広島カープ考察

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2023.12.26
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カテゴリ: 海外リーグ野球


『かつての提案が実現!?』

 本日は欧州の野球について見ていきたいと思います。
ただし、今回は舞台となるのは欧州ではなく、日本の独立リーグの一つである北海道独立リーグ(正式名称は北海道フロンティアリーグ、略称HFL)となります。

 まず以前にも触れましたが、HFLに加盟している士別サムライブレイズがフランス人であるクインティ・ムーリン投手の獲得を発表しました(​ twitter ​)。
ムーリンはフランス国内リーグであるディヴィジョン・アンに参加しているルーアン・ハスキーズでプレーした経歴やフランス代表にも選出された経験を持つなど年齢もまだ22歳の若手投手です。
これを皮切りにもう一つの北海道独立リーグである北海道ベースボールリーグ(略称HBL)に加盟している旭川ビースターズが沖縄で行われていたジャパンウインターリーグに参加していたオーストリア人のアレクサンダー・レーゼル内野手と契約しました(​ instagram ​)。
レーゼルは三塁を守る右打ち内野手で、しかもまだ年齢が19歳と非常に若い選手です。
他にはHFLに加盟している美唄ブラックダイヤモンズがハンガリー出身のベネデック・ラファー捕手とと契約した事も発表されています(​ instagram ​)。
こちらの選手もまだ19歳の選手であり、両選手ともオーストリア・ハンガリーの国内リーグでプレーしていた経歴を持ちます。
ちなみに旭川には南アフリカやバングラデシュ、タンザニア、フランスから来た選手達が既に今季プレーしているなど国際色豊かですね。
ちなみにジャパンウインターリーグに参加した欧州出身選手は彼ら以外にもおり、こちらのtwitterにて詳しい成績が掲載されていましたので紹介したいと思います(​ twitter ​)。

 あまり野球が盛んでない若い欧州出身の選手達が次々と北海道の独立リーグへと渡ってきていますが、これは以前の​ 記事 ​にて個人的に提案してみた 「欧州プロ野球を日本で行う」構想に近い のではないかな?と思いました^^;。
以前から常々感じていた事ですが、欧州では確かに野球の人気や競技人口などじわじわと上昇してきつつありますが、 成長スピードが遅い理由は欧州にプロ野球がないから だと思っていました。
今年話題となったチェコを始めとして欧州各国には国内リーグがあるものの、いずれもアマチュアリーグで無報酬、しかも国によっては参加費が必要など逆にお金を払わなければならない環境となっています。
これはインドネシアにてプロ野球チームを発足させた野中寿人氏が​ 動画 ​や​ 記事 ​にて語られていた「野球が生活設計の土俵に乗っからない」、「一生懸命やる意味がない」状態というのも東南アジアだけでなく、欧州も例外ではないのです。
現に以前紹介した久保投手の​ インタビュー ​でも「仕事をしながら貴重な土日に試合をする。中には子供を持って一層仕事を頑張らねばならないので退団する人もいる」と語っています。
確かにそれでも野球がやりたいという情熱は凄いですし尊敬しますが、正直そんなきつい環境且つ家庭を持つのならば家族の理解も必要な上に賃金も出ない環境では到底子供たちが憧れる且つ夢を持てる身近な存在にはなり得ないでしょう。
だからドイツ出身でドイツ生まれのマックス・ケプラー内野手というMLBの第一線で活躍するなど欧州球界ではスターと言っても良い選手が出てきても今一つ反応が薄い理由も以前から言うように自国の野球の普及・発展・振興がイマイチだからだと思います。
例えるならば現状の日本でイギリスもしくはインドのプロクリケットリーグで日本人選手がスター的存在となったとして果たしてそこまで反響があるのかと言われると恐らくイマイチなのではないでしょうか?

 それを打破するにはやはり日本韓国台湾のようにMLBに挑戦せずとも 自国のプロ野球リーグで野球に専念できる且つある程度の賃金を得られる環境が必要 なのではないかな?と考えていました。
しかしながら現状、ELBやESLBを創設しようにも色々なしがらみによって中々上手くいかない状況が続いており、「だったらもう野球環境がある程度整ってる日本に連れてきたら?」と思って書いたのが前回の記事です^^;。
独立リーグ側も中々経営では苦労されるケースが多く、何か独自色を出していく事が求められますが、このように欧州出身の選手を受け入れてプロ野球選手としてプレーできる環境を用意できればMLBから漏れてしまっている欧州の若手選手にとってもチャンスが生まれますし、win-winな関係となれるのではないでしょうか。
現状、解散した球団もあるなど経営面は中々厳しいのかもしれませんが、各国の野球選手を受け入れて成長させてステップアップしていく事ができる環境だという地位を確立していって欲しいですね。

 「追記」

 以前に「何故欧州で野球が根付かないのか」というテーマの久保投手のインタビュー記事を紹介しましたが、いずれもう少し掘り下げて書いてみたいと思います。







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最終更新日  2023.12.27 00:04:36
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