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財宝カードの表はこのようにしてみました。テンプレートの都合でWORDにて作製^^水中に光り輝くものを発見したようなイメージなのですが…^^;どのように見えますでしょうか??移動カードはイラストレーターで作成した、ペンギンのイラストです。このブログはおもちゃの人気ブログランキングに参加しています。おもちゃのブログランキングや、私の創作ゲームやおもちゃのことが気になっていただけましたら励ましのクリックをお願いします^^※クリックしていただけると、ランキングに反映されるシステムです。
2007年01月28日
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■アデリーペンギン 南極に生息するペンギンで、初夏になると産卵に備え小石を集めて巣を作る習性を持つ。小石で巣を作るのは初夏による雪解け水で卵が死んでしまわない様にするため。 南極は小石の数が少ないため、毎年奪い合いが起こる。■シャチ アデリーペンギンの天敵である。本来水中生物のなかでもっとも早く泳げる動物であるが、南極ではアデリーペンギンのほうが早く泳ぐ事ができる。 シャチの移動はシャチコロにしたがって行う。■シャチコロ シャチの移動を決定する8面体のサイコロ。★印が出れば財宝カードを入手できる。■財宝カード 南極海に沈む財宝。さまざまな効果があり、レースを有利に展開する事ができる。いわゆるチャンスカード。■流氷 南極海に流れ着いた氷の島。■すき間 流氷同士のすき間のこと。すき間から上陸や潜水ができる。また水中ですき間に止まることでペンギンは呼吸することができる。■移動カード ペンギンが泳いだり歩いたりする際に使用するスタミナ。呼吸を入れれば回復する事ができる。■呼吸 ペンギンは呼吸をしないとスタミナ切れを起こし、自分の力で泳げなくなってしまう。呼吸を入れると移動カードを回収できる。呼吸は次の方法で行うことができる。1.水中ですき間に止まる。2.流氷や岸に上陸する。3.シャチに襲われた後はすべて回収した状態でスタート。4.財宝の効果。5.流氷の上で休憩する。6.水中に飛び込む際は、飛び込みに使用したカード以外を回収。■スタミナ切れ 移動カードを使いきった状態。スタミナ切れになった時に頭が向いている方向に自動的に2マス潮の流れに乗って流される事しかできない。その際すき間に止まることができれば、その時使用している移動カード中最も大きな数字を省いた状態で回収できる。■潮流 南極海の潮の流れ。飛び込みも含む水中にいるペンギンの中でもっとも移動カードの数値が小さいペンギンは強制的に2マスプラス補正して流される。流された場合は流氷や岸にジャンプすることができない。■ジャンプ 流氷や岸に水中から勢いをつけて飛び乗る事。ある程度勢いをつけて上がらないと、潮に流されてしまう可能性が高くなる。■岸 産卵地の海岸。岩場であるため高さを調節してジャンプしないと危険なため上手く上陸できないこともある。■氷 流氷群の下に流れ込んだ大きな氷の塊。ペンギンやシャチが泳いで進む事ができない大きさである。
2007年01月20日
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▼財宝カードについて財宝カードを手にいれるには以下の5つの方法があります。1. 南極にはたくさんの宝物が流れ着いてきます。沈んでいる産卵地にもペンギンの祖先たちが集めた財宝がたくさん沈んでいます(★印)。2. 泳いでいる途中に財宝を見つけることもあります(シャチコロ)。3. シャチの胴体に止まる事でその勇気をたたえていちばんたくさんの財宝を持っているペンギンから財宝をもらうことができます。数が同数の場合は小石の数が多いペンギン、ゴールに近いペンギンの順にカードをもらえます。4. 水上で氷の塊の上に止まることができた際も財宝を見つけることができます。5. 財宝の中には相手の財宝を奪うものもあります。財宝カードは手に入れて次のターンから1ターンに1枚使用できます。祈りの鏡と激流のラッパ、眠りのオカリナと怒りの太鼓など同じ部分に影響をあたえる財宝を同じターンに他のペンギンと同時使用となった場合、逆転を考慮し、小石の数が少ない方、ゴールにまだ遠い方が優先となります。その時使う事ができなかった財宝は失うわけではなく次のターン以降使う事ができます。吹雪の指輪を同時に使われ、氷上で使用する財宝を使えなかった際も、同様です。▼岸への上がり方岸は流氷とくらべ、大変高い位置にあり、水上に飛び出す際、高くなりすぎると岩場は危険なため数値ピッタリに上陸する必要があります。したがって、潮に流されたり、数値が大きかった場合は岸へは上がれずに折り返しになります。例:上の写真では白ペンギンが上陸するために3を出したのですが、他のペンギンが3以上の移動カードを出したため、白ペンギンは上陸できず、5の位置へ折り返しとなりました。上陸するには次のターンで2を出して上がるしかないのですが、数値が低いので当然潮に流される確立が高くなります。したがって、できるだけ遠くから一気に上陸するのがポイントとなります。黒ペンギンは潮に流されてピッタリの数になったのですが、流されて制御不能なために折り返しです。折り返した後の頭の向きは沖側となります。小石は写真のように小石置き場に置いてください。家族の応援が入りますので、1から6までのすべての移動カードの回収を忘れないようにしてください。小石を規定数集めたペンギンから順位が決まりますが、ぜひ最後の順位が決まるまでプレーしてください。最後の2人の駆け引きも楽しめます。※以上ですが、少しは理解しやすくなっているのでしょうか^^??
2007年01月16日
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初めてプレーする人の視点に立ってマニュアルを作り直してみました。まだまだわかりにくい点があれば修正したいと思いますので、ぜひご意見をお聞かせ下さい。ここからがマニュアルです。▼ゲームの流れこのゲームは氷とシャチを動かす「シャチコロ係」をターン毎に交代で行い、移動やチャンスカードの使用は全プレーヤーでカードを同時に出し合います。▼ゲームの終了規定数の石を石置き場に持ち帰ったペンギンから1位となります。1~3人では3個、4・5人では2個で試してください。▼ゲームの始め方まずはジャンケンで最初のシャチコロ係を決め、その人から時計回りにボードの上の方からのペンギンを使用します。シャチ係も同じ順番で回ります。プレー人数によって使用するペンギンを海に飛び込む体勢で配置します。2人の場合黒と白、3人の場合は青と黄と赤、4人の場合は青黄赤に黒か白を加えます。同時によく混ぜた財宝カード、小石、シャチ、を初期配置します。一番最後のシャチコロ係の人は、氷の初期配置を担当します。氷は岸側から2つ目の流氷に描いてあるペンギンのイラスト列に氷2つを配置してください。配置がすべて終わったら最初のシャチ係からスタートします。シャチコロを振りやすいように、お椀のような入れ物を準備すると遊びやすいでしょう。▼1ターンについて1ターンは「氷フェズ」→「シャチコロフェズ」→「移動フェズ」となります。■氷フェズについてシャチコロ係はシャチコロを振る前に、氷の塊2個を現在のマス目から上下左右のいずれか1つに必ず移動させます。斜めは移動できません。氷を動かした後にシャチコロフェズとなります。氷の役目は水中移動と水上移動のところで説明します。■シャチコロフェズについてシャチコロ係はシャチコロを振り、その結果を処理します。★印の財宝発見が出た場合は財宝カードの山から1枚引いて移動フェズとなります。シャチの移動は矢印表示で前に4マス・前左右に2マスと1マスの7種類があります。たとえば前に1が出た際は3匹のシャチすべてを前に1動かします。その移動でシャチがペンギンに当たった場合、そのペンギンはスタート地点に戻り、次の家族と交代します。持ち帰る途中の小石は失いますが、財宝カードは残ります。家族は最初のペンギンを含め3匹です。3匹ともシャチに襲われた際はリタイヤです。シャチの移動が終わったら移動フェズに移ります。■シャチの移動について ■移動フェズについて移動カードを選ぶ→体勢が整ったら開示→財宝カードの確認→移動・呼吸・財宝カードなどの処理移動フェズでは移動カードや財宝カードをプレーヤー全員が同時に出します。それぞれが出したい移動カードがきまったら、カードを出す体勢をつくり、全員の体勢が整い次第、掛け声とともに開示します。財宝カードが出された際は、そのカードを最初に確認し、従います。その後移動カードを確認し、潮流や呼吸などの処理を順番に行います。移動カードは1~6まで1枚ずつあります。移動カードは使い捨てていきますが、流氷の隙間に止まったり、水上に上がることで呼吸を入れ、自分の使用済みカードをすべて回収し、回復できます。また水中でも水上でも他のプレーヤーのレーンに移動することはできません。移動カードを出す際は、前のターンで出したカードの上に出すと、周りのプレーヤーに手持ちを見破られにくくなるばかりではなく、潮流などの見分けがつきやすくなります。▼水中での移動について■水中では潮の流れもあるため、水中移動者のなかで一番数値が低いペンギンは強制的に数値プラス2進みます。例えば水中に3匹いて3,6,3が出た際は3の2匹は5進む事になります。水中に1匹だけの場合は必ず潮に流されますので、一気に泳ぐチャンスでもあります。また泳ぐ方向はターンごとに沖側か岸側かを選ぶことができます。水中で1から6のカードを使いきったら、スタミナ切れとなりその時頭が向いている進行方向に潮流による2移動か、チャンスカードを出すことしかできません。移動カードを使い切る前に呼吸を入れましょう。また流され始めたペンギンが出た場合、他のプレーヤーは潮流の影響を受けなくなります。泳いでいる途中または潮に流されシャチの頭に当たった際はスタートに戻り、家族と交代しますがシャチの尻尾部分は泳ぎぬけたり、止まる事ができます。水中でシャチの尻尾部分に止まる事ができたらその勇気をたたえ、いちばんたくさんの財宝カードを持っているペンギンから財宝カードをもらうことができます。誰も財宝カードを持っていない際は山から1枚ひきます。移動中や潮流によって数値に余裕がある状態で氷の塊に当たったら、その場でストップとなります。シャチが氷の塊に当たった場合は行き止まりと同じ動きをします。▼呼吸について■流氷間のすき間で止まるか、水上に上がったときは呼吸を入れることができ、自分の使用済みの移動カードをすべて回収できます。スタミナ切れで潮に流されるのみとなった場に、運良くすき間に止まれた際は呼吸ができ、移動カードを回収できます。しかし、スタミナ切れを起こした後に呼吸をしても、疲労が残る事となり、移動カードの6は使えなくなります。したがって1から5を使って進む事になります。その状態でさらにスタミナ切れを起こすとさらに5も使えなくなります。以降も同様にスタミナ切れが蓄積されます。スタート地点の岸に上がる事ができれば、家族の応援により疲労が回復し、6まで回収できます。水上から水中へ移動した際は、呼吸をして潜り始めたこととなり、入水時に使用した移動カード以外を回収できます。岸からスタートする時も同じです。▼水上への上がり方と移動について■すき間に止まっている状態から上がる、もしくは水中からの移動数値が次の割れ目より1つでも大きい際は、水上にジャンプするか、続けて水中を泳ぐかを選びます。ただし潮に流された場合は制御不能となりジャンプできません。ジャンプの着地はカードの数値に関係なく隙間のとなりとなります。水上ではペンギン駒を立てて歩く体勢にしてください。水上に上がった時点で呼吸ができ移動カードをすべて回収できますが、その後の水上での歩行移動ではカードを消費します。水上ではカードの数値よりマイナス3補正して歩きます。1や2や3を出しても1進みます。水上に限り移動したくない時はカード出さず、その場で待機(休憩)して移動カードをすべて回収することができます。水上でシャチの頭の上に当たっても無害です。また、水上では数値が小さくても潮流はありません。氷上から海に飛び込む時に水中を泳ぐか、次の流氷の上を歩くかを選べます。連続で流氷を歩く際は、数値にかかわらず次の流氷の一番手前へ上陸します。水上で氷の上に止まる事ができれば、1往復に1回だけ財宝を発見する事ができます。▼移動のまとめつまり一番早い移動は水中で、すき間にピッタリ止まり呼吸をすることができれば無駄がありませんが、潮流によって呼吸ができなかったり、シャチに襲われたりといったリスクがあります。上手に潮の流れを利用すると早く進む事もできます。水上はシャチもいないため安全ですが、移動速度が遅いため、ライバルが泳いでいる場合には差が開いてしまいます。▼小石の山について小石の山はとても大きな流氷の真下にあり、拾って返ってくるまで呼吸ができません。小石の上が折り返し地点となりますが、ピッタリと止まる事ができれば小石とともに財宝(財宝カード)を見つけることができます。潮流で流されたり、大きい数値の場合、数値分の折り返しターンをしながら小石を拾う事ができます。必ず石の上に止まる必要は無いのですが、財宝はとてもすばらしい効果があるものばかりですので、ぜひピッタリと止まるようにしましょう!
2007年01月16日
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▼財宝(チャンスカード)について■財宝(チャンスカード)を手にいれるには以下の5つの方法があります。1. 南極にはたくさんの宝物が流れ着いてきます。沈んでいる産卵地にもペンギンの祖先たちが集めた財宝がたくさん沈んでいます(★印)。2. 泳いでいる途中に財宝を見つけることもあります(シャチコロ)。3. シャチの胴体に止まる事でその勇気をたたえていちばんたくさんの財宝を持っているペンギンから財宝をもらうことができます。数が同数の場合は小石の数が多いペンギン、ゴールに近いペンギンの順にカードをもらえます。4. 水上で氷の塊の上に止まることができた際も財宝を見つけることができます。5. 財宝の中には相手の財宝を奪うものもあります。チャンスカードは逆転の切り札です。積極的に集めましょう。▼岸への上がり方岸は流氷とくらべ、大変高い位置にあり、水上に飛び出す速度を調整しないと岸まで届かなかったり、また高くなりすぎると岩場は危険なため数値ピッタリに上陸する必要があります。したがって、潮に流されたり、数値が大きかった場合は岸へは上がれず折り返しになります。例:上の図で白ペンギンが上陸するために3を出したのですが、他のペンギンが3以上の移動カードを出したため、白ペンギンは上陸できず、5の位置へ折り返しとなりました。上陸するには次のターンで2を出して上がるしかないのですが、数値が低いので当然潮に流される確立が高くなります。したがって、できるだけ遠くから一気に上陸するのがポイントとなります。黒ペンギンは潮に流されてピッタリの数になったのですが、流されて制御不能なため折り返しです。■小石を岸の石置き場に上げたあとは、スタミナ切れがあったペンギンも家族の応援により移動カードが全開に戻ります。▼財宝(チャンスカード)一覧飛翔の翼 水中からジャンプすると1つとなりの流氷までジャンプできるぞ!※潮に流されるとジャンプできないので注意!素敵な靴 氷上移動のマイナスを無効化できるぞ!伝説の足ヒレ 水中での移動に+6進む事ができるぞ!潮流には移動カードの数値しだいで乗れるぞ!潜水の首輪 深く潜って泳ぐことでシャチと同じマスに止まったり、通過することができるぞ!※次のターンではもとの深さに戻るので注意!怒りの太鼓 次のターンにシャチが2回行動するぞ!※このカードを出した後のシャチコロは★印が出た場合は無効で、シャチが2回動くまで振る事。古の足ヒレ 水中での移動力に+3進む事ができるぞ!潮流には移動カードの数値しだいで乗れるぞ!祈りの鏡 潮の流れが止まり、数値が低いペンギンも流されないぞ!※岸に上がる時や、チャンスカードを狙う時に有効だ!吹雪の指輪 氷上にいるペンギンは1回休みとなり、動くことも財宝も使えないぞ! 眠りのオカリナ 次のターンにシャチが眠って動かなくなるぞ!動かない間は全員シャチの上を通っても安全だ! 泳法の巻物 小石の上で止まらなくても折り返しながら財宝を拾うことができるぞ! 陽炎の竪琴 いちばん石を集めているペンギンたちの石を1つなくせるぞ! 略奪の玉 いちばんたくさんの財宝を持っている人から1枚奪えるぞ! 激流のラッパ この笛を吹けば潮流が激しくなり、2マスではなく5マス流されるぞ! 不思議な時計 1ターンで2回行動できるぞ!ただし、移動カードは消耗するぞ! 命の酸素ボンベ 使用済みのすべての移動カードを回収できるぞ!疲労も回復だ! 奇跡のドリル 流氷に穴を開けて水中へいくことができるぞ!※移動力は、飛び込みと同じ扱いだ!復活の秘薬 怪我をしている家族を元気にできるぞ! ダイヤのかぶと 水中から流氷を突き破り、いつでも水上にでられるぞ!また氷の塊を突き抜けることもできるぞ!操りの笛 シャチを1匹好きな方向に2マス分動かせるぞ!7のカード 移動力7のカードを他の移動カードと同様に使用できるぞ!※祈りの鏡と激流のラッパ、眠りのオカリナと怒りの太鼓など同系統の財宝を同じターンに同時使用となった場合、小石の数が少ない方、ゴールにまだ遠い方が優先となります。使う事ができなかった財宝は次のターン以降使う事ができます。吹雪の指輪を同時に使われ、氷上で使用する財宝を使えなかった際も、次のターンから使用できます。
2006年12月28日
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ADELIE(アデリー)は実在するペンギンの習性をもとに、奪い合いの平和的解決?をテーマに考えました。テストプレーではもっとも盛り上がるゲームで、最後までカードの駆け引きが楽しめます。駒は糸鋸で切り取り、塗装をしています。シャチサイコロ(略してシャチコロ)は先日の自作ダイヤモンドの経験を活かし、正8面体としています。対象年齢6歳以上 時間 30分~1時間半 人数2人~5人レースゲーム▼ストーリー 南極の初夏である10月、アデリーペンギンは繁殖地に集まり、産卵に向けて小石を積み重ねて巣作りに励みます。南極では夏といえ冷たい雨や雪が降るので、冷たい雪や水に浸ると卵が死んでしまうからです。ペンギンたちはできるだけ高い巣を作る必要がありますが、南極では小石はとても少なく貴重です。そのため繁殖地では毎年のようにペンギン同士の小石の奪い合いが発生していました。 今年も繁殖期が近づき、小石の奪い合いをしなくてはならないのかと親鳥たちが悩んでいました。自分の子供のためとはいえ、仲間を犠牲にするのはつらいものなのです。沖の海底には以前産卵地だったところが沈んでおり、大量の小石や宝物が沈んでいる言い伝えをみんな知っています。しかし、沖には天敵のシャチがいるため今まで誰も近づきませんでした。そんなある日、産卵地から沖へと流氷群が流れ着きました。氷の上ならシャチに襲われる心配がありません。これで「お互いの巣から小石を奪い合う必要性はなくなる!」とペンギンたちは大喜びです。 しかし、巣を産卵地のどこに作るかはとても重要なことで、場所選びをどうするかということになりました。そこで、海底から決めた数の小石を運んだものから順番に今年の巣の場所を決める事としました。より良い巣づくりを目指して、今年は海底の小石の奪い合いです。▼ゲーム概要 繁殖地から沖の海底へと小石を拾いに進み、小石を拾って産卵地へと帰ります。2個もしくは3個持ち帰ったペンギンから1位となります。小石は1つしか持てないので、往復する必要があります。流氷の上は安全ですが、移動に時間がかかります。水中は泳いで移動できますが、息継ぎをしないと疲れてしまいますし、天敵であるシャチがいるため、大ケガをする危険性もあります。シャチが近づいてきたら流氷の上に上がりましょう。南極の宝物を拾うことができれば、競争を優位に運ぶ事ができるでしょう。最後まで順位が決定したら終了です。また3匹の家族がリタイヤしたプレーヤーは終了です。▼使用するもの■ゲーム盤■ペンギン駒プレーヤー分 シャチサイコロ1個 シャチ駒3匹 チャンスカード20枚▼移動方法について■全員同時に移動カードを出し合います。移動カードは1~6まで1枚ずつあります。また、移動カードと同時にチャンスカードを出す事ができます。▼水中での移動について■水中では潮の流れもあるため、水中移動者のなかで一番数値が低いペンギンは強制的に数値プラス2進みます。例えば水中に3匹いて3,6,3が出た際は3の2匹は5進む事になります。水中に1匹だけの場合は必ず潮に流されますので、一気に泳ぐチャンスでもあります。また泳ぐ方向はターンごとに沖側か岸側かを選ぶことができます。水中で1から6のカードを使いきったら、スタミナ切れとなりその時頭が向いている進行方向に潮流による2移動か、チャンスカードを出すことしかできません。移動カードを使い切る前に呼吸を入れましょう。▼呼吸について■流氷間の割れ目で止まるか、水上に上がったときは呼吸を入れることができ、自分の使用済みの移動カードをすべて回収できます。スタミナ切れで流されるのみとなった場合、運良く割れ目に止まれた際は呼吸ができ、移動カードを回収できます。しかし、スタミナ切れを起こした後は呼吸をしても移動カードの6は使えなくなり、1から5を使って進む事になります。その状態でさらにスタミナ切れを起こすと5も使えなくなります。以降も同様にスタミナ切れが蓄積されます。岸に上がる事ができれば、6まで回収できます。水上から水中へ移動した際は、呼吸をして潜り始めたこととなり、入水時に使用した移動カード以外を回収できます。岸からスタートする時と同じです。▼水上への上がり方と移動について■割れ目に止まっている状態から上がる、もしくは水中からの移動数値が次の割れ目より大きい際は、水上にジャンプするか、続けて水中を泳ぐかを選びます。ただし潮に流された場合は制御不能となりジャンプできません。ジャンプの着地はカードの数値に関係なく割れ目のとなりとなります。■水上ではペンギン駒を立てて歩く体勢にしてください。水上ではシャチに襲われません。また移動カードは水上に上がった段階で呼吸ができ回収できますが、その後、水上での歩行移動にもカードを使用します。水上ではカードの数値よりマイナス3補正して歩きます。1や2や3を出しても1進みます。水上に限り移動したくない時はカード出さず、その場で待機(休憩)して移動カードを回収することができます。また、水上では数値が小さくても潮流はありません。もし水上で移動カードがなくなった場合は無くなった時点でカードをすべて回収できます。海に飛び込む時にその割れ目から水中を泳ぐか、次の流氷の上を歩くかを選べます。連続で流氷を歩く際は、数値にかかわらず次の流氷の一番手前へ上陸します。▼移動のまとめつまり一番早い移動は水中で、割れ目にピッタリ止まり呼吸をすることで無駄がありませんが、潮流によって呼吸ができなかったり、シャチに襲われたりといったリスクがあります。上手に潮の流れを利用すると早く進む事もできます。水上はシャチもいないため安全ですが、移動速度が遅いため、ライバルが泳いでいる場合には差が開いてしまいます。▼シャチについて■天敵であるシャチが水中を巡回していますが、ペンギンほど移動速度は速くありません。1マスか2マスずつ移動しますが、時折潮流に乗って4マス移動することがあります。初期配置は奥から3つの流氷の海中に配置します。シャチはプレーヤーが交代でターンの最初にシャチサイコロ(以下シャチコロ)を振って動かします。シャチの動きで行き止まりの際は下図のように方向転換をします。シャチコロは8面で、前1 右1 左1 前2 右2 左2 前4 チャンスカードがあります。★印が出た場合、シャチは動かさずにチャンスカードを引くことができます。■ペンギンは逆向きに泳いだり、水上にあがることもできますので上手く回避しましょう。ただしシャチとは違い、左右のマスに方向転換はできません。■シャチが動いてペンギンに当たるか、シャチの頭部分にペンギンが進むかでペンギンは大ケガをしてしまいます。ただし、シャチの胴体部分を泳ぐ事や、胴体の上で止まる事は可能です。シャチの胴体に止まる事ができたらその勇気をたたえていちばんたくさんのチャンスカードを持っているペンギンからチャンスカードをもらうことができます。大ケガをしたペンギンはリタイヤですが、スタート地点からペンギンの家族があとを継ぎます。家族は最初のペンギンを含め3匹です。交代した際、石置き場にある石や、チャンスカードはそのまま残りますが、石を持って帰っている途中で襲われた場合の石は返却となります。■シャチ同士は同じマスに頭や胴体が重なることがあります。▼氷の塊について■流氷の下には、泳いで進めない大きさの氷の塊が2つ流れています。初期配置は写真のペンギンのイラストの列で、シャチコロを最後に振る人が配置します。移動カードや潮流によって数値に余裕がある状態で氷の塊に当たっても、その場でストップとなります。シャチが当たった場合は行き止まりと同じ動きをします。シャチコロを振る番のプレーヤーが、シャチコロを振る前に1マスずつ氷の塊を自由に動かす事ができます。また、氷の塊は水上を歩く際にはまったく障害にはなりません。また、水上で氷の塊の上に止まることができた際は1人1往復に1回に限り財宝(チャンスカード)を見つけることができます。▼小石の山について■小石の山はとても大きな流氷の真下にあり、拾って返ってくるまで呼吸ができません。小石の上が折り返し地点となりますが、ピッタリと止まる事ができれば小石とともに財宝(チャンスカード)を見つけることができます。潮流で流されたり、大きい数値の場合、数値分の折り返しターンをしながら小石を拾う事ができます。必ず石の上に止まる必要は無いのですが、財宝はとてもすばらしい効果があるものばかりですので、ぜひピッタリと止まるようにしましょう!
2006年12月28日
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