ジェイミー・オリバーの給食革命！

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2008.07.03

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テーマ：どんなテレビを見ました？(77915)

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まずはこちらをご覧ください！
『第11回　カリスマシェフの闘い　学校給食改革に挑む』
『WOWOWオンライン　ジェイミー･オリヴァーの給食改革！』

英国の食事情がこんなに酷いものだったとは！？と、この番組を見て唖然としました。
親は食事を作らないのか！？子供を病気にしているじゃないの！？とびっくり。
子供たちの1日の食生活は、給食がかなり重きを置いているということ。
それなのにその大事な給食がお腹を満たすためだけのものだったということ。
学校給食が民間業者に委託されてからまるで酷いものになってしまったそうです。

この番組を見ていたら、本当にイギリスの食事情ってこんなに酷いものなの？
と疑問に思い調べてみました。
すると、やはり食に対する意識がかなり日本とは違うんだなぁ・・・と思えました。

「給食で空腹を満たせればいい」 という考えが当たり前になっているところを、学校、親、子供たち、の意識を丸ごと改革し、政府に働きかけることによって、いわば子供たちを救おうというとてつもない動きを起こしたジェイミー・オリバーはすごい！よくぞやってくれました！と思いますね。

習慣を改めるということはとっても時間がかかります。
それでも、あきらめず辛抱強く続けて努力すれば少しずつでも変わっていくんですね。
ジェイミーの苦悩と、努力がやがて周りを動かしていきます。

この番組を見ていると愕然とすることばかりです。
小学生は 「野菜」の名前を知らない 子が多いんですね。
給食を作っているスタッフさんの中でさえ、さやえんどうを食べたのは生まれて初めて！と言っている人がいました

中学生なんかは頑なにジェイミーたちが作るヘルシーな料理を拒否し、ジャンクフードを食べたがります。
野菜の美味しさを知らないなんて、ほんとうにかわいそうだと思いました。

悲惨な給食事情には、いろんな背景があるようです。
予算の問題。（一食80円で抑えるようにと言われています）
食育に対する意識の低さ。
調理スタッフの腕。

この予算の低さはすごいですよね。
日本の学校給食は充実していると私は思っているんですが、一食300円～500円くらいしますよね。
給食がない学校とか、卒業してしまった後はやっぱり親が気をつけてあげないといけないですよね
日本の親も、英国と同じように給食に頼っている部分がかなりあると思います。
でも、それにしても家でもそれなりに食事は作ってあげているんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょう。

英国の普段の食生活の酷さにもびっくりしますよ。
朝食、昼食、夕食全てジャンクフードという家庭も少なくないようです。
そういう生活を続けていると確実に体調が悪くなり、苛立ったり、怒りっぽくなったりするそうです。
それに肥満にもなります。怖いですよね

この番組は食育がどれだけ大切かと言うことを考えさせてくれます。
やがてヘルシーな給食を拒否していた子供たちも少しずつですが美味しいものを美味しいといって食べてくれるようになります。
すべての子供たちに本物の肉や野菜の味を知ってほしい！と切に思います。
添加物で固められた加工品しかしらないなんて悲しすぎますよね。

この番組を見ると、できるだけ子供たちには手作りのおうちご飯を食べさせてやりたいなぁと思いますよ。
子供を育てるにはまず親が食育の大切さを意識することなんだなぁと思いました。