PR
サイド自由欄
キーワードサーチ
カレンダー
フリーページ
コメント新着
もう3月も半ばになってしまいました。
昨日は3月11日。あの未曾有の災害があった日です。あの日から丸4年が過ぎました。
一日中この災害で亡くなられた人々や最愛の家族をなくされた人々、住む家をなくし積み重ねた月日が一瞬にしてなくなってしまった人々のことを想い心が痛む一日でした。
犠牲になられた方々に哀悼の意を申し上げ、今なお不自由な生活を余儀なくされている方々に、心からの御見舞いを申し上げます。
今日は春の気配が濃厚で暖かい日でした。最近は歩くことを心がけているので、娘の誘いに応じ近隣のお山散歩の日となりました。ペースの早い娘には先に歩いてもらい全行程1時間半の山道を2時間半をかけてゆっくり歩きました。
カメラを持ち周りの風景を撮りながら歩くのは本当に久しぶりで楽しかったです。
一人きりで歩くのはとてもいいですね^^道がどこにずれようと、疲れたから休む、ということも気兼ねがいりません。途中の景色や雰囲気を満喫しながらゆっくりと歩く・・・これほどの楽しみはありません。
青い空にとんびが旋回し、小鳥のなく声が聞こえ、更に木々の芽吹きが大きなエネルギーの渦を巻いている様が見えるようで、これが春なんだ~ということを体感出来ます。
歩みを進めていきしばらくすると周りの自然と私が同調してきます。そうすると今まで気づかなかった風景が眼に飛び込んできます。耳に今まで聞こえなかった音が聞こえ始め、しーんと静まり返った山が実はとても賑やかなエネルギーに満ちていることに気づきます。ちょろちょろと水が流れる音、そのまわりにいるであろうカエルの鳴き声などがきこえてきます。
心が静まり返るとこんなにも周りを感じることができるのですね。
何も思わず、日ごろ支配されている思考からも解放され、自由で私の心には過去も未来もなくて、在るのは今という時に同調しているのです。
世界は悲しみを秘め、大きな流れの中にあり歴史は流れていきます。そのほんのひと時を生きている私。この私が世界の為に何ができるのだろうか。
精一杯与えられた時間を生き、実は一つの命である私たちに連体し、感謝し、寄り添って生きていくこと。
本当はそれだけでいいのではないのだろうか。
日常すべきことをし、働き、楽しみ、もくもくと命の在る間を生きるのだ。
なにがあっても慌てずに、気持ちが逆立つ時があってもそれに囚われず、過ぎ去るのを待つ。物事は必ず変化するのだから。
山道は登りあり、平坦な道があり、そして下り道がある・・・なんだか人生みたいだな^^
風景はかわる。どの風景も楽しみ味わいながら歩く・・・それが出来たら最高!