015年12月13日
ドン・ジョバンニ(モーツァルト作曲 全2… 2015年09月13日
ランスへの旅 藤原歌劇団公演 2015年07月05日