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双子の孫のいる、長女宅を訪ねた。岡山県の山の中だ。立地も、築100年をこえる古民家の雰囲気も私たちが30年前移住した口和の家にそっくりである。経験者である私が、心配になるくらいだから、当時、その口和の家を訪ねてきた私の母が、涙を流しながら帰ったという気持ちは良くわかる。長女の旦那も、地域づくりお助け隊?という、3年間の期限付きの仕事だから収入もその後どうなるのかはわからないし、とんでもない山の中だし、小さな孫はいるし。先日、奇跡的にその口和の家の長女のビデオがでてきて、今の孫にぴったり重なった。違うのは、当時私たちが飼っていたのはヤギだったけど、長女のところは犬と鶏。当時の私たちは五右衛門風呂で、水道もなく、山水の引きっぱなしだったけど、さすがに長女のところはトイレも水洗だし、風呂もボイラーだ。なにより、インターネットの環境は整っている。ともあれ、中学校くらいから私には反発していた長女が、どうして昔の私とそっくりな状況にあるのか、不思議でかなわない。(苦笑)ただし、4人の家族が、自然の中で仲睦まじく暮らしている様子を見ると、まあ、これでいいのかとも思う。私たちでも、何とかなったのだ。親の心配をよそに、私自身は、当時、何の不安もなく、ただただ楽しいばかりだったなあと。そんなことを思い出した。娘たちもきっとそうなのだろうと思う。そして、来る度に、いっぱい食べ物やお菓子を置いて帰った私の両親の気持ちも。
2018.05.06
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相変わらずと書いたが、大きく変わったこともある。田畑をすべて返したことだ。農機具もほぼ処分した。一気にと言うわけではなく、数年かけて徐々に減らしていき、ついに最後の1枚を今年返したと言うことになる。20年くらい作り続けてきた米だから、さびしくないと言えば嘘になるが、色々な流れに従うとこうなった。何事も始めるよりやめる方が難しいというが、うまく軟着陸できたと思う。とはいえ、また条件が揃えば再開するかもしれないから、いったんお休みくらいの感覚でもあし、自営でお金を稼ぐということは、これからもテーマとして持っておきたいと思っている。ともあれ、私たち家族に一番必要だった時期に20年にわたって農業ができた。そのうち、15年くらいは私たち夫婦と子どもたち、そして私の両親と、三世代揃って田植えや稲刈りなどをやってこれた。本当にありがたいことだと思う。私のようなぼんくらから、4人の子供たちが立派に巣立ってくれたのは、このおかげだと思っている。経済的にはとても大変だったし、私自身も大変だったけれど、本当に良かったと思っている。さて、田畑の農地はすべてお返しいたけれど、我が家の建つこの山、約1haは、私名義のものである。家を含めて、ここをきちんと整備していきたいと思っている。開拓物語の第二ステージだ。
2018.05.06
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長男は6月に結婚。それに向けて新居への引越しも済ませたらしい。私は、紋付袴を親父に借りて着るか、モーニングにするか思案中。長女のところの双子の孫も無事初誕生を迎えた。前回訪問時に、人見知り対策としてお菓子を持っていった。これが見事に成功(笑) 明日、行く予定で、しこたまお菓子を買い込んでいる。(勿論、乳児用のものをベビー用品店で厳選している。)次男は赴任地が九州に決まり、GW帰省中。大手企業なので、その点では安心している。末娘は高専の専攻科に進み、次男と同居していたアパートを引き払い、寮に戻った。先日は彼氏を連れて長女のところに泊まりに行ったようである。妻は相変わらず。私も相変わらず。のどかな春だ。何の見通しも持てず暗中模索で、よくぞここまで育ってくれたと思う。感謝しかない。
2018.05.03
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