トカトントン 2.1

Profile

Dehe

フォローする

Calendar

Favorite Blog

読んだ！観た！聴い… さなえ1024さん
SOMETHING　TO　TALK… Crazy Loveさん
Avec Mes Enfants Barbara21さん
ふたり暮らしの手帖 サリィ斉藤さん
ひろるるん♪ ひろるるん♪さん
つきあたりの陳列室 inalennonさん
エデンの南 SEAL OF CAINさん
サッカーと野鳥と音… ペアダ１９さん

カテゴリ未分類

(0)

■すみません、今晩偶然見たNHKの「クローズアップ現代」がとても良くできた番組だったので、もう一日だけサッカーの話題、続けさせてもらいます。昨日行われた、北朝鮮戦、無観客試合ということで、選手、監督の声に焦点を当てて、試合中にどんな指示が、選手によって、あるいは監督によって、もたらされたのか、そしてそれによって、試合はどのように動いていったのかという切り口の非常に興味深い内容でした。

■ここでわかったことは、ジーコの指示が就任当初に比べて、格段と多く、また適切になっていったという点ですね。昨日の場合は後半大黒投入によって、ジーコが何を狙っていたのか、どんな要求をしたのかが、良く解説されていたと思います。選手間で掛け合う声も、さすが体育会系と思わせるものもありましたが、状況状況に応じた、適切な注意を喚起する声が途切れていなかったことも確認できました。

■宮本の良さって、プレイを見ているだけではなかなか伝わりにくい所も多いんですが、このような彼の指示の声の重要さみたいなものにも気づかされた思いです。松田だと少し感情的に聞こえてしまうんだろうな。川口も８年前とは比べものにならないくらいオトナの指示になっています。昨日は出られなかったヒデが試合中、どんな言葉遣いで周りを動かしていたかも見てみたかったです。

■しかし、なんといっても昨日の感動ポイントのひとつは、あの会場の周りで選手たちを激励し続けていた熱心なサポーターたちの「声」です。国内の競技場や室内会場などでの観戦イベントではなく、全く絵のない空間に向かって張り上げ続けた声。ひとりひとりが頭の中でこうなって欲しいという選手たちの様子をイメージしながら応援をし続けるというその行為自体になんか、涙腺が緩みました。本当にご苦労さまでした。そしてありがとうございました。

■この「クローズアップ現代」という番組は本でいえば、いわゆる「新書」ですね。毎回わかりやすい切り口で様々な事象について解説をくわえてくれます。今回はNHKの山本浩解説委員（もちろんあの名実況で知られるアナウンサー）のコメントがさすがでした。曰く、日本代表は今までも選手間での意見の交換はあった。しかし、これまでのそれは「言葉のパス」であったに過ぎない、今回クローズアップされたヒデと福西の言い合いを評して「言葉でのシュートの撃ち合い」という表現を用いていた。つまり、お互いが力の限りを出し合って連携を深めていくのだという成長。彼はそれを現代表に見て取ったという。なるほど。

■さて来年の今日、つまり2006年6月9日はドイツワールドカップの開催日なんだそうだ。（渋谷陽一の誕生日でもある・ロックの日だ）昨日は日本の他、イラン、サウジ、韓国、そしてアルゼンチンも出場を決めた。来週ドイツで行われる、大陸別の代表が集まるコンフェデレーションカップは日本代表にとって、まさにうってつけのシュミレーションになった。つまり、本戦と同じように、4チームがリーグ戦を行い、上位チームが決勝トーナメントに残るという方式。日本はメキシコ、ギリシャ、ブラジルの組、ぜひともこの組で、2位以内に残って欲しい。

■すごーく、気が早いのだが、来年の日本が入るグループの国々の予想をしてみようか。南米1,ヨーロッパ1,アフリカ1とみる。ずばり、ブラジル、セルビア・モンテネグロ、セネガル。抽選に恵まれた前回とはうってかわって今度はいわゆる「死のグループ」に入ってしまうんだ。そして、この中の2位以内に残るというのが目標。いかに2002年が恵まれていたのかがわかるでしょう。ベスト4まで行けるチャンスなんかそれこそ100年に一度だったんだぜ。くーぅ、トルコ戦！なんて、全試合予想とか、メンバー予想とか、初ゴール予想とか、とにかく、出場してくれるとこんなに頭の中で遊べちゃうんですよ。よかったよかった。

●日本代表（現代表じゃなくてもいいよ、選手じゃなくてもいいよ）、この選手が誰々に似てるシリーズ。コメント募集中です。思いついたらこの日記にぶら下げて下さい。じゃあ、口火を切ります。★玉田→近藤真彦

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう