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2007.04.08
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カテゴリ: ドラマ系の感想
内容
関東管領の上杉軍が
信濃の佐久に攻め込んできた。
軍議を開く武田軍に
諏訪勢の抜け駆けが伝えられた。
佐久に単独で入ったのだった。。
その後、戦わずに和睦し、
佐久をわがモノとした諏訪頼重。
勘助は、次の策が出ない家臣たちを尻目に、
晴信の意をくむ、『次の策』を論ずるのだった。
諏訪と反目し合う高遠に、
攻め込ませ、漁夫の利を取る作戦だった。
そして、
勘助と教来石は、高遠へ向かった。。。。







一番感じたのは、

『旗、最後か!!』ってことですね(^_^;


そこに至るまで、勘助と晴信が孫子の話をしたり、
晴信が、源五郎から孫子を聞いたり。

父、信虎のような失敗することなく、
信濃攻略するために、

『新たな武田』となろうとしている。

コトが、キッチリと表現されている。


そのなかでも、
信繁が、諸角、甘利、小山田、飯富と
御北様(大井夫人)の元を訪れたのは、
かなりポイントが高いところであろう。

板垣も含めて、
『勘助重用への疑問』がしっかり描かれているためだ。

コレがなければ、
視聴者も、『主役だから、それでok』という目で
見てしまっていたところ。

小山田の雰囲気も良かったしね(^_^)b


全般的に
諏訪攻めへ向けてのネタフリと、
新しい旗へのネタフリが、ほぼなされているのだが



残念なことにいくつかの、『ドラマの腰を折るカット』がある。

先ずは、
終盤にさしかかるアタリで、
平蔵たちに会い、そのあとの由布姫部分。

コレいるか??

たしかに、これからの『ネタフリ』なのは分かるのです。
だが、
ハッキリ言って『ヒサの結婚話』なんてどっちだって良く、

教来石『この者たちが死ぬかもしれぬ』
と言われてもね。。
なんだか、『ニオイが違うドラマ』を見せつけられているので

つながりがない感じがする。

由布姫と諏訪湖の占いは、『次回から』があるから良いんだけどね。


もう一つは、
三条と晴信の会話。
勘助を嫌うのは分かるし、ネタフリも分かる


『ネタフリ』は理解できても、
『新しい旗の下での新生武田軍』というメインのドラマ
若干つぶれ気味になってしまってますよ!!



大河『風林火山』において、タイトルにもなっているように
戦以外では、『新しい旗』は最も重要ネタ。
無駄を省いて、もっと感動的なモノにして欲しかった。

流れは間違ってないのに、
盛り上がってきているドラマの途中に
別ドラマの挟み込みで、腰折っちゃったもんなぁ(^_^;






新しい旗以外で面白かったのは、
勘助と晴信の人間関係だろう。

晴信が勘助と話す時は、子供のような顔をする。
勘助もまた、
『主人にしっぽ振る犬』のような、無邪気な顔をしている。
媚びを売っているわけではなく、信頼感を感じる。

両者の信頼関係が、キッチリ描かれ、
勘助『内野聖陽さん』と晴信『市川亀治郎さん』が、
ほんとうに、
良い表情をしてるんですよね(^_^)b




ちなみに私が一番のお気に入りは、
教来石とともに高遠へ向かう途中
勘助『ここは1つ、割れてみまするか

ここでメガネを持つごとく、眼帯を。。。

細かい部分だが、内野聖陽さんのスゴサを見た感じ(^_^)b





旗の登場は、ちょっと中途半端な感動 になってしまったが
それ以上に

次回が楽しみ!!

この次回予告は、アカンやろ!!
勘助の顔しか、頭に残ってないもん。

これまでの感想
第13話 第12話その2 第12話その1 第11話
第10話 第9話 第8話 第7話 第6話
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話







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Last updated  2007.04.08 21:04:31


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