大草原の小さな家 2005年版 | Happy * days 〜キルトと歩む日々〜

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2007.02.03

大草原の小さな家　2005年版

テーマ：どんなテレビを見ました？(77912)

カテゴリ： DRAMA

自分が子供の頃大好きだったテレビドラマ、 「大草原の小さな家」の2005年版 ドラマ全3回を今日一気に見た。

インガルス一家が自分の土地を求め西部へ移住し、何もない草原に家を建て、あらゆる困難に立ち向かい必死に生きる。
子供の頃のドラマシリーズでは、こういう部分の記憶はなかった。

自然との闘い、先住民との関り、同じように新しい土地を求めてきた人々との助け合い、家族の絆。
見所がたくさんあった。

家族とは、かつてこういうものだったんだ・・・。
父親は強くたくましく、一家の柱。
母親は家を守り、優しく暖かい。
子供たちは父親を頼りにし、両親の言葉を素直に聞く。
何より、家族全員の結びつきがとても強い。

地球が壊れかけている今、こういう暮らしを見つめなおさなければいけないのではないか？
そんな事まで思った。
過酷な自然とともに生きる。
それには、知恵と体力と精神力、強い意思が必要なのだ。
今の人間達にはそのどれもが欠けている気がする。

人間達がどうすれば楽に便利に生きられるかばかりを目指してきた。
それは結局のところ地球の命を縮める事になってしまった。

自然を愛し、自然の恵みに感謝しながら1日1日を精一杯生きていたこのドラマのような生活が、今必要なのではないか？

1日1日を生きられることに感謝しながら生きる。
今、どれだけの人がこういう気持ちでいるだろう。
あたり前なことがあたり前ではなくなる日は近いのかもしれない。

このドラマを見て、ものすごく恋しくなった。

広い土地、雲が渡って行く青く高い空。
美しい空気を胸いっぱいに吸い込んで走る。走る。
ほんの些細な喜びが大きな幸せだと感じられる心。

子供の頃のピュアな心が取り戻せるようなドラマだった。

結局、インガルス一家は小さな家を去ることになる。
移住の手続きが終わる前に勝手に住みだしたということで認められず
再び新しい土地を求めて出発するところで終わる。
一年間、たくさんの試練を乗り越えて我が家となった家を追われてしまうのだ。
それでも、彼らは、それまでの事は無駄ではなかったといい、笑顔で旅立つ。

このたくましさは現代の人々に欠けている部分だと思うのだ。
これから生きて行くには、肉体と精神のたくましさが必要だと思った。

このドラマは、昔見たドラマと同じようにキャストがとても魅力的だった。
これはシリーズ化されたらいいのに・・・と思った。
是非、この後のインガルス一家のエピソードをこのキャストで演じてもらいたい！
と思ったのであった。