売り場に学ぼう by 太田伸之

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Nobuyuki Ota

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2022.12.15
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長年有楽町国際フォーラムで開催されてきたジャパン・ベストニット・セレクション展(略称JBKS)、コロナウイルスの影響を受け昨年規模を縮小して竹芝の都立産業貿易センター展示室に移転、今年のJBKS 2022も昨年同様竹芝開催でした。出展者は減少、毎年優秀企業を表彰してきたAWARDもなくなりましたが、予想以上の賑わいでホッとしました。出展したニットメーカー各社の熱意でしょう、ものづくりしている方々の声を聞くのは楽しいです。













JBKS 2022の案内状を送ってくれた山形県の「今間メリヤス」織田社長を最初に訪ねました。1980年代後半GAPが米国市場をリードしていた時代、GAPはどういうニット企画を進めていたか、それがいかに効率的でしかもサステナブル、模範的マーチャンダイジングであったかを説明してきました。次回以降の商品企画の参考にしてもらえたら。

新潟県五泉の「高橋ニット」、ネット通販の売上が全体の4割になったと前社長の高橋さんから伺いました。IFIビジネススクール全日制出身の息子さんに社長職はバトンタッチ、その若社長と直営店舗とネット販売をうまく噛ませることがいかに重要か話しました。ものづくり側と消費者とが背中合わせのビジネスをもっと加速して欲しいですね。

前職の部下たちが投資先の米国アパレルブランドに繋げた山形県の「米富繊維」。最近地元に直営店舗を開設、今日は社長自らショップで販売当番だそうで会場不在でした。直営店、ネット通販をうまくリンクさせて手の込んだオリジナル商品を強化、海外販路をさらに拡大して欲しい。

ニット業界のリーダー、山形県の「佐藤繊維」佐藤社長は接客中だったので短い挨拶だけ。彼が文化服装学院に指導してもらったS先生から「自宅に遊びにきて」と私も誘われてる話で盛り上がりましたが、例年会場で伺っている次シーズンの重点MDは聞けませんでした。次回どこかでお会いするときに質問します。

コロナウイルスが完全にストップし、JBKSが再び国際フォーラムのような大会場に戻り、AWARD審査も復活できたらなあと思います。日本のニット素晴らしいです。





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Last updated  2022.12.19 15:54:24
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