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そうだろうと思います。私は英語を覚えたいので在日アメリカ女性に恋すれば、脳活性化・抗加齢と英語力が身につきますね。顔晴(がんば)ります。********************************************************最近、“恋”をしたことがありますか? 恋愛は何歳になっても、脳に大きな影響を与えてくれるものです。恋をすると、女性ホルモンや男性ホルモンが分泌され、それが自律神経に影響し、心臓や内臓の働きにまで影響します。さらに恋愛中は、こうした性ホルモンの働きによって、脳細胞自体も活性化されるので、いわゆる“若々しさ”を得ることができるのです。また、脳には、他人の行動を理解するための「ミラー細胞」という神経細胞がありますが、恋はこの細胞を興奮させる大きな動機にもなります。ミラー細胞の「ミラー」とは鏡のことです。この細胞は、サルの脳で見つかりました。実験でサルの脳を観察したところ、人がものを食べているのを見ただけで、脳の中にある「食べるときに動かす運動神経」が興奮していることが分かったのです。つまり、相手の行動を見ているだけで、「見た」ものと同じ反応を脳内で起こさせることができるというわけです。例えば、あなたの友達が転んでヒザをすりむいたとき、それを見ていたあなたの脳も「痛い」と感じたりするのも、ミラー細胞の働きによるものです。これは、相手を知り、「共感する」という点で、非常に大きな意味があります。恋愛ではよく、「相手を理解する」という言い方をしますが、これはまさにミラー細胞によって、相手の気持ちをコピーしていることにほかなりません。相手の気持ちを理解するというのは、脳の中にその人と同じ回路を作り出すということです。脳には、その機能が備わっているのです。もっとも、単なる行動や考えのまねでは、脳の中に相手と同じ回路を作りだすのは難しいでしょう。それには本気になって、相手の立場になって考えることが必要です。そういう意味で、恋愛は何よりも強い動機になるわけです。とはいうものの、一般的には、年を取るにつれて、恋愛する機会も少なくなってしまうので、脳細胞が活性化される機会も減ってしまいます。しかし、芸術家(アーティスト)などのように、年齢に関係なく、常に若々しさを保っている人たちもいます。こういう人たちがいつまでも若々しさを感じさせるのは、創造的に生きていることに加えて、常に「新しい恋」を求めているからではないでしょうか。(出典:NIKKEI BP)
2005/09/23
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数字はともかくとして当然の調査結果だと思います。早期発見して治療していけば医療費が下がるのは当たり前。でも、これは2次予防。日本は、病気にならない1次予防が著しく遅れている。病気治療で利益を得る業界は政治献金1億円以上している8業界の内、6業界を占める。圧倒的な献金額を誇る日本医師連盟は10億円を超える献金をしている。それだけ利益を誘導できるからの献金だということがわかります。世界で最も著名な天才経済学者ポール・ゼイン・ピルツァー氏が、近著『健康ビジネスで成功を手にする方法』で見事に暴露しています。『健康ビジネスで成功を手にする方法』の要約医療(疾病)産業とウェルネス(健康増進)産業は別の産業◆医療(疾病)産業: 一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される 製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。◆ウェルネス(健康増進)産業: 健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、 「積極的」に提供される製品・サービス。●この悲惨な現実 1兆ドルの食品産業、1兆5,000億ドルの医療産業が実に卑劣に陰謀を 働いたも同然で、逃げ道のない消費者▼肥満と栄養失調を生み続ける食品産業 とてつもなく強大な経済力が、健康を妨げている 中毒性のある加工食品に子供を誘き寄せるために給食制度を作った ジャンクフード文化の最恥部は、経営陣らが自社製品を避けていること▼病気を生み続ける医療業界 医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 医者は製薬会社の標的 病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 しかも主たる広告主は食品・医療産業 政府も同様に情報不足で無力生活習慣病の予防は簡単だ!!**********************************************************◆健診「異常あり」の人、10年後は医療費「通常」の3倍健康診断を受けた時に「血圧」や「血糖値」などの項目で「異常あり」と診断された人は、「異常なし」だった人よりも10年後の医療費が最大3倍超かかっていることが、政府管掌健康保険を運営する社会保険庁の調べでわかった。健診の結果がその後の医療費にどう影響しているのかを詳細に分析した調査は同庁で初めて。「生活習慣病予備軍」に対して集中的に健康指導すれば、医療費抑制に効果があることを裏付けるデータだとしている。 調査は、中小企業の会社員らが加入する政府管掌健康保険の加入者(本人)のうち、健診とその後の指導に熱心な三重県に住む約2200人の中高年を追跡調査。肥満度、血圧、コレステロール、血糖値という4項目に関する93年度の健診結果と、03年度の診療報酬明細書(レセプト)2万枚超をもとにした医療費をつき合わせた。 その結果、例えば血糖値で異常なしだった人は10年後の医療費が1人当たり約16万2000円だったのに対し、異常ありの人は平均で約27万2000円だった。 さらに、4項目とも異常なしの人の医療費は約14万3000円だったのに対し、すべてに異常ありだった人は約45万1000円で3倍超になっていた。 今回の調査は、93年度から03年度まで継続して働いていた人を対象にしているため、糖尿病を発症して人工透析を受けるなど、治療のために会社を辞めた患者らは含まれていない。 同庁では「透析では1人当たり年間約550万円の医療費がかかるとされ、こうした重度の糖尿病患者らを含めて調べれば、さらに差が開く」とみている。 (出典:朝日新聞)
2005/09/18
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昨晩の18:30から2時間、品川の某所でついteruオフ会を開催しましたのでご報告いたします。受動喫煙と健康食、費用に配慮するのは時間がかかりますが、選んでいく楽しさがありました。参加された方は全員が楽天日記を書かれている方でしたので、快輪(かいわ)が弾むこと弾むこと弾むこと。高知からのゲストのゆうあいママさん環境関連の専門家のIHTBさん薬剤師のteruchanさん整体師のみぽりんさん それと私の5名と小規模でしたが、健康意識が高く、健康関連のお仕事をされている方ばかりでしたので、あっという間の楽しい充実した2時間でした。勉強になりました。ありがとうございました。お忙しい中のご参加に心から感謝いたします。11月中旬にもう1度開催したいと思っております。
2005/09/16
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先週の9日に59回目の献血をしました。私は健康管理も兼ねて年間に数回以上献血しています。血液管理以外に献血の効能があることが報告されました。私は成分献血が多いのでこの恩恵は受けないかも知れません。これからは全血献血頻度を増やすようにします。**********************************************************鉄は酸化ストレスと深く関わっている。1080年代から、献血によって体内に蓄積されている鉄を減らせば、冠動脈疾患リスクは低下するのではないかと考えられてきた。が、頻回献血による慢性的な影響を調べた研究はなかった。米Yale 大学のHaoyi Zheng氏らは、2年間の献血回数が8回以上の人と1~2回の人を比較し、頻回献血は血管弾力性の向上と酸化ストレスの低下をもたらすことを示した。詳細は、Arteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology誌2005年8月号に報告された。鉄は、強力な酸化作用を持つヒドロキシラジカルの生成を触媒する。動物モデルやヒト細胞を使った実験で、鉄がアテローム性動脈硬化の進行を加速することも示されている。また、鉄キレート剤を使って、短期的に鉄の利用を制限した臨床試験では、血管内皮の機能改善が見られた。しかし、長期的な貯蔵鉄減少の影響を調べた研究はなかった。そこで著者たちは、献血頻度の体内鉄量への影響と、動脈硬化の進行に関係する血管の機能を表すマーカーの変化を評価した。研究グループは、頻回献血者(過去2年間に8回以上)40人(平均年齢61歳)と、低頻度献血者(過去2年間に1~2回)42人(平均年齢58歳)を米国赤十字Connecticut支部の献血者記録から無作為に選出した。頻回献血者は過去10年間に35±2回献血しており、低頻度献血者は5±0.4回と、明らかな差があった。献血から少なくとも4週経過した時点で、12時間の絶食後に検査を実施した。上腕動脈の血流増加に依存した血管拡張反応であるFlow-Mediated Dilation(FMD)を超音波検査により測定、体内鉄貯蔵量を示す血清フェリチン値、血管の炎症と酸化ストレスのマーカー、心疾患リスクなどを評価した。血清フェリチン値は、頻回献血群の方が有意に低かった(中央値は17ng/mLと52ng/mL、P
2005/09/12
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常識的にいわれていた夜に食べると太ることが科学的にわかったそうです。いずれ肥満治療などに応用されていくのだろうか。ストレスなく健康的にダイエットするのは簡単です。飲むだけでダイエットできるなどというものに安全なものはありません。健康被害を受け、最悪は命までなくなります。****************************************************************生活リズムを刻む体内時計に関与するたんぱく質が、脂質の蓄積に深くかかわっていることを日本大学薬学部の榛葉繁紀専任講師らが突き止めた。このたんぱく質は、日中に減少し、夜間に増加するリズムを刻んでいた。俗に「夜に食べると太る」と言われるが、研究成果はこの仕組みを説明する証拠のひとつになるとみられる。「BMAL1」と呼ばれるたんぱく質で、榛葉講師らは、BMAL1が脳以外では、脂肪組織に大量に存在し、肥満によって量が増えることに着目した。遺伝子操作でBMAL1が作られなくなったマウスにエサをたくさん与えても、脂質が蓄積することはなかった。逆に、BMAL1が増えると、脂肪細胞のほか、通常、脂質を取り込まない細胞でも脂質を蓄積することがわかった。また研究グループは、BMAL1が人間にもあることを確認した。榛葉講師は「BMAL1は、夜間、増加して、エネルギーの補充にかかわっているとみられる。BMAL1のリズムに合わせて食事したり、BMAL1の産生を抑えることで肥満予防につながる」と話している。研究成果は、米科学アカデミー紀要電子版に発表された。(出典:読売新聞)
2005/09/11
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おはようございます。いつもありがとうございます。8月のアクセス累計アクセス数:49,196 (前月比は、94%)平均アクセス数: 1,587最高アクセス数: 2,404 最高記録更新 (8月23日 火曜日)空心菜の栽培を始めた日記を書いた日です。楽天仲間以外からのコメントが多く、注目されている野菜だと感じました。今朝の空心菜の生育具合です。一段と生育してきました。 8月29日朝の空心菜 最低アクセス数: 1,064 (8月14日 日曜日)日曜日はアクセス数は下がる傾向があります。8月31日現在の日記リンク総数:455年内に500を超えたいと思っています。ありがとうございます。感謝しかありません。ご愛読に心から感謝いたします。さらに顔晴(がんば)りますので、ご意見、ご指摘、ご教授よろしくお願いいたします。
2005/09/01
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私の専門分野の記事です。世の中はひろいですので、もっといろいろなことがわかってきています。私は58歳ですが、昨年試しに肌診断したら4項目すべて10代でした。近々さらに発展した肌診断を受ける予定で、日記にも書く予定です。的を射た抗加齢を実践している成果だと思います。アンチエイジングは簡単だ!**************************************************************「いつまでも元気で若々しくありたい」。誰もが抱くそんな願いの実現を目指すのが「抗加齢(アンチエイジング)医学」だ。心身に起きるさまざまな老化現象を予防、改善する方法の研究が目的。「病気を治す」のではなく、「病気にならないようにする」予防医学の最新事情を追った。◇病気と老化の元凶人体を老化させ、病気を引き起こす原因の一つとされるのが、物質を酸化させる不安定な分子の「フリーラジカル」だ。活性酸素もその一種。呼吸によって体内で生まれ細胞やDNAを傷つける。体内には元々フリーラジカルを消滅させる「抗酸化酵素」があるが、年をとると共に量は減っていく。これを補うために使われるのが、ビタミンCやE、コエンザイムQ10などの抗酸化物質。日本抗加齢医学会副理事長で国際フリーラジカル学会長も務める吉川敏一・京都府立医大教授は「抗酸化物質を摂取し、適度な運動をすることが抗加齢医学の基本」と語る。◇マーカーを探せフリーラジカルによる細胞の損傷は、病気になる前や、発症のごく初期に起きる。このときに体の中で起きる変化を「バイオマーカー」と呼ぶ。マーカーを見つければ、病気を発症前に防ぐことが可能になるかもしれない。がんや糖尿病、動脈硬化など、さまざまなマーカーが世界中で探されている。京都府立医大(京都市)は6月、「生体機能分析医学講座」を設置した。島津製作所(同)による寄付講座で、マーカー探しが主目的。吉川教授が主任教授を兼ねる。内藤裕二・同講座助教授は「フリーラジカルの損傷を受けやすいたんぱく質の構造を分析し、そこから他のマーカー探しを進める。将来は病院や家庭で簡単にマーカーを調べられるシステムを作りたい」と話す。◇薬膳料理などを解析一方、吉川教授らは、食品のさまざまな効能の解明にも取り組んでいる。昨年から、京都府漬物協同組合などと共同で、代表的な京漬物のしば漬、千枚漬、すぐきの分析を進めている。漬物に、がん予防効果があるとされるからだ。今年はさらに横浜中華街と連携し、コレステロールを下げるとされる中国茶、脂肪を分解するという薬膳(やくぜん)料理などを解析する。吉川教授は「抗加齢医学の対象には病気でない人も含まれるため、食品で予防効果があるものを探す」と説明する。京漬物の老舗、大安(京都市)の福永実・研究室課長は「漬物のどの成分が体にいいのか分かれば、それを付加した商品開発につながる」と言う。◇代替医療の評価にもこれらの研究は、健康食品や漢方、しんきゅう、温泉療法などの効果を科学的に評価するシステムづくりにもつながると期待されている。一方、今秋からは「アンチエイジング・ドック」が全国約100カ所の医療機関で始まる。抗加齢医学会の専門医が、バイオマーカー、骨密度、血管年齢などを検査し詳細な指導をする新しいタイプの人間ドックだ。「今までは一般論しか言えなかったが、今後はどのサプリメントを何錠、どんな運動を何分と指導出来る」と吉川教授はいう。………………………………………………………………………………………………………◇βグルカンの臨床試験を開始--抗加齢医学会・水島理事長に聞く抗加齢医学の目指す方向と今後の課題を、聖マリアンナ医大名誉教授で日本抗加齢医学会の水島裕理事長(内科学)に聞いた。--抗加齢医学とは、どのようなものか。目標は高齢者が健康で楽しく働けるように手助けすることだ。ビタミン剤などのサプリメントの処方やホルモンを補う「ホルモン補充療法」、免疫力を強化して病気にかかりにくくする「免疫療法」、細胞を傷つける活性酸素を分解する酵素を補う「抗酸化療法」などがある。--学会の活動は。抗加齢医学は90年代に米国で広まった。しかし、効果がはっきりしないものが多く、適切な情報を与えようと、03年に学会を発足した。治療法、サプリメントの評価、そのために必要な臨床試験などを進めていく。--抗加齢医学は現在、全額負担の自由診療だが、定着するのか。将来は、保険医療を提供する病院のわきに患者さんのニーズに応じて抗加齢医学などを提供する自由診療のクリニックが併設されるようになるのではないか。保険医療だけでは足りないと思う患者さんに個別の医療サービスを提供していきたい。--米国では、動脈硬化などを予防するとされるビタミンEの効果について、肯定・否定双方の臨床試験の結果が出た。評価は専門家の間でも一致しないことがある。科学的な評価についてどう考えるか。日本人に対するサプリメントや新医療技術の効果については、科学的根拠がほとんどない。学会が評価に堪えうる科学的根拠を積み上げていくしかない。現在、本学会が中心となって免疫力を上げるとされるサプリメント「βグルカン」の臨床試験を始めた。高齢者を無作為に選び、βグルカンを投与する群と偽薬の群に分け、どれだけ風邪を引いたかを調べている。(出典:毎日新聞)
2005/08/26
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肥満は最大の健康阻害要因だといわれています。居住環境も影響を受けるのですね。肥満細胞は5倍まで大きくなれ、肥満したり、痩せ過ぎたりすると肥満細胞から200種類以上のホルモンが分泌されて健康を害していくのだそうです。正しいダイエットは体脂肪だけを減らすことで、やる理由と目標が明確、正しい知識、正しいコツを知ると簡単です。私の教えて差し上げている方法は、節食に苦しむことなく、体脂肪が落とせ、リバウンドの心配もない安全な方法です。正しいダイエットは簡単だ!!!************************************************************** 肥満の原因は居住環境にあるのかもしれない。個人の性格や体質によって肥満になると考えられてきたが、最近では、住んでいる周囲の環境も肥満の要因になっているとの認識も広まってきている。このほど、英グラスゴー大学のAnn Ellaway氏らは、欧州8カ国(フランス、ドイツ、スロバキア、ハンガリー、ポルトガル、イタリア、スイス、リトアニア)の都市で行われた居住環境と肥満に関する調査結果から、居住環境が肥満に関連している可能性が高いことを指摘する結果をまとめ、British Medical Journal電子版に8月19日で報告した。居住環境が健康状態や身体活動度に影響を与えている可能性は以前から指摘されていたが、居住環境などを客観的に評価する指標を用いた調査はほとんど行われていなかった。研究グループは以前の研究に基づいて、緑が多くあり、ゴミや落書きが少ない居住環境ほどエクササイズをしやすく、それが肥満に影響しているとする仮説を立てて研究を行った。調査は2002年から2003年にかけて行われた。対象者は欧州8カ国の成人6919人。運動レベルは2段階(よくする、めったにしない)、居住環境については5段階に分けた。身体的に障害がある人は除いている。調査結果を分析したところ、緑が多い居住環境に住む回答者は、緑の少ない環境の人に比べ、運動の活発さが3倍も高くなっていた。また、肥満の人の割合もおよそ40%低くなった。一方、居住環境にゴミや落書きが多い回答者は、運動の活発さがゴミや落書きが少ない環境に住む回答者に比べておよそ50%低くなった。また、肥満の人の割合はおよそ50%高くなっていた。(出典:MedWave)
2005/08/24
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友人のコーチ・四本泰代さんが本を出版されました。四本さんのプロフィール広告プランナー、ライターを経て、現在コーチング・オフィスSHUKA主宰。1993年から2004年3月末まで、更年期女性のための医療情報を発信する非営利団体・日本アマラント協会(芦屋市)代表として活躍。私はこの時期にお知り合いになりました。日本アマラント協会の活動は、すばらしいものがありました。活動のための聴くスキルを高めるためにコーチ養成機関コーチ21の認定コーチの資格を取得。その後も心理学、NLPなどの研鑽を続けておられる。そして、更年期女性へのカウンセリングの新しいスタイルとして、「更年期コーチング」を提唱されています。更年期からはじまるほんとうの人生という本です。帯のキャッチフレーズは、「五十歳の自分の顔が好きですか?」四本さんの長きにわたる更年期女性サポート活動の集大成がこの本で、更年期の女性のほか、全ての女性に知ってもらいたい内容だそうです。
2005/08/13
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私は子供のころはやりましたが、大人になってからは料理する機会をあまり作らなかったので不得意分野です。今後は機会を作って料理していこうと思います。**********************************************************料理することを習慣づけると、前頭部の血流が良くなり、判断したり計画を立てたりする脳機能が向上することを、東北大の川島隆太教授(脳科学)と大阪ガスの共同研究チームが実証した。料理は脳の働きを良くすると言われていたが、科学的に初めて確認された。(出典:朝日新聞)
2005/08/08
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私が最も注目しているトレーニング方法が加圧トレーニングです。7月22日にもセミナーを受講してきました。血流を制限してトレーニングすることが特許になっているそうです。東大病院「22世紀医療センター」プロジェクトに参画しているそうです。 ********************************************************* 腕や脚のつけ根を専用の特殊な圧力ベルトで締め、血流を制限して運動する「加圧筋力トレーニング」が、中・高年者の筋力トレーニングやリハビリの現場などで広がっている。適度に血流を制限することで、軽い運動でも、より強い運動をしたのと同じ効果が得られ、無理せず筋力アップできるのが特徴だ。「はい、それでは足をあげまーす。一、二、三、四…」。埼玉県所沢市の所沢スポーツケアセンター。トレーニングルームでは、東京・福生市から通う会社役員秋山栄子さん(77)が、ベンチに腰を掛けて足の曲げ伸ばしに励んでいた。ももの付け根には空気で圧力が調節できる加圧用のベルトが巻かれている。秋山さんは週に一度、ここで足や腕の曲げ伸ばし、ストレッチなど三十分間ほどの運動メニューをこなす。「歩くときに足元がふらつくようになって始めたんですが、一カ月ほどで歩き方が見違えるようになったと家族に言われました。今は週一回社交ダンスも楽しんでるんですよ」と笑顔で話す。秋山さんの娘の典子さん(49)は、四年前に脳出血で倒れ、医師から車いす生活を宣告された。しかし、加圧筋トレによるリハビリを続けたところ、一年ほどで歩けるようになった。「実は娘をみていて私もと思ったんです」と秋山さん。■中高年も無理なく同ケアセンセンターには、秋山さんのような高齢者も含め現在三十人ほどが週に一度、トレーニングに通っている。代表の井口哲也さん(38)は、「最初は加圧ベルトを巻いているだけでも、筋力を回復させる効果があります。軽い運動でより大きな効果が得られるので、激しい運動ができない中・高年の人でも無理なく筋力アップできるのが利点です」と話す。加圧筋トレは、もともとスポーツ選手の間で、効果的な筋力増強法として広がった。石井直方東大教授(筋生理学)によると、その仕組みはこうだ。静脈の血液の流れを抑えることで、筋肉に血液がたまり激しい運動をしたときと同じ状態になる。すると、血液中に乳酸などの疲労物質がたまり、脳を刺激して成長ホルモンが分泌され、筋肉の発達を促す。石井教授の実験では、加圧運動時には安静時の百倍から三百倍の成長ホルモンが分泌された。一般的に20%程度の負荷で最大筋力の80%程度の運動をしたときと同じ効果があるとされている。■リハビリに威力発揮石井教授は「軽い運動で大きな効果が得られるので、病気やけがで筋力が衰えた人のリハビリなどで特に力を発揮する。すでに六千例を超える症例もあり、驚くような回復効果を上げた例もある」と語る。ただ、圧力の強さや加圧時間の調節には経験が必要。自己流でやると危険だ。加圧筋力トレーニング本部=電042(362)5175=の認定を受けた指導者がいる施設は現在百五十カ所ある。■加圧筋力トレーニングフィットネスジム「サトウスポーツプラザ」(東京都府中市)の佐藤義昭氏(56)が、三十五年以上かけて開発したトレーニング法。日米仏など六カ国で特許を得ている。最近は、筋力アップ以外にもさまざまな効果がわかってきており、平成十八年度にオープンする東大病院の22世紀医療センターに研究室が開設され、脳こうそくや動脈硬化などの臨床治療への応用も研究されることになっている。(出典:東京新聞)
2005/07/27
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7月25日、日経ホールでの健康と医療フォーラム「人はなぜ年をとるのか ~加齢医学最前線~」を受講しました。日野原先生の著書はいくつか読んでいますので、いつかお会いして直接お聴きしたいと思っていましたので、感激しました。2カ月後に94歳になるとはとても思えない若々しくて、ユーモアたっぷりのスピーチに魅せられました。50分間原稿なしでのスピーチでした。参考になると思いますので、要点をまとめました。****************************************************◆基調講演 日野原重明氏(聖路加国際病院名誉院長・同理事長) 1日の摂取カロリーを年齢、甲状腺ホルモン分泌量、運動量で割り出して コントロールするとよい。 私は1日1,200kcalに抑えている。朝はジュース、昼はビスケットくらい 米国との違い 日本は、看護婦に関する法律は1948年にできて変えていない 米国では診断までしている 日本が15年かけて身につける臨床能力を米国では5年で身につける 米国では出欠を取らず、教授より遅くくる医学生は一人もいない 日本は出欠をとるから大学にくるが、2割は欠席している モチベーションが段違い 米国の100歳以上の高齢者は自立している人が多い 日本は2/3が寝たきり 5人に1人が認知症になる (認知症という病名はおかしい。) 認知症になりやすい遺伝子があってもよい生活習慣を続けると悪い遺伝子の スイッチは、入らない 10年先の約束事、目標を持つことはたいへん重要 私は90歳の時に10年間必要な疫学調査を開始して結果が楽しみ アンチエイジングのコツ 1.カロリー制限をする 動物実験で明らかに長寿になる 40~50歳:腹8分、65歳から:腹7分 2.脂肪の質に気をつける 動物性脂肪(パルミチン酸)、リノール酸は減らす オレイン酸(オリーブオイル)、オメガ3系脂肪酸(魚油)を摂る 3.タンパク質は摂る 4.糖質を減らす 5.身体、脳によい大豆を摂る 6.野菜、果物を十分に摂る 7.歯をしっかり手入れして、よく噛む 8.筋肉、骨、頭を使う 日野原先生はエスカレータなどは使わず、上り階段は2段上がり 9.うつぶせで寝る。動物で仰向けに寝るのは人間と溺愛されたペットだけ。◆パネルディスカッションなど パネリスト 大島伸一氏(国立長寿医療センター総長) 白澤卓二氏(東京都老人総合研究所 チームディレクター) 中田 力氏(新潟大学 脳研究所統合脳機能研究センター長) コーディネータ 中村雅美氏(日本経済新聞社 編集局科学技術部 編集委員) 心地よく年を重ねる 年をとると3S+S=しみ、しわ、しらが+診察券 ▼白澤さん サクセスフルエイジングの秘訣 仏・カルマンさん122歳 若々しくエイジングした結果 → 長寿 NHKスペシャル 2人の長寿者 三浦敬三さん(スキーヤー) 骨量、下半身のの筋力が突出している 大腿骨:60歳、腰椎:80歳、上腕骨:100歳 板橋光さん 全体に好バランス 食事と寿命 カロリー制限すると長寿 原生動物:7日 → 13日 みじんこ:30日 → 51日 赤毛猿:30%カロリーを少なくすると、若々しく、ガンも少ない 長寿のバイオマーカー 体温が低い インスリンが少ない(運動習慣があることが大切:筆者) DHEAS成長ホルモンが多い (成長ホルモンの分泌に加圧トレーニングが著効を見せる:筆者) アディポネクチンが多い 筋肉、脳、血管に影響がある 加齢はストレス カロリー制限するとストレスが減る DNAの障害も減る カロリー制限による低栄養を防ぐ 1日3食を楽しく食べる 肉:魚=1:1 食欲のない時はおかずだけでも食べる 260人に1人が100歳以上 大切なことは、 1.運動 2.栄養 低カロリーで高栄養 転倒して大腿骨骨折で寝たきりになる 80%は亡くならなくてもよかった人 いくつになっても楽しいこと、好きなことをする 90歳でスキー、結婚 ▼中田さん 脳と加齢 脳が扱うのは情報 → 確率 → シャノンのエントロピー 情報の塊 → 脳の高次機能 → 心 脳は複雑系の代表 心:情報集合体の動態的活動 加齢:老化 不都合を避ける 脳は老化しない 脳を支えている構造は老化する 心に情報を与える機関が老化する 脳から命令を受ける機関は老化する 脳と身体機能の不適合を理解する 学習は両刃の刃 記憶:忘却 熟練:初学 痴呆症は病気 原因が判っているもの: 自己責任 自分から脳を傷めないように 原因が判っていないもの:医者、研究者の責任 心は老化する 「若さ」を忘れた瞬間から心の老化が始まる 青春を忘れない 何事にも興味を持つ 楽天的 人生を楽しむ!! 心を鍛える ジェネレーションギャップ:相手の理解と興味 コミュニケーション 喜怒哀楽トレーニング 正しいことはひとつではない 複雑系の考え方 日本は正しさを求める 痴呆症の原因 脳に悪いことをする 禁煙、低カロリーを実践する おたっしゃ21検診で30%がひっかかる ▼大島さん 長命から長寿へ! 04年3月に国立長寿医療センターができた 国立高度医療センターの6つ目 4つのガンセンター、循環器センター(大阪)の次にできた 世界一の長寿国 長寿国:富と繁栄の象徴 :人類の目標 ↓ 未体験の世界 → 実験 新しい目標の設定と検証 痴呆老人: 160万人 要介護者: 410万人 骨粗鬆症: 1,000万人 大腿骨骨折:12万人/年 寝たきりの大きな要因 要おむつ: 310万人 寝たきり: 120万人(2000) → 170万人(2010) 高齢・老後不安 生命への不安:医療 生活への不安:支援 生きがいへの不安 長生きを喜べる社会の構築 1.絶望感を与えない社会 2.平均寿命と健康寿命の差が短い社会 3.生まれてきてよかったと死んでいける社会 自立 1.人は遅かれ早かれ自立できなくなる 2.人は生まれた時は自立できない 3.子供も年寄りも放置すれば死ぬ 子供への責任: 明らか 年寄りへの責任: ? 老いとどううまくつき合うか 意外と気がつかない孤独という不安 国立長寿医療センターの理念 私達は高齢者の心と身体の自立を促進し、健康長寿社会の構築に 貢献します。 よかったという日をひとつまたひとつ 子供達の生活からは長寿は疑問◆最後に一言▼白澤卓二氏(東京都老人総合研究所 チームディレクター) 日野原先生のような長寿エリートと同じことをやろうとしない 100年間生きるという生き方を問われる時代▼中田 力氏(新潟大学 脳研究所統合脳機能研究センター長) 物事を決まっていると考えないで柔軟に 自分のやりたいことをやる▼大島伸一氏(国立長寿医療センター総長) 集大成としてどうまとめていくか 自分だけでなく、周りの人のことも考える
2005/07/26
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高齢化で医療費はうなぎのぼり。何とか下げるために様々なことをしています。最近は数値目標をかかげることが増えているようですが、今回発表されたものはペナルティがあり、むりやり押さえつける施策がうまくいくか見ものだと思います。国民の健康レベルをあげれば医療費抑制ができるのに、この程度のことしか考えられないのだろうか。それとも医療費を抑制されると困る業界が暗躍しているのだろうか。国民の健康レベルを上げるのは簡単だ。私の関連フリーページ食生活の改善食の提言マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食今年に入ってからの私の関連楽天日記欧米化した食習慣で激増した生活習慣病 アボリジニからの警告生活習慣病予防の観点からごはん食の利点を評価ハンバーガーが体によくない理由を分子レベルで解明ファスト・フードは肥満とインスリン抵抗性のリスクを高める ***********************************************************厚生労働省は医療費を抑えるため、都道府県単位で様々な数値目標を盛り込んだ医療計画をつくる方針を決めた。入院後どれだけ早く社会に復帰できるか、健康診断受診率の向上など8指標。医療費の伸び率を管理する総額抑制ではなく、個別指標の改善を通して医療費を圧縮する。達成できなければ国から都道府県に支給する交付金を減らし、政策の実効性を高める。 2006年度の医療制度改革に盛り込む。04年度に政府と国民が支出した国民医療費は約31兆円。厚労省の予測では25年度には69兆円に増える。政府の経済財政諮問会議は厚労省に総額抑制を求めている。厚労省は全体の伸びを抑える政策は適切ではないと新手法を考えた。 導入する指標▽健康診断の受診率 基本的な診断を1年間に受けた人の割合▽ガン検診の受診率 胃ガン、肺ガン、乳ガン検診を受けた人の割合▽疾病自覚率 基本検診で病気の可能性があった人の何%が精密検査を受けたか▽早期社会復帰率 病気の発覚・入院から一定期間後に社会復帰した人の割合▽在宅支援率 訪問診療・看護など在宅医療で対応可能な患者の割合▽地域連携支援率 病院、診療所が病状に応じて患者を効率的に受け渡ししているか▽死亡率 ガン、脳卒中など病気ごとに▽地域医療カバー率 胃ガン、肺ガン、乳ガン検診を受けた人の割合▽ガン検診の受診率 ガン、小児救急など主要な医療サービスを地域内で提供できるか(出典:日本経済新聞)
2005/07/25
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健康増進法が施行されて2年、健康日本21で数値目標をかかげ国民の健康レベルをあげようとしていますが、改善どころか悪化しています。このままだとさらに悪くなるとわかったのか、項目数を減らして成果をあげようとしています。広報活動と動機付け、具体策ができていないのでだめでしょう。国民皆保険に甘やかされて健康オンチですが、本当によい情報が知られていないだけです。最大の原因は、戦後の間違った栄養教育に起因した間違った食生活であり、日本の健康政策・健康常識が的外れだからです。国民の健康レベルを上げるのは簡単だ。私の関連フリーページ食生活の改善食の提言マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食今年に入ってからの私の関連楽天日記欧米化した食習慣で激増した生活習慣病 アボリジニからの警告生活習慣病予防の観点からごはん食の利点を評価ハンバーガーが体によくない理由を分子レベルで解明ファスト・フードは肥満とインスリン抵抗性のリスクを高める ***********************************************************厚生労働省は、「健康日本21」で数値目標が設定されている9分野70項目について項目が多すぎると判断、重点的に取り組む必要がある21項目の目標を「代表目標項目(案)」として選び出した。「栄養・食生活」分野では、これまで14項目あった目標から、「適正体重を維持している人の増加」「脂肪エネルギー比率の減少」など4項目を選定した。 (出典:健康産業新聞)
2005/07/25
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東京都もテレビの健康情報の信憑性を気にしていたようです。しかし、調べ方は大いに不満が残ります。私の関連日記テレビの「ウソ」に要注意 氾濫する健康情報を鵜呑みにするな!*********************************************************** テレビの人気健康情報番組の内容には科学的根拠が十分でないものがあることが、東京都が19日に開催した健康食品専門委員会の第6回会合で報告された。マスメディアの発信する情報が消費者の商品選択に大きな影響を与えていることが指摘されたため、テレビ番組の担当プロデューサーまたはディレクターを対象とした調査を行うこととなった。各放送局につき1番組以上を対象とし、6番組に調査を打診。面会あるいは郵送により、5番組から回答を得た。番組のジャンルは、科学情報番組や情報バラエティのほか、料理番組の一部で素材の有効性を紹介するグルメバラエティなど。番組名は明らかにしていない。番組で健康情報を取り上げた理由は、ほとんどが「制作担当者が興味を持ったこと」が要因だった。健康情報のソースは5番組すべてが所有。ただ、情報源としていたのは学術雑誌や専門家のコメントなどで、番組によって差異があり、「情報源の科学的信頼性は不明なものもあった」としている。また、実態は不明だが、番組に働きかける健康情報ブローカーのような存在をほのめかす声もあった。なお都によると、ブローカーの情報をもとに番組が制作されたかどうかは未確認だという。 (出典:健康産業新聞)
2005/07/22
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昨日、六本木ヒルズ アカデミーヒルズ40で行われた第6回国際統合医学会に参加しましたが、満席の大盛況でした。大会長の水上治 先生の医学教室にはよく参加していますので、学生扱いにしていただけました。21世紀は統合医療の時代だという確信がさらに深まりました。テーマ癌・難病に挑むアンチエイジングへの挑戦◆特集1 癌・難病の統合医療の実践▼大会長講演 水上治 先生 癌・難病の統合医療を志して 進行癌は、ほぼ100%延命する 90%はよくなり、一部は進行停止、まれに寛解する サプリメントを併用すると抗癌剤の主作用が増強され、副作用が激減する アメリカの癌治療の96%が統合医療▼教育講演1 阿部博幸 先生 癌・難病に対する活性NK細胞療法とキレーション療法 癌は国民病 1/2が癌になり、1/3が癌で亡くなる NK細胞を2週間培養して体内に戻すと効く! キレーション療法もよい アメリカで10年間300万人が受けて副作用死者ゼロ▼教育講演2 Isac Lesser,MD The Stoning of the Prophets: Considerations on the Body and Soul in Schizophrenia & The Holistic Nature of Psychiatry 心の病気は栄養療法が効く おすすめの本 脳に効く栄養▼特別講演1 渡部昇一 上智大学名誉教授 解剖学的境界の外に 外科は西洋医学で正しく発達した ホリスティク医療が重要 祈ることも効果的▼特別講演2 村上和雄 筑波大学名誉教授 人は生まれてきただけでエリート 心と遺伝子研究会 主宰 心が変われば遺伝子の働きが変わる 祈り、楽しい、笑い、感動などがよい遺伝子のスイッチを入れる 笑いの作用を吉本興業とコラボレーション 糖尿病患者20人で試験:笑うだけで血糖値が46下がった 笑える心構えが大切 細胞ひとつできるのは、1億円の宝くじが100万回連続当選する確率 人として生まれたのは38億年勝ち続けたエリート中のエリート 必ずあなただけの素敵な花が咲く◆特集2 抗加齢医学の実践▼教育講演3 John P.Salerno,D.O. Pharmacological Detoxication of metals: Ca-EDTA,DMPT and DMSA 重金属の汚染で酵素反応が悪化する 魚を食べる日本人の水銀汚染は深刻 ▼教育講演4 久保明 先生 抗加齢医学の臨床 健康寿命ドック、サプリメントドックを開設 100項目以上の検査で148,000円 915例 ホモシステインは心疾患だけでなく、認知症、骨折リスクに関わっている ビタミンDは白筋を増やすので転倒・骨折リスクを減らす CoQ10の血中濃度は加齢で下がらない メタボリックシンドロームの指標・善玉アジポネクチンは、減量、低GI食で改善 サプリメント、鍼灸はエビデンスがある▼パネル ディスカッション 日常診療におけるサプリメントの使い方 ◎久保先生 すべて自由診療でサプリメントドックも行っている ◎浅野先生 保険診療が中心 サプリメントは、ダイエットに活用 ◎丹羽先生 保険治療より効果がある 漢方+サプリメント 14年間1万例 アトピーは5500例 サプリメント検証の独自規格で選別 ◎鶴見先生 自由診療完全予約制 7人/日 外からの刺激(温熱、鍼灸) 中から(サプリメント) 生活習慣、運動 ◎藤沼先生 保険診療が中心 温熱、水、サプリメント
2005/07/18
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若い世代は崩食、中間層は飽食、高齢者は日本食と食べているものが違うので当然の調査結果だと思います。今の若い世代が高齢者になった時はボロボロだと思います。たった1回の人生をどう生きるか、自分の食事にかかわっているほど生きていくうえで、食べることは決定的に重要です。ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)これからは、学歴や職歴より、何を食べてきたか食歴の時代です。食・栄養を真剣に探求・実践していくと人生が好転します。私の関連フリーページ食生活の改善食の提言マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食カテゴリー別にした時期からの食・栄養関連楽天日記********************************************************60代は元気はつらつなのに、若い世代ほど体力や健康に自信がない、という状況が、最近の二つの調査から浮かび上がった。運動時間の長さや、老化や免疫力に大きくかかわる腸の状態から、現代ニッポンの問題が見えてきそうだ。「自分の体力年齢はどのくらいだと思いますか」医師や栄養学、運動学の専門家らでつくる「BCAAネットワーク」が今年1月、首都圏に住む10歳から69歳までの男女計600人(女性300人、男性300人)に、インターネットで調査した。年代ごとに回答した年齢の平均値と、各年代の中央値(20代なら25歳、30代なら35歳)との差を出したところ、60代の男性は平均値が61・2歳でマイナス3・8歳、60代の女性は平均値が60・5歳でマイナス4・5歳で、他の世代よりも体力年齢を若くとらえていることが分かった。それに対して、30代以下は男女とも体力に自信がなく、10代女性に至っては実際よりも10歳高い体力年齢を自覚していた。60代女性の元気さは際だっており、「自分が元気だと思うか」という質問に対して、「そう思う」と答えた割合は62%。「疲れているか」について「そう思う」と答えた人はたった8%で、全世代を通して一番低かった。◇運動量も豊富1週間の平均運動時間を見ると、60代が最も長く、男性が4・9時間、女性が3・3時間。スポーツや健康維持に費やされる支出が家計に占める割合も、60代は他世代と比べて突出して高い。調査に当たった同ネットワークは、60代の人たちが健康や運動に気を使い、元気に過ごしている状況を“ハッスルエルダー現象”と名付けている。この現象を裏付けるのが、財団法人ベターホーム協会の「腸年齢」の調査だ。協会は、日本獣医畜産大の寺田厚教授の監修で腸年齢を判定する10項目のチェックリストを作成し、これに基づいて20代から60代までの女性約400人に、腸の状態を尋ねた。リストは、あてはまる項目の数が多いほど腸年齢が高いことを意味する。20代の平均は3・2だが、30代、40代は2・9、50代は2・7と、年代が高くなるほど少なくなる。60代は2・1と最も少なく、ここでも腸年齢が下の世代よりも若いという結果に。腸年齢の高い20代のうち64%が、肌のトラブルに悩んでいる。「便秘しやすい」(51%)や「食事を抜いたり、お菓子ですませることがある」(13%)と回答した人も多かった。◇食生活で改善ベターホーム協会は、腸を健康に保つためのレシピを盛り込んだ冊子「腸から若く元気になる料理読本」を発行、「腸年齢は食生活で改善できる」と呼びかけている。腸内環境を整えるためには(1)乳酸菌(2)オリゴ糖(3)食物繊維の多い食品をとることが重要。ヨーグルトやゴボウ、豆類、キノコ類などを使った61種類のレシピを紹介すると共に、腸内細菌についても解説した内容だ。<腸年齢チェックリスト>□肌荒れ、しみ、くすみ、吹き出ものなど肌のトラブルが多い□疲れやすく、よく風邪をひく□体臭や口臭が気になる□太りやすく、おなかが出ている□便秘しやすい□運動不足。階段を上ると息切れする□ストレスを感じることが多い□外食が多い□食事を抜いたり、お菓子ですませることがある□寝つきが悪い。睡眠不足がち 0~2個……腸年齢は実年齢より若い。善玉菌が優位だが、さらにこの状態をキープしよう 3~5個……腸年齢は実年齢と同じか高め。注意して善玉菌を増やそう 6~8個……腸は実年齢よりかなり老化が進んでいる。今、くい止めないと老化が急劇に進むおそれがある9~10個……腸の老化は待ったなしの深刻さ。危険。今すぐ生活習慣を変えて!(出典:毎日新聞)
2005/07/06
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コスメフリークは、目が点になる調査結果です。肌が商売道具のプロはよく知っていて美肌は体内からつくり、真相を知らない女性は化粧品会社の巧みな広告宣伝に踊らされている構図が浮き彫りになっています。夢・イメージを壊してすみません。広告宣伝にでている女優・モデルが広告宣伝しているものを使っていると盲信して買うのでしょうが、ほとんど違うと思って間違いありません。広告宣伝に踊らされないで本当によいものを選ぶには皮膚科学の理解と選択するコツが欠かせません。喫煙は美肌の大敵ですが、喫煙している美容部員がめだちます。そんな美容部員は、信用しない方が得策だと思います。肌、首、手、爪などの色でほとんどわかると思います。皮膚科学もかなり勉強しましたが、美肌つくりは簡単です。関連フリーページ化粧品の危険性こども化粧品の危険性口紅の危険性染毛剤の危険性合成シャンプーの危険性歯磨き剤の危険性**********************************************************女性が求めている美しさのトップは「美肌」。シリアルメーカーのK社が女性会社員らを対象にしたアンケートで、こんな結果が出た。昨年実施したプロモデルへの調査でも同様の結果が出たが美肌づくりのために気を使っていることについて、女性会社員は「化粧品」、モデルは「睡眠時間をたっぷりとる」がそれぞれ最多。目的は同じでも「外側から」と「内側から」とする意識の違いが浮かんだ。アンケートは1月にインターネットで実施。20~40代の女性会社員らを対象に558人から回答を得た。「女性美で気をつけていること」(複数回答)については、「肌の美しさ」が84.4%と最多で、「健康管理」69.4%、「内面の輝き」69.1%が続いた。「美肌づくりに心がけていること」(同)は「化粧品」が74.6%で最も多く、「睡眠時間をたっぷり」52.6%、「便秘にならないようにする」51.9%、「バランスを考えた食生活」50.8%だった。一方、モデル105人への調査でも、「肌の美しさ」が85.7%で最も多かったが、「心がけていること」は「睡眠時間」が70.5%でトップ。「食生活」61.0%、「便秘」51.4%が続き、「化粧品」は43.8%の7位にとどまった。同社は「モデルさんたちは化粧品は手っ取り早いが、美しい肌を作り出すためには睡眠や食べ物が大事ということを意識しているのではないか」と話している。(出典:毎日新聞)
2005/06/29
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04年の国立長寿医療センターの調査によると、年をとることに不安を感じている人が全世代を通じて80%を超えている。老後不安は、病気、貧乏、孤独という3匹の鬼が待ち構えているからで、ほとんどが鬼の餌食になっているようです。今年の前半は、会社員時代の先輩達が60~65歳でバタバタと亡くなりました。ほとんどがガンでした。バブルがはじけた時に管理職として多大なストレスを受け続けたことが原因だと思います。長寿には豊かな人脈が欠かせないことがわかる調査結果です。サラリーマンは定年後には年賀状の数が激減することでショックを受けるそうです。私の探求している幸福医学では、病気、貧乏、孤独をまとめて解決できると思っています。***************************************************************オーストラリアの新しい研究で、高齢者がさらに長生きするにあたり、身近な家族とのつながりよりもよい仲間に恵まれることの方が重要であることが示唆された。医学誌「Epidemiology and Community Health」7月号に発表された。Flinders大学(アデレード)の研究者らが、70歳以上の高齢者約1,500人を対象に、家族や友人などさまざまな社会的なつながりを持つ中で、どの程度の付き合いや電話連絡をしているかを調査した。その際、社会経済的状況、健康およびライフスタイルなど、長寿に影響を及ぼすことで知られる諸因子も調査項目とし、その後10年間にわたって、参加者の生存に関して追跡調査を実施した。その結果、子供や親類との密接な連絡有無は、生存率に対してほとんど影響を及ぼしていなかった。しかし、長期間にわたって友人や親友と密接なつながりをもつ高齢者は、比較的友人が少ない高齢者よりも生存率がはるかに高いことが明らかにされた。さらに、配偶者の死亡や友人が引っ越すなど身近な人がいなくなっても、この「フレンドリー効果」は持続することがわかった。友人の有無は、喫煙や飲酒など健康面での習慣や、何らかの症状が現れた際に医師を受診するかどうかに影響を及ぼす。また、友人がいるかどうかは、気分や自尊心、困難に対処する能力に重大な影響を及ぼすものと考えられる。(出展:HealthDay News)
2005/06/28
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第5回日本抗加齢医学会総会が6月10、11日に国立京都国際会議場で開催されています。参加されている医師からメールでプログラム・抄録集が届き感動しました。タイトル:EBMに基づいたアンチエイジング医学ここで発表されるもののひとつに深く関わっていますが、ウェルネス産業に革命が起きています。関わっていることに誇りと感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
2005/06/11
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湘南唯一のハーブ専門店・アールグレイを経営されているハーブクマさんの主催により茅ケ崎市女性センターで健康セミナーがあります。講師は私!です。くわしくはこちらをご覧ください。
2005/06/07
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皮膚は最大の臓器です。他の臓器との違いは常に外気にさらされ、手入れができるところです。手入れの仕方しだいで早老から遅老まで自由に選べます。手入れで一番大事なのは洗うことで、次が保湿することです。使う洗剤、タオル、洗い方などにより差がでます。ボディシャンプーは合成洗剤のものが多いので選択がむずかしいです。合成シャンプーの危険性をご存知の方は少ないですね。ボディシャンプーも同様に思った方が無難です。大手メーカー、有名メーカーは、総じて安全・安心な質の高いものは作っていません。大量に売れるものしか作らないと思ってほとんど間違いありません。石鹸もアルカリ性ですので洗浄力が強く、余分に皮脂を落とし、肌に負担がかかりますが、合成ボディーシャンプーよりはるかに安心です。赤ちゃん用、アトピー用などもアルカリ性のものがほとんどです。有害合成界面活性剤の入っていない弱酸性、保湿力の高いものを選びます。真剣に探せばとてもよいものが見つかると思います。関連楽天日記乳酸菌の種類と得意分野を知ろう!*****************************************************************ヒトの体にはつねに100兆個以上の細菌がすみついており、常在菌という。抗菌ばやりの昨今「菌」と聞いただけで敬遠されがちだが、美と健康を保つためいろいろ役に立っているらしいのだ。その働きについて生物医学研究所(兵庫県淡路市)所長の青木皐(のぼる)さん(62)とともに考えた。●保湿効果も「オヤジって何で臭いの」と女子高生2人が電車内でぼやく。「ひょっとしてオレのことでは」と周りの男性陣が左右を見回す。「臭いといえばオヤジ」は、今や世の定説なのか。「中高年特有のにおいを『加齢臭』といいますが、40代を過ぎて体臭が強くなるのは男性に限りません」と青木さん。体臭には皮膚にすむ約1兆個の常在菌が深くかかわる。汗や脂肪酸をせっせと食べて分解し、においのもとを作っているのだ。中高年の体臭がキツいのは、老化とともに、餌となる脂肪酸の中にパルミトオレイン酸などが増えるからで、これらが分解されてできるノネナールという不飽和アルデヒドが加齢臭の原因になる。「じゃ、その常在菌ってヤツを殺せば」と考えると大間違い。菌にもそれなりの存在理由がある。代表格の表皮ブドウ球菌は皮脂や汗の成分を食べて酸を排出し、肌を弱酸性に保つ。アルカリ性を好む病原菌をブロックしてくれるのだ。皮脂と相まって保湿効果もあり、しっとりツヤツヤの美肌は表皮ブドウ球菌のおかげともいえる。●怖い有害菌毎日、薬用せっけんで体をゴシゴシ洗い、抗菌タオルや抗菌下着などの抗菌グッズで包囲攻撃すると、悪玉菌のみならず表皮ブドウ球菌まで殺してしまう。乾燥肌が怖いだけでなく、菌の世界の勢力図が変わり、院内感染で悪名高い黄色ブドウ球菌やら水虫などの原因になる真菌が増殖しかねない。「有害菌の方が打たれ強い。常在菌を虐待すると皮膚の生態系のバランスが崩れてしまう」と青木さんは説明する。●ゴシゴシ洗いは禁物日差しが強くなる季節。紫外線は肌だけでなく常在菌も痛めつける。美肌を守るなら直射日光を避け、風呂も“カラスの行水”に。入念に洗うのは顔、脇の下、乳首の周辺、へそ、股間(こかん)、足の指の間などで、あとは汗を流すだけでいい。「ゴシゴシ洗って肌を傷つけ、皮脂の分泌が悪くなると常在菌に悪影響がある。要はバランスを健全に保つことです。善玉菌、悪玉菌といいますが、相対的なもので、無害有益なはずの表皮ブドウ球菌も、高齢者など極端に抵抗力が落ちている場合は院内感染の原因になったりします」ところで、加齢臭は男女問わないというなら、なぜオヤジだけが矢面に立たされるのか。青木さんは「男性側にも責任があるかもしれませんねえ」。女性は化粧品や香水で体臭をフォローする。ノネナール以外ににおいの原因になるアルコールやたばこの常習者も男性が多い。男性が着る背広の繊維は分厚く目が込み、長く着るほどにおいを吸収する。皮膚を清潔にし、下着やシャツ同様、スーツも毎日着替え、コロンでもつけて禁酒禁煙すればOKらしい。「そこまでしてられないよ……」とのボヤきも聞こえそうだが。●食物繊維とオリゴ糖腸には体内で最も多い60~100種類、ほとんどの常在菌がすんでいる。例えば大腸菌だ。海水浴場の検査で数を調べたり、病原性のあるO157の影響でイメージが悪いが、大半は病原性がなく、肉類などを分解して消化を助けてくれる。大腸菌がいなかったら、ステーキなぞ食べられないのだ。腸内の善玉菌の代表はビフィズス菌で(1)ブドウ糖を分解して乳酸や酢酸を作り、腸内を酸性にして病原菌の増殖を抑える(2)腐敗を抑える(3)ビタミンB群、ビタミンKを作るなどの長所がある。赤ちゃんの時に多く、年齢とともにどんどん減ってしまう。「だから常在菌を育てる『育菌』という発想がとても大事です」と青木さん。ヨーグルトのビフィズス菌はそのまま腸に定着するわけではなく、乳酸を作って有害菌の繁殖を抑えるなど、腸内の仲間の援護射撃をしつつ結局排せつされる。だからこそ毎日補給する必要がある。ビフィズス菌の大好物はオリゴ糖なので、食物繊維が豊富な野菜で腸内環境を整え、バナナなどオリゴ糖を含む食品を取ればいい。ピロリ菌など有害菌の増殖を抑えるにもビフィズス菌に配慮したい。●人の気配にも若い男女がデートして、手をつなげば皮膚の表皮ブドウ球菌やアクネ菌、キスをすれば口の中のミュータンス菌が交換される。「それ以上の仲に進んだり一緒に住めば、体内の常在菌も共有されます。恋愛は微生物の交換なんです。少し前までいた他人の気配を感じたりするのは、体から離れた皮膚のかけらや常在菌のにおいを無意識に感じるから」(青木さん)常在菌は自分の体にすむ「身内」であるだけでなく、社会生活を共に送る大切な仲間なのだ。(出典:毎日新聞)
2005/06/06
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シニア ルネサンス財団に中高年向けのチャックリストがありました。興味のある方はチェックしてみてください。自立度チェック長生き度チェック年金知識度チェック熟年離婚・危険度チェックパソコン相性度チェック隠れ肥満度チェック
2005/06/02
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この本はぜひ、読みたいし、広くお知らせしたいと思いました。私も変装して体験したくなりましたが、徹底した変装をしていますので相当な覚悟がないとできません。******************************************************************私は三年間老人だった 明日の自分のためにできること▼26歳の女性が老人に変装して知った高齢者冷遇の現実ニューヨークに住む26歳の女性が、ある日、変装して85歳になってみようと思い立った。何のために?もちろん老人を経験するためである。当時、彼女は「口紅から機関車まで」で有名なレイモンド・ローウィのデザイン事務所に就職したばかり。ここは若いデザイナーの憧れの職場だったが、この世界最先端の仕事場にいて彼女にはある違和感があった。スマートなスタイルの道具や乗り物は素晴らしいが、それらはほとんどが「ダーウィン的デザイン」、つまり適者生存の法則の勝利者である健康で頑丈な消費者を想定したものだ。これでは、例えば大好きな私のおじいちゃんには使えないのではないだろうか。▼老人に快適なデザインを知るため85歳に変装老人にも快適なデザインとはどんなものなのか。実際に年をとってみればわかるだろうがそれではもう遅すぎる。この本は、「それならいま老人になってみればいい」と突拍子もないことを実行した女性が、その体験を書いた本である。一気に60歳も年をとるのは大変だったが、舞台メイクのプロの友人に手伝ってもらって顔を変え、塩でのどをつぶしてしゃがれ声をつくり、ベビーオイルで目をくもらせ、動きを遅くするため膝の裏に副木をいれ、ようやくどこでも通用する老人に化けた。そうやって3年間、100都市以上で老人の姿で地下鉄に乗り、レストランに入り、公園のベンチに座ってみた。そうすると、いやでも老人が世間からどう扱われているかがわかる。あるとき、おばあちゃんの格好で入った文房具店に、次の日26歳の素顔で出かけてみて、その対応のあまりの違いに憤慨する。たいていの場合、人々は年をとったほうの彼女に冷たいし、同じ老人でも貧しい格好のほうに邪険だ。老人の姿でレジに並ぶと人々は平気で前に割り込もうとし、それを認めて文句をいわない自分に驚く。老人はそこに存在しているにもかかわらず、もう世の中に用がない、いてもいなくてもいいというように無視されている。だから自分たちでも知らず知らずのうち、「自分は価値のある人間ではないのだから仕方がない」と無気力になってしまう。その結果、家に閉じこもり、自ら囚人のような生活をしている老人が何十万人もいる。それなのに、そんな老人の暮らしを忙しい若い人たちは知ろうとしない。彼らは悪意があるというより、やがて自分たちがなる老人のことを知らなさすぎるのだ。かつては違った。老人は身近にいて、子供たちに昔話を聞かせ、自分たちの経験から得た生きる知恵を伝えたし、子供たちも年寄りの体調や習慣を肌で知る機会があった。▼自分達もなる“老人”を知らなさすぎる若者達気がつくと、彼女は工業デザイナーから社会学者に変わっていた。老人にも快適に暮らせる環境は単にデザインだけの問題ではない、ということをいやというほど思い知らされたからだ。彼女は言う。アメリカの老人問題の多くは若い人たちが態度や見方を変えてくれればかなり解決できる。例えば、「年寄りは役に立たない」といったイメージを強調しすぎるマスコミなどがその典型だ。テレビでは、“若さ”が力や美であるとするアメリカの伝統的な考えが相変わらずのさばっているが、その若い人たちもやがては老いていくことについてはだれも目を向けたがらない。だが、「いま老人に暖かい社会をつくっておけば、やがてその恩恵を受けるのはあなたたちなのに」という彼女のメッセージに同調する人たちも徐々に増えている。老人の権利を求める運動の中心が若い女性であるというのは皮肉だが、「おばあちゃんであったこともある」彼女だからこそ、幅広い共感が得られるのである。これは16年前に日本でも翻訳出版され、絶版になったものを復刊した本である。「なぜ今?」という疑問に対し、訳者の木村治美さんがあとがきで答えているが、高齢化社会が現実になった日本でだからこそ、当時以上に多くの人に読まれていい本であることは間違いない。(出典:nikkeibp.jp健康)
2005/05/20
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最近、CoQ10の後にはやっているサプリメントのひとつがαリポ酸です。CoQ10も医薬品から食品扱いになってサプリメントとしてブレイク、今でも品薄のようです。同じようにαリポ酸も医薬品から食品扱いになってサプリメントとしてブレイク中です。抗酸化ネットワークのひとつですが、単品ではなく質のよい総合ビタミン・ミネラル剤CoQ10と一緒に摂ることで相乗効果がでます。ともに私も愛用しています。法整備が遅れていてレベルの低い製品が多い日本では、何を選ぶかが一番重要です。多くの経験から体感しないものはよいものではありません。関連フリーページ活性酸素とは活性酸素やフリーラジカルが関与する代表的疾患抗酸化物質とは『アンチオキシダントミラクル』の要約栄養補助食品(サプリメント)の選び方効果がないことが保証されている栄養機能食品の規格基準****************************************************************「αリポ酸」は酵素の働きを助ける補酵素の一種で、「チオクト酸」とも呼ばれます。これはエネルギー代謝にかかわる必須の物質で、もともと私たちの体の全身の細胞にも、ごくわずかに含まれています。また体内でも微量ですが合成され、食品からも少しずつ摂取されています。ただし、一説によると、「加齢とともに減る可能性がある」と言われています。日本以上にサプリメントの利用が進んでいる米国では、αリポ酸は、アンチエージングや美肌、あるいはダイエットにいい「抗酸化サプリメント」として知られていて、多くの商品が登場しています。▼体内の抗酸化ネットワークの要αリポ酸の特長は、それ自身が強い抗酸化力を発揮するだけでなく、ビタミンCやEなどの抗酸化ビタミンを還元して、再活性化(リサイクル)させるという重要な役割も担っているということです。ビタミンCやEは、体内の活性酸素をキャッチして無毒化(還元)します。ところがこのとき、ビタミンCやE自身も酸化されてしまうため、それ以降は活躍できなくなるのです。αリポ酸は、活性酸素と闘って酸化されてしまったビタミンCやEを元に戻し(還元)、再び活性酸素と闘えるようにする作用を持っています。このときαリポ酸も酸化されますが、すぐに元に戻ります。同様に、いま話題のコエンザイムQ10も活性酸素と闘って酸化されますが、αリポ酸は酸化されたコエンザイムQ10も元に戻します。抗酸化成分は、それぞれが協力しあってネットワークを形成しています。αリポ酸はこの体内の抗酸化ネットワークの“要(かなめ)”なのです。つまり、αリポ酸を補給すると、効力を失った抗酸化成分を再活性化させることができ、体の抗酸化力をより高い状態にすることができるのです。▼水にも油にも溶け、あらゆる場所で活躍ところで、抗酸化成分には水に溶けやすい“水溶性”と、油に溶けやすい“脂溶性”のものがあります。例えばビタミンCは水溶性で、ビタミンEやβ(ベータ)カロチンは脂溶性です。水溶性の抗酸化成分は水分の多い細胞内や血液で働き、脂溶性の抗酸化成分は脂質でできている細胞膜などで働きます。細胞や細胞膜が活性酸素によって酸化されてダメージを受けると、細胞は衰えたり、死んでしまいます。しかし、αリポ酸は水にも油にもなじみやすいので、細胞や組織のあらゆる場所で働いて、抗酸化パワーを発揮できるという特長もあるのです。◆アンチエージング・サプリで「若々しい皮膚」を保つ日本では、αリポ酸はまだ“新顔”のサプリメントだ。しかし、既に米国では、老化を防ぎ、美肌効果もある「アンチエージング・サプリ」として広く知られている存在だ。▼肌のハリを取り戻し、シワを防ぐ効果紫外線に皮膚がさらされると、皮膚の内部で活性酸素が発生して、コラーゲンやエラスチンといった線維が破壊され、肌のハリや弾力が失われると言われている。しかし、αリポ酸の抗酸化作用で活性酸素を減らせば、シワなど皮膚の老化を抑えることができる。また、紫外線によるシミ予防や美白作用についても、αリポ酸の抗酸化力に対する期待は大きい。日焼けするとメラニン色素が生成されシミになるが、これは活性酸素によりメラニンが異常に発生するためと言われている。したがって、αリポ酸を利用すれば、紫外線によるシミを予防できる可能性があるというわけだ。また最近の研究で、日焼けを防ぐだけでなく、αリポ酸にはメラニンの生成そのものを抑える働き、つまりいわゆる“美白作用”があることも分かってきた。例えばメラニンを作る細胞の培養株に、αリポ酸を加えた場合と、加えなかった場合について、メラニンの生成量を比べた研究では、αリポ酸を多く加えるほど、メラニンができにくくなったという(ファクトシート参照)。▼有害金属の排泄を促す解毒パワーもなおαリポ酸は、もともと日本では、中毒や肝障害の治療に使われる医薬品成分だった。これは、αリポ酸には、有害金属をカニのツメではさむように吸着して体外排出を促す、“キレート作用”があるからだ。我々の体内には、知らず知らずのうちに、水銀や鉛、カドミウムといった有害金属が忍び込んでいると言われている。これは、飲料水や魚、野菜といった食材などに微量に含まれている有害金属が体内に蓄積していった結果だ。したがって、体内の有害金属が気になる人にも、αリポ酸は向いているといえるだろう。◆生活習慣病対策に期待の「αリポ酸」動脈硬化や肥満、糖尿病、高脂血症など、生活習慣病対策に利用できるサプリメントの有力候補の一つとして、今注目を集めているのが「αリポ酸」だ。αリポ酸は強い抗酸化作用をもつため、体内で発生する“活性酸素”を消去する。その結果、生活習慣病はもちろん、老化や体の不調の原因となる活性酸素の害を減らしてくれるのだ。▼LDLコレステロールの酸化を防ぐ人が生きていくためには酸素が必要だ。しかし、酸素の一部は体内で活性酸素になって、細胞や組織にダメージを与える。例えば、細胞膜を酸化させて細胞を衰えさせたり、LDLコレステロールを酸化させて、悪玉の酸化LDLコレステロールに変え、動脈硬化を引き起こす原因になったりする。また、紫外線などで発生する活性酸素が肌の細胞に作用すると、コラーゲンなどの線維がダメージを受けて肌のハリが失われたり、シワができたりする。人の体内には活性酸素と戦う仕組みが備わっているが、それだけでは十分ではないと言われている。我々が野菜や果物を食べるのは、そこに含まれているビタミンCやE、βカロチンやリコピンといった抗酸化物質を補うためでもあるらしい。αリポ酸は単体でも活性酸素を消去する抗酸化物質の一つだが、能力の落ちたビタミンCやEなどを再び活性化させる作用もある。このため、体内の抗酸化ネットワークを高めてくれるとも言われているのだ。実際、αリポ酸の抗酸化作用が、体内での活性酸素の害を防ぐことを示す研究データがある。これは、健康な人にαリポ酸やビタミンEを摂取してもらい、LDLコレステロールが酸化されるまでの時間を測定したもの。その結果、αリポ酸とビタミンEを一緒に取ると、LDLコレステロールが最も酸化されにくいことが分かった。▼脂肪の蓄積を抑えるダイエット効果にも期待また、αリポ酸にはダイエット効果も期待できそうだ。αリポ酸には、筋肉の細胞がブドウ糖を取り込みやすくする働きがあるため、「代謝をアップさせる」と言われている。また、血糖値を下げることも分かっている。さらに、脂肪細胞の培養実験では、αリポ酸とロイシン(アミノ酸の一種)を併用すると、脂肪細胞が脂肪を蓄積する働きを抑える効果が高まることが分かっている(ファクトシート参照)。ただし、人を対象としたダイエット効果についての臨床試験結果はまだ出ていないようだ。また、αリポ酸を飲めば必ずやせるというわけではなく、専門家は、「筋肉が取り込んだ糖を燃やすために、運動を行うといい」とアドバイスしている。◆“4大効用”を生かすαリポ酸の取り方最近話題の抗酸化成分「αリポ酸」は、食品にも少量だが含まれている。しかしその量はきわめてわずかなので、食事から補おうとするのは難しそうだ。では、サプリメントとして取ると、どんな効果が期待できるのだろうか。まず、血糖値を下げ、血液をサラサラにし、血管を柔らかくする「生活習慣病対策」としての効果。次に、食欲を抑制し、代謝をアップする「ダイエット効果」。抗酸化と抗炎症作用で、紫外線の害を防ぎ、肌を美しくする「美肌効果」。そして、体内に入っている有害金属の体外排出を促す「解毒」効果――など。こんなに幅広い効用を持つαリポ酸が、これまであまり知られていなかったのは、実は日本では医薬品に分類されていたからだ。活性酸素を消去し、アンチエージングに役立つαリポ酸はもともと、ドイツなど欧州では糖尿病の合併症治療薬として利用されてきた。一方、日本では、肝臓の働きを助ける医薬品として使われてきた。それが、2004年に厚生労働省が食品としての利用を認めたため、日本でもαリポ酸のサプリメントが登場してきたというわけだ。ここで、αリポ酸をサプリメントとして摂取するときの利用法を紹介しよう。▼空腹時に数回に分けて飲むのがお勧め専門家の意見を総合すると、1日の目安量はだいたい100mgといわれている。体内の抗酸化力を高い状態に保っておくためには、αリポ酸の血中濃度を高めにキープしておきたい。そのためには、αリポ酸を数回に分けて飲むといいだろう。サプリメントは一般的に食後にのむ場合が多いが、αリポ酸は、空腹時の方が吸収率が高いとされている。このため、食事前の空腹時に飲むのがお勧めだ。生活習慣病や肌の老化対策にαリポ酸を取るときには、一緒にビタミンCやE、コエンザイムQ10などの抗酸化成分も取るといいだろう。ダイエット目的のときは、体脂肪燃焼や代謝アップを促すLカルニチン、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、ビタミンB群などを一緒に取るといい。摂取したら、運動をしよう。(出典:日経ヘルス)
2005/05/18
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9日午後、第44回日経健康セミナー21、「アンチエイジングと抗酸化物」というセミナーを聴いてきました。基調講演は日本の活性酸素・フリーラジカル研究の第一人者、京都府立医科大学大学院生体機能制御学教授の吉川敏一先生でした。先日、NHKのコエンザイムQ10特集に出演された先生です。日本抗加齢医学会会長、日本フリーラジカル学会理事長、日本過酸化脂質・フリーラジカル学会会長などを歴任されています。著書の一部よくわかる最新版ビタミンブック活性酸素・フリーラジカルのすべて私はアメリカに6回行き、世界的研究者に直接ご教授いただいていますので、初めて聞く情報はなかったですが、ジョークが混じったすばらしい内容でしたので、概略をまとめました。吉川先生はいっていることと実践されていることに大きなギャップがあり、私はあまり差がありません。研究中心の学者と実践中心の超健康マニアの差だと思います。抗加齢(若返り)にサプリメントは必須ですが、何を選ぶかが最も重要です。**********************************************************◆基調講演 「抗酸化成分の活用法」抗加齢(若返り)について、いろいろなことがわかってきたので若返りもできる。しっかりやれば、20歳は違ってくる。友人の勘三郎さんは、たくさんのサプリメントを愛用されているが、2年間に及ぶ襲名披露を無事に乗り切るための秘策。アスリートもサプリメント愛用はもはや常識。活性酸素を知ることが大切で、抗加齢(若返り)に役立つ。早期発見早期治療という2次予防から病気にならない1次予防へ。生活習慣病は予防できる。逆にタバコを吸って肺ガンになるのは当たり前なので、治療はいらないかも。生活習慣病の発症1.生活習慣要因 食生活、運動、喫煙、飲酒、休養など2.外部環境要因 病原菌、有害物質、事故、ストレスなど3.遺伝要因 遺伝子異常、加齢など日頃の生活習慣が引き起こす様々な病気最大は食習慣肥満、アルコール、タバコ、ストレス、遺伝・体質、運動、加齢 最近では、肥満細胞が様々な毒素を分泌することがわかってきた食生活、運動習慣、ストレスなどの蓄積が病気を引き起こす加齢や遺伝的体質も生活習慣病の誘因になる食の欧米化(栄養摂取量の変化)1955年:13.2%(タンパク質)、 8.6%(脂質)、78.0%(糖質)2000年:15.9%(タンパク質)、26.5%(脂質)、57.5%(糖質)政府の発表している健康フロンティア戦略05年から10年間の戦略健康寿命を2年間延ばす疾病予防+介護予防平均寿命と健康寿命平均寿命 男:78.1(05年)≪0.94上昇≪79.1(15年) 女:85.2(05年)≪1.31上昇≪86.5(15年)健康寿命 男:72.3 女:77.7活性酸素・フリーラジカルが関与する疾病 120歳の天寿を待たずに種々の疾病で死に至る 活性酸素・フリーラジカル関与説が優勢 酸素は毒だ活性酸素とフリーラジカルの違いフリーラジカル:不対電子を1つまたはそれ以上有する分子、原子 スーパーオキシド、ヒドロキシラジカル、脂質ラジカル、脂質ベルオキシルラジカル、一酸化窒素活性酸素:過酸化水素、一重項酸素、スーパーオキシド、ヒドロキシラジカル 酸素の10000倍の酸化力を持つ動物は酸素消費量と寿命は密接に関係している 人だけ抗酸化物質を積極的に摂っているのでちょっとずれている野菜の栄養価の激減している 食事だけではビタミン・ミネラルは十分に摂れない抗酸化物は体内で「抗酸化ネットワーク」を形成し、癌、心臓病、神経疾患、関節炎など、万病を予防して健康長寿に貢献している。抗酸化ネットワークの主役は、ビタミンC、ビタミンE、グルタチオン、コエンザイムQ10、αリポ酸かつてとは、栄養価の不足が異なる全体に総合ビタミン・ミネラル剤で底上げしてから、トッピングする時代◆パネルディスカッション 「これからのアンチエイジング」☆吉川敏一先生☆飯星景子氏(タレント・作家)☆樋口一郎氏(日経ヘルス発行人)☆飯星景子氏 外食が多いので野菜スープにして丸ごと野菜をいただいている 野菜ジュースも愛飲している 有酸素系のトレーニングを習慣にしている☆吉川敏一先生 学問は時代とともに変わる 抗酸化栄養素は肌まで届き、効果を上げる βカロチンで手のひらが黄色になるまで緑黄色野菜を食べると抗酸化力は高い アンチエイジングドックを1~2年後に普及させたい 尿中のDNA死骸量でフリーラジカルのダメージがわかる アスリートは抗酸化物質をたくさん摂っていてもフリーラジカルのダメージが多い コエンザイムQ10だけは、自分自身が酵素により抗酸化能力を復活させる 抗酸化物質を活用することで20年寿命が変わる
2005/05/10
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自由診療なら医師会などとのしがらみも無視できます。富裕層を相手にしているので価格は相当高いでしょうね。親しくさせていただいているK大学臨床内科Y教授は、教え子のT先生が神奈川にだした抗加齢専門医院の指導をされています。ここも自由診療で高いです。抗加齢(若返り)は、かなりいろいろなことがわかってきていますが、現実的には何をどう選ぶかで決まります。私が実践していることは、すばらしくよい結果がでてすごくリーズナブルです。********************************************************** 総合金融サービスのソフトバンク・インベストメント(SBI)は、顧客対象を富裕層に絞り込んだ若返り・老化予防の保健医療サービス事業に乗り出す方針を明らかにした。東京と大阪に「アンチ・エイジング・センター」を開設し、がんの早期発見など本格的な予防医学の拠点とする考えだ。国内の銀行・証券業界では、欧米流に富裕層向けの資産管理業務を強化する動きが出ているが、医療の世界でも富裕層向けビジネスが本格化することになりそうだ。アンチ・エイジング(抗加齢)と呼ばれる予防医学は、米国で新医療ビジネスとして脚光を浴び、日本でも2003年に学会が発足した。SBIは、ベンチャー事業でバイオ関連企業を育成する中で新たな起業分野として着目し、事業化を検討してきた。米国の運営会社の中から近く提携先を絞り合弁会社を設立。中国の漢方薬会社などとの提携も検討している。同センターでは、ミリ単位のがん細胞が発見でき全身の状態が一度の検査で調べられる陽電子放射断層撮影法(PET)など、保険が適用できない最新の診療技術も病気の早期発見のために、自由診療で活用する。血管の老化防止策や血液などの活性化、毛髪検査による水銀など重金属の蓄積解析と食事療法、美容やサプリメント(栄養補助食品)摂取の助言など、保健予防策を幅広く提案していく。世界の富裕層を顧客とするスイスのプライベートバンクでは、金融にとどまらず医療や子女の教育などの相談まで手掛けている。北尾吉孝SBI最高経営責任者(CEO)は「メガバンクの発想の先を行き、最先端サービスで富裕層を取り込みたい」と話している。■アンチ・エイジング(抗加齢) 健康な人を、さらに健康増進させる前向きな予防医学のこと。米国で1990年ごろ、新しい学問として位置付けられた。積極的に予防治療することによって、健康で長生きすることを目指す21世紀型の医療で、最新の医薬・診療を総動員。医療費削減という少子高齢化社会の要請にも合致している。米国抗加齢医学会には、65カ国の1万1500人が会員となっている。日本抗加齢医学会も03年に発足した。(出典:産経新聞)
2005/05/09
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アメリカから相当遅れていますが、やっと専門医ができました。日本の専門医は専門知識は問われないようなレベルのものが多いそうですが、今から認定するので学会出席率で決めることはないと信じたいです。体外の美容分野だけが目につきますが、体内からの抗加齢にも着目してほしいものです。この分野では、専門医にも負けないと自負しています。**********************************************************老化の進行を予防したり遅らせたりするアンチエイジング(抗加齢)。しみ落としやしわ取りなどの効果をうたった商品が急増するなか、科学的根拠に基づく医療(EBM)を提供しようと、日本抗加齢医学会(水島裕理事長、会員約2千人)が専門医の認定制度を発足させる。6月に第1回の認定試験を実施する。 試験は他の学会の「専門医」「認定医」資格を持つ医師や歯科医師らを対象に実施。加齢による心身の変化の仕組み、予防や治療法など、基礎的な知識を問う。初回は300人程度の受験を見込んでいる。 抗加齢医療は、年を取ることで病気がちになったり活動が低下したりするのを医学的手法によってくい止め、改善するのが目的。その分野は生活習慣病予防、更年期障害の治療、ストレスに対する心のケアなど幅広く、学会員も内科、婦人科、皮膚科、歯科など多岐にわたる。高齢化が進む中、「アンチエイジング」をキーワードにした健康食品やサービスなどが増えているが、効果を示す明確なデータがないものや副作用が出る可能性がある海外のサプリメントなども出回っているという。水島理事長は「現状は玉石混交。知識のある専門医を認定し、根拠ある医療をしたり、正しい情報を出したりする必要がある」と話している。 (出典:朝日新聞)
2005/05/04
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私の友人で、超多忙な売れっ子若手女性建築家がおります。建築設計事務所を興して5年、独立前にインテリアプランニング賞「建設大臣賞」受賞などの実績をあげておられます。私も作品を何点か実物で拝見したり、施主さんの宴会におじゃましたりしましたが、”Simple&Comfortale”を基本コンセプトにして日本伝統美の中に、おしゃれかつ快適な使いやすいなど、生活に根ざした住まいだと感じています。感心、いや感動するほど施主さんのニーズに答えていると感じています。深いコミュニケーションがなければつかみ切れないので、どんな風に打ち合わせされているのか、ぜひとも聴いてみたいと思っていますが、ご本人に希望を伝えていませんので実現していません。最近は、専門誌などにもよくでています。T建築設計事務所ウェブサイト建築業界全体は不況ですが、絶好調だそうです。私は01年12月から質の高い健康創りのお手伝いをさせていただいています。『21世紀を担う子供達守るための食生活と健康』と題したボランティア勉強会を主催していただいたこともありました。先日、こんなうれしいメールが届き、ご本人の快諾を得ましたので一部を抜粋してご紹介いたします。本当にうれしい限りです。ここから引用**************************************************お礼をと思いながらも日々の雑事に追われ失礼致しております。おかげさまで本業も絶好調でいい仕事させて頂いております。また、4月より始まりますJDCAアカデミーの講師も準備が整ったところでございます。 このような激務に対応できるような体力と耐力を備えるきっかけと細やかなサポートを与えてくださった染谷さんに感謝しております。最近では、自己コントロールすることも出来るようになりました。オーバーワークしてるなと思うと染谷さんの笑顔を思い出すようにしたんです。バッチリ効き目がありました。ありがとうございます。引用ここまで**************************************************
2005/04/04
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私もスキーは大好きで、スキー界の重鎮・平沢文雄さんが主宰しているBSAというスキークラブに入って10年以上になります。11月のBSAのパーティにはスペシャルゲストとしていつも三浦敬三さんが姿を見せます。尊敬する三浦敬三さんは目標のひとつです。そんな三浦敬三さんの長寿のための運動と食事についての記事です。三浦家関連日記三浦雄一郎さんが世界最高峰、Mt.エベレスト(8848m)登頂に成功三浦雄一郎さんのエベレスト登頂全記録放映*********************************************************************◆来月で101歳になる現役スキーヤーの三浦敬三さんは、自分流の健康法をいくつも考案し、実践している。 80歳代後半から始めたのが「口開け運動」。口を開け、舌を思いきり、「ベーッ」と出す。右、正面、左と順に約150回。おしゃれな性分で、上くちびるのしわが気になり、口を開ける運動を始めたのがきっかけ。ヨガに舌を出す動きがあるのを知ると、それも取り入れた。 効果は? 「頭から肩までの筋肉全体が、すーっとするんですよ」と敬三さん。顔の血行がよくなるのか、家族の目にも、本人が気にしていたシミやしわが減ったように見える。 「香り呼吸法」も同じ時期から続けている。片方の鼻の穴でジャスミンやバラなどの香料を思い切り吸い込んだ後、両方の鼻の穴をふさいで、少しいきんで耳に空気を通す。その後でゆっくり吐き出す。左右25回ずつ繰り返す。 脳を刺激し、難聴を食い止めようと考えた。現在、補聴器を使っていて、難聴予防効果のほどはわからない。ただ、においによるリラクゼーションは、アロマセラピーにある。 敬三流は、食生活でも発揮している。昨年7月、トレーニング中に右鎖骨を骨折して以来、食事は近くに住んでいた娘の雪子さんが同居して面倒をみているが、それまでは1人暮らしで完全な自炊。必要な料理は作り置きしておいた。 スキーを続けるため、骨を作るカルシウムには気を配っていた。鶏がらを圧力鍋で煮てミキサーにかけ、あえ物に混ぜて骨も食べる。タイの頭も圧力鍋で煮て丸ごと。主食は、血圧を下げるとされる発芽玄米。血圧はほぼ正常範囲の上が140程度だ。 敬三さんは「非常に単純だけど、栄養を考えています。何でも、自分で、考えてやらないと調子がよくないんですよ」と語る。 12年前に81歳の妻を亡くした後、北海道に住む長男の雄一郎さん(72)夫婦に招かれたが、「上げ膳(ぜん)据え膳ではぼける」と3週間で東京に舞い戻った。 朝6時に起床。1時間半のトレーニングの後は、新聞を隅々まで読んで朝食。午後にもトレーニング。その後は、小説を読みふける。「面白くってやめられないんですよ」と、照れたように笑う。 色あせない好奇心と数々の楽しみが生活を彩る。仲間が訪れると、スキー談義に花が咲く。▼三浦敬三さんの作り置き料理 トリの圧力煮 圧力鍋に少量の水を入れ、内臓を除いたトリ1羽をしょうゆ、砂糖、しょうが、みりんで煮込む。たんぱく質とカルシウムで筋肉と骨を作る。 キクラゲの圧力煮 圧力鍋でキクラゲをしょうゆと砂糖で煮て、煮干しの粉末を加える。カルシウムの吸収を助けるビタミンD。 豚ひき肉とピーマンのいため物 豚ひき肉を植物油としょうゆでいためる。豚肉はエネルギーを作るビタミンB1、ピーマンはビタミンCが多い。 ヒジキとシイタケの煮物 少量の水としょうゆ、砂糖を加えて煮込む。ヒジキは鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどが豊富。 (出典:読売新聞)
2005/01/05
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10月24日の日記に活性酸素が多いと貧血に 慶応大グループが解明と活性酸素の新たな弊害について書きましたが、老化に関与しているメカニズムがひとつ明らかになりました。この活性酸素を制御するのが抗酸化物質です。抗酸化物質の人体における役割は奇跡的といわれています。世界の抗酸化物質研究をリードしているパイオニア、レスター・パッカー博士が書いた近著、『アンチオキシダントミラクル 健康長寿へのサプリメント』に、これらがわかりやすく書かれています。何をどう選択して実践し続けるかで人生が大きく変わります。*********************************************************************** 老化を進めると言われる活性酸素が、体内で新しい細胞を生み出す「幹細胞」を傷つけ、その増殖能力を奪うことを、慶応大などの研究チームが動物実験で初めて確認した。老化のメカニズムの解明につながる成果として注目を集めそうだ。英科学誌「ネイチャー」に発表した。 幹細胞は、自らを複製する能力とさまざまなタイプの細胞に分化する能力を持つ。一方、活性酸素は食物摂取などによって体内に生じる物質で、強い酸化作用で細胞を傷つける働きがある。 研究チームは老化が早く進む早老マウスを作り、赤血球や白血球など血液成分の元になる造血幹細胞と活性酸素との関係を調べた。生後2ヶ月の早老マウスは通常のマウスと血液成分は同じだったが、造血幹細胞の数は半分から3分の1だった。逆に、幹細胞中の活性酸素の量は正常のマウスの10倍もあった。生後6ヶ月になると、早老マウスは造血幹細胞がほとんどなくなった。しかし、誕生直後から活性酸素の働きを阻害する抗酸化剤を投与した早老マウスでは、造血幹細胞の数は減らず、血液も正常なままだった。 研究チームの平尾敦・同大助手(分子生物学)は「活性酸素によって幹細胞の自己複製能力が低下すると、新たな細胞に分化する幹細胞が供給されなくなるので、老化が進むのではないか。活性酸素が特異的に幹細胞を傷つけるメカニズムを解明したい」と話す。(出典:毎日新聞)
2004/11/03
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