広島カープ考察

広島カープ考察

PR

コメント新着

うし48 @ Re[1]:広島 正念場選手3(01/09) 通りすがりのカープファンさんへ  コメ…
うし48 @ Re[3]:広島選手情報(12/20)  カープ好きさんへ  コメントありがと…
通りすがりのカープファン@ Re:広島 正念場選手3(01/09) 羽月のバッティングに関して、三遊間に転…
カープ好き@ Re[2]:広島選手情報(12/20) うし48さんへ 末包の4番は早いというか…
うし48 @ Re[1]:広島選手情報(12/20)  カープ好きさんへ  コメントありがと…

プロフィール

うし48

うし48

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

2024.02.05
XML
カテゴリ: 海外リーグ野球


『地道な強化の成果!?』

 本日は欧州の野球について見ていきたいと思います。
まずはチェコ、日本ではNPB各球団の春季キャンプやサッカーのアジアカップで話題が持ち切りの裏で密かにプエルトリコにてU18の野球大会が行われており、他には日本、メキシコ、豪州、カナダ、アルバ、ドミニカ共和国、ドイツ、アメリカが参加しています。
そしてチェコは日本やメキシコ、豪州らと同じグループに入り、初戦にメキシコと試合を行いましたが、9-4でメキシコに勝利を収めています(​ 記事 ​、​ twitter ​)。

 欧州大会では頭角を現して好成績を残す事も増えてきたチェコですが、いざ国際大会となると中々勝利を収める事ができずにいました。
しかしながら昨年行われたU18では豪州に勝利を収め、この日は何と強豪のメキシコにも勝利を収める等、BS朝日で放送されたチェコのアナザーズストーリーにてチェコの選手育成システムについて紹介されましたが、その成果が徐々に出始めているのではないでしょうか。
チェコ野球協会会長曰く、「大きなスポンサーもついていない」と特集では話されていましたが、パナソニックや協和ホールディングス、そして以前からスポンサー契約を結んでいた企業とも引き続きスポンサー契約が継続される事も発表(​ 記事 ​)されており、政府からの支援も決定しました(​ twitter ​)。
それはWBC本選を決めた事やWBC本選にて勝利を収めるなど結果を残した点、WBCやプラハベースボールウィーク、オールスター、欧州野球選手権大会にて国民からの関心を集めたからだと思います。
やはり支援を得る為には結果や関心を持ってもらう事が非常に重要であり、更なる発展を目指すには地道に強化して結果を残し続ける事が大事だと思います。

 続いてはイタリア、何と中学生がアメリカへ留学して野球をプレーしているそうで(​ 記事 ​)、イタリア野球連盟は将来的にイタリア出身の選手達で国際大会に出場する事を目指しているそうで、その為にユース育成に力を注ぎ、アメリカの高校にイタリアの野球選手を留学(3月末帰国)させようとしました。
ただ現在TBの選手育成シニアディレクターを務めるブテラ氏がWBCイタリア代表の監督を務めたピアザ氏に「14~16歳では遅い。野球選手を育てたいなら10~12歳の子供たちを育てないといけない」と進言し、今回の留学に至ったとの事です。
アメリカへの中学生向けのパイプライン建設に繋がる事を願っているとの事で、より多くの選手をアメリカへコーチングしてもらい、自国の選手を育成させたいとの事です。
また、他にはローマにスポーツ総合施設を建設する試みを始めており、ヨーロッパ野球のハブ化というプロジェクトを計画しているそうです。
イタリアはWBCにて一次リーグを突破して準々決勝を突破したものの、ほぼイタリア系アメリカ人で構成された事もあり、チェコとは違ってあまり自国民の反応は芳しくなかったようです。
更に欧州野球選手権大会ではスウェーデンに敗れてしまって準々決勝にも進出できないというまさかの結果に終わるなどイタリア国内の野球に危機感を募らせています(前回の​ 記事 ​)。
しかしながら若年層のうちからアメリカで修業を積む事で選手の成長や育成システムのノウハウなどの伝授などが見込めそうで、チェコと同じく楽しみですね。

 最後はフィンランドでの2024年の計画が発表されました(​ 記事 ​)。
内容としては国内リーグの配信、国内リーグのチーム数の増加、若い選手育成の為のエントリーレベルのリーグの構築、ジュニア活動の継続などが盛り込まれています。
フィンランドにはコンスタ・クリッカ投手という有望な投手も出てきており、北欧ではスウェーデンと共に注目しておきたい国の一つですね。
ちなみにMLB球団も視察に訪れたトライアウトも行われ、13歳の少年が70マイル(約113キロ)を計測したそうですで、フィンランドの野球もこれからが楽しみですね。(​ twitter ​)。

 WBCやMLBのロンドンシリーズ、欧州野球選手権大会など欧州でも以前に比べれば人気も向上しつつあると思います。
ただまだまだマイナースポーツの域は出ておらず、やはり欧州大会だけでなく、国際大会で結果を残してゆくゆくはプロリーグができていければ…と思っています。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.02.05 00:00:09
コメント(0) | コメントを書く
[海外リーグ野球] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: