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2011.10.23
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カテゴリ: ドラマ系の感想



内容
慶長19年、竹千代(水原光太)の育て方に関して、
江(上野樹里)と福(富田靖子)の対立は激しくなっていた。
それとともに、竹千代の。。。弟・国松(松島海斗)への行動も。。。。
江は、竹千代の将来を考え、秀忠(向井理)に相談するのだが。。。

秀忠のとっての懸念は、父・家康(北大路欣也)の明らかに豊臣家への敵視。
そこで秀頼(太賀)に文を書くことにした秀忠。

一方、家康は、豊臣を封じ込める妙案を思いつく。
秀頼が京の方広寺に寄進した鐘に対して、家康は抗議をするのだった。

戦の口実になると秀頼は弁明すべきと考えるが、淀(宮沢りえ)は猛反対。
それでも秀頼は、片桐(三田村邦彦)に弁明へと向かわせるのだった。
だが淀は、戦仕度を大野(武田真治)に命じ。。。。。


敬称略


『江』という名前をタイトルにつけなければ良かったものを、
わざわざ、つけたものだから、妙な印象のドラマになってしまっている。


前回までのホームドラマとは、
まったく違う『もう一つの顔の今作』を再び復活させた。

江が前に出ていないだけ、マシといえばマシだが、
そんなコト言い出せば、タイトルの意味がなくなるわけで。


本来、江が主人公なら、大坂でのやりとり自体は、どうでもいいこと。
江自身が江戸にいるのだから、事態の推移を聞くだけで十分なのだ。

一方で、『姫たちの戦国』などとついていることだけでなく、
大河ドラマであるコト。。。そして視聴者の評判もあり、

どうしても、大坂でのやりとりは必要だと、考えたのだろうね。
なんとしてでも、戦国時代の時代劇に!!

なんていう感じに。

結局、視聴者にとって、
前者だと不満があり、後者だと違和感があるのが今作なのだ。

それを必死になって、あの世から母上がナレーションして、補足三昧。


ドラマとしては、オモシロ味を感じる部分はあっても、
スッキリしないのも事実であろう。

まあ。。。今作は、序盤から、この体たらくでしたが。


これまで、ホームドラマと語りながら、ホームドラマを描かなかったのに
先週まで、あれだけホームドラマを描いた今作。

だったら極論を言えば、


戦の詳細など描かず
姉の心配、夫の心配。。。そして娘の心配をする江

だけで十分だったと思いますけどね。

だって、どうせ、、、今作の戦表現など、期待をするようなモノでありませんし。



とりあえず、全方向的な表現を今後も続けていくのでしょうね。

それをする限り、これ以上の盛り上がりは無いのだが。。。。


いや、これ以上期待できないと言うべきか。

結局、どういった表現にし、どのような構成にするかを
ほとんど考えずに、なんとなく始めたのが、、、悪く回っている主原因でしょうね。


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Last updated  2011.10.23 18:47:04


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