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湯沢市皆瀬の小安峡を出て、一路栗駒山に向かう一行。この先、地震被害で道路が壊れたところが多いのですが、首尾よく、新道の工事が行われていて、秋田県側の最終工事区間が訪問日の数日前に開通しました。地震の影響で工事中の新道も壊れ、開通が一ヶ月ほど遅れたとの由。もともとは、普通車でさえ離合困難な場所があるほどの細い道でヘアピンカーブの連続だったのですが、とんでもない程の改良工事で見違えました!では、小安を出てまいりましょう。(画像は全て助手席から撮影)IMG_21170019 posted by (C)Traveler Kazu地震により、橋の基部(橋台と地盤との間)が破損した(土砂が動いた)ようです。こういった、橋の両端が工事しているという光景は、この先何ヶ所もあります。IMG_21180020 posted by (C)Traveler Kazu各所に片側交互通行箇所があるので、気をつけましょう。今回のドライブで、1年分の交互通行回数を経験してしまったような気がする程。県から出ている交通規制情報にも「交互通行多数あり」IMG_21200021 posted by (C)Traveler Kazuうぉ~なんだか凄いところに立派な橋がかかっていますよこの道路の、この先、あの橋を通ります。IMG_21210022 posted by (C)Traveler Kazu紅葉がいいですね。新しい道路だし快適です。IMG_21220023 posted by (C)Traveler Kazuここが新規開通区間。「←須川・栗駒山 ↑大崎・栗原」の交差点の手前数キロが開通したて。地震の被害は建設工事中に直してしまったので、壊れたところはありません。開通したてなので、僕の大好きな「旧道」が、まだ藪化することなく残っているものと思われますIMG_21230024 posted by (C)Traveler Kazu秋田県側最後の交差点。いわゆる「栗駒道路分岐」。栗駒山塊の激ヤマオクにひっそりとたたずむ青看。しかし交差点自体は、生意気にも右左折レーンを擁する大き目のものです。場所はここ(別ウィンドウ)しかし何度も申し上げている通り、「一関」には行けません。「栗原」とは宮城県の旧花山村、「大崎」とは栗原の先の旧古川市や岩出山町のこと。そのどちらにも行けません。早期復旧を切に祈るのみですが、難しそうです。※この先「栗原・大崎」方には湧き水があり、そこまでは通行できます。車は「須川温泉」方へ…IMG_2126 posted by (C)Traveler Kazu暫く行くと、見晴の良い場所に出ました。先ほど走ってきた道路が見えます。よく造りましたね、こんな道。IMG_21250025 posted by (C)Traveler Kazuアップ!まるで月山道路のようです(あそこもなかなか「やる気マンマン」道)。ブログランキング参加中クリックで投票してくだされ~~ベストドライブ東北(2009年版)ドライブコース立案のご参考に開花順にたどる花咲く名山(北海道・東北)栗駒山はお花もきれいですやどや鳳山菜料理を主とした温もりあるお宿客室や浴場からは四季折々の景色無線LAN及びインターネット利用可小安峡温泉の最奥部、国道沿い
2008年10月27日
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昨日に続き、藤里・太良峡~釣瓶落峠の紅葉をご覧頂きます。初めてご覧の方は、昨日の記事を最初に見てください(場所の説明が載ってます)。釣瓶落峠 1posted by (C)Traveler Kazu峠が近くなるにつれて、何故か道路は格段に良くなります。不思議な話です。多分、改良するなら立派な道路を造ろうと、出来上がったのでしょう。で、新道には旧道がつきもの。これほど山奥になると「廃」になっています。posted by (C)Traveler Kazu上の写真の、道路の左側に見える白い怪しいガードレール。その先にあったのが、この風情満点な橋。藪漕ぎして橋の上に立ってみました。posted by (C)Traveler Kazuうーん、何とも「廃」。今、ブームですね。(C)Traveler Kazu旧橋は何とも華奢なのに、新橋は何と大峡谷を跨がんとする大橋「朝日大橋」。まー、実際には、旧道の橋は支谷を跨いでいるので小規模なのですが。地図 この辺ですIMG_19620013 posted by (C)Traveler Kazuさて、先に進みまして、いよいよもってドン詰まりが近くなってくると、県境の山稜が壁のように立ちはだかります。道路はそこを、非常に大きなヘアピンカーブを描きながらグングン高度を上げてまいります。上の写真、森の中(画像右下)にガードレールが見えますが、そこからこの高度まで、何とカーブ1つで豪快に上がってきたのです。橋の上から撮りました。ちなみに、反対側の斜面の上を見ると、更に高度を上げた本道路が見えて、度肝を抜かれます。posted by (C)Traveler Kazuかなり急な斜面ですが、紅葉が映えますな~~あと一息、現道の「釣瓶落峠」です。以下次回。絶景です(写真では余り伝わらないのが残念なのですが)ブログランキング参加中!ぜひ投票してください~~白神ぶなっこ教室廃校になった坊中小学校の校舎を再利用。ブナ林を歩き、川で泳ぎ、きりたんぽを作り、星空を見よう。白神酵母『無糖大豆パン』食パン360g 【スピード便対応:東北】【セット】【レシピ付】白神酵母セット(オレンジブレッドレシピ付)
2008年10月14日
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藤里の方へ紅葉を見に行ってきました。それから足を伸ばして白神ライン、赤石林道、大間越街道(R101)と走ってきました。「青い森紀行」に続き小シリーズとなりそうですのでどうかお付き合い下さい。※今回ご紹介するドライブコースには「悪路」が含まれていますまずは、二ツ井町から県道317号西目屋二ツ井線沿いの紅葉を堪能します。※PR317は、二ツ井~真名子間は中型路線バス通行可能な幅の舗装道路、真名子~県境は狭隘路(大型車は厳しい)ながらも完全舗装。青森県側も狭隘で、更に未舗装区間が残っていますが、普通車(2駆車)でも大丈夫です。秋田市より二ツ井町までは高速道路がありまして、二ツ井白神ICはちょうど、R7の旧道(米白橋:「米代」のタイプミスではありません)と二ツ井バイパスとの分岐点に出ます。旧道、BPどちらでもいいのですが、暫く行くと「藤里」方面への交差点があります。地図はこちらそこから北上すると、今回のメインエリアに到達します。途中の藤琴というところで「素波里」への分かれ道がありますが、そこは「素波里」方へは行かないで下さい。以上、行き方。IMG_19400006 posted by (C)Traveler Kazuさて、「真名子」というところ(路線バスの終点)から、道路はぐっと狭くなって離合困難な道路に入ります。離合困難といっても、各所に待避所がありますので、心配はいりません。太良峡 1 posted by (C)Traveler Kazuこのへんは「太良峡」という知る人ぞ知る紅葉スポット。とても深いV字谷の斜面に、紅葉する木がたくさん。太良峡 2 posted by (C)Traveler Kazuこの辺は天然秋田杉が残っています。案内看板も立っていますのでご覧下さい。もちろん、杉の木は紅葉しません。黒石沢林道 posted by (C)Traveler Kazu途中、白神山地の「岳岱自然観察林」へ至る「黒石沢林道」分岐があります(分岐点に駐車帯と青看、観光案内ボードがあるのですぐ分かる)。そこを少し(車5分ほど)入ってみましたら、キャンプ場がありました。水場、あずまや、キレイなお手洗いが整った素晴らしいキャンプ場。県道沿いには広場はないので、お弁当持参でここでお昼を食べるのがいいですね。付近の地図でも、キャンプするには熊よけは相応の準備が必要かも。※黒石沢林道は未舗装で、路肩欠損箇所があります。転落にご注意下さい。さて、PR317に戻りましょう。太良峡 3 posted by (C)Traveler Kazuこれは、黒石沢林道分岐のすぐ北にある橋の上から撮影。あと1週間くらいが見頃か。上流側を見ると紅葉の中に黒石沢林道の古い橋が見えて、なかなか味のある風景です。この先、まだ続きます。PR317西目屋二ツ井線は長い。以下、次回です。次回は絶景ポイントが待っていますっ!お見逃し無く。車で行かれる方は、上記を参考にしてください。大館能代空港(あきた北空港)から二ツ井町まで15分ほどです。公共交通ご利用の方:第一観光バスというバス会社が定期観光バスを走らせています。「岳岱」とあるコースが、今回のドライブルートを走行する定期観光バスです。また、二ツ井~西目屋(アクアグリーンビレッジANMON)間を走破する予約制の路線バスが1日1往復だけあるようです。こちらも第一観光バスへお問い合わせ下さい。いずれも、今シーズンは今月一杯くらいが限界でしょう。紅葉情報もあるよブログランキング参加中!投票してくださ~い!昭文社 ツーリングマップル [東北]…最新地図を必ず携行!バイクツーリング用マップルですが、この辺のダート路が詳しい。車派の方は、通常のマップル道路地図と併用しよう!
2008年10月13日
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これから、オイル交換してもらいに車屋サンに行ってきます昨日、ウォッシャー液がなくなり、こういう時に限って手持ちがないもので、代用で水道水を補充ついでに、オイルのゲージを引っ張り上げてみたところ…(もちろん、一度引き抜いてタオルで拭いて、もう一度突き刺して引き揚げる)ドス黒い(非常に濃い茶色)の得体の知れない液体が、先っちょにチョコンと付着していただけでした~(笑)前回の点検の時にもらったオイル交換時期目安カードを見たところ…指定交換キロ数よりも1000km多く走っておりました。アハハ。どうりで最近、エンジンの調子が悪いわけだついでだから、タイミングベルトに油も塗ってもらってこようっと。あると便利なのかどうかは、地図読み得意な私には良く分かりませんカーナビ。GPSを使っているものが多いですな。GPS…今は地理で習うらしい(GISも習うそうですが)※GPS(汎地球測位システム)とGIS(地理情報システム)は全く別物です。念のため。車を整備したら旅に出ようぜ
2008年09月07日
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栃木婚礼出席ツアーの続きは、明日以降。残りは龍王峡と大内宿です。 さて、今日は午後からヤマダ電機、イオンモール、秋田空港へ行ってきました。 ヤマダで鉄道ダイヤ情報を買い(ポイントが貯まるのがいいね)、イオンモールでマックとスタバ、それらをテイクアウトして空港第三P。 自分の起動がお昼なので、順番的にお昼ご飯は午後4時頃になっちゃいます。この時間って、どこ行ってもランチタームサービスはもう終わっているんだよね 御所野(イオン)から河辺戸島、あきたびライン<という、高速道路と見紛うばかりの自動車専用県道があり、速度取締りのメッカ(笑)>を経て秋田空港へ。 追い越し車線を走っていたら、おっと、ハンドルを取られた。ヒヤリ。除雪してくれよ~ そのあきたびライン終点の中央公園の交差点まで来たら、何だかスゲー、霧。 第三駐車場からターミナルビルが見えない程。秋田空港には駐車場がいくつかありますが、第三駐車場は滑走路・誘導路のスグ脇にある駐車場です。ビルからは遠いけど。(コンデジ撮影・かなりトリミングしてあります) 昼飯を食いながら、待つこと10分。16:25に、定刻16:35のJAL便、A300が濃霧を突いて到着。 ターミナルビルに行って見ると、JALからの案内で、19時45分の東京行き最終(その時間には、ANAはもうない)が、濃霧のため飛べるかどうか分からんから、17時25分の便に変更を勧めるというアナウンスが流れていました。 でも…、19時45分の便に乗る顧客が17時に空港に到着してるか??普通?…という一人突っ込み。 結局は定刻通りの運航になった模様です。かる~く日記でした。JAL A300-600R JA8377 1:200 EVERRISEJAL SELECTION らーめんですかい(15食)
2007年12月17日
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塩原温泉散策で満足するが、もっと歩きたかった…。でも12時には宇都宮市内にいなければならなかったので、散策もそこそこに出発です。次回は塩原界隈で1日とるようにしよう。 しかし、どうしても行きたかったマニアックな場所が1ヶ所あるので、行きました。 それが、この道路。 小さい画像では見づらいですが、山のてっぺんまで道路が築かれています。国道400号線からもハッキリ見えます。そして、この道路の、ここから見える部分は、序章に過ぎません。いや、「序章に過ぎない」はずであったというべきか。 道路マニアの方なら、本やネットで一度は目撃されたであろう…現地に足を運んだ方もいらっしゃるであろう、あの道路である…。 「塩那道路」。本名「栃木県道266号 中塩原板室那須線」。 何と、塩原温泉から山伝いに板室温泉を経て那須高原まで、道路が計画されていたのです。塩原から板室までの延長50km以上!標高最高地点1700m! オイルショックの前の高度成長時に、当時の栃木県知事がぶち上げた「塩那スカイライン」計画。 それも、何と、道路は一応、板室まで通じている…。 話題沸騰?のこの道路については、NHK「熱中時間」でも取り上げられたヨッキれん氏のサイト「山さ行がねが」で、何と自転車による全線走破レポがあります。全容はそちらをどうぞ。 この先7.1km通行止めって(笑)。しかも「歩行者も通行止めです」とわざわざ書いたあります。 …通行止めの標識は、法令上は歩行者も通行止めなのだが、わざわざ… 「板室まで通じている」が「歩行者も通行止め」の理由…それは、上記「山さ行がねが」を見て下さい。 標識の通り、夏季は7.1km先まで通行可能。国道から見えた九十九折は、猛烈に強烈だそうな。 この日は12月。通行可能区間も冬季閉鎖に入っていて、この看板から1km行ったか行かないか位の第一ゲートから先は通行止め。 眺望に期待しましたが、それも叶わず引き返しました。 以上。Traveler Kazuの塩那レポートおわり。 これで本当に塩原温泉とはお別れして、国道400号「塩原新道」(新道といっても、三島通庸の道)、東北自動車道を経て宇都宮へ。 以下、次回です。栃木県産那須塩原発 千本松牧場「ミレピーニ」アイスクリーム
2007年12月13日
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秋田市の大滝山。何故かヤマダ電機に行くついでにこの山奥まで車を乗り入れました。(ちなみにヤマダとは全くの別方向)大滝山とは、秋田市街地より少し北にある、標高206mの小高い丘のことです。市街地より少し北といっても、すっかり山奥深くといった印象です。上新城愛染(大滝山温泉)から更に2kmほど林道を走ったところにあります。 オイラがチビだった頃は、週末ともなると家族連れが大挙して押し寄せ、森林浴を楽しみ、秋にはなべっこ(※)を楽しんだところ。川遊びのメッカでもあって、オイラもここで川海老を採集した記憶があります。家に帰って、熱帯魚の水槽に入れておいたら、煮上がって赤くなってしまいました さすがにここでは人が多かったのでズボンを捲って水遊びをする程度。水着やパンツいっちょで潜って遊ぶような雰囲気ではなかったですね。 そもそも水深がないか・・・。 そんなこんなも今は昔。大滝山にガキを連れて行って遊んだ…という話はほとんど聞かない。家族親戚そろってなべっこというのも、秋田市内では珍しくなったでしょう。 今日も、秋の夕暮れのせいもあるけれどひとっこ1人いない。 チビの頃は、大きな滝に見えた「大滝」。正式には「道川大滝」といって道路地図にも載っていますが(地理院地形図には記号のみ記載)、大人になって見ると、小さい滝です。 下流側には、農業用溜池があります。森の中に波ひとつ立たない深緑色の水面が広がっています。そこは深いので入ってはいけません。 大滝からもっと奥地へ車を走らせると、林の中にキャンプサイトが見えます。最近はあまり使われていないようです。 更に奥まで車道(林道かと思ったが、この公園の管理用道路だそうです)が通じ、終点にはご覧のような広場があります。 ここでなべっこをしたり、ボール遊びをしたりします。でも、斜面になっています。しかも、かなり急。この写真では分かりづらいですが、実はこの位置からは「あずまや」が見上げるように見えます。 紅葉は盛りを過ぎて、山全体が茶色になりつつあります。への仕度です。大滝山自然公園の概要(秋田市森林整備課)場所はこちら(グーグルマップ)※なべっこ…家族、親戚、友人・職場グループなどで、アウトドア料理を楽しむ秋田県特有のレクリエーション。基本的に宮城県・山形県の「芋煮会」と同じだが、「芋煮会」の場合は「サトイモの鍋(芋煮)」を「川原」で作って食すのに対し、「なべっこ」は、アウトドアであれば場所を問わず、料理もアウトドアで出来る物であれば何でも良い。 「なべ(鍋)っこ」と銘打つ以上、作られる料理は鍋物が多く、「きりたんぽ鍋」、「いものこ汁」(芋煮のこと)、「豚汁」が主流。焼肉(鉄板焼)も多い。場所は「川原」のほかに、この大滝山のような芝生広場が多い。なべっこの季節も終わりだー
2007年11月03日
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3連休のうち2日を使って、秋田から宮城県北部、山形県北部を巡ってきました。全行程車利用。 先にお知らせしておきます。鳴子峡の紅葉はまだです。 秋田から高速道路で南下、十文字で降りました。 第一立ち寄り先は、横手市十文字町にオープンしたばかりの道の駅「十文字」です。 国道13号線沿いの、十文字市街地近くにあります。東北で初めて、完全民営の道の駅です。完全に民営といっても、三セクがやっているそうですが?? 駐車場は大型・普通・身障者用合わせて95台分。お手洗いと道路情報コーナー(24時間)のほか農産物・特産物の販売コーナー、飲食コーナーがあります。 コンビニ(ファミリーマート)を併設しています。もちろん24時間営業、酒・たばこ有りです。 こちら、特産物と地場農産物の販売コーナー。 生産者の顔が見える農業。 こちら、飲食コーナーです。定食やどんぶり物などの店、十文字ラーメンの店、横手やきそばの店、甘味の店。それぞれ別々の店です。 これが、十文字ラーメンです。横手市十文字町で中華そばと言えばコレ。 あっさり醤油スープに極細めん。めんは少々柔らかいというのが通例。すぐに茹で上がります。 スープの種類に「みそ」「しお」といった他の味はありません。「醤油」オンリー。それに「麩」が載ります。 柔らかく細い麺なので、あまりのんびり食べていると麺がのびてしまうのが玉にキズかな? 市販の十文字ラーメンもすぐに茹で上がるので、急いでいるがうまいラーメンを食べたい時にピッタリ!市販物の場合はストレートのスープが付属しているものもあります。林泉堂 【秋田のこだわり】 十文字ラーメン あっさり醤油味 2食入×3パック これが、横手焼きそば。7~8年ほど前から「B級グルメ」として脚光を浴びております。 旧横手市の市街地には、何十軒ものやきそばを出す店があり、最近、同じく焼きそばの街として売り出している静岡・富士宮市と競っております。 横手焼きそばは太い茹で麺を使い(全国的な焼きそばは細い蒸し麺を使う)、薄口ソースで味付けし、目玉焼きをのせるのが特徴です。具はキャベツの他、豚肉はばら肉ではなく挽肉、これに紅生姜ではなく福神漬けが付きます。 味、食感ともに、全国標準の焼きそばとは随分と異なります。 どうでしょう?この重量感! 今回注文したのは「ホルモンやきそば」。この店のメニュー通りだと目玉焼きは載らないのですが、別料金50円で載せてもらいました。 ちなみに、この道の駅内のやきそば屋「福龍」さんは、「横手焼きそばグランプリ決定戦」にエントリーしているそうです。新登場!横手やきそば5食セット専用ソースもついた5食入り。 焼きそばでお腹いっぱい。先を急ぎましょう。 十文字から湯沢市までは国道13号の下道を。湯沢市からは、先日開通したばかりの「タダ高速」こと(?)湯沢横手道路の延伸区間を終点の雄勝こまちICまで通り、秋田-宮城県境の山懐へ…※湯沢横手道路(国道13号BP扱い)は横手~十文字~湯沢間は有料<東日本高速道路(株)に管理委託>です。湯沢~三関~須川~雄勝こまち間は無料です。十文字ICの湯沢寄りに本線料金所がございます。無料と言っても高速道路と何ら変わりありません。秋は東北!ブログランキング参加中
2007年10月08日
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秋田魁新報ウェブサイト、ならびに国土交通省東北地方整備局、秋田河川国道事務所のウェブサイトによると、今夜(31日)午後8時より、国道7号線由利本荘市「本荘大橋」が緊急に通行止めになっているそうです。 国土交通省が全国的に行っている橋梁鋼材の緊急点検で、「本荘大橋」の鋼材に破断がみつかったため、緊急にとられている措置です。 しかも、損傷が発見されたためコンクリを掘り起こして確認作業をしていたところ大型車両が通過し、作業員の目前で大音響と共に裂けたとのこと。 迂回路が設定されています。(←新潟方)本荘大橋南側~国道105号~飛鳥大橋~国道105号~本荘北部道(青森方→)です。 当初は、本荘大橋南側~国道105号~飛鳥大橋~石脇のルートが迂回路となっていましたが、石脇付近の道幅が狭いため、上記の経路に変更になったと思われます。 現場付近を通過される方は、現場の案内に十分にご注意下さい。全面通行止めは解除されました。
2007年08月31日
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高尾山へ行ってきましたぁ~あいにく少し靄っていたけれど、遠くまで眺められてサイコー山河の眺めは癒されますね街の直ぐそばにこんな景色と空気の良いところがあるのはいいこと。空気がおいしく、肺の中一杯に(?)詰め込んできました山道を登るのがちょっと大変だけど、今度はお弁当を持って行きたいデスあ、絶景の写真を撮ってきたのでお見せしましょう↓はい、どうぞ↓…[お客様からクレームが届いております]ケーブルカーで登るのではないのか~!高尾山からこんな景色は見えないぞ~天狗はどこだ~!…私、正直者です(たまにそうではないこともあるが)。正真正銘、これは「高尾山」8合目からの眺め。しかし、「東京の高尾山」に行ったとはヒトコトも言ってないぞっここは、「秋田の高尾山」じゃ。 秋田市雄和女米木(めめき:旧河辺郡雄和町)というところから登る山で、「高尾山」といいます。山頂の標高は383mで、270mくらいのところに公園と山荘があります。かつては山伏・修験者の霊場であって、山賊と坂上田村麻呂との伝説も残っています。 昭和40~50年代に、最も眺めの良い8合目付近が公園として整備され、ここに通ずる山道も近年に国道341号線に指定され(但し、「酷道」である)ました。しかし、年1度のイベントの時以外は、利用者は極めて少ないようです。 「高尾山荘」です。 秋田市の施設です。宿泊はできません。管理人のオッチャンがひとり、屋外にイスを出して暇そうに佇んでいました。 山荘前の広場で眼下の眺望(上の写真)を撮っていたら、後ろに気配が…。振り向くとカモシカ君が立っていました。こっちも驚いて声を上げたら、「パカッパカッ」と足音をたてて林の中に消えてしまいました。 道路から展望台に上がると、GPS固定点を発見 「電子基準点」かと思いましたが、調べてみたらGPS固定点でした。地籍調査の推進を図るために国土地理院が設置した装置です。電子基準点と似た装置ですが、GPS固定点は地積測量や工事測量でGPS測量を行うにあたり、業務が円滑に遂行できるように国の予算で固定装置を取り付けたものです。 基本測量の系統では、「四等三角点」になるそうです。 雄物川を挟んで北側の雄和糠塚の観光交流館(ダリア園)にも同様の装置があるそうです。 ちなみに、展望台からの眺望は利きませんでした もう一度、一番上の写真をご覧いただきましょう。 この景色の中に、地理的事象がわんさか。 自由曲流、曲流帯、河跡湖、旧河道、自然堤防、氾濫原、山地、台地、集落… 地理屋には堪えられない景色でしょう。ちなみに、最も奥に見えるトンガリ山は、たぶん神宮寺岳です。 高尾山より低いが、林業以外に人間による利用がほとんど行われていない丘陵地がダダーッと広がっています。これも絶景。国土地理院地形図閲覧ウォッちず「1:25000地形図 新波[北東]」気に入ったらポチ→(「ブログランキング地域情報(東北)」にジャンプします)
2007年08月20日
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日本一深い湖、田沢湖です。水深423.4mで、地球上で17番目に深い湖でもあります。周囲の長さはおよそ20kmで、一周道路があります。よく「火山活動によるカルデラ湖」と言われますが、田沢湖が出来た理由は良く分かっていません。ここは、田沢湖畔「春山」。レストハウスやバス停、大駐車場などがある田沢湖畔観光の中心です。辰子さん(金色の像)がお立ちになっている「潟尻」とは、ほぼ対岸になります。桟橋に係留されている小さい船が、田沢湖の遊覧船です。このベンチは、道路から少し下がった所にあって、ちょうどよく日陰です。場所は、春山駐車場(湖畔バス停)の目の前。水の色が鮮やかな「水色」ですが、これには訳があります。綺麗に見えますが、生き物は棲めません。戦前、戦中の電力事業(国策)で、玉川温泉から湧き出る強酸性の水が流れる玉川の水が引き込まれ、生物は棲めなくなってしまいました。世界で唯一、この田沢湖にのみ棲息していた「クニマス」が、このとき絶滅してしまいました。所々に砂浜があり、湖水浴やセーリングができます(ここは春山)。スワンボートもあります。ちなみに、「カップルで田沢湖に行くと破局する」という地元では有名なジンクスがあります。辰子姫が怒るのだとか。しかし、この困難を乗り越えたカップルが多数いることもまた事実。どうぞお試し下さい(笑)広い駐車場があります。無料。ここに駐車して散策すると良いでしょう。大きい駐車場は、対岸の潟尻(辰子姫・プリンスホテルなど)にもあります。建物は「田沢湖共栄パレス」というみやげ物屋&食堂です。もう1軒、みやげ物屋があります。同じ経営者なのか、ライバルなのかは不明。バスは、田沢湖駅から湖畔を経由して、八幡平の「蒸(ふけ)の湯温泉」に行く秋北バスの路線バス。ここからふけの湯まで、2時間近くかかります。途中、強い酸性の湯で有名な「玉川温泉」を通ります。またバスが来ました。「日本一混雑する秘湯?」と言われる有名な「乳頭温泉」に行く羽後交通の路線バスです。両路線とも、平日にも関わらず、北東北ブームにのった観光客がたくさん乗っていました。田沢湖畔の小さなリゾート ペンションサウンズグッド!田沢湖畔のペンション。客室はロフト造り。手料理のもてなしと、たまに開かれる音楽イベントがgood。お風呂は人工温泉ですが、何と湯船がグランドピアノの形。浴室でCDを聞くこともできます。
2007年08月04日
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鳥海山ドライブシリーズにお付き合い下さいましてありがとうございました。 その鳥海山を降りてくるときに、ふとバックミラーを見ると、煙モクモク…。排気口からすごい煙!原因は何であろうかナ?エンジンブレーキの使いすぎでしょうか。それとも、エンジンオイルの入れすぎ?分かりません。 延々十数キロも下り坂。エンジンブレーキを併用しないと、フェード現象やヴェイパーロックが起きて止まらなくなっちゃうかもなので、フットブレーキだけで降りてくるわけにもいきません。 前、サイド(パーキング)ブレーキをかけたまま土崎から男鹿まで走ったことがありますが(笑) アレは焦った。 4月に車検を済ませたばかり、点検もしてもらったはず。クレームつけるかな。
2007年06月09日
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鳥海ドライブその5。 鳥海山からの帰路。 フォレスタ鳥海を夕方5時に出発し、旧鳥海町伏見の生産物直売所(いわゆる「産直」ですね)に立ち寄り、旧矢島町経由で一路秋田市へ向かいました。 今回は入らなかったけれど、旧鳥海町伏見の産直の隣には、「百宅そば」のお店があります。観光パンフレットによると、マタギの里として知られる(知らなかった…)「百宅」(ももやけ)という集落があって、そこでそばを栽培しているそうです。「百宅そば」は、産直でも販売されています。【橘倉酒造 (きつくら)・ 長野県】【そば焼酎】 鳥海 (ちょうかい) 25度 720ml楽天でこんな焼酎を見つけました。醸造元は長野の酒蔵なのですが…説明文を読んでみて下さい。 さて、産直を出て、旧矢島町(矢島:やしま)→旧由利町(前郷:まえごう)と、国道108号を西進してまいります。矢島から先は第三セクター鉄道「由利高原鉄道 鳥海山ろく線」と平行しています。旧国鉄矢島線です。今のところ、存廃問題は出ていません。田園を走るノンビリローカル線です。列車に乗るとあっという間ですが、車で108号を走ると、妙に長く感じるんです。なぜでしょう。 旧本荘市の市街地に入り、一旦国道107号に合流し、海岸近くで国道7号線に入ります。ほんの2キロ程だけですが国道105号、107号、108号の重複区間になっております。 国道7号線は、本荘市街地を抜けると、秋田市の中心部の手前までほぼずっと海岸線を走っています。特に、本荘から松ヶ崎というところまでは、断崖のような急斜面に道が穿たれています。眺めは最高、でも、冬は怖い。滑ったら日本海にドボン…なくらいです。実際には草むらで止まるでしょうけど…。 古い国道のお決まり施設「カーホテル」林立地帯…(苦笑) ご覧の通りのワインディングロード。観光バスのお客さんには大好評の区間のようです。特に、夕陽の時間帯には堪えられない!ここは、秋田~本荘線の急行バスが通りますので、団体旅行に縁のない方は路線バスでどうぞ。JR線は内陸部を大迂回しているので、この海岸線は通りません。松ヶ崎(駅は「羽後亀田」)から先、秋田市の桂根まではJRも海岸線を走っています。 夕陽見物、最初は本荘市街を出て直ぐの駐車帯でと思いましたが、まだ1時間ほどありそうだったので、旧岩城町道川の「道の駅道川」まで進む事にしました。 この道の駅は、温泉と漁港を併設しています(どういう組み合わせ?)。今回は入浴しなかったけれど、露天風呂があって眺めは抜群。風呂からの視界は一面「海」です。露天風呂は内湯から一階分降りたところにあります。湯は茶色の食塩泉。 夕陽見物に大勢の人が集まってきました。太陽の見かけの大きさは大気の状況によって変わるそうですが、この日は小さく、燃えるピンポン球が海に没してゆくようでした。 こうして、6月3日の陽は暮れていきました。 この道の駅へは、列車でも行くことができます。 羽越本線「岩城みなと」駅下車、徒歩2~3分。 鳥海ドライブシリーズ。これで終わりです。お付き合いいただき、ありがとうございました。入梅前のこの季節、東北の山々は新緑と残雪のコントラストブログランキング「地域情報(東北)」に参加しています由利正宗雪の茅舎大吟醸720ml秋田県の人気吟醸酒「雪の芽舎」 これはうまい!(由利本荘市:旧本荘市 「由利正宗」斎弥酒造店)
2007年06月08日
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鳥海山矢島口五合目「祓川」に到着。その続きです。 祓川の駐車場から歩いて2~3分で祓川山荘と龍ケ原湿原があります。ここまでが前回の記事の内容です。 竜ケ原湿原には、南北方向に貫く木道(橋のようになっている木製の遊歩道)があって、湿原の向こう側まで行くことができます。所々破損していますが、歩行に支障なし。環境省か県の方でそのうち補修してくれるでしょう。 湿原の向こうに、大規模な残雪があります。ここは毎年いつきても遅くまで雪が残っています。今年も夏休みまで残っていることでしょう。山スキーを楽しんでいる人々、と思ったら、下山パーティーが単に滑り降りて来ているようでした。もちろん、スキー板をはかずに。ざっと15人写っていますね。画像では見えませんが、もっと上の方にまだ数パーティーいました。 下山してきた登山パーティー。みな、ユニフォームを統一しています。そして、妙に若い。そして、大人数。 年配の人が多いという話は良く聞きます。「百名山」の影響で。しかし、皆さん異常に若い。はて? そう、この日は高校総体なのでした(県大会)。角館、大曲、秋田、鷹巣…続々降りてきました。駐車場で無線を持ちつつのんびりしている人が多いな~と思っていたら、彼らは生徒達を待ち構えていた先生方のようでした。 聞くところによると、高校総体の登山競技には、ペーパーテストがあるらしいですね。地形図や天気図の読図、気象予報などを解くのでしょうか。 結構巨大な斜面です。実は、鳥海山祓川(矢島)口は、春山スキーのメッカでもあり。山開き直後だと、山頂付近までスキーを担いで上がる人が大勢います。山スキー初心者はこのような近場の斜面で雰囲気を味わう訳です。ゲレンデスキーと違って、登山の装備も必要ですからね。 ♪みずばしょうの花が、咲いている♪ …遥かな…鳥海~♪…テンポ合わず。 駐車場直下にも残雪があり、若い子たちが春山スノボ?を楽しんでいました。ラジカセ(CDプレーヤ)を持ち込んで、まったりしながら楽しむ。何時の時代も基本スタイルは変わりませんね。彼らはジャンプ台をこしらえたようです。眼下に広がる由利原高原に向かってジャンプ! …怖くてできね~な、オイラ。 山頂が雲に包まれてしまいました。高校生諸君、下山した後で良かった。 一枚上のスノボの画像に写っている駐車場は、終点よりも一つ下の駐車場です。ここに高校生たちが続々集まって、駐車場内や近接の野営場でおもむろにテントを張り始めました。どうやら今夜は、ここで幕営するようです。その様子や技術、態度も、おそらく採点に入っているのでしょうね。さて、次回は山を下りまして、立ち寄り湯です。入梅前のこの季節、東北の山々は新緑と残雪のコントラストブログランキング「地域情報(東北)」に参加しています鳥海山自然水・2000ml×8本セット 鳥海山・ブナの森の物語
2007年06月05日
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南由利原高原を出発、花立を後にして、いよいよ鳥海山への登りです。花立山荘のところから県道58号に入るのですが、すぐ林道を舗装しただけのような狭い道になります。全線舗装ですが、この先、終点の五合目祓川(はらいかわ)まですれ違いにご注意です。おことわり:アップローダの容量逼迫につき、画像は縮小の上、画質を50%落としてあります。また、走行中に前方を写した画像は、助手席に撮影を依頼したものです。 ここで、鳥海山の紹介をしましょう。 鳥海山は日本海沿岸の秋田県と山形県との県境にそそり立つ、東北で2番目に高い標高2236mの山です。西の裾野は日本海に落ち込んでおり、海岸線から山頂まで、直線距離で僅か十数キロしかありません。伏流水が日本海の海底に湧き出しているところもあるようです。 獅子が鼻湿原、法体の滝、奈曽の白滝などの名勝地が各所にあります。象潟口、吹浦口からの鳥海ブルーライン五合目「鉾立」と、矢島口五合目「祓川」まで車道があります。 鳥海山は何度も噴火を繰り返しながら成長してきた複成の成層火山で、最も最近の噴火は36年前の1971年です(水蒸気爆発)。従って、気象庁の分類上は当然「活火山」であります。山脈、山系の分類では出羽山地に分類されることが多いですが、学術上は山系に属さず独立峰ということになっているようです。※ちなみに、東北で一番高い山は、尾瀬の燧ケ岳です。さて、ドライブに戻りましょう。 途中、何箇所かの下車散策・展望スポットがあります。そのうち、最も麓に近い木境展望所からは、先ほどの南由利原高原、更には麓の矢島町が見えます。 道は、ブナの二次林の中を進みます。ブナの二次林とは、伐採したブナの原生林が天然更新した、つまり、再度自然に生えてきた森のことです。貴重な植生ゆえ、間伐や下草狩りが丁寧に行われ、守られています。 青空が緑の葉に透けて、とても気持ち良い。森林浴はこのようなブナ林がいいですね。木の実も豊富で、獣もたくさんいます。短い夏を謳歌する豊かな森です。冬はとても厳しい森です。 標高が上がるにつれて、林相はブナ林から低木、潅木に遷移していきます。 延々10km以上も山道を走り、五合目祓川(標高1,210m)に到着です。ここまで来ると、大きな木はほとんどありません。 祓川は鳥海山の秋田側に3つある主要登山口のひとつで、「矢島口」ともいいます。正確には、登山道は麓から続いていますから、ここは矢島口登山道の途中ということにもなります。 駐車場が2ヵ所あります。1ヶ所は終点にありますが、もう1ヶ所は少し手前にあり、終点まで歩いて5分ほどです。以前は夏山シーズンのみ矢島から路線バスが通じていて、羽後交通のミニバスが上がってきていましたが、今はありません。自家用車以外の方は、タクシーかレンタカーをご利用下さい。当日もタクシーが1台上がってきました。 終点の駐車場は満車寸前でした。手前の駐車場はガラガラでした。登山者のほかに、ハイキング客、物見遊山の観光客、大勢。意外にもかなり若い人が大勢いました。何故?…しかしその謎はいずれ氷解しました。 祓川駐車場より少し(ほんの少し)遊歩道を進んだところから矢島町方向。かなり良い眺め。遠くは霞んで見えませんが、秋田市の太平山も見えるはずです。大きな残雪がありますね。観光客、雪の上でおおはしゃぎ。遠方の方のようですが、おば様、ヒールはないでしょ・・・。 駐車場からものの2分で、大きな湿原に出ます。龍ヶ原湿原といいます。この辺は雪が融けたばかりのようで、まだ夏山の池糖という雰囲気には遠いですが、所々にミズバショウが見えますね。 撮影位置の直ぐ脇に、祓川山荘という鉄筋造の山小屋兼避難小屋があります。 木道があるので、先に進んでみましょう。次回。入梅前のこの季節、東北の山々は新緑と残雪のコントラストブログランキング「地域情報(東北)」に参加しています【鳥海山氷河水 500ミリリットル×24本】山頂付近に氷河地形が見られることから、「氷河」とネーミングされた地場商品が多数出ています先行予約特典付送料無料企画秋田ブランド 【象潟の岩がき】 12個鳥海山の伏流水が海中に滲み出しているために味わえる。季節はこれからの夏が旬!先行予約。とにかくデカイ。ぷっくり太ってます。~今夏も水揚げがされ次第、早速食べに行く予定~
2007年06月04日
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今日は天気が良かったので、鳥海山方面へドライブしました。 ルートは、秋田を11時に発ち、国道7号を南下。本荘のイオンスーパーセンターで弁当を買い、にかほ市西目町西目高校前から県道43号を経て県道285号冬師西目線、釜ヶ台から県道32号仁賀保矢島館合線で南由利原。 花立から県道58号象潟矢島線を途中まで走り、鳥海山五合目祓川登山口。 帰路は祓川から少しだけ下って法体の滝方面へ抜ける道路を通ってフォレスタ鳥海へ。そこで立ち寄り湯をし、猿倉から下直根、県道291号大川端伏見線で鳥海町伏見、そこの産直センターを覗いて、国道108号で矢島経由で本荘まで走り、国道7号を戻りました。 地図を参照してください。 ちなみに、実走で参照している地図は、これです→東北道路地図〔2007年〕2 なお、にかほ市西目を出てから、帰路、国道7号で秋田市に入るまではずっと由利本荘市です。おことわり:アップローダの容量が逼迫してきているので、画質を50%落としてあります。 県道285号線釜ヶ台へ至る途中に、風光明媚な場所を見つけシャッターを切りました。 地図を見ますと、「四角井戸溜池」といいまして、おそらく開拓農家向けの農業用ため池でしょう。 この辺は、開拓入植地が広がっていて、開拓農家が多いのです。頑張って田んぼもやっているようですが、畑作や牧畜が多いですね。それにしても、日本離れした景色です。 山は、程よく雪を被ったこの時期が、眺めるには一番いいですね。 車はこの先、釜ケ台という交差点から東(左)へ進みます。ちなみに、有名な「土田牧場」へは、この釜ケ台の交差点を西(右)に行きましょう。もっとちなみに直進すると、にかほ市象潟町で国道に戻ります。 この辺、道路がよく整備されています。ツーリングの人々も大勢、何台も走っていて、気持ち良さそう。きりたんぽ5号さん、バイクに乗りたくなったでしょ? 実は、このカメラ位置より手前側に、実に絵になる木が1本、道路端に生えているんです。それと絡めて撮りたかったのですが… どうアングルをとっても、2枚の赤いノボリが入ってしまうんです。ジャマ…ですねぇ。「営業中」と、「コ★・コーラ」(大人の事情により、一部伏字)。 いい直線道路なんですけどね。 ここで、目測で120は出していたであろうバイクバカ野郎がヒューンと飛ぶように走り去っていきました。本当に飛んで行っちゃったらどうするつもりだろうかな(どうしようもできないでしょうけど)。 この先、直角カーブ。 お次は、南由利原。リゾートエリアになっております。 矢島花立牧場という、各酪農家から子牛を預かって育てる公共の牧場です。ここの名物は、ソフトクリームです。コクがあっておいしい。近くの土田牧場という有名牧場もソフトクリーム、アイスクリームが名物なので、ハシゴできますね。1つ300円。 放し飼いもしてます。 この南由利原は、牧場の他、バンガロー、サイクリングターミナル、オートキャンプ、スポーツ施設が整っており、春~秋にかけて賑わっています。管理人は随分前に、オートキャンプ場で幕営して、自転車を借りてサイクリングロードを一周したことがあります。確か、中学か高校の頃だったかな。 さて、ソフトクリームを平らげ、いよいよ鳥海山五合目へまいりましょう。 長くなるので、次回。東北は新緑の季節ブログランキング参加中です!
2007年06月03日
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本格更新を再開します。お待たせしました先日、宮城県へ行ってまいりました。その時の話題を何日かに分けて取り上げます。諸事情により、行きは自動車(運転手)、帰りは列車利用。秋田南→古川 およそ200kmの旅まずは 秋田自動車道 しかし高速に乗った途端、ステアリングが重くなるというハプニング、50km程しか走らないうちに大曲で高速を降りて、急遽イ○ローハットへピットイン結局原因不明。関係ない部位の不具合が見つかる始末(笑)気を取り直して再び高速へ。走行に支障が無い程度に復活していました。何故天気が良くてドライブ日和 大曲西道路(一般道・自専道)を大曲市内に向かって走行中。秋田道大曲IC~国道13号交差点まで、延々直線道路、どう見ても秋田道と同じ造りで自動車専用ですが、一般道なので60km/hまでしか出せません。前方に見えます山々は、奥羽山脈(和賀山塊)です。スカイライン(山の稜線と空との視覚的な境目)がくっきり。秋田自動車道は、秋田南~大曲間と横手付近、北上JCT付近だけが片側2車線、その他の区間は対面通行。所々に「追越車線」があります。こちらは高速です。1枚目の写真の自専道と変わんないでしょ(笑)たまに、簡易分離帯を乗り越えてはみ出してくる輩がいますので注意岩手県湯田ICのあたりです。流石は豪雪地帯少ないとはいえ、雪はあります。秋田南から(途中止まらなければ)約100分で 東北自動車道 に合流します。こちら、岩手県奥州市の前沢サービスエリアあの、前沢牛の前沢でありますスナックコーナーで「前沢牛丼」を食べました800円くらい。スナックコーナーは24時間営業ですが、「牛丼」は数に限りがあるそうですレストランのメニューを覗いてみると…とても高速のレストランとは思えない、前沢牛のステーキ○千円…○の中は「7」だったか「8」だったか忘れたよ…ステーキには手が出ない向きには(ほとんどみんなそうでしょう…)、屋台で前沢牛串、いかがでしょう。それでも、1本1050円しますけど。およそ30分の休憩の後、古川へ向けて出発。ここから古川ICまでは、およそ45分でした。もっとかかるかと思ったが、意外に早かった。さすが、本規格の高速は100km/hまでなだけありますねワゴンRで100km/hは辛かっですが。←旅に出たくなったらポチっとよろしく※走行中の写真は全て同乗者が助手席から撮影したものです※東北道は臨時規制時を除き、法定速度の100km/hまで出せますが、一関IC付近や泉IC~仙台宮城IC付近などの急坂急カーブ区間に常時80km/h規制区間があります。←これが噂の前沢牛前沢牛サーロインステーキ 160g×2枚箱入前沢牛焼肉用400g 20070222宣言3「ごま摺り団子」という名物もあります(一関)
2007年03月03日
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異常暖冬。それでも、吹く風は冷たい。真冬に、海岸へ。潟上市の出戸浜海岸。海からの強風。駐車場は砂嵐。時折、雪が混じる。海岸から見える男鹿半島の寒風山(前の記事をご覧下さい)。この海岸も、秋田港での防波堤築造によるだかで潮流が変わって砂浜の面積がかなり狭くなった。少し秋田市寄りでは、自転車道が崩壊してしまったところがあり、万年通行止めになっている。まだそんなに古い道路ではないのだが。某海の家の張り紙。何年物だろうか。海の家定番メニュー。ちなみに、隣の窓に「生ビール」が貼ってある。よくよく見ると…変。誰も気づかない、夏の浮かれた海岸。夏の思い出。また新たな思い出作り、夏を待つ海の家。※取材日:2007年2月7日午後※4枚目の写真は白黒に加工してあります←ブログランキング「東北」
2007年02月08日
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異常暖冬。おかげさまで、本来この季節には行けない筈の場所に行けたりする。秋田県、男鹿半島。本州と男鹿島が砂州で地続きになった陸繋島の男鹿半島(※)。その付け根に聳える、秋田県民ならだれもが知っている「寒風山」標高300mちょっとの死火山(※)。頂上には、回転展望台があり、オンシーズンには芝生に覆われたその山体がピクニック広場の様相を呈する。そして、男鹿半島に数箇所ある「記念撮影なまはげ」生息(?)地点の一ヶ所でもある。ちなみに、「おがのさむかぜ」とは、江戸時代の紀行作家・地誌家の菅江真澄が男鹿半島を訪れ、遺した地誌のタイトル。詳細を知りたい方は、秋田県立博物館をお訪ね下さい。寒風山 南西麓のJR羽立駅より時、如月2月。立春を過ぎたとはいえ、雪国秋田は一面の銀世界。それが本来の姿なのだが、今年は雪がない。寒風山を登る道路も、支障なく通れた。男鹿市側(といっても、周囲全部「男鹿市」なので「羽立側」)から寒風山パノラマラインに入る。通行止めの標識や柵の類は一切ない。状況から見て冬季閉鎖すべき道路だが、特別そういう措置は講じないようだ。もっとも、仮に積雪となった場合に、除雪が行われるのか、分からない。ちなみに、全線に渡り、急坂急カーブであり、転落の危険が大きい箇所ばかりだ。羽立側から登るときは、道路の周囲は芝生・もしくは低潅木ばかりで非常に見通しが良い。あまりに視界が利きすぎ、怖いくらいだ。いくつもの急カーブを交わすと、鞍部となっている「妻恋峠」に到着する。一応、広い駐車場があり、眼下に雄大な日本海と広大な田園、直下に噴火口を眺める。しかし、ここにきて吹雪になった。こんな天気の寒風山には来たことがない。とにかく、寒い。周りに遮るものが何もないので、なおさら。さて、2枚目の写真に、右方へ分岐している道路が写っている。これが、大本命の山頂へ至る寒風山パノラマラインの支線で、頂上に写っている回転展望台に至る。本線に増しての急坂急カーブ。慎重に運転。はっきりいって、怖い。凍ってはいないと分かっていても、滑走、そしてアウトカーブ側への転落の恐怖。山頂直下の大駐車場に到着。ここには大きな土産品店があるが、当然休業中。しかし、車が1台いたのには驚いた。なにやってんだろ?なお、コレより先、車両通行止め。しかし、「指定車・許可車は除く」の補助標識つきで車道は延びている。わずかな区間でカーブ1ヶ所だけだが、それが、おそらく寒風山で最も急で怖いカーブ。なお、大駐車場からは階段がある。回転展望台。もちろん、休業中。営業中なら、秋田平野~能代平野を一望できる。ちなみに、男鹿半島西海岸は見えない。寒風山の倍以上の標高を持つ山が眺望を遮っているから。上の写真、展望台脇より前述の駐車場と土産屋。夏にはここからパラグライダーが飛び立つ。下の写真、展望台脇より西の方向。火山である事をお分かりいただけるだろう。なお、見える駐車場は、前述の妻恋峠。ここでかなり天候が悪化してきた。路面が凍結してしまっては大変。凍らないうちに下山。慎重に、慎重に。凍結路面より強風でハンドルが取られることに神経を使った。帰路は、脇本側へ下山。こちらは中腹から森林を走るので、眺望は利かない。国土地理院地形図閲覧サービス「ウォっちず」 1:25,000寒風山※:「男鹿半島が陸繋島である」ということには、学術研究上、異論があるようです。それを踏まえての記述としましたので、御承知置き下さい。※:寒風山が死火山であるという通説も、1万年間噴火なしを死火山とする最新の活火山分類法では必ずしも当てはまらない説ですので、こちらも御承知置き下さい。←旅に出たくなったらポチっとよろしく
2007年02月07日
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大曲駅前の時間貸し駐車場が、1時間50円新幹線の駅目の前の駐車場が1時間50円。激安。散策後酒を飲んで歓談したので、帰路は電車。夕方5時前から翌日の昼2時過ぎまで駐車しましたが、請求額はたったの1100円。それでも、空きが随分ありました。知られていないのか??ちなみに、秋田新幹線こまち利用者は、JRが別に駐車場を用意しています(仙台以遠へ出かける人専用・予約制・無料)。←旅に出たくなったらポチっとよろしく
2006年09月16日
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夏休みになりました(私は関係ないですが)。アウトドアスポーツの季節です(私はアウトドアでも冬の方が好きですが)。小中高校大学そろってお休みになるこれから1月余り、山登りされる方も多いでしょう。秋田・岩手県境の「秋田駒ケ岳」は、花の山としても知られる、奥羽山脈に乗る高山ですが、8合目まで車道があるため初心者やファミリー登山に人気です。その駒ケ岳では、今年もマイカー規制が実施されています。仕組みは、長野・上高地のマイカー規制と同じで、麓の駐車場にクルマを置いて、路線バスに乗りかえるようになっています。路線バスは、駐車場~八合目間のほか、JR田沢湖駅前から乗り入れる便もあります。今年から、ふもとの駐車場とバス乗場が「アルパこまくさ」に変わりました。去年までの乗換場所「かもしか駐車場」にはバスは寄りません。このバスは、高原温泉バスターミナル(高原温泉駐車場)にも停車します。規制日は、6月~10月の土曜日、日曜日、祝日と 6月17日~8月20日の平日です。(つまり、8月20日日曜日までは毎日ということ)時間は午前5時半~午後5時半までです。(つまり、これ以外の時間帯は一般車通行可。ただし、8合目駐車場の入庫状況により早め規制あり)規制日以外はバス運行はありません。バスの時刻・運賃はこちら→駒ケ岳線バス時刻・運賃(仙北市)駒ケ岳マイカー規制について→秋田駒ヶ岳へ登山される皆さんへ(仙北市)大人数で路線バスを利用したい時は、予め問い合わせが必要です(増車等の措置があるのでしょう)羽後交通:こちらにもバス時刻表があります←旅に出たくなったらポチっとよろしく
2006年07月21日
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仁別の集落を、ザ・ブーン側に曲がらず直進すると急に道幅が狭くなり「仁別駅跡」、かつて旅館か民宿だったとみられる廃屋があります。(写真はありません)中島橋のバス停(路線バスがザ・ブーンまで行かない早朝夜間の終点)を過ぎるといよいよ林道規格に近い道幅になって急勾配に。民家は斜面ににへばりつくように建っています。いくつかのカーブを過ぎると、T字路。そこに、非常に古びた、欄干が低い橋があります。「高橋」というそうです(苗字ではない)。下を流れる川は、旭川最大の支流「仁別沢」この時期は木々が枯れているので斜面が見えます。しかし、盛夏の植物が繁茂する時期にはもっと深遠深閑な谷と化します。はっきり申し上げて、高所恐怖症の方はご覧にならない方がよろしい。でも、紅葉は綺麗なんだろうな。しかしこの橋、欄干が低いので、非常に怖い。おっかない。しかも、ご覧の通り東側(国民の森)側の欄干は、車がぶつかったか、何と朽ち落ちており、幾本かのロープで結ばれているのみ。ロープの先は沢へほぼ懸崖をまっさかさま。・・・この写真を興味深くご覧になった方。この橋とは別の構造物に目が留まったのではないでしょうか。谷底からスクッとそそり立つコンクリートの物体。「廃」なものファンの方ならきっと察しがつくでしょう。それが「橋脚」であると。この「高橋」、秋田市に長くお住まいの方なら1度は通行したことがあるはず。「仁別国民の森」「森林博物館」「旭又」へ向かう仁別林道の起点。旭川ダム公園に行くにもこの橋を渡ります。今から10年以上前、まだ「国民の森」がピクニックエリアとして賑わっていた頃は週末には市営バスも通っていました。この記事の1枚目の写真は、「高橋」から仁別沢上流方向を撮影した写真。じつはここ、振り向くと、秋田県内の廃道等紹介の第一人者(?)ヨッキれん氏のサイト「山さ行がねが」で取り上げられた橋台・橋脚跡があるのです。「仁別・謎の巨大橋台跡」(『山さ行がねが』へリンク)(この写真は集落側の袂から撮影)何が「謎」なのか。氏のサイトによると、何のために作られたのか、全く不明なのだそうです。旭川河谷は、有数の森林鉄道発達地域でした。(実は、観光地化されなかった純粋な「森林軌道」が国内で最後まで残った地ともいわれる。あくまで「いわれる」だが)おそらくは、林鉄由来の構造物だと思うのですが・・・。形状は明らかにそうですね。(この写真も集落側の袂から撮影)この写真に写っている現役の車道橋が「高橋」。それに比べ、廃橋脚は狭すぎますね。ですから、車道であった可能性はほぼないと思われます。で、何故「謎」かと言えば、ここに林鉄が走っていたという記録が一切ないのだそうだ。仮設線路がひかれた可能性もあるけれど、仮設でこんな立派な構造物を作るだろうか。旭川ダム完成に伴う付け替え線路でもない。何しろ林鉄廃止からダム建設まで数年のブランクがある。くわしいことは、ヨッキれん氏のホームページをご覧下さい。「謎」なことは変わりないが。・・・氏は、この橋台跡に上がって谷底を覗き込んだという。つまり、僅かに残った橋桁で平均台をやったというのだ。とてつもなく危険なので一般の方は絶対にお止めいただきたい。落ちても助かりません。ちなみに、この「高橋」の西側の袂までが「県道15号 主要地方道秋田八郎潟線」。この先は山を越えて八郎潟町に至るはずですが、この地点から五城目町馬場目までの約14kmは「不通区間」になっております。五城目町へは林道を通行することで抜けられますが、原則として一般車進入禁止。森林鉄道最盛期には五城目町の杉沢まで線路が伸びていたとか。↑blogランキングに参加しています ぜひご投票(バナーをクリック)を
2006年04月21日
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旭川河谷の最奥集落「仁別」(Yahoo!JAPAN Map 1/75000)かつては太平山地営林事業の一大拠点として栄え、その後林業衰退の一途を辿るも秋田市街地へ近く、交通もさほど不便ではないことから、今でも山間としては大きな集落を保っています。写真右の流れが旭川、左の流れが支流の仁別沢。写真のもっと右、つまり旭川本流の「左岸」にも住宅が立ち並んでいます。仁別地区のさらに山間には1968年に「仁別スキー場」(1976年より「秋田市太平山スキー場」)が、1982年にはジェットコースターや観覧車を備えた遊園地「仁別レジャーランド」(1990年閉園)が設けられ、旧来からの山菜取り、渓流釣り、登山とともに総合レジャーエリアに変化。今は旧スキー場を廃して新設された「太平山スキー場オーパス」「クアドーム・ザ・ブーン」などを有するエリアになりました。林業も細々と行われ、製材所があります。仁別駅跡秋田県内でも一級の路線網を誇った仁別林鉄の中間ターミナルがここにあった。国鉄秋田駅からここまでの路線は「本線」としての位置づけで、営林局の格付けでも「1級」つまり「幹線」とされ重視されたそうです。その本線はさらに旭川本流沿いに遡り、現在の「国民の森」北端の「務沢」を過ぎてなお太平山地の奥へ路線を延ばしていました。現在、晩春~雪が降るまでの間、「務沢」まで車で行くことができ、「務沢」には務沢駅ホームの痕があります。務沢の先には、貨車をロープで引き上げる「インクライン」が存在し、その跡地は枕木が残されたまま山頂へと向かう登山道になっているそうです。本線からは中ノ沢、奥馬場目、中ノ沢砥沢、軽井沢、旭又沢の各支線が伸びていました。旭川ダム旭川ダム湖1972年に完成した県管理のダムで、旭川に2つあるダムの一つ。(もう一つは、藤倉水源地にあって近代化遺産の「藤倉ダム」で現在は機能停止)かつて秋田市街地で頻繁に発生した洪水を防止するための治水専用ダム。秋田県内の国・県管理ダムで唯一、発電にも灌漑にも利用されない防災オンリーのダム。ダム湖が満水近くになることもめったにない。雪解けの季節なのに水量はこれだけでした。ちなみに、写真右の流れが旭川で、左の流れは支流の砥沢。ダム堤体上からみた太平山。(堤体上は車両進入禁止ですが、立ち入り禁止にはなっていません。一昨日紹介した岩見ダムは堤体上職員関係者以外立ち入り禁止)山はまだ冬のようです。明日、次回は仁別ドライブ行最終回。「廃」なものファンの方必見!↑blogランキングに参加しています ぜひご投票(バナーをクリック)を
2006年04月20日
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一昨日に続き、旭川を遡るドライブ。松原を過ぎると、道路(県道15号線・主要地方道秋田八郎潟線)は旭川の狭窄部に差し掛かります。日当たりが悪いところも多くなって、まだ残雪がありました。市街地(手形からみでん交差点)からここまで、通常走行で約12~3分といったところ。しかし山の雪解けも遅まきながら進んでいる様子。旭川の水量は、大雨時を除き年間でもっとも豊富な時期。この水が雄物川と共に秋田平野を潤します。普段は深い藪になっている河原も、この時期だけは雪もなく、草木も枯れたまま、広々。道路はここから少しだけ高度をあげ(ホントに十数mだけ)、旭川河岸段丘の段丘崖を穿って拓いた道を進みます。今年の大雪が原因したのか、路肩欠損が発生、復旧工事が行われていました。この先、丸木橋(という地名)、藤倉・藤倉水源地(10月14日の日記にリンクしています)、かつて30年前まで小学校があった仁別上台。そして、旭川河谷最奥の集落にして、太平山地林業の一大集積拠点だった仁別の集落に至ります。仁別の里へ下るローカルバスの後を追って。この写真は、安全を確認して撮影しました
2006年04月19日
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秋田市中心部を南北に流れる一級河川旭川を、上流に遡って仁別までドライブ。曹洞宗亀像山補陀寺山内または松原と言われる場所(住所上は「山内」)にある大本山総持寺の直末といわれるお寺。古くは湊安東氏、徳川時代には佐竹氏の庇護を受け、東北の中本山とも言われています。立派な山門があり、市の文化財。立派な杉並木があります。ここの二代目住職は藤原藤房との伝えもあります。藤原藤房とは、後醍醐天皇の側近、中納言正二位であった人物で、建武の新政の頃政権の中枢にいたと言われる人物。周囲との軋轢が生じて政権を辞し隠居、越後を経てこの地に来たと。また、この補陀寺の裏手にある印塔は彼の墓であると言われています。補陀寺の入口。桜並木ですが、蕾はまだ固そうですね。自転車道は市内から旭川の最上流部「旭又」まで伸びる自転車道で、森林軌道廃線跡を転用しています。↑blogランキングに参加しています ぜひご投票(バナーをクリック)を
2006年04月17日
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