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大分遅くなりましたが、決勝メンバーを中心に簡単に振り返ってみます。@渡辺晴智縦のキレが完全復活。どんな展開でも突っ込んでくる予感がするほどの仕上がりでした。特に準決勝の、インをカミソリのように伸びた脚は驚愕モノ。いつタイトルを獲るのかと、ファンはヤキモキしてたと思います。現時点での安定感、キレは追い込み選手ではナンバー1でしょう。@合志正臣完全復調と言うまではもう少し足りないですが、8~9割方は戻ってます。合志にとっての最大の敵は「落車」です。小さな身体で、コースの無いところを強引に突っ込むので、落車が非常に多い選手です。まぁ、そういったところもまた合志の持ち味でもあるので、落車を恐れず、戦う姿勢を忘れなければ二つ目のタイトルも十分です。@山崎芳仁今更、何だかんだ言う選手でもないです。捲りならいつでも勝てるのは証明されたと思うので、決勝で見せたような強い競走で1着を獲れるように、どんなレースでも一生懸命走る姿をファンは期待してるはずです。@藤原憲征縦も横も強烈ですが、俺も藤原は縦の選手だと思っています。横の競走になると、まだまだ雑な部分が目立ち、落車させたりさせられたりで、無駄な失格を取られる事も多いです。縦を中心とした自在、追い込みとして、タイトル戦線で活躍出来る選手になって欲しいです。@山口幸二良くも悪くも安定していて、今場所はツキもありました。支部長にも就任し、中部の盛り上げ役、まとめ役として、まだまだヤマコウの力は必要でしょう。@小嶋敬二初日特選のレースは圧巻でしたが、決勝戦は作戦ミスでしょうか。いつもの小嶋らしくない消極的で、頭を使った(?)レースをしてしまい、持ち味を出せないまま惨敗でした。力でねじ伏せるような、小嶋らしい豪快なレースを期待します。@山田裕仁捲りのスピードは今尚トップクラスでしょう。これからも番手を回る機会は多くなってきますが、器用なタイプではないので、人の後ろを走ると魅力半減です。過去にも、分断されたり連結が切れたり、あまり良い印象はありません。目標が無い方が力を発揮出来る典型的なタイプの選手だと思います。@濱口高彰今回は黒子に徹し、ベテランらしい立ち回りでした。高齢化が進む中部勢で、若手の育成は急務でしょう。@平原康多もう自在に転向したいのかと思ってしまう競走内容でした。決勝には乗ってきましたが、存在感、インパクトが無く、小狡い競走も目立ち、ガッカリした人も多かったのでは?今のままではタイトルは夢のまた夢と言い切ってもいいです。@伊藤正樹玉野記念完全V~今回でまた一段と名前を売った選手です。伊藤もまた目標が無い方が持ち味を発揮出来るタイプです。準決勝の松尾を使っての二段駆けは、力負けの部分もありますが、車間の切り方や発進するタイミングもちょっと甘かった気がしました。35歳ですが、まだ上積みはありそうなので、今後も注目して損は無いです。@手島慶介手島は斡旋を絶対にサボりません。それ故に、G1での調整不足やオーバーワークは仕方ないのでしょうか。万全の状態でもないのに、連日見せ場を作れるのはさすが。たまには休んでもファンは文句は言わないと思いますが・・・。@東口善朋自分勝手な汚いレースが多く、レースを壊すことも多いので、あまり良いイメージは持たれていないとは思います。地脚タイプで何でも出来るし、1着も多いので、大きいレースでも穴党は世話になる機会は多いはず。最終日は珍しく村上を引っ張り、名前を売ることにも成功しました。@海老根恵太正直、あまり期待はしていませんでしたが、地元地区の自力型として、連日自分の仕事はこなせたと思います。一時期は捲りに頼る消極的なレースが目立っていましたが、最近は心を入れ替えたか積極性が戻り、俺の中での評価も上がってます。@遠沢健二二次予選の走りが俺はどうしても納得出来ません。前で地元の村本が必死で仕事してたにも拘らず、最終2Cくらいから意地汚く内を突き、自分だけ3着のレースです。ここまでしていいものか?選考基準の妙で、力的に他より大きく劣るのは仕方ありませんが、仮にもSS班なのですから、ファンが納得出来るレースを心掛けて欲しい。
2008/03/30
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完全順位戦 赤無し ありあり 流局総流れの第2東風荘ルール(捨て牌の下の水色の棒は「ツモ切り」を表します)下家に親で役満をツモられ、2着争いのオーラスです。6400ツモではラスのままで、6400直撃か満貫以上のツモが必要な場面です。少なくとも、3つの選択肢があると思います。A:9p待ちリーチB:4s待ちリーチC:9p待ち様子見ダマ9pはかなり良い待ちで、山に丸生きの可能性も高そうですが、ダントツの親から出てしまうと裏が乗ってもラスのまま。ならば、出にくい4s待ちでツモ狙いという手もあるのかもしれませんが、ツモっても裏ドラが乗らないことには同じくラスのままなので、4s待ちリーチはちょっとリスキーな気もします。ここはリーチを控えて、ドラの東を持ってくるまで待つか、残りツモ1回までリーチは我慢して、一発ツモ狙いに賭ける手もありか?結果は、嘲笑うかのように次巡9pツモ。(一発ツモなら満貫)リーチ掛けたとして、役満直撃でもOKの下家は全ツッパほぼ確定?放銃すればラスまで転落しそうな上家はおそらくオリ。対面は微妙ですが、ツモられればラス濃厚で、聴牌流局なら2着になれそうなので、ある程度は勝負してきそうですが、直撃でも裏が乗らないとダメ。「リーチしてツモって裏乗せて2着じゃ~」と強気になれればいいんですが、どうにもこういう手は中々積極的にリーチを掛けられません。弱さを露呈した1局でした。
2008/03/28
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静岡ダービー決勝戦 結果1晴智-8合志-5山崎晴智おめでとう!10数年前に晴智がS級に上がってきて間もない頃、若手なのに格上相手でもお構い無しに競りに行く異質な競走スタイルは、当時はまだ珍しく、異論を唱える人も少なくありませんでした。それでも俺は、そのファイト溢れる走りに惹かれる物があり、オールスターファン投票では毎年必ず1票入れるほど大好きな選手でした。しかし、年齢を重ねるごとにだんだん大人しくなりつつあり、レースでもあまり目立たず、強引な競りや鋭い縦脚までもが影を潜め始め、堅実に着を纏めている印象が強くなってきました。いつしか、俺の中でも晴智に対する魅力は薄れ始め、ここ数年は「その他大勢」の選手になりつつありました。成績にムラがあまり無く、今年は年頭から絶好調で縦脚も復活。強い逃げ屋が育つには、強いマーク屋が必要だと思うので、逃げ屋の層の薄い南関を纏めるリーダーとして、今後も頑張って欲しいです。山崎の前受けで中団に小嶋。平原は8番手からのスタート。赤板で平原がゆっくりと上昇し前を抑えると、山崎は引いてスローペース。小嶋がドカンと行ける形は出来たんですが、躊躇したまま鐘を迎える。鐘が鳴って小嶋が前に出ると、後方を窺いながら流す。これを見て、最終H手前から山崎がカマシを仕掛ける。小嶋も併せて踏み、両横綱のガップリ四つ。しかし、このもがき合いはあっさりと山崎に軍配。山崎ライン3人が出切り、小嶋を捨てて山田が中団に切り替えたところで、満を持して平原の捲りが飛んでくる。この捲りは最終3角までで一杯。山田も包まれて仕掛けられず。直線は山崎ライン3人の争いとなり、粘る山崎、番手絶好から差し込む晴智、中割り仕掛ける合志。鋭い差し脚で、合志の中割りも堪えた晴智が地元で悲願のG1制覇。惜しくも届かなかった合志は2着も、復活をアピール。山崎は3着に敗れるも、最高のレースは出来たと思います。小嶋は鐘前でスローになった時に、一気にカマすのがベストだったでしょう。もがき合いになれば勝てる自信があったのかもしれませんが、勝ちを意識したか、いつもの勝ちパターンをやられてしまい惨敗でした。平原は完全に力不足で精一杯。まだまだ両横綱には及びません。漁夫の利を狙うようなレース運びで、展開は向きましたが、動きも単調過ぎで、3人の中では一番器用なんだし、もっとかく乱して行かないことにはダメでしょう。そして山崎。見直しました。今日のレースは100点満点です。小嶋がらしくない消極的なレースをしてしまい、その隙を見逃さなかった山崎の完封勝利と言ったところでしょうか。自分が優勝するためにも、あそこで仕掛けたのは正解でした。叩き切ってラインで出切った時点で、晴智の優勝が見えましたが、今日の山崎の競走には文句の付け所がありません。あとは輪界のトップ選手らしい自覚が出てくれば、おのずとファンは付いてくると思います。毎年のことですが、ダービーの6日間長丁場は本当に疲れます。今年も何とか毎日更新が出来て良かったです。ブログを見直すと、在り来たりなことしか書いていないなとは思います。他の方のブログと比べると、味気ないと感じる人も多いかと思いますが、初心者の方でも出来る限り見易く、解り易く、楽しんでがモットーなので、これからもまたよろしくお願いします。6日間お疲れ様でした。
2008/03/23
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静岡ダービー 決勝戦1 渡辺 晴智(静岡:73期)地元のエース。縦脚良好で悲願のタイトルへ2 山田 裕仁(岐阜:61期)仕上がり問題無し。中部復活の狼煙を3 平原 康多(埼玉:87期)両横綱に一泡吹かせられるか4 山口 幸二(岐阜:62期)支部長就任。盟友山田に前は任せて5 山崎 芳仁(福島:88期)何番手に置かれようと、この男には関係無し6 藤原 憲征(新潟:85期)走る核爆弾。直線の突っ込み要注意7 濱口 高彰(岐阜:59期)中部の司令塔。4番手を固めて自分の仕事を8 合志 正臣(熊本:81期)縦は復活。得意の3番手だが・・・9 小嶋 敬二(石川:74期)怪物パワーで中部の先陣を切る9小嶋-2山田-4ヤマコウ-7濱口5山崎-1晴智-8合志3平原-6藤原とりあえず、現時点での自力型3強は揃いました。ここに来て中部が4人も乗ってきたのは驚きです。先行するのはズバリ小嶋でしょう。小嶋と山田の連携で思い出すのが、去年の宮杯です。鐘過ぎ2Cで山田が落車してしまい、顔面血だらけになりながらも、小嶋に声援を送ったというエピソードです。小嶋はこの事を相当嬉しく思ってるようで、いつかは恩返しがしたいとも思っているはずです。中部から優勝を出すような走りなら、山田は番手捲りまで視野か?準決勝では、松尾-伊藤の二段駆けはあっさりと山崎に捲られましたが、小嶋-山田の二段駆けなら、そう簡単には捲られないはずです。対する山崎は、地元の晴智と合志も3番手を回ると言うことで、一応は積極的な競走も出来る布陣は整いました。しかし、山崎はダービーのタイトルはまだ獲っていません。グランドスラムを狙うなら、ダービーは喉から手が出るほど欲しいはず。インタビューでは早めの仕掛けも匂わすコメントをしていましたが、ここも7番手からの捲りになりそうな気がします。晴智の出来は、選手人生で一番良いと言ってもいいかもしれません。課題だった縦脚も復活し、落ち着いてレースも見れています。山崎が自分だけの捲りになってしまうと差すのは難しいですが、多少早めに仕掛けるか、混戦になれば優勝候補筆頭格です。合志も縦脚は戻っていますが、この位置ではちょっと厳しく、後方に置かれるようならシビアに切り替える手もありそうです。平原は両横綱の動きを見極めて、中団取りは最低条件でしょう。今場所はあまり目立っておらず、力的にも両者には劣ります。どちらが逃げても捲るのは厳しそうで、最終手段の飛び付き策まで一応考慮しておいた方が良さそうです。藤原は動き良く、直線での突っ込みは要警戒。優勝までは難しいでしょうが、連下では狙っても面白いかもしれません。車券は、小嶋の男気に応えて山田の帝王復活劇。この展開なら平原は厳しく、飛び付く様なら山崎の化け物捲り。今回は比較的絞り易そうですが・・・。2車複(2車単) 2=145(枠2=4は買い易い?) 1=53連複 2=5=14厚め、67押さえ? 1=5=8はオッズ次第では、ダービー決勝を存分に楽しんで下さい。
2008/03/22
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9R結果 9山田-3ヤマコウ-4藤原赤板で稲垣が前受けの友和を抑える。友和はすんなり引いて、単騎の藤原は稲垣ライン追走。山田が5番手に入って鐘。稲垣が徐々にスピードを上げる。鐘過ぎ4角で友和がカマシを仕掛けると、3番手の遠沢は千切れる。稲垣も全力で踏むが、友和が叩き切ってしまう。間髪入れず山田が捲り、藤原は切り替えて山田ラインを追走。伏見のブロックを掻い潜って捲り切り、藤原まで出切る。直線で藤原が中割りを仕掛けるが、3着権利なので自重。山田が押し切り1着。ヤマコウが何とか食い下がり2着。10R結果1晴智-5小嶋-3濱口赤板過ぎから海老根がゆっくりと上昇し、前受けの小嶋を抑える。単騎の北川がこれに乗るが、手島は切り替えて4番手の位置を狙う。先ほどの友和同様、ここも小嶋が早めから強引に叩いて行く。晴智が坂上に一発張るが、坂上が堪えて小嶋を追走。晴智は切り替えて4番手、手島は後方で苦しくなる。小嶋がそのまま押し切るかに見えたが、最終4角4番手から、晴智がインをカミソリのように伸びて、頭まで突き抜けてしまう。小嶋が逃げ粘って2着、坂上は追走一杯で濱口が3番手から伸びて3着。11R結果2山崎-4合志-9平原平原が前受けになり、松尾はじっくりと鐘前から上昇。平原は引いて難なく中団キープ。最終Hは一本棒の展開で、山崎は後方でじっくりと機を窺う。平原の仕掛けも無く、伊藤は車間を空けて最終3角から番手発進。しかし、山崎があっさりと飲み込んでしまう。追走の慎太郎は神山に絡まれてしまい伸びず。中部二段駆けに乗った合志が2着。落ち着いて権利取りの競走をしたと言える平原が自分だけ3着。伊藤はこの展開でも6着。山崎は強すぎます。決勝戦は中部が4人、関東が2人、北日本、南関、九州が1人ずつです。中部はおそらく、小嶋-山田-ヤマコウ-濱口の並びでしょう。3、4番手が逆になるかもしれませんが、点数順ならこの並びです。関東は平原-藤原で問題無し。地元の晴智は山崎マークでしょう。単騎になりそうな合志が、どちらの3番手を選ぶのか?まさか中部分断ってことは無いと思いますが。決勝戦は出来れば今日中にはUPしたいです。
2008/03/22
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いよいよ準決勝です。4日目の二次予選では、3着が池尻と香川でした。この結果、選考順位上位の阿部は準決勝に進めることになりました。香川も競輪祭からずっと状態が良かっただけに、山内同様勿体無く、準決勝でも見たかったのが本音です。二次予選はさすがに激しいレースが多く、落車も目立ちました。G1だと選手も必死で走るので、見てる分には面白いのですが、車券を当てるとなると至難の業で、一筋縄ではいきません。それに比べ、ゴールデンレーサー賞はあっさりした結果でした。やっぱりG1G2戦に全員勝ち上がれるレースは必要ありません。9R(準決勝)7友和-1伏見-5遠沢2稲垣-8前田拓-6東口9山田裕-3ヤマコウ4藤原先行は友和か稲垣、山田は捲りですが、藤原の動向が非常に気になります。友和か稲垣、どちらかの番手に行くしかなさそうなんですけど、オリンピックを控える伏見に競れる勇気があるのかどうかです。万が一でも落車なんかさせた日には、非難されるのは目に見えてます。でも、G1の準決勝で目標が無く、藤原の競走スタイルなら・・・。勝負ですから、友和が逃げる展開なら遠慮無く行って欲しいです。稲垣が先行でも、マエタクなら比較的退かし易い相手ですし、中団狙いで山田と被るくらいなら、番手勝負だと思います。俺は稲垣先行と見て、番手が縺れてるところを捲り合戦。出来は問題無さそうな友和の捲り切りと、ツキのあるヤマコウの連下。藤原も動きは良いので、この辺りを狙ってみようと思っています。2車複(2車単) 7=1343連複 7=1349=134910R(準決勝)5小嶋-6坂上弟-3濱口8海老根-1晴智-7松坂2手島-9後閑4北川手島は自在戦なので、小嶋を逃がしてはどうにもならない海老根の先行か。後ろは地元の晴智で、一時期は色々ありましたが、調子も良いことですし、ここは思い切った競走を見せて欲しい。手島がどう出るか?二次予選は展開恵まれて1着でしたが、出来は決して良くないです。好調なら、海老根を逃がして中団から捲り追い込みでも良いですが、今の状態では、番手勝負に行った方が突破出来る可能性は高いと思います。しかし、晴智に競るのはリスクが大きく、小嶋に捲ってくれと言う様なもの。それならば小嶋の番手の坂上が相手ならどうか。格は手島の方が数枚上で、横の強さも手島の方が上でしょう。小嶋が捲りになった時に、番手を取り切って離れず追走出来るか。ちょっと不安要素の方が大きいような気もします。北川は無理に競るよりは切れ目で脚を溜める手か?開いたインを突っ込んで、3着にでも入れれば御の字でしょう。車券は強い小嶋と、地元戦で切れも戻った晴智の両者に絞ります。2車複(2車単) 5=13連複 5=1=247911R(準決勝)2山崎-5慎太郎-3小倉9平原-1神山-7阿部6松尾-8伊藤正-4合志強い山崎相手に、平原と松尾はある程度の意思の疎通は必要でしょう。松尾は先行出来なければ終わりなので、主導権取りが条件。その展開なら、伊藤は当然番手捲りになりそうですが、この相手に通用するのかどうか。出来の方は抜群で、勢いもあります。しかし、逃げる松尾は他と比べて力も格も数枚落ちますし、よほどのスピードでタイミング良く先行してくれない限りは、番手捲りを打つ前に別線の捲りに飲み込まれてしまう危険性は大です。平原は巧く松尾を逃がす展開を作り、中団確保が条件。山崎より先捲りを打つのは絶対条件で、前が掛かってて、山崎の仕掛けが遅くなるようなら、あえて伊藤の番手捲りを待つ作戦もありじゃないかと思います。ラインのことを考えて、早めに焦った仕掛けをしてしまうと失敗しそうです。車券はやはり山崎の底力が中心になりそうです。中部二段駆けに乗る合志の連下は狙ってみても良さそうです。2車複(2車単) 2=45(枠で2=4一点?)山崎不発の時は合志が軸で、4=1789辺りも?3連複 2=5=479 2=4=1789
2008/03/21
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今日は二次予選残り2個レースと、最終11Rはゴールデンレーサー賞です。昨日も書きましたが、二次予選は勝ち上がりが厳しく、3着7名の内、4名しか準決勝に進めません。二次予選は5個レース終わってますので、3着の選手を確認します。尚、ゴールデンレーサー賞は失格しない限り全員が準決勝へ進みます。特選スタートで4着だった、小倉と神山は確定。特選スタートで7着の遠沢と、一次予選1着の阿部は保留。一次予選1着も、選考順位で阿部より下の山内は残念ながら足切りです。残りの二次予選2個レースで、特選組が3着になってしまうと、阿部も足切りになってしまいます。今年は特選組の3着が多く、一次予選組は厳しくなってしまいました。山内はせっかく調子が良かっただけに勿体無いです。4日目番組表(二次予選は9Rからになります)9R(二次予選)5飯野3有坂1兵藤8藤原 2村上兄9山口幸6古田 7紫原4池尻ライン長くなる飯野が先行するのか、それとも村上が初日同様先行策で意地を見せるのか。両者とも予選スタートなので、2着以内が条件と考えれば、先行よりは捲りに回りたいのが本音だと思います。北日本から攻めそうな兵藤は、飯野が後手踏めば切り替えもあるでしょうか。目標無い紫原は、初日に豪快な捲りで快勝しているので、それほど不安感は無く、中団キープから捲りのタイミングを窺いたい。どこからでも狙える非常に難しいレースです。10R(二次予選)3菊地7新田1中井 2三宅達9豊田5香川 6伊藤正8坂上弟4有賀(UPした段階で、坂上と有賀の位置が逆になっていました。お詫びして訂正しておきます。)これは一応、地元優遇番組と言えるのか?新田に目標を付けてやる辺り、番組屋は本調子じゃないと見てるのでしょう。菊地は一次予選3着なので、2着以内が絶対条件。先行しては番手捲り打たれる危険もあるので、いくら後ろが地元とは言え、捨て駒になる気は毛頭無いはず。先行意欲が戻っている三宅の方がラインがしっかりしているので、得意の遅めのカマシ先行が決まりそうな感じがします。出来抜群の伊藤はここも中団基本に捲り勝負になりそうで、初日の気配を見た限りでは、6番車だというのは忘れた方が良さそうです。あとはいつも同じことを書いてますが、香川だけは絶対軽視禁物です。11R(ゴールデンレーサー賞)9友和-7山崎-1伏見-4慎太郎2小嶋-8山田裕-6濱口5平原-3晴智毎度お馴染みの脚試しレースです。東西横綱対決に平原も加わり、超豪華メンバーですが、選手の目標は飽くまで準決勝、決勝なので、ここは安全に怪我無く落車無く失格無く、特に誰とは言いませんが、某4倍ギアは真面目には走らないでしょう。俺はずっと前から、G1での勝ち上がり戦に優秀競走は要らない派ですし、いい加減に番組改正して欲しいと思っている一人です。車券を買うなら好きな選手から。一応は今日のメインレースですが、俺は高みの見物です。
2008/03/20
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3日目からは二次予選になります。ダービーは勝ち上がりが厳しく、二次予選は特に激戦です。二次予選は、1~2着は無条件で準決勝へ進出。3着は7名の内、選考順位上位4名までが準決勝へ進めます。特選スタートの選手は3着でも準決勝へ進める可能性は高いですが、予選スタートの選手は2着以内が条件と考えた方が良いです。3日目番組表(二次予選は7Rからになります)7R(二次予選)6金子3志智9岩見 4萩原7鈴木誠2松坂 1稲村5阿部 8東口ここだけ妙にメンバーが軽いのが気になります。先行タイプは金子のみで、自分のタイミングでカマシ先行になりそう。稲村も萩原も中団が欲しいのは一緒ですが、中部は二段駆けもあるので、飛び付き狙いという手もあるかもしれません。単騎の東口は競りは考え難く、切れ目から最後自力勝負でしょうか。好調阿部はどんな展開になっても突っ込んできそうです。8R(二次予選)3吉田5合志9手島7坂本英 1岡部4松永8白戸 6石丸2小倉ここも吉田の先行一車と言っても良さそうなメンバー構成です。岡部も石丸も捲り得意なタイプで、横はあまり巧くないので、ここは競りにはなら無さそうな気がします。合志は番手の仕事をするよりは縦に踏むタイプです。急造ラインの吉田を庇う余裕があるかどうか。明らかにオーバーワークの手島はちょっと狙い難いですが、連下までは。岡部は初日は出番が無く、出来の方はまだよく分かりませんが、地元の松永に多少は気を遣って、早めに仕掛ける場面もあるのかも?9R(二次予選)9哲男2室井兄5岩津 4海老根1村本7遠沢 3村上弟6佐野8北川パッとしない哲男と村上が相手なので、ここは海老根でいけそうな感じ。一次予選も海老根-村本は連携し、落車を避けて豪快に捲り切り。意外と息も合ってそうで、先行基本に戦いたいところ。別線で警戒したいのは岩津の直線強襲と、佐野の自力に転じた仕掛け。10R(二次予選)5荒井2小野9大塚 8松尾1山内6一丸 3後閑4太田 7小橋荒井の出来は今ひとつ以下で、確実に本調子ではない。格下の松尾でも主導権は取れそうで、荒井を巧く後方に置きたい。後閑と小橋の出方が非常に読み難いですが、松尾先行なら番手を攻めるよりは中団に拘りたい。でも、単騎になりそうな小橋は強引に番手に行きそうな気配もします。無風なら絶好調山内の連絡みは極めて高そうですが、果たして。あとは、乗れている太田と大塚は展開無視で狙ってみても面白そう。11R(二次予選)4矢口2神山7飯嶋 9稲垣1前田拓6島野 3登志信8内藤 5西川ここは矢口と稲垣のガチンコ対決は見応えがありそうです。ラインの総合力は関東がリードですが、主導権を取ったラインに東北コンビや西川が乗ってきそうで、後方に置かれてしまうと厳しくなりそうです。両者が遣り合うようなら、神山の抜け出しや登志信の遅めの仕掛け、西川も縦は切れるので、あれもこれも買いたくなります。車券的には少々絞り難いレースです。
2008/03/19
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今日の勝ち上がり戦は昨日以上に落ち着いた結果でした。3連単で万車券が一つも無いなんて凄いです。6R1着:山内卓也後方に置かれそうになるも、インをスルスルと濱田の番手を奪い取る。横のイメージはあまり無い選手なんですが、今の山内は本当に縦も横も安定していて、安心して見ていられます。2004年頃がピークだと思ってたんですが、見直す必要がありそうです。8R2着:伊藤正樹石橋の絶好のカマシ展開で、番手に三ツ石が嵌る最悪の展開。しかし、後方から捲ったスピードは玉野記念の時と同じく力強く、最後差されはしたものの、伊藤の持ち味はほぼ100%出せたと思います。意外と言っちゃ失礼かもしれないが、台風の目はここかもしれません。9R1着:村上義弘大会逃げ切り第一号。逃げ屋がことごとく苦戦する中、番組に恵まれた感もあるが、先行職人らしい巧いペース駆けで、番手のマエタクを寄せ付けず押し切り。10R1着:佐藤友和今日は捲り展開になり、哲男に巧く併せられてしまう展開。相当長い距離を踏んでるが、最後までスピードは垂れることなく、捲り切ってからも更に加速していたようにも見えた。調子の方は東王座の時と変わらず、問題無さそうです。10R2着:渡邉晴智今年に入って記念を2つ優勝し、吹っ切れた感じがある。今日もどこから来たのかと言うほどの直線強襲。一時期は縦脚が影を潜めていたが、今ならタイトルも狙える出来にはある。11R1着:小嶋敬二震撼する小嶋の走りを見せ付けられた。平原が中途半端に流しているところを早めに巻き返し、別線に何もさせず、3番手の村上も追走出来ずに離れてしまう。もう「強い」の一言で、他に形容する言葉が見つからない。
2008/03/19
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2日目は、5~9Rまでが一次予選。10R、11Rは特選になります。2日目番組表5R(一次予選)2五十嵐7高木隆8会田 1志智5岩見6田中 9高谷3内藤4榊枝五十嵐の先行策が濃厚で、志智は中団狙いか。G1の予選には滅法強い高谷がどう出るのか?3場所前の名古屋で落車してからバランスを崩してるようにも思えるが...。伏兵格だが、内藤や田中の伸びは警戒しておいて損はなさそうです。6R(一次予選)7濱田1室井兄9加倉6佐々木浩 8栗田3海野5成田健 2山内卓4一丸濱田と栗田の先行争い。濱田は最近は4倍ギアを使い、1着も増えてるが大敗も目立つ。栗田の方は近況パッとせず、地元戦だが多くを望むのは酷か。山内は捲りの決まり手を量産し、心身ともに充実してそう。成績も纏まっており、迫力のある競走が増えて今が狙い時かも。7R(一次予選)1吉田5山口幸2古田 9明田3平沼7佐藤康 4武井8龍也6山内大普通に考えれば吉田の先行で、明田と武井は自在戦。明田も武井もレースクラッシャーで、彼らが乗るレースは買い難い。強引な横の競走も目立つし、レース運びが雑なのも持ち味。吉田の番手が縺れるようなら、落車が起こる危険性は極めて高そう。あとは、いつの間にか110点も持っている平沼のドサクサ伸びは特注。8R(一次予選)2石橋9望月永7渡邉秀 4伊藤正3島野6坂上弟 8三ツ石1梶応5島田強烈ダッシュが持ち味の石橋と、大ギアでグングン掛かる三ツ石。両者とも調子は上がり目で、この両極端対決は楽しみです。そして、前回玉野記念で完全Vを決めた伊藤の存在を忘れてはなりません。この選手は、人を目標にするより自分で動く方が絶対持ち味を出せる。ここなら中団は取れそうだし、フロックじゃないことを見せ付けて欲しい。9R(一次予選)1村上兄7前田拓8中澤弟 5友定3西田9米澤 2太田4大作6井上貴この相手なら村上の先行はほぼ確実か?番手のマエタクは少しずつ良くなってはきているが、相変わらず横は弱く、番手を攻められるシーンもありそうです。友定はいつも通りに捲り主体の自在戦でしょう。自在から追い込みに変わろうとしている太田ですが、昨年末の久留米記念で優勝してからの流れの良さは特筆物。もう終わった選手かと思ってたら・・・今の勢いは絶対に侮れません。10R(特選)3友和7慎太郎9飯嶋 5新田康1晴智8遠沢 6哲男4小野 2稲村ここは難しいです。友和か哲男の先行になりそうですが、友和は約1ヶ月間があって、東王座を制した時の出来にあるかどうかは分からず、一走見たい。哲男は1着がめっきり少なくなり、レースも中途半端な捲り主体で、狙ってみたいとは到底思えません。地元の新田は自在派宣言し、中団捲り基本に何でもやる構えでしょう。人気にはなりそうですが、強くは推せません。単騎の稲村は、レース運びが巧く一瞬の切れも健在です。どんな立ち回りをするのかは注目したいです。11R(特選)2平原9神山5後閑8鈴木誠 3小嶋4濱口6村上弟 7岡部1有坂関東の並びは、後閑は神山様には逆らえずに番手を譲るようです。平原は積極的な競走をする時は本当に強いんですが、別人のように縮こまった競走をしてしまう時もあるので買い難い選手です。名古屋記念で不運な失格をしてしまった小嶋ですが、力的には一枚抜けてるし、早めに叩いていくような競走になりそうです。岡部はいつも通りに後方からの捲りになりそうで、前段が縺れるか短くなるかでもしない限りは厳しそうです。
2008/03/18
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不可解な落車が3件ほどありましたが、全体的に人気サイドで決まったレースが多く、G1にしては比較的穏やかな一日でした。いつものように、目に付いた選手を何人か。1R1着:紫原政文今日の中川は「悪い中川」で、実に中途半端な競走。普通なら共倒れになりそうなところでしたが、切り替えて自力に転じる反応の良さ、スピード共に素晴らしかった。典型的な縦の選手なので、内に詰まらない限りは問題無さそうな出来。6R1着:合志正臣得意の3番手から、直線鮮やかに突き抜け1着。前が他地区のラインとは言え、ちょっと踏むのが早すぎた気もしますが、順調に復調しているようで、本来の合志の姿に戻りつつあります。8R1着:阿部康雄今日は久々に厳しい横の仕事を見せ、直線では一転して鋭い縦脚。好調は維持しているようで、今場所も展開無用で連上下で押さえたくなる。9R3着:香川雄介目標の堤が行けずと見るや、捲り追い込みに転じて直線鋭く3着に届く。香川も今年に入ってから人が変わったような活躍ぶり。まだまだ勢いは止まりそうもなく、二次予選以降も注目したい。11R1着:山崎芳仁名古屋記念を胃腸炎で欠場した無念を晴らすかのような走り。7番手に置かれるも、じわじわと掛かっていく捲りで上がりは10.9。ゴールデンレーサー賞は適当に走って疲れを残さないようにして、今場所も優勝候補筆頭格。
2008/03/18
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いよいよ今日から6日間に渡って、競輪界最高峰のG1、日本選手権(通称:ダービー)が開催されます。開催地の静岡は癖が無く、極ノーマルな400バンクなので、見応えのある力勝負を期待したいです。まずは初日、いつものように選手の状態をじっくりと見ておきたいです。簡単ですが、全レースの印象をズラズラっと書きます。ダービー初日 番組表初日1~10Rの一次予選は、3着までが二次予選へ進出。初日11Rの特選は、1~3着までが準決勝フリーパスのゴールデンレーサー賞へ。4~9着は二次予選回りとなります。1R(一次予選)5中川1紫原7池尻 8松田2坂本英4金子真 3澤田9金田6鈴木幸最近は初日1Rの1番車に注目選手を乗せるのが流行のようです。今回は、2008年は一味違う紫原が抜擢されました。目標とする中川は、前回名古屋では圧倒的な強さを見せましたが、ムラ脚タイプなので、今回も「良い中川」だとは限りません。別線では、近況連絡みが少なくなってきた松田と、捲り自在の澤田。人気は九州ラインで被りますが、初日の1Rから勝負して良いものか...。ちなみに、去年のダービー初日1Rは友和が大きく人気を被るも、伏兵だった4番車の紫原が1着で大穴を開けました。2R(一次予選)1飯野9坂本勉5中村淳 8岡村3白戸6出口 7石丸2三宅伸4中塚地元の岡村は、F1では安定した結果が出てきていますが、G1の大舞台で力を出し切る競走が出来るか。飯野もどちらかと言えば捲りが得意なタイプ。あまり牽制し合うと、石丸のカマシ捲りが飛んできて人気サイドで決着?スローな展開になりそうで、ちょっと読み難いレースです。3R(一次予選)6松本1藤原5幸田 8金子貴2富生 4小橋秀3成田和 7大塚9藤野いまいちパッとしない自力型に、暴れ者の選手が多く九州両者は浮き駒。見るからに難解なレースで、落車も起こりそうな予感がします。松本も金子も状態は悪く、力の衰えも目立ってきています。この相手なら小橋は捲りに絞って戦った方が良さそうで、大塚も無理に競るよりは、回れる位置から捲り気味に踏んだ方が一次予選を突破出来る可能性は高そうです。4R(一次予選)5桐山3松永7飯田 2長塚9大薗 6高木竜1西川 8坂上兄4北川前回びわこF1で、全員落車の引き金となる落車失格をしてしまった桐山。ちょっと雑な競走が多いですが、このメンバーなら先行主体でしょう。捲り強烈な長塚は、完全復活とまで言ってしまっても良さそうで、F1程度なら常に優勝候補に挙げられ、結果も残しています。高木と坂上は自在戦になりますが、番手戦まで考えてるかもしれません。5R(一次予選)1三宅達7岩津3室井弟 2石毛5望月裕9神開 8佐野4大井6航平先行力が戻ってきた三宅がここは主導権を取りそう。パワー型で、掛かってしまうと別線が捲るのは一苦労です。石毛が中団を巧く捌いて捲り切れるか。佐野は力的にも少々厳しいですが、中々鋭い捲りを見せるので、穴党は目が離せない存在になりそうです。6R(一次予選)7新田祐2登志信9合志8富 5和田3中村浩 6東口1酒井 4前反ほぼ新田の先行一車で、ラインも長くなり主導権は渡さないはず。注目したいのは新田の3番手から攻める合志で、やっと本来の縦の切れが戻りつつあり、得意の3番手で信頼度もUP。和田は欠場明けで不安があり、中村も前回小倉で金網まで飛ばされており、千葉コンビは一走見る必要がありそうです。東口は自在戦になりそうですが、器用なタイプではないので苦しそう。富に付けてもらえず、単騎になってしまった前反の奮起には期待したい。縦脚切れて何でも出来るタイプなだけに、穴目はここでしょう。7R(一次予選)7松尾3慎平4鰐淵 1萩原5中井9加藤圭 8志村2諸橋6阪本 慎平は近況落車が多く、体調はおそらくガタガタなはず。ここは一走見る必要がありそうで、過信は禁物です。先行タイプの志村は、力強さが幾分か戻ってきているようです。地元ラインは萩原が前で、中団取り切って捲りに懸けたい。直線切れる曲者が多く、最後は激戦になりそうなレースです。8R(一次予選)2菊地5山田敦8竹内 7小林大1阿部6原 9松崎貴3有賀4吉岡力は菊地が一枚上で、先行でも捲りでも安定感がある。注目したいのは近況名前が売れてきた松崎で、F1戦では捲り主体に争覇級の力は付いてきています。無理に主導権を狙うよりは、得意の捲りで上位を狙いたいところか。小林は以前ほど悪くは無いようですが、ここでは見劣りします。9R(一次予選)2矢口9小橋正7木村5森内 6堤3香川 8舘1富永 4井上剛矢口の先行一車と言って良さそうで、ペース駆けに持ち込めそう。小橋は何としてでも番手を死守したいところですが、井上が元岡山の先輩小橋に胸を借りるつもりで、番手勝負に出そうです。競りが激しくなるようなら、堤や舘の捲りも少々警戒したいですが、二人ともかつての勢いはなく、強くは推せません。それぞれの番手の香川と富永は縦脚切れるタイプなので、連下か、特に香川には勢いもあるので、ドサクサ紛れで頭まで?10R(一次予選)8峠2川口3立花9星島 1海老根5村本7松坂 4桑原 6鈴木一峠の先行を海老根が捲る構図。単騎の二人は、桑原は番手勝負までありそうですが、鈴木は競るタイプでは無いので、切れ目からになると思います。海老根がやっと復調気配で、積極性も出てきてるので、地元の村本を連れて早めに巻き返す場面は十分です。関東3番手から攻める立花が、巧く併せて捲り追い込みを仕掛けられるか。11R(特選)9山崎1伏見 2荒井7小倉 3手島5兵藤 4稲垣6山田 8豊田記念になると具合が悪くなり、G2以上なら元気になる山崎は、ここも調整は万全のはずで、このメンバーでも一枚抜けた存在でしょう。先行しそうなのは稲垣ですが、細切れですし、スローペースなら山崎や荒井が駆ける場面もありそうです。まぁ、ここも車券よりも仕上がりの方をじっくり見ることの方が先です。
2008/03/17
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玉野記念決勝戦 結果8伊藤正-2中井護-7阿部スタートは誰も前を取りたがらず再発走。結局、三宅が渋々前を取らされて地元勢が前受け。赤板前から松岡が守谷を抑え、鐘前で誘導を切って先行態勢。守谷は7番手まで引いて即巻き返すも、松岡も踏んで行き切れず。三宅は中団5番手に収まり、最終2角から捲り発進。しかし、合志に併せられてしまい、前段を捕らえるまでには至らず。そこを脚を溜めた伊藤の捲りがあっさりと決まり、中井もピタリ。最後はこの両者のマッチレースとなり、詰め寄る中井を僅かに振り切って、まさかまさかの完全優勝。道中は目立たず、直線では鋭く伸びた阿部がいかにも阿部らしい3着。抑えられた時に即引いていれば、また違った展開になったかもしれませんが、前受けになってしまった時点で地元勢は厳しくなりました。競輪は残り2周からと思われているようなところもありますけど、序盤の位置取りがいかに重要かということを思い知らされたレースでした。合志に番手捲りを打てる脚があれば、九州でワンツーの目もあったかもしれませんが、この辺は脚質や戦法の問題なので、仕方ない部分もあります。九州勢は納得のレースが出来たんじゃないかと思います。阿部に関しては見ての通りで、これこそが阿部の真骨頂です。今日は阿部らしさが100%出たレースでした。伊藤は思い描いていた展開になったんじゃないでしょうか?三宅に中団を取られても慌てずに、自分のタイミングで仕掛けられるまで冷静に待てたのも勝因でしょう。あとはもう少し戦法の幅が広がれば、もっと上位でも活躍出来そうです。ダービー前で、開催自体にちょっと元気が無かったところもありましたが、決勝戦は思惑が絡み合った非常に面白いレースになって良かったです。
2008/03/11
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玉野記念決勝に入る前に・・・。前回、「押さえ」と「抑え」で一悶着やりましたが、もう一つありました。「合わせる」と「併せる」です。後方の捲りに「アワせて」番手捲りを打つ。俺は今までは「合わせる」の方を多用してきましたが、これは「併せる」の方が正しかったのではないかと思っています。「合わせる」は、一致や合計の意味。「併せる」は、一緒にする、同時にという意味。これは明らかに「併せる」の方がしっくりと来ます。こちらも今後は「併せる」で統一していきます。昔から国語は苦手で、文章を作ったりや漢字の扱いは本当に苦手です。玉野記念 決勝戦4松岡貴-9合志-3紫原-7阿部6守谷-1三宅伸-5米澤8伊藤正-2中井護ダービー前ということもあり、主力どころは覇気の無い競走で次々と敗北。普段の記念の決勝ではあまり見ない顔が多くなりました。地元勢からは守谷と三宅が勝ち上がり。三宅に任された守谷は先行が義務で、本来は捲り自在が得意ですが、今日は捨て身で行くしかないでしょう。守谷が行ってくれれば三宅は当然番手捲りになりそうです。九州勢には、準決で世話になったということもあって、義理堅い阿部が4番手を固めてラインは長くなります。松岡は地元勢が二段駆けになれば捲るのは難しいでしょう。こちらも玉砕覚悟で先行するしか無さそうで、両者の先行争いになれば、3連勝の伊藤の出番も十分ありそうです。このレースは、逃げてしまえばその選手はゴールまでは持たなさそうで、素直に実力者の追い込み勢から狙うのが良さそうです。地元で気迫溢れるレースを見せている三宅。年頭から勢いが止まらない紫原と、復調気配の合志の九州両者。無欲で開いたコースを伸びて来そうな阿部と米澤。捲り一発に懸ける伊藤と、それに乗る中井。みんな用有りで、絞るのが非常に難しいレースです。俺は地元の三宅をやや厚めに狙ってみようと思ってます。2車複(2車単) 1=359 3=793連複 1=5=389 1=3=9(一番人気?) 3=9=78穴目と言っては失礼かもしれないが、絶好調伊藤の完全優勝で、8=2=139まで押さえて置いた方が無難?これだけ買えばどれかは当りそうですけど・・・笑
2008/03/10
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漢字とは難しいもので、同じ読み方でも意味が全く違う物が多数あります。競輪のブログを書く上でも、いつも頭を悩ませている物が存在します。「押さえ」と「抑え」の使い分けです。辞書を引いてみると、「押さえ」は、(物理的に)おさえる、確保「抑え」は、抑制、制止1-2を本線に、1-3と1-4も「オサえる」これは「押さえる」で間違いないんですが、赤板で前段を「オサえる」マイペースの「オサえ先行」これはどちらが正しいのでしょうか?専門紙やスポーツ紙でも扱いがマチマチで、手元のS級選手名鑑内の競輪用語解説では「抑え先行」になっています。俺は今までは「押さえ先行」と表記してきました。前段のラインを(物理的に)押さえ込んで、位置を確保して先行する。「抑え先行」だと、野球でピッチャーが無得点に「抑える」など、相手に何もさせずに封じ込めるみたいな意味だと思っていました。相手の動きを抑制して、自分のペースで先行する。ん?こちらでもあまり違和感は無いように思えます。インターネットで検索したら、「競輪、押さえ先行」は、1190件がHit。「競輪、抑え先行」だと、1750件がHitしました。うーむ・・・時代は抑え先行が優勢なのか・・・。と言うわけで、今後は「抑え先行」で統一していきたいと思います。
2008/03/08
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92期RC 結果4稲吉-3牛山-1柴田牛山、山田、小原の順での周回から、赤板前から小原が抑えに上がろうとすると、合わせて山田も上昇。稲吉も含めた九州勢は中団に収まり、牛山は8番手。意外にも静かな流れで、鐘が鳴ってもスローペースの一本棒。最終H前から山田が踏み込むと、中団から小原も早めに仕掛ける。大方の予想通りに、山田と小原の猛烈なもがき合いになる。直線に入るまでこのもがき合いは続き、山田の番手から強引に踏む柴田、外を捲る寺田、梶原、牛山らで横一線。しかし、大混戦を制したのは伏兵の稲吉でした。大分勢の後位に目標を絞り、最後は自力に転じて大捲り。これが見事に前段を飲み込んで快勝。2着には、後方に置かれるも稲吉の捲りに乗るような形になり、最後は大外を詰め寄るも惜しくも届かなかった牛山。イン詰まりになりかけながらも、強引に退かして迫った柴田は3着まで。大分勢の先行に乗っての稲吉なら見えなくも無かったんですが、山田の方が先行して、単騎捲りでの稲吉までは考えていませんでした。これは素直に強かったと言わざるを得ません。前がもがき合いになり、絶好の展開かと思われた牛山ですが、レース全体の流れが緩やかで、仕掛けも遅くなった分、苦戦しました。それでも、8番手から2着まで迫った脚はさすがと言うべきでしょう。力を出し切れなかった選手もいましたが、この9人を始め、92期生は将来が楽しみな選手が多いので、今後も注目して行きたいと思います。名古屋記念決勝戦 結果5晴智-9中川-7神山小倉のS取りで友定が前受け。赤板で後方から吉田が上がり、中団の中川を抑える。鐘過ぎで吉田が叩いて先行。単騎の平沼はこのラインに乗っていく。友定が中団まで引くと、中川はすかさず捲り発進。神山が一発振るが、これを難なく掻い潜って中川が吉田を捲り切る。3番手の遠沢が離れたところに神山がスイッチ。友定は全く出番なしで、小倉も共倒れ状態。粘る中川を晴智が最後ハンドル投げで僅かに差し切りごっつぁん優勝。切り替えた神山は3着まで。吉田のマイペース先行になり、中川としては組み立ては失敗だったようにも思えましたが、力で強引に捲り切ってしまいました。まるで山崎や小嶋を見ているようで、本来ならこれくらいの力はあるんだということを再確認しました。吉田は気合が入りすぎたか、レース運びは上手かったですが、掛かりはイマイチでした。友定はあの展開では一か八か粘るしかなかったように思えます。いくら何でも最終Hで中団まで引いてしまっては捲れるはずがありません。
2008/03/04
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本来なら、東西横綱対決に平原も加わっての決勝戦になるはずでしたが、小嶋が二日目で痛恨の落車失格をしてしまい、山崎は急性胃腸炎で無念の欠場となってしまいました。小嶋は気の毒な結果でしたが、ダービーでは元気な姿を見せて下さい。山崎選手の早期回復も一応お祈りいたします。また、決勝戦前の第11Rにて、92期生によるルーキーチャンピオンレースが行われます。こちらはまさに一発勝負なので、見逃せない一戦になります。名古屋記念決勝戦2吉田-7神山-1兵藤9中川-5晴智-8遠沢6友定-3小倉4平沼地元の吉田は動き良く、さすがに仕上がっています。中川も3日目までは「良い方の中川」のようです。ただ、この両者は大事なところでビックリするような消極的なレースをし、あっさりと負ける癖があるので、安心して買えません。しかも、後ろはどちらも他地区の選手がマークするので、自分だけの競走になってレースが小さくなりそうな気もします。今場所はルーキーチャンピオンの方に興味をそそられるので、決勝戦は実力者を中心にパラパラっと買う程度で。買い易そうな枠で狙ってみようと思ってます。友定も動き良く、5枠は特に買い易そうです。中でも5=4は買い易いですが、まさか一番人気にまではならないかな?2枠単(2枠複) 5=134592期ルーキーチャンピオン7小原将通-9梶原恵介-2寺田信彦(-)4稲吉悠大5山田義彦-1柴田洋輔(-)6須藤誠3牛山貴広-8和田圭年末に行われるヤンググランプリと違い、ルーキーチャンピオンは一生に一度しかチャンスがありません。牛山はレインボーカップで特進してS級2班。柴田、寺田、山田、小原、和田はチャレンジレースで特進してA級2班です。ただ、級班はこの際無視してしまって構わないと思います。点数も牛山の97点から寺田と須藤の83点まで大分差はありますが、力的にそこまでの差は無いと思うので、あまり気にしなくても良さそうです。先行意欲がありそうなのは小原と山田。牛山はこの両者の動きを見極めての捲り勝負でしょう。小原は捲り主体ですが、大分3人の先陣を任された以上は先行が義務。山田も先行には拘っているようで、激しい主導権争いは避けられないか。ご存知の方も多いとは思いますが、このような若手だけのレースで、先行してそのまま逃げ切るというのはほぼ不可能です。逃げたラインの番手は、横の捌きよりも番手捲りを打つと考えて良いです。YGPの時も書いたと思いますが、俺はこの手のレースでは、3番手の選手が絶対的に有利だと思っています。前の選手も強いですし、更にそこから番手捲りを打つとなると、捲りは仕掛けるタイミングが難しく、そう簡単には決まらない。3番手で脚を溜められ、非常に有利なレース運びが出来ます。知名度が一番ある牛山からが人気になるとは思いますが、俺は稲吉も含めた九州ラインの先手と見て、寺田を中心に考えています。山田に先手を許せば、山田-柴田の二段駆けはあまりに強力で、柴田にすんなり番手捲りを許してしまうと、別線はなす術なしでしょう。こちらのラインのズブズブ(交わしの交わし)も押さえでは必要でしょう。牛山にとっては、この両者が早くからもがき合いにでもならない限りは、苦戦は免れないんじゃないかと思います。2車単(2車複) 2=4 1=6 2=1389 3連複 2=4=9 2=4=138 1=6=38 1=3=8
2008/03/03
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