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『佐藤啓介』 引き続き、広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。最後は育成ドラフト2巡目で指名された静岡大学の佐藤内野手、俊足強打の左の大型内野手で二塁や三塁を守り、静岡リーグでは首位打者、本塁打王、盗塁王と様々なタイトルを受賞しています。ドラフト指名予想で名前を入れてみた選手ですが、まさか本当に指名するとは驚きました。 それでは一球速報様やドラフトレポート様のサイトから成績を見ていきたいと思います。実戦デビューは20年秋からと何と1年生の頃からレギュラーに定着しており、いきなり2本塁打を記録するなど非凡なものを見せていたようですね。ただそれ以降は成績が空白のところがあるものの本塁打は記録しておらず、アベレージ寄りの打撃スタイルとなっていたようです。ただ今季は長打力をより意識した打撃スタイルに変更したのか、今季春秋共に2本塁打を記録して二塁打三塁打も量産するなど再び長打率が跳ね上がっています。 もう少し詳細に見ていきますと、ミートは22年秋を除いては全て8三振となっており、今季春は6.75、今季秋は6.13となっており、長打を意識した打撃スタイルになったので三振の割合は22年秋の12.00からは悪化しています。続いて選球眼ですが、不振だった22年春でも三振数を上回る四球数を記録しており、今季春は1.63、今季秋は1.38と1.00を越えてきており、アベレージ寄りの打撃スタイルだった22年秋に至っては何と2.75となっています。静岡リーグという事を考えると、長打重視の打撃スタイルとは言え三振数をもう少し減らしていきたいかなと思うものの、選球眼の良さは非常に良いと思います。 最後に打撃フォームですが、静岡大学野球部自前のyoutubeチャンネルがありましたのでこちらの動画や別の動画からも見ていきたいと思います。構えは比較的オーソドックスなオープンスタンスで構えています。始動は投手がテイクバックの最中に足を上げており、特別立ち遅れて慌ててバットを出すといった事もなく、しっかりと間が取れているのではないかな?と思います。10月7日の動画ではバットの出し方もかなり良く、スイング軌道も遠回りしているような事もなさそうで且つ角度をつけられてフルスイングできており、打ち終わった後の姿勢も左肩が右肩よりも高く引き上がり、腕も肘が真っすぐ伸びて手首だけが返っているような状態ではない上にバットも体に巻き付くぐらいの形になっています。更に下半身もしっかりと回転できているように見え、最後は膝が伸び切ってフィニッシュではなく少し折れ曲がる形にはなりますが、見た印象だと将来的には中長距離打者~スラッガーになれる可能性を秘めているのではないでしょうか。 育成ドラフト1巡目で指名された杉田投手といい、育成ドラフト2巡目で指名された佐藤といい、本当にご本人らは育成指名で良いのかな?と思ってしまう程かなり期待できる逸材だと思います。以前も書きましたが、特に杉田は社会人野球に進んで2年後にドラフト1巡目で契約金1億円狙えそうですが…。松本スカウトは「西川龍馬のような打者に」と語っていますが、個人的には西川以上の打者にも十二分になれる可能性を秘めていると感じます。しかも盗塁王を受賞するだけの脚力(一塁駆け抜けは4.1秒との事ですが)もあるなど身体能力もあり、二塁や三塁を守れるという事を考えると良く育成指名できたなと驚きます。これは個人的な好みも多分に入ってはいますが、本指名された選手よりも育成指名の選手の方が技術面もポテンシャルも高そうな印象を持っています。個人的には来季早々にこの二人は中村貴浩のように支配下登録されても不思議ではないかな?と思います(如何せん枠が結構埋まってしまっているのが勿体ないところですが…)。田村俊介を筆頭に中村貴浩、仲田(高校生にしては中々良いと思います)、佐藤と近年長打力を売りして入団してきた先週は軒並み技術面もしっかりしていそうな選手が多く、それとは正反対だった末包や内田の二人が想像以上の成長スピードを見せているなどチーム内でも一気に打撃力の向上が見込めそうな状況になっているのは大きいですね。それにしても坂倉や小園、田村、中村貴浩、佐藤と優秀な打者は何故か左に偏りますね…。長崎カステラ お試しセット [ お試し スイーツ 送料無料 ポイント消化 お菓子 和菓子 お取り寄せ ご褒美 おためし 詰め合わせ 個包装] ≪初めての方限定≫ TX601
2023.11.18
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『恐るべき成長スピード』 本日は広島の紅白戦について見ていきたいと思います(動画)。まずは益田、記事によればやはり腕の位置を変更したようで、元々スリークォーター気味でしたが更に腕を下げている事が分かりました。ただ改善されていた前膝の突っ張るタイミングがまた元に戻ってしまっており、今は腕の位置の方を固める方が先決なものの、改善していきたいところです。 そして本日見事な満塁本塁打を放ったのが内田、新井監督に構えた時の姿勢を始動されて即結果を出したとの事です。以前の記事にも書かせていただきましたが、下半身の使い方が高校時代と比べると劇的に改善されており、この打席でも三塁側にブレることなく踏ん張る事ができるようになっています(前膝は最後の最後でアキレス腱を伸ばす形になりますが、できれば直前までの前膝が突っ張った状態を維持できれば更に良いと思います)。更に打ち終わった後の姿勢では右肩が左肩よりも高く引き上がり、腕も体に巻き付く形になっているなどスイング軌道自体もフェニックスリーグから改善されているように見えます。何より無茶苦茶なフルスイングではなく、しっかりと技術的にもしっかりした上でここまで豪快に引っ張る事ができるようになったのは大きな進歩ではないでしょうか。 入団当時は技術的にかなり荒い面が多く、果たしてしっかりと矯正していけるのかな?と心配していましたが、こちらの想像以上に呑み込みの早い選手なのか?宇草や二俣らが苦労している踵体重も半年ぐらいで修正して見せ、スイングも良化されるなど1年弱の期間でかなりの成長を見せました。これまでの映像を見る限りでは三塁守備も申し分ない上に送球も非常に強く、否が応でも来季への期待がかかる選手の一人ではないでしょうか。個人的に時間がかかりそうだなと思っていたのですが、末包同様に驚くほどのスピードで成長を遂げていると感じます。技術面で元々突出していた田村や中村貴らに対し、末包と内田らは入団当初こそ技術面では荒かったものの急成長を遂げて頭角を現しつつあるという対称的な構図ですね。しかも左打者と右打者という綺麗に分かれているのも偶然でしょうかね^^;。古畑任三郎 COMPLETE Blu-ray BOX(数量限定) ※2018年再発売 トールケース仕様 [Blu-ray]
2023.11.16
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『赤塚健利』 引き続き、広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回はドラフト5巡目で指名した中京学院大学の赤塚投手、最速153キロを誇る195センチの長身右腕です。松本スカウト曰く「先発しても9回で150キロ出せるスタミナがある。先発リリーフどちらでもいける」と話しており、「将来的に1イニングなら160キロ出せるのでは?」と将来性を高く買っているそうです。 早速一球速報様のサイトやドラフトレポート様に掲載されている投球成績を見ていきたいと思います。下級生の頃から主戦投手として活躍を続けており、21年春には31.2回を投げて防御率0.85と見事な成績を残しており、K/BBも32/7で4.57と高い数字を記録していました。21年秋は27/7こそ若干4.00は切るも防御率は0.00、昨季春は52/16に落ちるも55回を投げて防御率は0.65と好成績、2年生の時点で代表入りするなど世代を牽引していく存在になるかと思われました。しかしながら21年秋以降は防御率こそ良いですが制球力は徐々に不安定になっていき、今季春は20.1回を投げて10安打26奪三振12四球で防御率3.54、今季秋は45回を投げて30安打31奪三振18四球で2.20となっています。 もう少し詳細に見ていきますと、既に下級生の頃のK/BBと比べても分かると思いますが、今季春は2.17、今季秋は1.72とかつて4.57を記録した頃と比べるとかなり下がってしまっており、はっきりと下降線を辿ってしまっていると言えるでしょう。正直なところこのように歯車が狂ってしまっている投手の立て直しは容易ではありません。 最後に投球フォーム(動画)ですが、外国人投手のような始動の仕方から右膝を少し折った状態から少し静止し、左足を胸の位置ぐらいまで大きく引き上げてから豪快に投げ込んでいく投球フォームとなっています。個人的に気になるのは腕の位置がスリークォーターで角度もあまりない点、せっかく195センチの体格がありながらあまり活かせてないように思います。というよりトップの姿勢からのリリースするまでの右腕の動作が少し不自然な印象で、トップの姿勢までの動作は完全にオーバーハンドの投げ方をしているだけに、個人的には思い切ってフォームをオーバーハンドに変更した方が良いのではないかな?と感じます。他に課題ではないかな?と思うのは上体が少々に前に突っ込みがちである点、リリースするまでのグラブの位置が抱え込めておらずに骨盤辺りにある点などが気になりました。ただ下半身は体重移動がしっかりできている印象で、前膝も突っ張って右足も豪快に大きく跳ね上がって外国人のように右足が本塁どころか一塁側まで回らんばかりの豪快さですね。 即戦力というよりは将来性を見込んでの投手だと思いますが、上記の通り腕の位置を矯正するのかしないのかが気になるところです。このままの腕の位置で勝負するのならば本人は「栗林投手を参考にしてフォークを武器に」と語っていたものの、腕の位置がスリークォーターなのでスライダーやツーシームなどの横変化を武器にした方が良いタイプではないかなと思います。ただ個人的な予想としては昨年ドラフト1巡目で指名した斉藤は高校時代スリークォーターでしたが、今は矯正されて振り下ろすオーバーハンドへと変貌を遂げました。ましてや赤塚は195センチですし途中までは明らかなオーバーハンドの形となっているだけに、恐らくプロ入り後は腕の位置を矯正される可能性が高いのではないかな?と思います。他球団スカウトが元横浜の大魔神佐々木氏の名前を出していましたが、個人的には大きく足を上げる辺りは永川投手コーチを彷彿させるだけに、やはり腕の位置を矯正して振り下ろすような形にフォーム変更して欲しいなと思います。選手評価:D(まずは二軍で育成したい)50%OFF! お歳暮ギフト 楽天グルメ大賞受賞 高級 つぶあん 800g 無添加 あんこ 北海道 特選 十勝産小豆 銅釜 直火炊き のし対応 保存料不使用 手造り 老舗の味 和菓子 スイーツ 粒餡 ツブアン 餡子 アンコ 小豆 ギフト プレゼント ネコポス 御歳暮
2023.11.15
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『滝田一希』 引き続き、広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回は星槎道都大学の滝田投手、最速153キロを計測する直球と魔球と称される決め球チェンジアップを操る左腕投手です。6月頃に苑田スカウト部長が「チェンジアップが良い。体が強そうで故障がなさそうなのも魅力秋は左臀部の故障で離脱しましたがで大野豊氏を彷彿させる」と絶賛し、近藤スカウトは「先発として期待しています。球持ちの良さとスピード、チェンジアップが良くてプロでも通用する。完投型の投手になって欲しい」と語っています。また、他球団スカウトも一様にチェンジアップを口にするなど魔球と呼ばれる程である事は間違いなさそうですね。 早速一球速報様のサイトから投球成績を見ていきたいと思います。今季秋は上記の通り、故障で2試合の登板に留まり、10.2回を投げて8安打9奪三振5四球で防御率2.53、今季春は19.1回を投げて8安打31奪三振11四球2死球で防御率1.40の成績を残しています。本格的に投げ始めたのは昨季秋からで、26回を投げて16安打35奪三振16四球で防御率1.73の成績を残しています。 もう少し詳細を見ていきますと、注目すべきは奪三振率の高さ、今季秋は2試合の登板で投球回数を下回ったものの、今季春と昨季秋の奪三振数は投球回数を大きく上回る数を奪っており、それぞれ14.43、12.12と破格の数字となっています。その一方で制球力に大きな課題を残しており、今季春は6.05、5.54とはっきり申し上げて制球難以上のノーコンの領域だと言えます。当然ながらK/BBは芳しくはなく、今季秋は2試合のみなので省きますが、今季春は2.82、2.19と物足りない数字となっています。 最後に投球フォームですが、こちらの動画で見ていきたいと思います。セットポジションから右膝を折り曲げてから左足を上げてしばらく静止し、右腕を大きく横に突き出しながら投げ込むなど変則的なテイクバックとなっています。しかしながらトップからは比較的オーソドックスな投げ方だなという印象で、腕の位置はオーバーハンドでしょうか。まず一番気になるのは左腕のトップの位置が安定しない点、走者の有無で違いがあるというよりは全般的にバラバラな印象、勢い重視で投げているので今後はその辺りにも気を配った方が良いのではないでしょうか(個人的には19球目に投げた変化球の際のトップが一番良いのではないかな?と思います)?そして投げ終わりも上手く体重移動ができた時とそうでない時など結構バラバラであり、11球目の形が良さそうに見えます。いずれにしても上半身、下半身共に一定の形で投げられておらず、まずは細かな部分でフォームを固める事から始める必要があるのではないでしょうか。個人的には体重移動の際の右足がピンと伸びることなく完全に折れ曲がった状態から踏み込んでおり、広島で言えば高橋昂也に近い形でしょうか。ただ足が横向きから最後に踏み込む直前だけ本塁に急に向けて踏み込むので一定しない印象で、投げ終わりもきちんと突っ張って左足が引き上がって本塁側へ来る時もあれば全くそうならない時もあります。高橋昂也もそうですが、右足をもう少しだけ一塁側へ向けて旋回させるなど徐々に横向きから本塁へ向ける過程を設けて踏み込んだ方が体重移動や踏み込む位置も一定してくるのでは?と思います。ざっくりと投球フォームを見た感じですと、微妙に違う部分こそあれど元日本ハムの武田勝氏に近いのではないでしょうか(動画)。 かなりのノーコンという事でK/BBも低く、一見すると即戦力というよりは素材型…と思うかもしれません。しかしながらこのブログでは即戦力かどうかの判断基準としてK/BB以外に活躍する枠として「サイド枠」と「左投手枠」の二つを設けているのですが、滝田は左投手枠に当て嵌まっています(記事)。左投手枠に入る条件としては「球速がある」、「縦の変化球を武器としている」、「奪三振率が高い」という3項目をクリアしているかどうかですが、滝田は全てクリアしています。かつてこの枠で活躍した投手と言えば横浜の濱口(この投手がきっかけで設けてみました)や巨人の高橋らが当て嵌まっており、制球力は高いですが横浜の東や広島の森浦なども当てはまり、皆活躍しています。ですのでひょっとすると滝田も案外即戦力として嵌る可能性があるのではないかと見ています。個人的には横浜の濱口のように好不調の波こそ激しいかもしれませんが、先発ローテ入りもあり得るのかも?と見ています。ただ故障明けという事もあり、無理はして欲しくないですが、高と共にいきなり一軍で活躍するという可能性も秘めた左腕ではないでしょうか。選手評価:D左(K/BBは低いが、左枠に当て嵌まり、活躍の可能性)ピザ 送料無料 手作り 福袋 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト ピザカッター付 本格ピッツァ8枚セットレビュー数ダントツ&高得点
2023.11.15
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『痛手も世代交代へ舵を』 本日、西川龍馬外野手がFA宣言を行使してパ・リーグへの移籍を視野に入れている事を明らかにし、事実上広島を退団する事が決まりました。今季は規定打席に到達して初の3割を記録するなど中軸打者として活躍していただけに、広島にとっては痛い流出となりました。 ただ正直言いますと、個人的には「残留でも流出でもどちらでも構わないのかな?」と感じていました。シビアに見ていきますと、やはり故障がちなのがネックであるという点であるという点や鈴木誠也や丸に比べて長打力や選球眼、OPSなど打撃指標を見るとそこまで絶対的な打力というわけでもない点にあります。実際問題あまり書きたくはないのですが、これまでFA権を取得して引き留めた選手は多くいますが、投手と違って野手の場合は松山も田中も會澤も果たして年俸通りの期待に応えられたか?と言われると大きな疑問符がつきます。また、現在外野手には若手有望株NO.1の田村を筆頭に11本塁打打った末包、個人的に買っている中村貴浩など起用したい若手選手もおり、このまま3枠を丸々塞いでしまうと世代交代に大きな足枷となってしまうというチーム事情もありました(何なら野間や秋山よりも彼らを優先起用して欲しいぐらい)。残留してくれれば確かに大きいですが、これらの要素を鑑みるとDHのあるパ・リーグの方が西川にとっては良いのかもしれないなと感じます。 西川が抜けるのは確かに寂しいですし、戦力的にも痛い事は間違いないでしょう。しかしながらこれがきっかけでベテラン選手に対する過剰な温情起用が減り、若手選手らの積極的起用に拍車がかかってくれる事を期待したいです。やはり田村の開幕頃の扱いはいただけなかったと今でも感じており、来季は西川が抜けたのですから次世代の中軸を間違いなく担う3人を積極的に起用して欲しいところです。末包は勿論ですが、田村と中村貴浩は非常に打撃技術のレベルが高く、田村は一軍投手へのタイミングの取り方を掴んで後半結果を残し、中村貴浩もやや捻りすぎかな?ぐらいだった前肩もある程度矯正できつつあり、更にこちらはより長打を打てるスイング軌道や打ち終わりをしているので否が応でも期待したい打者なだけに、寂しい思いはあれど来季への楽しみも生まれたのではないでしょうか。 そしてこれは個人的な意見ですが、鈴木誠也や丸といった替えの利かない絶対的な野手以外の選手は無理して引き留める必要はないのでは?と思っています。広島は資金力に限りがある球団ですし、MLBでもTBなど資金力が限られている球団は主力選手を放出する事はしばしばありますが、それでもデータ分析などを駆使して有望な選手を獲得して強さを維持しています。広島もFA選手を引き留めるのではなく、データ分析や選手育成により資金投入して強さを維持する、そういった方向性の球団でも良いのではないかな?と思っております。野球太郎No.045 2022ドラフト総決算&2023大展望号 (バンブームック)
2023.11.14
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『常廣羽也斗』 久々に広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回はドラフト1巡目で指名した青山学院大学の常廣投手、最速155キロを計測する直球とフォークが武器の投手で、それ以外にもスライダーやカーブなど一通りの変化球を持った投手との事です。ドラフト会議では楽天と競合しましたが、見事に新井監督が引き当てました。また、青山学院大学から1巡目指名したのは澤﨑俊和氏以来でしょうか。 早速一球速報様のサイトから投球成績を見ていきますと、今季秋のリーグ戦では9試合に登板して42.2回を投げて31被安打47奪三振17四球3死球で防御率1.69の成績を残しています。また、今季春のリーグ戦では6試合に登板して31.1回を投げて26被安打27奪三振11四球2死球で防御率1.44の成績を残しており、大学野球選手権大会では2試合に登板して15回を投げて10安打19奪三振2四球で防御率0.00となっています。ただ本格的に投げ始めたのが昨季秋からとなっており、8試合に登板して30.1回を投げて15被安打29奪三振7四球で防御率0.30となっています。 詳細に見ていきますと、奪三振数は今季春のリーグ戦以外は投球回数とほぼ同数、今季秋は大きく上回る奪三振数を記録しており、フォークが武器というだけあって奪三振率の高い投手と言えるのではないでしょうか。ただ問題となってきそうなのが制球力、昨季秋は2.08だったのが今季春では3.73、今季秋は4.22と季節を重ねる毎に悪化しているのが気にかかり、制球難という領域に入ってしまっているのも心配なところです。当然ながらはK/BBは昨季秋が一番良くて4.14を記録していたのですが、今季春は2.45、今季秋は2.76と非常に物足りないK/BBとなっています。 次に投球フォームですが、実はドラフト会議前に投球フォームをチェックしたので前回記事を掲載したいと思います。既に前回記事に書いてあることを大雑把に書きますと、「開きが早い」「テイクバックやトップの体勢の際に右腕が背中側にはみ出している」、この辺りに大きな課題を残しており、この辺が制球難になっている理由なのではないでしょうか。更に胸を張れているのは良いと思いますが、トップの姿勢が上から振り下ろす体勢ではなく遠投のような体勢になっているので高めに浮きがちになっています。下半身の体重移動も後傾姿勢だからか、後ろに体重が残ってしまうのでしょうか?最後の右足の蹴り上がりが非常に弱く、こちらにも課題を残しているのかな?と感じます。このように見ていくと技術的な課題が結構多いなという印象を受けました。 色々な方々の間では「即戦力間違いなし」とされている常廣ですが、正直なところ個人的な見立てでは即戦力というよりは素材型投手なのではないかな?と感じ、どちらかと言えば将来性の伸びしろに期待したいタイプなのではないかな?と感じます。ドラフト1巡目なので一軍での登板機会も見込まれるかと思いますが、体格自体が大学生にしてはまだまだ細身ですし、無理せずにまずはしっかりと体作りやフォーム矯正などを行って大きく育てた方が良いのではないかな?と思います。現時点で155キロを越えてフォークやカーブもしっかりと使えている点は魅力的なだけに、大きく育った姿が楽しみな投手なのではないでしょうか。選手評価:C(1年目より数年後に期待)【送料別】選べる5枚プレミアムピザセット【PIZZAREVO(ピザレボ)】 ☆ クリスマス パーティー ディナー ギフト プレゼント お歳暮 記念日 女子会 忘年会 福袋 時短 手軽 キャンプ スポーツ観戦 ピザパ
2023.11.13
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『サイド転向へ』 本日は現在行われている秋季キャンプの様子を見ていきたいと思います。まず取り上げたいのが侍ジャパン相手に登板する黒原と斉藤、こちらにブルペン投球での様子が映し出されています(動画、動画)。黒原は以前から思っている事ですが、前膝が突っ張るタイミングが早い点を改善出来ているのかを注目していますが、やはり突っ張るタイミングが少し早い印象は残ります(左腕を完全に振り切る前に突っ張ってしまっています)。個人的には着地する際の歩幅が広すぎるのが一つ原因なのではないかな?と感じ、もう少し狭めても良いのではないでしょうか?逆に動画の最初の方で同様の課題を持っていた益田が映りますが、益田はしっかりと改善できていることが分かります。益田も改善できたかと思いきや、開幕してからは元に戻り、二軍では冴えない成績に終わったものの、一軍に昇格して登板した際に見た時は改善できており、それが二軍とは違って好成績を残せた要因ではないでしょうか。 そして斉藤は黒原と違って理想的なタイミングで突っ張らせる事ができている印象(右腕を振り切ってから突っ張っていますね)、以前も書きましたが腕の位置も高校時代のスリークォーターからオーバーハンドに変わっており、侍ジャパン相手にどのような投球を見せるのか楽しみです。また、高校時代はあまり下半身がそこまで使えていなさそうな印象を受けましたが、ブルペン投球では右足が大きく引き上がって本塁の方へ来るなど非常に良い形になっていると思います。まだ少し体の線が細いかな?と思うところもあり、実際フェニックスリーグでは先発登板するも球速があまり出なかったそうで、引き続き体力強化も必要ではあるかと思います。しかしながらこの1年で劇的な成長を遂げており、来季非常に楽しみです。 最後に衝撃的な情報としてトヨタ自動車からドラフト6巡目で入団した長谷部がサイドハンドへ転向することが決まったとの事です(記事)。この記事を読んで驚いたのが「上から叩き下ろす意識を捨てて」と書かれている点、本人が語ったのか記者の解釈なのかは定かではありませんが、あの腕の位置はどうみてもスリークォーターだと思うのですが^^;。本人も「僕の中のイメージはサイドスローです」と語っている点やこの腕の位置でスリークォーター気味のフォームと書いているので記者さんの解釈なのかと思います。そして実際に投球している動画が見つかり、本当にサイドハンドになっている事が分かります。個人的に気になるのは右腕の使い方、同じサイドハンドである高梨(動画)や大勢(動画)は前の腕で勢いをつけて投げています。二人と比べると長谷部の場合は上げた右足を下して体重移動する際にそのまま真っすぐ右腕を突き出してしまっており、これでは勢いをつけられないように思います。サイドハンドは上体をフルに活かさないと良い球は行かないように思うので改善した方が良いのではないかなと思います。 それにしても最速149キロの直球が武器で入団しながら結局一度も140キロ後半を計測することなくサイドハンド転向というのも寂しい話であり、かつて広島に在籍していた金丸投手を思い起こさせますね。奇しくも同じ社会人左腕で150キロを計測する速球派の触れ込みでしたが、140キロも届かない登板が多く、2年目には同じようにサイドハンドになっていました。かつて在籍していた仲尾次オスカル投手や飯田投手もサイド転向するも上手く行かなった経緯があり、仲尾次オスカルに至っては元の腕の位置に戻して今もプレーしています。果たして成功するのかどうかですが、個人的にはサイドハンド出身の投手をコーチとして招聘する事も必要なのではないでしょうか(小山田氏や林氏辺りは無理でしょうか?)。
2023.11.11
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『杉原望来』 また間が空きましたが、広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回は育成ドラフト3巡目で指名した京都国際高校の杉原投手、175センチと上背はそこまでないものの最速143キロの直球にスライダーやカーブ、チェンジアップを操るとの事です。鞘師スカウトのコメントによると「常に相手を見て投げられる器用な投手」と評し、オリックスの早川スカウトも「緩急が使える」とし、横浜の吉見スカウトは「先輩の森下のような柔らかさがある。緩急を使えて角度ある直球もチェンジアップの抜けも良い」と投球術を評価されていますね。また、ドラフトに詳しい方が集まる某場所の情報によると、関西地区担当の鞘師スカウトが割と熱心に視察に訪れていたそうです。偶然かもしれませんが、近年関西地区から左投手の指名が多いですね(森浦、黒原、森、新家、高、杉原とここ4年間で6人もいます)。 早速成績を見ていきたいところですが、今年の夏の予選では2試合の登板のみに終わっていますが、13回を投げて6安打17奪三振3四死球2失点となっています。大きな成長が窺えたのが制球面、春の大会では近大附属戦では9回で6四球を与えるなど課題を残していましたが、夏の予選大会では僅かに3つのみとなっています。奪三振数は投球回数を上回り、近大附属戦と金光大阪戦でも投球回数と同数の奪三振を奪っており、チェンジアップが良いのでしょうか。縦のスライダーが決め手で指名した新家もそうですが、鞘師スカウトは割と縦の変化球を武器とする左投手を好んで指名していますね。 最後に投球フォームですが(動画)、ノーワインドアップから右手をかなり高く掲げて投げ込んでくるフォームをしており、腕の位置はオーバーハンドとなっています。特徴的なのが右足を使い方、高橋昂也もそうですが体重移動する際に特に右膝をピンと伸ばすわけでもなく、左膝と同じような形をしています。そのままあっさり着地するのかなと思いきや、そこから踵を上げてあっさりと着地するのではなく粘りがある形となっており、この辺りは高橋昂也よりも良いのではないでしょうか。ただ引き上がった右足がそのまま一塁側へ降りる時があり、まだまだ体重移動の面が不十分なところがあるのかなと感じます。球の出所は頭の後ろに隠れており、粘りと球の出所の見難さの両方兼ね備えているので実戦的な投手という評判も頷けます。 何となくですが、広島キラーである阪神の伊藤将司投手に似ているという事で育成ドラフトで指名してみたのかな?と思いました。ですので個人的には伊藤(動画)を参考にしていった方が良い投手なのかな?と思います。伊藤のとの最大の違いはやはり体重移動の仕方、伊藤は体重移動の際の右足はピンと伸びしている時間が長く、そこからすぐに着地せずに粘りを作っています。ですので杉原ももう少し伊藤の体重移動の仕方に寄せていけば時折体重移動が不十分になってしまう課題も改善できるのではないでしょうか。ライバル球団の主力投手を参考にして獲った感のある投手ですが、果たして鯉の伊藤将司誕生となるでしょうか!?ピザカッター付 本格ピッツァ3枚お試しセットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]ピザ 送料無料 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト
2023.11.10
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『杉田健』 久々に広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回取り上げるのは育成ドラフト1巡目で指名された日大国際関係学部の杉田健投手、188センチの長身から最速152キロを計測する右投手です。変化球はスライダーとカットボールの2種類のみ?ですが、スライダーはカウント球と決め球の2種類持っているそうですが、できればカーブやフォーク、チェンジアップ辺りを習得したいところです。肘の疲労骨折などで3年生までは登板がなかったものの、4年春で本格的に登板するようになると、4年秋ではエースとして奮投しました。 まず一球速報様のサイトから公式戦の投手成績を見ていきたいと思います。上記の通り4年生で実戦初登板を果たしている為、実績自体は1年間のみしかありません。なので春と秋でそれぞれ見ていきたいと思いますが、4年春の成績は15回を投げて20被安打15奪三振5四球1死球で防御率2.40となっています。続いて4年秋の成績は35回を投げて11被安打36奪三振7四球1死球で防御率0.26と見事に技量を伸ばすことに成功しています。ただ東海地区大学野球秋季選手権大会では8回を投げて12被安打1奪三振6四球で6失点(自責点5)と勝利投手にはなったものの打ち込まれてしまっていますね。 次に詳細を見ていきますと、春に比べて秋に大きく成長しているのが制球力、与四死球率が3.60だったのが2.06と大きく改善されました。元々投球回数とほぼ同数の奪三振数を記録していることもあり、K/BBは春の3.00から5.14と大きく向上しており、たったの1年だけなので過度な期待は禁物ですが即戦力投手の基準値である4.00をクリアしています。ただ代表を決める秋季選手権大会では6四球と荒れているだけに、改善しつつあるもののまだ改題を完全に克服したとまでは行っていないのかも?しれませんね。打球の割合はゴロの割合が47.6%とドラフト2巡目指名の高が記録している43.5%をも上回る数字を記録しており、より多くのゴロを打たせている事が分かります。 最後に投球フォームを見ていきたいと思いますが、その前に面白い情報としては学生時代から楽天の荘司投手を指導していた北川雄介氏に師事しているとの事で、こちらの動画にて杉田の事について語っておられました。その荘司は大学時代よりも更に成長して19試合に先発登板して109.2回を投げて防御率3.36と1年目ながら好成績を残し、唯一と言っても良い?即戦力としての期待に応えており、杉田にも同様の成長曲線を期待してみたいところです。 話を戻して投球フォームですが、バックネット裏からの動画が見つかりました。常時セットポジションで左足を少しオープンスタンス気味にして立ち、左足を少し静止してゆったりした動作からいきなり鋭く腕を振って投げ込んできており、腕の位置はオーバー~スリークォーターの中間ぐらいから投げ込んできます。非常に綺麗な投球フォームをしている印象で、前肩の開きが早いとかテイクバックやトップの際に右腕が背中側からはみ出しているなどの欠点はなく、しっかりと球の出所もボールを持っている右手が頭の後ろにしっかりと隠れています。 下半身は少しだけ踏み込んだ左足が三塁側に動くところがあるものの、しっかりと前膝も突っ張るタイミングも良く、右足も大きく引き上がって本塁側の方へ回ってくるなどしっかりと体重を乗せることもできており、技術的な土台が非常にしっかりした投手なのではないでしょうか。さすが荘司を育てた方の指導を受けているなと実感しました。ただ一つだけ気になるところと言えば森翔平やドラ2の高もそうでしたが、左手のグラブが投げる際にしっかりと胸付近にしっかりと抱え込めずに垂れ下がってしまっている点、投げ終わった後は解いても良いのですが、この段階で垂れ下がっていると壁が不十分になるので内外角の制球に甘さが出てきてしまうだけに、グラブはしっかりと抱え込んだ方が良いのではないかなと思いますが、本当にそこだけしか気になりませんでした。 積み上げた実績は少ないものの、仮にこの投手が東京六大学や東都六大学でプレーしている投手だったとしたら支配下指名もあったのでは?と思わせる投手です。余計なお世話なのかもしれませんが、契約金の事をなどを考えると育成指名よりも2年後にドラフト1巡目指名を目指すこともできた投手なのでは?と思ってしまう程です。それだけの投手を育成指名できたのは非常にラッキーなのではないでしょうか。まだ細身なのでしっかりと体作りから始めていくのかな?とは思いますが、このオフの間にしっかりと体を作って臨んでもらえればすぐに支配下登録されるのではないかなと思います。個人的には今年広島がドラフト指名した投手の中で一番良い投手だなと思いました。将来は広島の三本柱に入る可能性を十二分に秘めた投手なのではないでしょうか。\11/4 ~ 11/11限定!抽選でポイント全額バック♪/ 【メーカー希望小売価格1,780円→1,680円!】訳ありバウムクーヘン 切り落とし メガ盛り1kg★工場長のおまかせ 訳あり スイーツ お菓子 送料無料 在庫処分 人気 ランキング 詰め合わせ 食品 アウトレット お取り寄せ
2023.11.08
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『仲田良仁』 引き続き、広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回取り上げるのはドラフト4巡目で指名した沖縄尚学高校の仲田良仁内野手、高校通算22本塁打を記録した右の大型スラッガーです。昨年のスカウト会議にて「一、三塁の大砲もいない」といったコメントがありましたが指名はなく、1年越しに一塁の大砲を指名する事となりました。 まず一球速報様のサイトから打撃成績を見ていきたいと思います…と言いたいところですが、大学と違ってリーグ戦自体が少なく、試合数自体が少ないのであまり参考にできるかは微妙なところです。今年の夏の甲子園では打率.143と不振でしたが、どうも足の怪我を押しての出場だったとの事も影響しているようです。春の選抜甲子園では打率.455と高打率をマークしており、春夏どちらの大会でもそれぞれ本塁打を1本記録しています。打撃内容を見ていきますと、強打者にしては三振自体が非常に少ない印象、ただ四球も比較的少なめで積極的に打っていくスタイルなのかなと思います(BB/Kは良さそうです)。打球方向はグラフを見ると満遍なく飛ばしている印象ですが、引っ張った際の打球の方が長打を打てているようですね。 最後に打撃フォームですが、こちらの動画で様々な時期のフォームが映されていました。神主打法のような構えをしていますが、途中少々体から離れ過ぎるぐらいの位置でバットを構えていたようですが、夏の甲子園では春の甲子園の時と同じぐらいに戻しているのでそこは安心しました(始動も遅めになっていましたが、夏の甲子園では同様に改善されていますね)。気になるのは少々前肩を内側に捻ってしまい、投手側から見ても背番号が見えすぎてしまっており(この映像は正面ではないのですが)、踏み込んだ際には内側に捻りすぎていた前肩が元に戻ってはいるものの、バットを持つ手も頭の右側からはみ出てしまっており、できればもう少し奥に引きすぎない方が良いのではないかなと思います。ただスイング軌道自体は中々良さそうで、しっかりと右手で強く押し込めたスイングができているように思います。ただ打ち終わった後にそこまで右肩が大きく引き上がる感じではなく、スラッガーというよりは中距離、もしくは中長距離打者という印象でしょうか。下半身は比較的ブレすぎずに我慢できている方だと感じ、案外技術的にしっかりした打者なのかな?という印象を受けました。また、前足を踏み込んだ際にも既にバットを振り出してしまっているという感じでもなさそうで、割と変化球にも対応できそうな打者なのかな?という印象を受けました。ちなみに走力ですが、一塁駆け抜けは最速で4.4秒となっており、左打者換算だと4.1秒なので鈍足ではなく寧ろ平均よりやや上という意外な数字となっており、動けない選手というわけではなさそうです。 昨年指名した内田はポテンシャルは秘めてそうなものの技術的には非常に荒い打者だったのに対し、仲田は技術面がかなりしっかりしているタイプの打者で、昨年の育成ドラフトで指名した中村貴浩と同じような印象を受けました。個人的には中村貴浩同様に案外早くに頭角を現してきそうな期待を抱かせる打者なのではないかな?と思いました。これは想像ですが、田村を始めとして中村貴浩や仲田といったそれほど守備走塁は売りとしておらず打撃一本で勝負というタイプの打者は打撃技術を重視して指名しているのかもしれませんね。偶然なのか3人共に元々の打撃フォームがある程度しっかりした土台がありますね。個人的には見ている感じですと広島の4番打者だった栗原健太氏を思い起こさせる打者だなと感じ、高打率をマークしつつも本塁打も15~20本強をマークするような打者に育ってくれることを期待したいなと思います。
2023.10.31
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『高太一』 今回から広島がドラフトで指名した選手について見ていきたいと思います。最初に取り上げるのはドラフト2巡目で指名した大阪商業大学の高投手、最速151キロの直球にスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、スプリット、ツーシームと随分と多彩な球種を操る左腕投手です。ただスカウトからは「特別この球種が良い」といった声は聞こえていないのですが、巨人の桑田ファーム総監督からは「カーブ、チェンジアップ系が良い」とのコメントを残しています。ちなみに広島は昨年の時点で関西地区担当の鞘師スカウトだけでなく、白武スカウト部長も足を運んで視察していた程の熱の入れようで、今年のドラフト2巡目指名も納得でしょうか。 まずは一球速報様のサイトから今季の投球成績を見ていきたいと思います。今年秋のリーグ戦では8試合に登板して34.2回を投げて37安打31奪三振6四球で防御率3.63といった成績となっており、今年春のリーグ戦では4試合のみの登板で16回6安打12奪三振9四球で防御率0.00となっています。どうやら春のリーグ戦では肘を痛めた?ようで、秋は本調子ではなかったのか被安打が多く防御率も3点台となってしまいました。ただ昨年春と昨年秋の防御率は1.46、1.23と圧倒しており、今年春に故障離脱してしまったのが響いてしまったのでしょうか。 もう少し詳細に見ていきますと、奪三振数は基本的に投球回数よりもやや下回る数字ですが、投球回数に近い奪三振数は記録できています。続いて与四球率は肘を痛めた春のリーグ戦以外ではかなり良く、今年秋は1.82、昨年春や昨年秋はそれぞれ0.73、1.53とこの2年間で2.00を切ったシーズンが3回もあるなどかなり制球力のあるタイプのようです。打球の割合はゴロの割合が非常に高いのが特徴的で、三振や四死球の割合が入ったグラフで43.5%と非常に高い数字を記録しており、プロでは制球を活かしてゴロを打たせていくタイプになっていくのかな?という印象を受けます。 最後にK/BBですが、今年秋のリーグ戦のK/BBは4.43と非常に高い数字となっており、即戦力投手となれる基準である4.00をクリアしています。また、昨年春のリーグ戦や昨年秋のリーグ戦のK/BBを見てもそれぞれ16奪三振/1四球、23奪三振/3四球で、16.00と7.67とかなり高いK/BBを記録しています。ただ肘を故障した秋のリーグ戦では被安打が多くなってしまっており、球速球威の面がまだ戻っていないのかな?と感じるところで、そこはオフに体作りや春のキャンプでしっかりと立て直していきたいところではないでしょうか。 次に投球フォームですが、センター方向とバックネット裏の両側から撮影された動画が見つかりましたのでこちらを参考にして見ていきたいと思います。セットポジションから二段モーションから投げ込んでくるフォームとなっており、腕の位置はオーバースローとスリークォーターの中間ぐらいの位置から投げ込んでくるでしょうか。比較的オーソドックスな投球フォームで、下半身もしっかりとしっかりとボールを投げた後に右膝が突っ張っており、引き上がった右足も大きく引き上がって本塁まで回ってきており、踏み込んだ右足もブレずないなど下半身の使い方は理想的なのではないでしょうか。ただ上半身では左肘が本来の適正位置よりも少しだけ無理に引き上げてくる印象で、この辺りが肘を故障してしまった要因かも?と感じます。ほんの少しだけ肘の位置を下げても特別おかしなことにはならなさそうなので負担を考えるならば考慮してみても良いのでは?と思いました。他にはボールを投げる際にグラブの位置がお尻ぐらいの位置まで垂れ下がっていてしっかりと抱え込めておらず、この辺りは広島の森翔平と同じ課題があるでしょうか。しかしながらそこまで大きな課題があるという程でもなく、非常に綺麗な投球フォームだなと思いました。また、ギアチェンジも現時点でマスターできている印象(勝負所で150、147キロを計測しています)で、個人的には先発タイプの投手に見えます。 即戦力として活躍できるかどうかは肘の状態がどうなのか?にかかっているのではないかなと感じ、少し前になりますが中日の大野雄大投手が入団してきた年と似ているのではないでしょうか(大野の場合は肩でしたが)。ただ当時の大野は肩の状態が思わしくなく指名回避かと思われましたが中日が指名し、春のキャンプはリハビリに費やしましたが、高の場合は復帰して投げられているのでそこまで心配する必要はないのかな?と思いますが、個人的には念には念を入れた方が良いのではないかな?と思います。肘の状態次第ではありますが、十二分に即戦力投手として活躍できる可能性の高い投手なのではないでしょうか。広島の2巡目は後ろの方でしたが、残っていて非常にラッキーだったなと思います。本来肘の故障がなく順調だったならば1巡目入札もありえた投手なのでは?と感じるだけに、同じような境遇だった中日大野のような安定感のある先発左腕に育って欲しいところです。選手評価:A(怪我の功名で2巡目指名はお買い得か)長崎カステラ お試しセット [ お試し スイーツ 送料無料 ポイント消化 お菓子 和菓子 お取り寄せ ご褒美 おためし 詰め合わせ 個包装] ≪初めての方限定≫ TX601
2023.10.28
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『どこよりも早い?来年の1巡目指名展望』 先程、2023年のドラフト会議が終了しました。それでは来年のドラフトはどのような展開になるのか考えてみたいと思います。 今年は大学生投手に振り切った指名を行いましたが、当初の目的だった右打ちの二遊間の指名は先送りとなりました。更に来年は広島出身の大物大学生野手が2名おり、1人は明治大学の宗山塁遊撃手(右投左打)、もう1人は大阪商業大学の渡部聖弥外野手(右投右打)が挙がります。何となくですが2008年の元阪神上本兄氏(来年から阪神コーチ就任)、元広島で現在スコアラーを務めている岩本氏を彷彿させるように思います。2008年は既に春先からこの2名を1巡目指名候補として大々的に宣伝し、最終的に岩本氏を1巡目指名しました。なので来年はどちらかを1巡目入札する可能性が高いのではないでしょうか。 ではどちらが有力か?といった疑問が出ますが、個人的には渡部の方が有力になるのではないかな?と感じています。宗山は恐らく複数球団の入札が確実視されるだけでなく、広島には小園が遊撃手のレギュラーとして定着する可能性が非常に高いだけに、そこに被せるのは考えにくいかなと思います。また、チーム事情を見てもセンターを務められる人材が少なめで、突如久保が二塁に挑戦するといった話が持ち上がって実際に二塁を守っているのも案外センターを空けておく為の措置?とも感じてしまうところがあります。 また、昨年のスカウト会議の際に白武スカウト部長が「補強ポイントは右の外野の大砲、一塁と三塁の大砲もいない。捕手はいるが別のポジションを守っている。そういうところを補強していかないといけない」と発言しました。実際に昨年は三塁の大砲として内田を指名、捕手は清水を指名、今年は1年越しに一塁の大砲として仲田を指名しました。しかし実は右の外野の大砲は2年間実現しておらず、よく考えると2021年に中村健人と末包を指名したのだからブラフではないかと推測していたのですが、今日のドラフト会議で実際に一塁の大砲を指名したのを見ると、案外来年のドラフトで伏線を回収してくる?とも考えられるのではないでしょうか。ちなみに2巡目の高投手は大阪商業大学、戦力外通告を受けたものの育成指名の打診を受けている岡田も大阪商業大学であり、そういった部分からも指名する為の下準備をしているのではないかとも捉える事ができるのではないでしょうか。逆に3巡目の時点で同じく左腕投手である明治大学の石原投手を指名できる機会はありましたがスルーしており、やはり宗山には行かない可能性が高い?のではないでしょうか。 まだまだ来年の今頃の話ですが^^;、渡部で行く可能性が高いのかな?と感じます。他の上位候補としては青山学院大学の佐々木泰三塁手、松本スカウトが高校時代に高く評価していた身体能力の高い右の強打者です。近年青山学院大学出身の広島OBをチームに多く引き入れており、今年のドラフトで青山学院大学から常廣投手を1巡目指名するなどこちらも準備万全、渡部でないならば佐々木を1巡目入札する可能性も高そうでしょうか。三塁ですが、身体能力の高い選手との事なので内田次第では二塁に回すといったこともできそう?でしょうか。来年の大学生野手が豊作とされているからこそ近年投手中心のドラフトをした事が窺えるだけに、来年は野手に行く可能性が高いのではないでしょうか。
2023.10.27
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『予想と結果を総括』 本日、ドラフト会議が行われて本指名で5名、育成指名で3名の合計8名の選手を指名しました。まずは結果をご覧いただければと思います(指名速報)。内訳を見てみますと、投手が6名、内野手が2名となり、捕手や外野手の指名はありませんでした。そしてこれらの記事がドラフト直前になって予想などをさせていただいた記事全般となります(1、2、3、4、5)。 まず1巡目は青山学院大学の常廣投手を指名しましたが、これは公言していたので予想通り、楽天と競合する結果となったものの新井監督が見事に引き当てました。2巡目は大阪商業大学の左腕である高投手を指名、3巡目は同じく左腕である星槎道都大学の滝田投手を指名、私の予想に反して投手に3枠を割く結果となりました。ただ「左投手を多めにするのではないか?」といった見立ては上位2枠で左腕投手を指名したので当たった形でしょうか。高は3巡目予想をしていましたが、1巡早い2巡目での指名となりましたね。 そして毎年高校生が指名される注目の4巡目指名は沖縄尚学高校の右の強打者である仲田内野手を指名してきました。個人的には高校生投手なのではないかな?と予想していましたが、さすがに上位3枠で投手を指名したので個人的には野手なのかな?と思いながら観ていました^^;。ただこちらも「昨年やり残した事」といった項目で「昨年一、三塁の大砲に言及しながら一塁の大砲のみ指名がなかったので今年のドラフトで伏線回収するのでは?」と予想してみましたが、4巡目で一塁の大砲候補を確保してきました。 そして大体投手が指名されている5巡目は予想通り投手を指名、ただ中京学院大学の右腕である赤塚投手という全くノーマークの投手を指名してきました^^;。更に育成指名でも同じく大学右腕の日大国際関係学部の杉田投手を指名、こちらは事前に調査書を送ったという情報が出ており、先発タイプでオーソドックスな投球フォームで広島が好きそうな投手だなと思いましたが、指名してきました。そして育成3巡目は昨年の辻と似たような形での指名となる京都国際高校の左腕である杉原投手を指名してきました。しかし、春先に白武スカウト部長は「将来的に先発のできる高校生を探す」とコメントしており、前回と違って高校生と話していたので中下位・育成での高校生投手を色々考えていたのですが、蓋を開けてみれば確かに高校生投手は獲りましたが大学生投手の多いという結果となり、またもや白武スカウト部長にまんまと一杯食わされた形になりましたね^^;。 投手3人連続指名は予想外でしたが、捕手や外野手の指名はないといった予想は的中、右打ちの二遊間内野手に関してですが、フェニックスリーグ前に突如久保に二塁挑戦させるといった話が出て実際に二塁手として出場していたのを考えると、やはり目ぼしい選手はいなかったのかなと思います(以前にも触れましたが、遊撃手は不動のレギュラーとなった小園、守備抜群の矢野がいるので必要なし、右の二塁は二俣や前川、挑戦した久保と一応3人になったので数自体は足りる結果となりました)。そして選手ですが、高と静岡大学の左の強打者佐藤内野手の予想は当たりました。 最後に上記の指名傾向と照らし合わせてみますと、滝田は独特のチェンジアップが武器ということなので縦の変化球を武器とした左腕と合致します。そして事前に苑田スカウト部長が絶賛していた慶応大学広瀬内野手や青山学院大学の中島外野手といった選手らの指名は十分可能でしたがやはりなかったのでこれも合致でしょうか。続いて地方大学からの指名ですが、こちらも今回は星槎道都大学や中京学院大学、日大国際関係学部、静岡大学とこれまで指名して事のない大学から指名しています。続いてやはり今年も中央大学、東洋大学、そして神奈川県からの指名がなく、広島は指名しないと思っておいた方が良さそうですね。最後の2項目も合致した結果となっており、最後の2項目や最初の4項目のうちの3項目(社会人選手云々を除く)を含めて今後のドラフト指名予想にかなり役立ちそうですね。皆様も来年のドラフト指名予想は是非この指名傾向を参考に?してみていただければと思います^^。 後日、指名された選手を見ていきたいと思います。現時点では交渉権を得たという段階で正式に入団が決まったわけではありませんが、是非広島でプレーして欲しいですね。本格 ピザ 3枚 セット【2セット購入以上でおまけ付き(1配送)】【RCP】 クリスマス ギフト プレゼント 冷凍ピザ ピザ 冷凍ピザ 冷凍ピッツァ ピザ生地 手作り チーズ 宅配ピザ ピッツァ 冷凍 宅配 ぴざ
2023.10.26
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『投手か、野手か』 いよいよ明日、ドラフト会議が迫ってきました。前日という事で、上位指名予想の詳細を書いていきたいと思いますが、その前に他球団も続々と1巡目指名を公表しているので触れていきたいと思います。まず西武が広島に続いて公言し、国学院大学の武内投手の指名を公表しました。続いてソフトバンクも武内の1巡目指名を公表し、中日がENEOSの度会内外野手、巨人が中央大学の西舘投手の1巡目指名を公表しました。他には阪神やヤクルト、楽天、日本ハムは名前こそ明かさなかったものの即戦力投手であることを明言、千葉ロッテと横浜が投手と野手か不明な状況、オリックスは野手を上位候補と書いていますが、1巡目指名ではなく「上位候補」と書いているところが引っかかりますね。十分投手の可能性もあるのではないでしょうか。 ここから広島の話題に戻りますが、今の広島ファンの関心事は既に常廣投手の指名を公言した1巡目ではなく、2巡目と3巡目の指名はどうなのかという点ではないでしょうか。例年、補強ポイントを挙げて上位候補となる選手を取り上げて記事になる(2021年は左腕、2022年は右の強打者を行く)のですが、今年は全く情報が出てきていません。ですので完全に憶測で書いていくしかなく、とりあえず過去の指名傾向から探ってみたいと思います。とりあえず10年間の1巡目と2巡目指名を振り返ってみますと、連続で野手を指名した年はなく(11年前の2012年は高橋、鈴木誠也でした)、投手を連続で指名した年は2013年、2015年、2016年、2020年、2021年と5回もあり、結構多いですね。この傾向を見ると投手を連続指名するのは2年連続のみであり、3年連続はないのかなという新しい指名傾向が見えてきましたね。 そして3人連続で投手を上位指名した年は2015年、2016年、2020年となっています。このように投手を連続で上位指名する割合は案外高い印象を受けますね。そうなってくると上位3枠のうち2枠は投手に割く可能性が高いのではないかな?と思います。では3枠割くのか?と言われると、状況次第(外れ1巡目、2巡目で指名されると思っていた投手が残っていたなど)ではあるかと思います。ただ直近の記事にて「野手」の若返りは懸案事項の一つとし、新井監督が「20~25歳の核となる選手を育てないといけないというのはある」と話しており、この発言の後で3人全て等投手という線は低いのかな?と感じ、1人は野手を上位で指名する可能性が高いかな?という印象は受けます。 そして最大のポイントとなってくるのが野手を指名するのならば2巡目なのか3巡目なのか、という点になって来るかと思います。ここでポイントとなってくるのが優勝した球団が阪神とオリックスであるという点、この2球団の投手力は他球団の追随を許さない程の充実ぶりを見せています。更に近年、この2球団は育成施設を充実させて育てていこうという方針を敷いており、是が非でも即戦力投手を乱獲しなければいけないといったチーム事情ではないように思います。しかもオリックスは上位候補に野手を挙げており、千葉ロッテも「投手は欲しいが野手も必要」といった発言をしており、1巡目もしくは2巡目に指名してくる可能性は非常に高いと思います。だとするならば3巡目は4番目に指名できるので3巡目でもある程度良い投手はまだ残っている可能性が高いのではないか?と考えられます。ただし、名前の挙がっていた青学大の下村投手、専修大の西舘投手、松本スカウトが惚れ込んでいる気配ある名城大学岩井投手らがまさかのまさかで残っていた場合は高橋昂也の時のように2巡目指名するのではないかな?と思いますが、さすがに残ってないでしょうかね…。 これらの事を考えていきますと、前回の予想記事の通り、2巡目に野手、3巡目に投手ではないかな?と予想してみました。全く情報がない中で2巡目、3巡目の指名展開予想をしてみましたが、果たして当たるでしょうか?明日が楽しみですね。 「追記」 最新情報ですが、東海大星翔高校の右打ちの二遊間選手である百崎内野手には広島・楽天が調査書を送っていない事が判明しました(記事)。そうなってくると、やはり右打ちの二遊間を上位指名する可能性は非常に低いと見て良いのではないでしょうか。中下位指名、或いは久保が二塁に挑戦しているように指名しないという可能性も出てきたかもしれませんね。野球太郎No.048 2023ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2023.10.25
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『これまでのおさらい』 本日は残り3日迫ってきたドラフトについて見ていきたいと思います。今回は4巡目以降の指名予想となっていますが、より詳細に書いて見たいと思います。これまでの指名傾向をまとめた記事と照らし合わせながら読んでいただければと思います。 「4巡目 高校生 補強ポイント度外視枠」 以前の記事でも触れましたが、近年この枠は補強ポイントとは関係なく、良いと思った選手を指名している傾向が続いており、更に決まって高校生であるという点も押さえておきたいところです。ですので社会人選手を指名してくる可能性は低いのかな?と感じます。現に去年のドラフトでは調子を落としていたとはいえ社会人実力派投手だった河野ではなく、別にこの順位で指名する必要性あるか疑問だった捕手(清水)を先に指名していますね。しかし、実際に映像を見てみれば非常に魅力的な打撃をする捕手であり、私自身も良い選手だと納得しましたが^^;。 では実際にどういった指名が見込まれるかを考えてみたいと思います。実は基本的に2019年以降の4巡目は高校生野手が多いのですが、一度だけ投手だった年があって小林樹斗が指名されました。広島は「将来的に先発のできる高校生を探す」と話していた事もあり、個人的には小林樹斗の年のように上位指名だと思われた高校生投手を指名してくる可能性が高いのではないかな?と考えています。以前予想した滝川第二の坂井投手や東海大菅生の日當投手、聖カタリナ学園の河内投手、左では仙台育英の仁田投手辺りはひょっとすると4巡目に流れてくる可能性はあるので可能性ありでしょうか。 「5巡目 大体投手」 そして5巡目ですが、2013年からの10年間で2014年と2015年、2019年以外は投手を指名してきています。上記の通り、将来的に先発のできる投手を欲しているとの事もあり、今年も凡そ投手を指名してくる可能性が高いのかな?と思います。ただ昨年は「右の外野手を育てたい」と発言して久保と名原を指名しましたが、高校生ではなく両者共に大学生だったのでひょっとすると高校生ではなく大学生投手を指名してくる可能性もあるのかな?と思います。前回記事で取り上げた杉田投手辺りもこの辺りで指名してくる可能性はあるのではないでしょうか。ただ高校生投手とバッチリとコメントしていたので前回の予想では黒木投手辺りを予想しています。 「6巡目 紆余曲折」 6巡目は主にこの3つのカテゴリーの選手を指名してきている印象です。まず社会人選手ですが、2014年や2015年には飯田や仲尾次オスカル投手らを指名、ただ戦力になったとは言えず、替わって指名されるようになったのが長井、平岡、玉村など投手です。しかしこちらも長井や平岡らの早期戦力外通告で上手くいかず、替わって指名されるようになったのは7巡目ですが羽月や矢野といった身体能力タイプ(正隨を指名した際も一応松本スカウトは「動ける選手」と評していました^^;)が指名されるようになり、最近では末包や長谷部など再び社会人選手の指名が続いています。周期的は投手なのか?と思いますが、4巡目5巡目で投手が続いたので身体能力系の野手か社会人選手なのかな?と予想しています。候補となるのは以前予想した佐藤内野手と新たに情報のあったヤマハの相羽内野手辺りが入ってくるのでしょうか?二人以外だと高校生ですが日本ウェルネス沖縄の超俊足遊撃手ワォーターズ瑠海内野手辺りも広島が好きそうな野手で最後の最後辺りで指名する可能性もあるでしょうか? 個人的な4、5、6巡目指名の展望予想は以上のようなものとなっています。あくまでも近年の指名傾向を照らし合わせた予想であり、その時の情勢やドラフト市場によって当然ながら変わってくるのでアテになるかは分かりません^^;。次回は2巡目、3巡目の展望予想をしてみたいと思います。ピザカッター付 本格ピッツァ3枚お試しセットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]ピザ 送料無料 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト
2023.10.23
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『河野佳』 シーズンが終わりましたので、ここからはドラフトやシーズンの総括、選手について見ていきたいと思います。1回目は河野投手、ドラフト5巡目ながらも即戦力として期待されて開幕1軍に名を連ねましたが、僅か9試合の登板で12.1回19被安打11奪三振5与四球1与死球、防御率は9.49と不本意な成績となりました(特に6被本塁打が課題)。ただ2軍では19試合に登板して40回33被安打28奪三振5与四球4与死球、防御率は2.70でWHIPも0.95と圧倒しています。 1軍と2軍でこれだけ成績が様変わりするという事は現状の実力は1軍と2軍の中間ぐらいの位置づけなのかなと思います。最後に投球フォームですが、社会人時代の投球フォーム(動画)と最初に写る巨人戦の投球フォーム(動画)を見比べてみたいと思います。まず気になるのは社会人時代の時と比べると左肩の開きが早くなってしまっている点、右肘を上げていく過程で既にグラブが見えなくなってしまっています。現に2月23日に行われた楽天との練習試合にて先発登板した際の投球が映りますが、こちらでは左肩の開きは巨人戦の頃よりも早くはないように思います。逆に下半身は社会人時代よりも上手く使えるようになっている印象、特に最後に正面から写る投球フォームは非常に良い形の投げ終わりになっているのではないでしょうか。後は腕の位置が社会人時代の頃に比べると若干投げる位置が高くなってオーバーよりになっている為、球質も変わっているかもしれませんね。 即戦力としての期待にはこたえられなかったものの、高卒社会人なのでまだまだ21歳とこれからの投手です。これは1軍での結果ですが、奪三振率は8.03と高めで直球は打ち込まれたものの空振りを奪える球質である事がデータから読み取れます。何となくですが活躍前の矢崎と似た印象、矢崎も球速の割には打ち込まれていましたが、左肩の開きを抑えて打ち込まれる割合も減らすことができて現在の活躍があるのではないかと思っています。河野も開きが早くなったところを改善できれば下半身の使い方は良くなってきたので期待してみたいと思います。課題としては決め球となる変化球が欲しいところでしょうか。
2023.10.22
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『悩ましい…』 本日は広島のドラフトについて見ていきたいと思います。今年の広島はドラフト1巡目で常廣投手を指名する事を公言しましたが、それ以降についての指名展開などがほぼ皆無な状況であり、去年の傾向を考えると春先にコメントした「先発が出来る高校生投手」を中位か下位辺りで指名するかな?といった事がぐらいしか判明しておらず、予想させてもらう側としては非常に悩まされる展開となっています^^;。やはり白武スカウト部長になってからは非常にドラフト戦略が読みづらくなっており、徐々に横浜化してきていますね。 そんな中で東海地区にて広島が注目していると選手が明らかになっています。前回の記事にてヤマハの相羽内野手に調査書を送っている事が判明しましたが、相羽以外にも名城大学の岩井俊介投手や静岡大学の佐藤啓介内野手、日大国際関係学部の杉田健投手、常葉大菊川の鈴木叶捕手に調査書を送っている事が判明しました。 まず岩井ですが、最速156キロを計測するスリークォーター右腕(動画)で全球団が調査書を送っている上位候補で、栗林の母校でもありますね。案外松本スカウトが熱心な様子で、まず4月の時点にて「真っすぐも来ていて腕が振れている。制球も良くなった」とコメントし、9月にも「8月下旬に視察した時よりも球速も制球も良くなっていた。馬力もあるし、スライダーも良い。上位候補になる」と絶賛しただけでなく8月にも視察している事を明かすなど結構な入れ込んでいる様子です。広島は振り下ろすオーバーハンドを好む傾向にあるのですが、昨年は斉藤(オーバーハンドに矯正)を筆頭に益田や河野、長谷部などスリークォーターを多く指名するなど変化が見られました。その流れを見るにひょっとすると外れ1巡目の可能性もあるのではないでしょうか。個人的にも開きが早いところは気になりますが、下半身が使えてしっかりと体重が乗った投げ方もできているように見えますし、156キロでスリークォーターと聞くとイメージで荒々しい剛腕なのかと思いきや、案外ゆったりとした特別癖のない投球フォームで常廣よりも投球フォームの土台は良いように思います。 続いて驚いたのが佐藤、前回の指名予想記事にて6巡目にしれっと名前を入れた選手です。何故指名予想に入れたのかと言いますと、佐藤は二塁や三塁を左の強打者タイプ、同じようなタイプとして上位候補には明治大学の上田内野手がいるものの、正直広島とは縁がなさそうな気はします。一昨年のドラフトにて正木を苑田スカウト部長が絶賛しながらも結局スルーし、6巡目で同じ右の強打者タイプの末包を指名しました。ですのであの時の「正木と見せかけて下位で末包」ならぬ「上田と見せかけて下位で佐藤」と二匹目のどじょう予想をしてみたのですが、果たして当たるでしょうか? 次は杉田、188センチの長身から152キロを計測する右投手です。故障で実戦登板は4年生からのようですが、順調に成長を重ねて今年の秋の大学リーグではK/BBが4.00を越えました。動画を見てみるとオーソドックスな投げ方をしているタイプで、意外と器用な面もあるとの事で、故障で殆ど投げてこなかったという点も使い減りしていないという見方もでき、高校生ではないですが「将来先発を任せられそうな投手」という観点だと指名の可能性もなくはない?のでしょうか。持ち球はスライダーやカットボールが武器で、何となくですが大道と被るかな?と思うのですが、力投派の大道と違ってこちらは比較的ゆったりしている印象でしょうか。 最後は鈴木、二塁送球1.84秒を計測する注目の捕手です。ただ広島は昨年清水を指名し、磯村の残留も決まるなど層は厚い状況、しかも他球団からは「将来的に正捕手となれる要素をいくつも持っている」と絶賛され、「報徳学園の堀捕手よりも高い評価をしている」と評しているなど4巡目以内で指名されそうな雰囲気があるだけに、こちらは指名する可能性は低いのかな?と思います。 個人的に案外評価高いのではないかな?と感じるのは岩井と杉田の二人、見た感じでは二人とも先発タイプの投手に見えますし、どちらも制球に破綻のないタイプのようなので面白いのではないかなと思います。特に上でも述べましたが、岩井は案外外れ1巡目での指名も十分あるのでは?と感じます(というより常廣がどちらかと言えば少々制球難のあるリリーフタイプに見え、フォークの落差が良いとの事で永川二世のような印象を持っているのですが)。東海地区は多く指名してくる地区なだけに、今年は誰が指名されるのか注目です。ピザカッター付 本格ピッツァ3枚お試しセットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]ピザ 送料無料 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト
2023.10.21
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『来季へ向けて』 本日の広島は2-4で阪神に敗れ、ファイナルステージは1勝もできずに敗退となりました。先発床田は初回から148キロを計測するなどエンジン全開、3回まで四球一つに抑えていましたが、4回に先頭中野に内野安打で出塁を許すと、大山を四球で歩かせ、二死からノイジーと坂本の連続タイムリーで逆転を許しました。6回にも坂本にタイムリーを浴びて6回5安打2奪三振3四球3失点でした。個人的にはノイジーの打席で直球とツーシームに配球が偏ってしまっており、もう少し内角へのスライダーや高めの直球も織り交ぜた投球ならば違ったのではないかなと思いました。坂本に詰まらせながらもポトリと落ちてしまったタイムリーなどももう少し高めに強い直球を放ればどん詰まりの内野フライだったと思うだけに、来季は横の揺さぶりだけではなく高低も上手く使っていきたいところです。それでも中5日でQS、今季は飛躍の1年だったのではないでしょうか。二番手矢崎は3四球と乱調、病み上がりとはいえ後半戦から少々疲労の色が出てきており、横浜とのCSでもボール先行が多かったので不思議でないでしょう(オフはしっかりと休んで欲しいところ)。三番手大道はその後のピンチを凌ぐ火消し、四番手島内は1回1安打1奪三振1四球無失点でした。 一方野手陣はヒットは出るも中々繋がらず、二死からの3連打と堂林の犠飛のみに終わりました。打撃面は投手陣の踏ん張りもあってCSではそこまで変わらなかったのですが、守備面での差が大きかったように思います。こちらは韮澤、末包とミスが続いてしまい、逆に阪神は好守が光りました。 残念ながら今季はファイナルステージ敗退で終了となりました。それでも他球団の主力選手の不振や離脱など広島にかなり追い風となる要素はありましたが、下馬評を覆しての2位フィニッシュは上出来だったのではないでしょうか。ただし、野手起用に関してはオープン戦の頃から苦言を呈してきましたが、やはり最後までそういった部分が見え隠れしてしまったのも事実、もう少し早い段階で若手を積極登用していればまた違ったのかな?と思ってしまうところもあります。 しかしながらようやくそれも変わりつつあると見て良いのでしょうか?今日の試合で一番印象に残ったのは「秋山に代打末包を送った」場面、これまでベテラン選手には前政権同様に気を遣って「代打出した方が良いんじゃない?」という場面でも代打を出してきませんでしたが、追いつめられた試合で初めて代打を出しました。あまり気の留める人はいないかもしれませんが、この采配は来季へ向けての大きな一歩と言えるのではないでしょうか。ベテラン選手に過度な気を遣ったりするのではなく、過去ではなく「今の実力」で判断して野手起用をしていってもらいたいですね。
2023.10.20
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『滅多にない野手情報』 本日は広島のドラフトについて見ていきたいと思います。スポナビのアプリ限定ですが、恒例となっている苑田スカウト部長と中日の米村SDの野手についての評価が掲載されていました。 その中で意外に苑田スカウト部長が評価していると感じたのが青山学院大学の中島大輔外野手、あまり知らなかったので調べてみますと、一塁到達が4秒を切る左の俊足外野手との事です。俊足巧打タイプかと思いきや、身長は180センチもあって体格が良く、大学では一部二部合算で通算5本塁打を記録するなどパンチ力も併せ持った打者のようで、大学では主にセンターを守るなど如何にも広島のスカウト好みの身体能力を持った打者ですね。長打力がある身体能力の高い選手なので案外高い順位での指名もあり得るのかな?と思います。 続いて気になったのは広陵高校の真鍋慧内野手、お決まりの「三塁もできるようになるでしょう」発言がありました。かつてまたもやお騒がせ騒動を起こしている中村奨成にも「三塁手として考えたい」といった発言があり、今回もリップサービスかな?と思ったのですが、現在フェニックスリーグにて林が外野手挑戦中との事なので案外なくないのかな?と思ったのですが、内田を育てていきたい方針だと思うだけに、この発言が出たという事は指名する可能性は寧ろ低くなったのかも?しれませんね。 これまで野手の情報と言えば5月頃に白武スカウト部長がコメントした「中位で右打ちの二遊間内野手」といった情報のみで全く読めない情勢となっています。逆に考えると野手の情報を全く出さないという事は意外と評価している野手が目白押しなのかも?しれず、案外野手の指名が多めとなる可能性もあるのかな?と感じますね。【期間限定☆クーポン利用で20%OFF】『本格ナポリピザ6枚セットボナセーラ』【送料無料】【冷凍ピザ】信州薪木と石窯で焼いた香り豊かなナポリピザを冷凍ピザで☆ピザの王様マルゲリータ含む人気ピッツァ6枚のセット♪[冷凍 pizza set 送料込み]
2023.10.20
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『熱投実らず』 本日の広島は1-2で阪神にサヨナラ負けを喫しました。先発大瀬良は150キロを越すなどエンジン全開、カットボールも冴えるなど今季一番と言える投球だったのではないでしょうか。2回にノイジーのライト前ヒットで末包が打球のバウンドを誤ってしまって後逸して失点、尚も一死三塁のピンチを背負うも坂本、伊藤を空振り三振に打ち取った場面は痺れました。以降はフォークも織り交ぜるなど結果は7回を投げて3安打5奪三振1失点(自責点0)、今日の大瀬良は間違いなく2018年のエースの姿、下半身の使い方は寧ろ当時よりも良いかもしれません。二番手島内は三者凡退1奪三振無失点、三番手栗林は終始高めに浮いてしまい、大山に二塁打、ノイジーは敬遠で歩かせるも坂本を四球で歩かせてしまい、最後は木浪に高めに浮いたカットボールを打たれてサヨナラタイムリーを浴びました。今日の栗林の投球フォームはかなり酷い物で、開きはかなり早い上にトップの位置がかなり低い位置から無理やり上に引き上げるような形、下半身もあまり良い形になっておらず、これでは高めに浮くのも頷け、やはり疲労が見え隠れしているのでしょうか。 一方野手陣は先発伊藤の前に初回から菊池の二塁打、野間の進塁打の後に小園が外角のボールを合わせてレフト前タイムリーを打って幸先よく先制しました。しかしながら昨日同様に高めに浮くなど本調子ではなかった伊藤の前に走者は出すも得点できず、7回は先頭上本がヒットで出塁、末包が捉えた当たりも放つも伊藤の好守で併殺打になるなど運の悪さもあったでしょうか。 今日は敗れましたが、大瀬良の投球は見ごたえのあるもので、来季に向けてまだまだ先発を務めてもらえそうだという印象を持てたのは良かったのかもしれません。今日スタメン出場した末包は無安打に後逸と本人にとっては苦い試合となってしまいましたが、昨日の韮澤とは違って守備に不安があるのは承知で打撃力を買っての起用ですからこれは起用ミスではなく、今日は特別おかしな采配はなかったと感じ、優勝した阪神の強さだと認める他ないでしょう。これで0勝3敗、限りなく厳しい状況というかほぼ突破確率は0%に近い状況となってしまいましたが、土俵際で首脳陣がどういった策を練るのか、ある意味興味深いですね。【楽天総合ランキング1位獲得!】干し芋 訳あり 1kg 干しいも 訳アリ ほし芋 国産 無添加 茨城県産 紅はるか べにはるか 切り落とし 干し 芋 スイーツ お菓子 和菓子 さつまいも さつま芋 和スイーツ 食品 食べ物 お取り寄せスイーツ ほしいも N
2023.10.19
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『策の根拠』 本日の広島は1-4で阪神に敗れました。先発九里は4回までは変化球中心の投球で森下の一発を浴びるも1失点、ただ4回は明らかにギアチェンジしていて直球で押すなど147キロを計測、最後の力を振り絞ったように見えました。しかしながら選択は続投、5回は再びギアを戻して変化球中心の一死から坂本に死球、更に木浪にもヒットで繋がれ、投手村上は打ち取った当たりに見えましたが大抜擢の一塁手韮澤が反応できずに失点、近本にもタイムリーを浴びて5回を投げて3奪三振2四死球4失点でした。二番手アドゥワ、三番手中崎、四番手アンダーソンは無失点に抑えました。 一方野手陣は先発村上から四球を選ぶも得点できず、得点は4回に先頭小園が三塁打、秋山の犠飛で奪った1点のみに終わりました。ポイントとなったかなと感じたのは初回の菊池の打席、2球連続ボールで3球目もボール球のように見えるも打ちに行ってしまい、4球目を打って内野フライ、それ以降の村上は珍しく四球を出していただけに、この打席が痛かったかなと思いました。 昨日の記事では「早めの継投策」、「末包、デビッドソンの打順を上げる」などを提案したのですが、今日の試合は正反対の選択がなされました。私は4回で九里を降板させてアンダーソンにスイッチかな?と思いましたが、結果は続投して致命的な3失点を喫しました。また、正直言って試合開始前に発表されたスタメンを見て「こりゃ得点できないな」とすぐに思ってしまいました。相手は村上、浮足立つのを狙いたいと書きましたが、さすがに防御率1.75の投手からそう連打は飛び出さないのは承知、一発長打のある打者に託したいといった策でしたが、今日のメンバーではそれが難しかったかなと思います。特に甲子園は浜風ですし、二人は調子が良いのですから左右気にせずに固定して起用していくべきなのではないかなと思います。ヤクルトの村上のように逆方向にもスタンドまで飛ばせるような左打者がいるわけではなく、相手からしてみれば非常に楽な打線になってしまうだけに、浜風を利用できる二人がカギを握るのではないかと思っています(マクブルームや堂林にも期待したいですが…)。 そしてもう一つ影を落としたのが韮澤の起用、昨季二軍での村上との対戦成績が9打数5安打だったとかであまり守らない一塁のスタメン抜擢というかなり無茶な起用をし、結果的に無安打且つ致命的な拙守で敗戦の最大の要因となってしまいました。つい最近横浜が2戦目も1戦目に続いて3番に大田を起用したのと非常によく似ているように思います。この起用は以前の記事にて「広島戦での打率が良いと言っても左腕から打った安打ばかりで右からは打っておらず、中身を見ないで表面的なデータだけ見て起用したミス」と書きましたが、今日の韮澤抜擢も3番大田と非常によく似ていると思わないでしょうか?そもそも村上は今季ブレイクしたのに昨季の二軍での対戦成績などという何の役にも立たないデータでしかも投手力があってロースコアの戦いになるであろう阪神戦で不慣れな一塁でスタメン起用したのは完全なるミスと言わざるを得ないでしょう。そんなリスクを取るのならばそれこそ末包が好調なのですからライトでスタメン起用し、西川を経験のある一塁に回して起用するなりあったでしょうし、そちらの方が我々ファンもまだ理解も納得もできたのではないでしょうか。 CSファーストステージでは見事な起用や采配でもぎ取りましたが、今日の試合は完全に采配・起用で落とした一戦と言わざるを得ないと思います。ピザカッター付 本格ピッツァ3枚お試しセットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]ピザ 送料無料 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト
2023.10.18
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『変遷・阪神戦展望』 明日、いよいよ阪神とのCSファイナルステージが行われます。その前に新井監督がキーマンとして名前を挙げた末包について見ていきたいと思います。新井監督はしきりに「彼は何か掴んだ」と話して覚醒したといった事を話しており、阪神の岡田監督からも「覚醒した末包が打ちおったな」と多少茶化してはいるでしょうが、警戒はしている印象を受けました。では以前と現在でどう違うのか映像で見てみたいと思います。 早速ですが、こちらの映像が7月のヤクルト戦で打った2号本塁打、こちらの映像がCS2戦目で代打本塁打を打った際のものです。単純に分かるのは打席に立った際の構えが結構違っているのは分かるかと思いますが、正直構えは余程変な形になってない限りはそこまで気にする要素ではないかなと思います。一番違ったのは足を上げるタイミング、前者では投手がトップを作っる直前ぐらいに足が完全に引き上がるのに対し、後者の方はテイクバックの最中に既に足を完全に引き上げています。末包の場合は上げた足をすっと下すのではなく、多少回し込むような動作を用いるので多少そこで時間を費やしてしまい、以前まではトップができるのが遅いので慌ててバットを出すような印象を持っていましたが、足を完全に上げるタイミングを以前よりも早くすることでしっかりと間を取れるようになったように思います。また、以前よりも両腕を奥に引きすぎることがなくなり、引っ張るべき球は引っ張る事ができるようになったのかな?とも感じます。実際、7月の本塁打は右中間に本塁打を打ちましたが、コースは多少外寄りですが真ん中高めで右中間に打ち返すような打球ではなく、やはり遅れ気味に打っています(これだけ差されてもスタンドに持っていけるのは凄いですが^^;)。この2点が末包の成長を感じさせる点なのではないでしょうか。社会人時代に課題だった極端だった上体打ちもしっかりと改善できたのかな?と思います。 続いて阪神戦の展望ですが、相手の先発が村上と発表されました。今季最優秀防御率のタイトルを獲得するなど大ブレイクの右投手ですが、個人的には逆にチャンスがあるのではないかな?と思います。確かに今季は見事な活躍を見せましたが、実績はほぼ今季のみで経験がなく、この大一番の開幕投手という大役を任されるのは相当なプレッシャーのはず、初回は間違いなく浮き立つ可能性が大いにあるのではないでしょうか。ですのでポイントとなるのは初回、CS2戦目の今永のようにホップする直球が武器の村上という事もあり、浮足立っているであろう初回に粘ったり、足で揺さぶったりなどして動揺を誘うのも一つの手ではないでしょうか。あわよくば初回の今永のようにまだ自慢の直球が本来の力を発揮する前に西川や末包といった長打のある打者を上位に置いてまとまった得点が欲しいところです。個人的には末包やこの2戦で再び動作が嚙み合い始めつつあるデビッドソンの打順を上げるのも試みとしてありではないかと思います。 そして投手ですが、やはりCS1戦目に登板した九里や阪神戦に分が悪い上に少々不安のある大瀬良では正攻法では厳しいと思います。今後を考えても個人的には野村や遠藤、玉村、コルニエル、アンダーソン辺りの投手を上手く活用していきたいところ、野村や遠藤は第二先発のような役割を果たして欲しいところです。特に野村は四球を狙いに来る阪神相手には有効そうで、2回ぐらいを投げてもらうのもありなのではないでしょうか。他には初回に飛ばして4、5回あたりでいつもガス欠になるものの(来季は課題をしっかりと解消して先発のローテに入って欲しいですが…)、1回だけならば149キロを計測するなど勝ちパターンと遜色のない玉村は7回を任せても面白いかもしれません。現に今季阪神戦に先発して結果は4回6失点でしたが、初回は三者凡退1奪三振で抑えており、球速も148キロを計測しているので、適任だと思います。左のリリーフはターリーしかいないので左打者にシュートを投げられる玉村を抜擢しても良いのでは?アンダーソンも阪神戦では上手く起用していきたいところ、WBCのアメリカとの決勝戦にて栗山監督は小刻みに投手を継投していきましたが、あの継投策がヒントになるかもしれないなと思います。 1勝のアドバンテージがあるので初戦を何としても取りたいところ、個人的には3戦目は捨て試合にして疲労を取り、4勝2敗のプランで行ければなと感じます。明日、いよいよCSファイナルステージですが、何とか4勝を期待したいところです。黄金バウムクーヘン Mサイズ(あす楽対応:正午12:00受付まで!当日発送/日祝発送休み/あす楽対応でない商品ご一緒にご注文⇒別配送・別送料) バームクーヘン スイーツ お取り寄せ 内祝 お菓子 出産祝い 結婚祝い プレゼント 誕生日
2023.10.17
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『采配の明暗』 本日の広島は4-2で横浜に勝利を収めました。先発森下は立ち上がりからバラつき気味で調子が良いようには見えませんでしたが、4回のピンチを凌いだ後に5回も三者凡退でお役御免かなと思いましたが続投、先頭林にライトフェンス直撃の二塁打を許し、楠本に犠打で送られて降板しました。床田の場合は少々配球が偏りがちで安打を多く浴びた印象なので調子自体はそこまで悪いわけではなさそうでしたが、森下は制球が定まらずに苦心た印象でしたが、何とか凌ぎました。結果的にライトフェンス直撃で留まったのが大きく、もしあればスタンドを越していれば同点だったのでその後の展開もまた違ってのかもしれません。二番手大道は一死三塁のピンチで登板し、3番に抜擢された大田を二塁フライ、牧をライトフライに打ち取って大ピンチを無失点で凌ぎました。三番手はアンダーソン…ではなく中崎、昨日投げた九里が明日の予告先発で大瀬良は阪神戦での先発の予定だったのでロングもできるアンダーソンではなく中崎だったのだと思いますが、二者連続ヒットの後に山本に犠打で送られて降板、四番手ターリーは関根に三遊間の打球を打たれて矢野が捕球できそうだったのですが抜けてしまってタイムリー、その後にソトの浅い犠飛で生還を許したものの、昨日同様に林を空振り三振に打ち取って同点で食い止めました。五番手島内は先頭楠本に四球、更に大田には危ない球があるなど森下以上にバラついた様子、それでも大田を空振り三振、厄介な牧と宮崎を連続内野フライに仕留め、無死一塁で中軸を迎えるという大きなポイントをしっかりと抑えました。最後は栗林が二死一塁からソトにまさかのカーブを投じて反応できずにしてやったりの見逃し三振で試合を締めました。 一方野手陣は初回に先発今永から菊池、野間が打ち取られるも粘り、まだ立ち上がりで直球が走り切っていない中で球数を放らせ、続く西川が内角を構えながらも逆球(真ん中寄り)となった直球を振り抜いてライトスタンドに飛び込む先制のソロ本塁打で今永相手に先手を取ります。それ以降は1安打のみで5回まで投げられるもピンチを凌いだ6回の攻撃に先頭代打末包が初球のチェンジアップよりも甘く入ったチェンジアップを振り抜いて追加点となるソロ本塁打を師匠鈴木誠也がいる中でレフトスタンドに叩き込んで2点目、ただその後に一死二三塁のチャンスを活かせずに追加点を奪えませんでした。ピンチを凌いだ8回に回を跨いだ上茶谷から先頭菊池がカットボールを三遊間に弾き返し、続く野間が犠打で送れずに追い込まれるもボテボテの当たりが内野安打となり、続く西川が何と二度目の犠打で上茶谷が三塁へ送球するもフィルダースチョイスとなって満塁、そして代打田中が真ん中に入ってきたカットボールを打って一二塁間を破って勝ち越しのライト前タイムリーで勝ち越し、一死満塁から秋山が石川から犠飛を打って4点をあげました。 正直申し上げてこのCSは横浜の方が有利かな?と思っていました。佐野が離脱しているとはいえ、やはり東や今永、バウアーと擁する横浜相手にどうなのかな?と感じていたのですが、機動力野球と一発攻勢が上手く嚙み合い、見事に横浜を下すことができました。2戦とも接戦の末の勝利でしたが、個人的には両監督の起用や作戦で明暗が分かれたような印象を受けま まずこの日も3番大田を起用しましたが、一死三塁の場面で内野フライ、無死一塁の場面で送れずに空振り三振と完全に裏目となりました。広島戦と相性が良いという評判の大田ですが、内訳を見てみますと9安打のうち床田から5安打、森から3安打、玉村から1安打と実は全員左投手からの安打であり、実のところ右からは1本も打てていないのです。現に昨日も矢崎から四球を奪えそうでしたが打ってしまって凡退、この日も大道や島内の直球についてこれておらず、中身を見ないで表面上のデータで安易に3番で起用したのは如何なものだったのでしょうか。昨日も床田と好相性の大田が控えているにもかかわらず、桑原にバスターをさせて失敗、盗塁も仕掛けて失敗とちぐはぐな印象を受けました。8回も石川というリリーフ左腕がいるのならば野間のところで交代させれば良かったのではないでしょうか?上茶谷は昨日も投げていたので引っ張っても菊池のところまでと思っていたので少し意外でした。 逆にこちら側は個人的には森下の交代時期が遅いかなと思いましたが、一死三塁の場面で球威で押せる大道に交代し、結果的に打たれましたが関根のところでターリーにスイッチ、4番堂林に代えて松山と昨日同様に打てる手は打っていきました。全評判では東、今永、バウアーと得点するのが厳しい相手でしたが、少ないながらも得点を奪い、投手陣がしっかりと傷口を広げることなく抑え、2連勝でファイナルステージへ進出する事ができました。阪神戦は九里、大瀬良、森辺りが先発登板する事となりそうですが、九里にも十分な登板間隔が設けられそうで、アンダーソンの登板がなかったので第二先発としてすぐに投入できるのも大きいのではないでしょうか。相手はかなり手強い相手ですが、何とか4勝したいところです。ピザカッター付 本格ピッツァ3枚お試しセットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]ピザ 送料無料 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト
2023.10.15
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『石橋を叩くも突っ走る』 本日の広島は3-2で横浜に勝利を収めました。先発床田は148キロの直球を計測するなど飛ばした投球、ただ飛ばした代償か?徐々に球速が落ちて行ってしまい、また低めの意識が強すぎた事で横浜打線が徐々に慣れてしまい、宮崎に内角低めのやや甘い球をレフトスタンドに運ばれて5.1回を投げて8安打0奪三振1四球2失点でした。もう少しカーブやパームで緩急をつけたり、低めばかりでなく高めの球も上手く使いたかったかな?と思いますが、かなりヒットを浴びた中でも何とか踏ん張りました。二番手大道は後続を抑えて無失点、三番手矢崎は首を傾げたくなる球審の判定が二度もありながらも大田が3球目の高めのボール球を振ってくれたことも幸いして三者凡退無失点、四番手島内は1回2奪三振1四球無失点、156キロを計測するなど圧巻の投球、解説者の藤川氏も言及していましたが空へ向かって投げるような投げ方が改善されました。五番手栗林は不運な内野安打で出塁を許すも代打大和を内野ゴロに打ち取って無失点、六番手九里は変化球が甘く入る傾向があってヒヤヒヤした投球、回跨ぎをするも山本にその変化球を打たれて二塁打、犠打で一死三塁のピンチを迎えますが蝦名を内野フライに打ち取って交代、七番手ターリーは明らかに直球についていけていないのを見抜いて全球直球で空振り三振に打ち取りました。 一方野手陣は3回に先発東から無死二三塁のチャンスを作るも得点できず、逆に6回に宮崎の2ラン本塁打で苦しい展開となるも直後の攻撃に一死となって菊池がボテボテの当たりでしたが内野安打とすると、続く野間が内角低めのボールを珍しく引っ張ってのライト前ヒットで菊池が三塁まで進み、西川の犠飛で1点を返します。8回には先頭デビッドソンが四球を選ぶと、続く代打矢野が犠打で送り、代走の羽月が相手の隙をついて三盗を決め、1-1となったところでスクイズを決めて同点に追いつきます。その後は両者共に走者を出すも得点できずに重苦しい展開となりますが、ピンチを凌いだ直後の11回は先頭堂林がウェンデルケン0-1からのカウントを取りに来たカーブを仕留めて左中間への二塁打とすると、小園が四球を選び、一死一二塁から坂倉の打球が併殺打かと思われたものの牧が弾いてしまって併殺打とならずにチャンスが残ると、続く秋山が堂林と同じく真ん中に入ってきたカーブを捉え、前進守備を敷いていたセンターの頭を越えて試合を決めました。 今日は再三のピンチを抑えた投手陣が大きかったのではないでしょうか。床田はやや投球の幅が狭く、相手打者の的を絞りやすくしてしまったものの2失点で踏ん張り、それ以降の投手は得点を許しませんでした。今季広島の強さを支えたのはリリーフ陣、それが存分に出た試合だったのはないでしょうか。 そして攻撃の方はどちらかと言えば相手側のミスから付け入る事ができたのが大きかったのではないかなと個人的には思っています。まず6回は内角低めに変化球を投げてきましたが、基本的にセンター~逆方向の打撃である野間でも引っ張りやすい球となって結果的にライト前ヒットで一三塁となりました。外一辺倒でヒットを打たれたとしても恐らく菊池は三塁に行けなかったのではないでしょうか。8回は羽月がスコアラーから東の特徴を知らされていたのか?一死二塁の場面で初球から思い切って走って三塁を陥れた盗塁は見事、打席は菊地で打撃内容がそれまで良くない上に犠打の上手い選手なので十分スクイズが考えられる場面でしたがノーマークだったでしょうか。冷静な状況判断をされていればひょっとすると得点できていなかったかもしれません。 明日は今永とこれまた難敵が相手、今日の試合では初球のカウントを取りにきた変化球をあっさりと見逃してしまっているのが気になりますが、最後の攻撃では堂林と秋山がどちらも初球ではないものの浅いカウント球の変化球を弾き返したので、明日はもう少しこのカウント球の変化球を強振していきたいところです。ピザカッター付 本格ピッツァ3枚お試しセットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]ピザ 送料無料 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト
2023.10.14
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『1巡目指名公言』 本日は広島のドラフトについて見ていきたいと思います。本日スカウト会議が行われ、ドラフト会議で青山学院大学の常廣投手を1巡目指名する事を明言しました。白武スカウト部長は「スカウト。幹部、現場と意見が一致した。一番の評価をしたという事を公表させていただきました」とコメントしました。 前回の予想記事では白武スカウト部長のコメントの裏を読んで国学院大学の武内投手を1巡目予想させていただきましたが、今回は前回のスカウト会議にて白武スカウト部長が名前を挙げた4人の中からそのまま選ばれた結果となり、深読みしすぎてあえなく撃沈しました^^;。今更ですが確かに深読みせずにこの4人の中から予想するのならば青学大下村、専修大西舘投手らは外れ1巡目候補なので初回に入札するとは考えにくく、長年中央大学からは指名していないのでもう一人の西舘も外れるので常廣という事になりますね。現に広島ファンのドラフト予想動画でも常廣が最有力とする方が多かったですね。高山スカウトや小窪コーチ、現在は2軍のマネージャーを務めている下水流氏らも青学OBなので指名しやすいというのもあったでしょうか。 今回はそのまま即戦力投手を指名した形…と言いたいところですが、実は初回のスカウト会議では白武スカウト部長は「方針として今年は高校生中心で行く。高校生中心で良い選手を獲ってところどころ即戦力を獲れるように」といった事をコメントしており、結局初回のスカウト会議の方針はあっさりと翻されているのでやはり春先の発言はアテになりませんね^^;。そうなってくると次は2巡目以降の指名、以前白武スカウト部長は「中位に二遊間の右打者」とコメントしていますが、これは2回目のスカウト会議でのコメントなので果たして信頼して良いのかどうか…。
2023.10.13
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『まさかの急浮上』 本日は違うテーマにしようと思っていたのですが、少し気になる情報が入ってきたので取り上げてみたいと思います。まず右打ち内野手についてですが、この時期に突如久保が二塁に挑戦するという話が出ており、実際にフェニックスリーグで途中から二塁手として出場するなどしていたので「指名はないかな?」という話をしました。しかしながらここに来てヤマハの相羽寛太遊撃手に広島が調査書を送ったという話が浮上、触れ込みによりますと守備力に定評のある高卒社会人選手との事です。ただ打撃に課題があり、ヤマハでは主に下位打線(7~9番)を務めていることが多いようです。 そしてもう一人急浮上してきたのが何と慶応大学の廣瀬隆太内野手です。ニュースの見出しに広島・日本ハムなど4球団が注目といった見出しの記事が掲載されました。過去のドラフトにて右の強打者候補としてソフトバンクの正木や阪神の森下など候補として挙がりましたが、それは主に春先や初夏辺りに苑田スカウト部長個人が絶賛したものであり、この時期に入るにつれて段々とトーンダウンしていったのを覚えています。ところが廣瀬の場合は秋になってから苑田スカウト部長が絶賛し始めており、更にこの時期に「広島が注目」とする記事が今回はっきりと出ており、前者二人と違って熱量がここに来て急上昇しているように思います。 相羽内野手は白武スカウト部長がコメントした「中位で右打ち内野手を獲る」に合致しており、かつて西川や船越を獲った過去を踏まえると、指名するとしたら4巡目か5巡目辺りでしょうか?そして廣瀬ですが、花巻東の佐々木麟太郎内野手がプロ志望届を提出せずにアメリカの大学へ進学する事を表明しただけに、今年2位だった広島の指名順はかなり後ろの方となるだけに、1巡目でないと指名できないように思うのですが、まさかの大逆転があるのでしょうか?一度は廣瀬1巡目指名の線も考えましたが状況的に見て「さすがに飛躍しすぎかな?」と思ったのですが、この熱量だと1巡目入札、もしくは外れ1巡目入札といった可能性も出てきたのではないでしょうか。 「追記」 ただし、相羽の場合気になるのがヤマハであるという点、東海地域からは松本スカウトの尽力もあって多くの選手が広島に入団しているのですが、今回の場合は寧ろそれがネックになりそうだなという印象があります。というのも現在二塁や遊撃を守っている二俣と完全に被ってしまう点、二俣も東海で松本スカウトが推薦して指名された選手、その二俣に同じ地域の相羽をぶつけるかな?という疑問点が浮かびます。【選べる2大特典付き】ホットサンドメーカー ビタントニオ ワッフルメーカー ホットサンド 耳まで ベルギーワッフル メーカー ワッフル プレート タイマー付き コンパクト 電気 ホットサンドベーカー 洗える[ Vitantonio ワッフル&ホットサンドベーカー VWH-600 ]
2023.10.11
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『投手中心では?』 投稿する順番を間違えてしまいましたが、致し方ないのでそのまま投稿したいと思います。 まず指名予想をする前にポジション別に指名があるのか、ないのかを見ていきたいと思います。とりあえず最初に指名がない可能性が高いポジションについて挙げてみたいと思います。・捕手、外野手は余程の事がない限り指名なし? 捕手は坂倉に目処が立ち、第2捕手にはベテラン會澤、第3捕手には磯村、第4捕手には石原、2軍には持丸や清水、高木がおり、さすがに今年のドラフトで指名する可能性は低いのではないでしょうか。個人的に持丸、清水、高木ら3名も個人的に打撃を買っているだけに、余程欲しい選手がいない限りは見送りではないでしょうか。 同じく外野手は捕手以上に大渋滞気味、というより現状有望株の田村や末包らをスタメンで起用したいのに起用できない状況です。しかも押さえておきたいポイントとして来年のドラフトには広島出身の強打者渡部という右の大学生外野手が同じく明治大学で既に1巡目の競合候補として名を馳せている宗山内野手と共に既に注目されており、しかもセンターで且つ三拍子揃った長打も打てる選手なので恐らく小園とポジションが被る宗山ではなく、渡部の方を指名するのではないでしょうか。そう考えると、外野手も余程欲しい選手がいない限り指名はないのではないでしょうか?・メインとなるのは先発投手と右打ち内野手…だが そう考えると今年は投手と内野手に絞られる可能性が高いと思います。春先に「将来的に先発ができる高校生投手を探さないといけない」と語っている為、これが今年の「右の外野手を育てたい」枠なのでしょう。投手に関しては丁度大学生投手の候補が多いので複数指名する可能性が高いかな?と感じます。また、これは完全に予想ですが、昨年は斉藤、益田、河野と確実に戦力にしたいメンバーがいずれも右投手だっただけに(長谷部は下位指名、辻は育成なので当たれば儲け物といった位置づけ?)、今回は左投手を多めにするかも?しれません。ただ問題なのが右の内野手、ここに来て久保が二塁に挑戦するという摩訶不思議なコンバート情報があり、二俣や前川もいるので人数的にはこれで3名になってしまったのでひょっとすると指名がないかもしれません。しかし、今年のドラフト候補の中には広島が好きな身体能力のある右打ち二遊間内野手は大学生と社会人に1名ずついますが…。・昨年やり残した事 実は昨年のドラフトで言及しながら獲っていないポジションがあります。それが「一塁、三塁の大砲もいない」、昨年にこのコメントが出た際に非常に気になったのを覚えています。というのもわざわざ三塁だけでなく一塁に言及する事は過去の広島ではありませんでしたし、そもそも一塁の大砲ならば来年の方が候補が多いのでは?と思ったのですが、正に今年は真鍋がいますね。「外野の右の大砲」も指名しませんでしたが、これに関してはその前年に中村健人と末包を指名したので今となってはブラフだった可能性が高いものの、一塁の大砲に関しては指名しないままでした。なので一塁の大砲の伏線を回収してくる可能性があるのではないでしょうか。 このように考えていくと、指名するポジションは大まかに言うと「投手」と「内野手」に絞られる可能性が高いのではないでしょうか。そして内野をもう少し詳細に分けるとすると、「一塁の大砲」は指名の可能性が高いのかも?しれませんね。【メーカー希望小売価格1,780円→1,680円!】訳ありバウムクーヘン 切り落とし メガ盛り1kg★工場長のおまかせ1kg 訳アリ わけあり 訳あり おやつ おかし スイーツ お菓子 送料無料 在庫処分 人気 ランキング 詰め合わせ 食品 アウトレット お取り寄せ ギフト 2023
2023.10.11
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『完全個人的予想』 それでは前回の記事を照らし合わせたドラフト予想をしてみたいと思います。早速ですが以下のように予想してみました。1巡目 武内夏暉 投手 国学院大学 左投左打1巡目 西舘昂汰 投手 専修大学 右投右打 外れ入札2巡目 真鍋慧 内野手 広陵高校 右投左打3巡目 高太一 投手 大阪商業大学 左投左打 パターンA3巡目 石原勇輝 投手 明治大学 左投左打 パターンB4巡目 坂井陽翔 投手 滝川第二高校 右投右打5巡目 黒木陽琉 投手 神村学園 左投右打6巡目 佐藤啓介 内野手 静岡大学 右投左打 こんな感じで予想してみました。1巡目入札が名前の出ていない武内、これはもう過去2年で一度も名前の挙がっていなかった投手を入札しているという点、そして名前の挙がらなかった入札候補で先発ができそうな投手という事で選ばせていただきました。実のところ長打力がある上に意外と身体能力も高いとされて二塁も守れる慶応大学の廣瀬内野手という線も考えてみたのですが、来年宗山内野手や渡部外野手など広島に所縁のある大学生打者を確保するだろうという点などを踏まえて素直に投手と予想させていただきました。そしてはずれ1巡目は広島スカウトが一番好きそうな専修大学の西舘と予想しました。ただ個人的にはそろそろ封印を解いて大阪桐蔭の前田投手に行って欲しいなと思うのですが…。 懸案の2巡目は地元のスラッガー真鍋だと予想、過去に中村奨成を松田オーナーの強い希望もあって指名した過去がある点、さすがに地元界隈が黙ってはいないだろうというしがらみや興行的な視点を考慮して2巡目に入れてみました。地元と密接した球団なのでこれだけ騒がれている地元出身のスター選手をスルーするというのは少し考えにくいのかな?と思いました。もう一つは白武スカウト部長の酷評、「打てなければ大した選手ではない」と奮起を促したとありますが、そもそも言う必要のない事をわざわざ言った辺り、実は他球団スカウトを遠ざける為では?とも感じさせます。そして上述の通り、宗山や渡部といった地元出身の強打者が来年のドラフト候補となり、状況的に見て渡部の指名がありそうで、真鍋・渡部と中軸打者として並べば絵になるのかな?と思います。 3巡目はこれまた地元に所縁のある左腕投手のどちらかだと予想、投球フォームのタイプ的にはどちらもオーソドックスな投球フォームなので優劣は付けにくいですが、来年の渡部の事も考えると高の方が有力なのではないかな?と思いました。そして4巡目と5巡目は将来のエース候補として坂井、左の先発候補として黒木らをそれぞれ指名、春先に白武スカウト部長は「将来的に先発できる高校生投手を探したい」と発言しています。これに関しては「右の外野手を育てたい」と発言して実際に下位で久保と名原を指名したので恐らく下位指名で指名してくるだろうと予想、坂井に関しては下位では難しそうなので4巡目ならば…という事で入れてみました。最後の佐藤は4番二塁や三塁を守るあまり知られていない左の強打者、身体能力も高い上に東海地区なので松本スカウトもチェックしているのではないでしょうか?ちなみに中京大中京高校出身です。 ここで疑問に挙がるのが議題に上がった点、まず右打ちの内野手が入っていないという突っ込みがあるかと思われますが、二俣が二塁を守るようになった点に加え、ここに来て久保が二塁に挑戦するという話が出ており、前川含めると右打ち内野手は三人になります。想像ですが突如久保を二塁に挑戦させるところ見ると目ぼしい右打ち内野手がいなかったのでは?と感じます。そして社会人選手の指名は今回なしとなっていますが、トヨタ自動車の松本投手辺りは可能性あるかもしれませんね。 以上が指名予想でした。果たしてどれだけ当たるでしょうか?まずはスカウト会議を待ちたいと思います。
2023.10.09
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『1巡目候補達の映像』 今回は以前のスカウト会議で広島が1巡目候補に挙げた青学常廣・下村、中央西舘、専大西舘、後に判明した桐蔭横浜大古謝ら5投手らの投球フォームはどのようなものなのかを見ていきたいと思います。 まずは様々な考察サイトやチャンネルなどで広島の1巡目候補最有力と見られている常廣投手の映像はこちらになります(動画)。最初に気になるのはテイクバックが非常に大きすぎる点、ここまでテイクバックが大きいと打者は非常にタイミングが取りやすそうで、右腕が背中側にかなり入り込んでいるので故障もしやすい懸念もあります。更に開きが非常に早いのでやはり打者にとってはタイミング取りやすそうである点、更によく言われている空に向かって投げるような形でしっかりと上から叩けていないように見え、殆ど高めにしかいかない投球となっています。下半身の使い方にも課題を残しており、現状即戦力というよりはかなり荒削りな素材型という印象で、リリーフタイプの印象を受けました。ただ球団は「現場は先発投手が欲しいと思う」といったコメントをしているのでリリーフタイプに見える常廣はどうなのでしょうか?後に見ていく投手と比べても最も素材寄りな投手に感じました。 続いて下村投手の映像はこちらになります(動画)。何となくですが、どことなく藤井黎のテイクバックに近い形となっていますね。ただその部分以外は比較的綺麗な投球フォームをしており、下半身も使えて変化球もしっかりと操れている印象で、常廣よりも実戦力がありそうなタイプなのでこちらの方が即戦力として期待できるような印象を受けました。ただ身長が174センチと右投手の場合は高身長が好きな広島が初回入札するのかどうかが気になるところ、身長がさほどない矢崎は外れ外れ1巡目で指名されていただけに、この投手は外れ1巡目候補なのではないかなと思います。 続いて中央大学の西舘投手の映像はこちらになります(映像)。結構独特な投球フォームをしていますが、面白いのが投球練習と実際に打者を対峙した時の一連の投球動作のスピードが全然違いますね。ただ肩の開きは結構遅い方なので案外球の出所が見難いタイプなのかな?と感じるところで、下半身は着地さえしっかりと成功すれば足が引き上がって本塁まで右足が回ってくる事もあり、広島の大道のようにそこさえ改善できればかなり面白い存在なのではないでしょうか。ただ大きな懸念材料は中央大学である点、広島は長年中央大学から指名しておらず、実際指名するかどうかが不透明ですが、将来性と即戦力を両睨みするのであれば挙がった投手の中で一番なのではないかなと思います。 続いて専修大学の西舘投手の映像はこちらになります(映像)。二段モーションですが比較的オーソドックスな投球フォームをしており、更に身長も188センチと高身長で上から振り下ろすオーバーハンドなのでこの中では最も広島好みの投手なのではないでしょうか。特に気になる部分もないので育てやすい投手なのではないかなと思いました。ただ気になるのは二部であるという点と今のところ初回入札という声はあまり聞こえてこない点、とはいえだからこそ一本釣りしやすいという見方もできると言えばできますが…。 最後は桐蔭横浜大学の古謝投手の映像はこちらになります(映像)。ほんの少しだけ高橋昂也と似たような投球フォームなのかな?と感じますが、こちらの方が球の出所は見難い印象を受けます。ただ左足が本塁を向くのがやや早いので前に突っ込みがちな形になっているのかなという印象で、実際投げ終わった際に右足踵が完全に浮いてしまう時があります。また、踏み込んだ際に右膝が折れすぎな印象で、右膝もややガニ股気味?で、下半身の使い方に課題がありそうなのかな?と感じました。また、もう一つ懸念として挙がるのがオカルト要素なものの「広島は神奈川県からは指名しない」という法則があります。大阪桐蔭、東洋大学、中央大学同様に偶然なのか必然なのかは分かりませんが、実はこのところ神奈川県からも指名がないのでこの辺りも気になるところです。 個人的に映像を見た印象だと最も広島スカウトの好みなのではないかな?と感じたのは専修大学の西舘投手なのではないかな?と思いました。逆にあまり好きではなさそうかな?(遠くに制球や実戦力などを評価する田村スカウト課長が)と思うのが様々な媒体で有力視されている常廣投手だと思うのですが如何でしょうか。ですのでこの中から1巡目予想するのであれば専修大学の西舘と予想します。しかしながら以前にも書きましたが、実は近年この時期に名前の挙がった選手は誰一人指名していないのです。2年前は高卒BIG3の名前を挙げながら実際に入札したのは名前が出てこなかった隅田、昨年は様々な大学生投手や野手など挙がりましたが実際に指名したのは隅田同様にそれまで全く名前が出てこなかった斉藤でした。ですので実際は別の選手を狙っているのでは?と勘繰ってしまうところです。果たして今回はブラフなのか、それとも本気なのか、答えは稀代の魔術師白武スカウト部長の胸三寸に納めている事でしょう。誕生日プレゼント お祝い お礼 退職祝い お供え プレゼント ギフト モンブラン 芋ようかん スイートポテト 焼き芋 やきいも 芋けんぴ バウムクーヘン お菓子 サツマイモ さつまいも 福袋 送料無料 スイーツ お菓子 和菓子 洋菓子 あす楽 おいもや
2023.10.07
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『シーズン2位確定』 本日、広島は既に公式戦全試合を終了しているものの、横浜と巨人の結果次第で順位が変わるのでまだ確定していませんでしたが、本日の試合で横浜が敗れた為に広島の2位が確定しました。まあ私は球団関係者ではないので1勝のアドバンテージが貰えるわけでもないので2位でも3位でもあまり変わらないかなと感じていたのですが、収入が入るでしょうからその資金で少しでも球団強化に割り当てることができれば幸いなのかなと思います。それにしても今季の広島は他球団の故障や不調者が続出したのに対し、広島は確かにちょこちょこ離脱者は出たものの、懸念だった床田や森下の出遅れもなく、最後は息切れした感こそあれど大瀬良や九里らの球速球威が復活するなどトータルで見ればプラス材料の方が多く、その辺りも2位に滑り込むことができた最大の要因ではないでしょうか。オカルト的な話ではありますが、現在阪神は岩崎が息切れ気味、セットアップも湯浅は投げない予定&ケラーがまだ復帰していないなど付け入る隙は十分あり、気の早い話且つ野球ファンとしてあまり喜ばしい話題ではないですがオリックスにも山下や頓宮がポストシーズン出場できないのではないかと目されており、以前から「今季は広島に風が吹いている」と書いたことがあるのですが、本当に風が吹いているのでは?と感じます。 そしてそれ以外の話題としてはドミニカアカデミーから久々に練習性がやってくるとの情報が入ってきました(instagram、記事)。近年アメリカからやって来る外国人野手は軒並み苦戦していることが多く、円安の為に年俸も高騰していて成績に見合わないケースが増えています。外国人野手に関してはドミニカアカデミーやもしくは欧州の若い有望な選手を受け入れて育成していく方針を敷いても良いのではないでしょうか。 最後に若手野手らが新しいポジションに挑戦していくという話も聞きました(記事)。林が外野、中村奨成が一塁、久保が何と二塁に挑戦するという案が用意されているとの事です。個人的に気になるのは久保の二塁挑戦、右打ち二遊間内野手は現状不足しており、二俣が二塁や遊撃にも挑戦して主に二塁手として出場する機会が増えました。これに加えて久保もフェニックスリーグで二塁を守る事が検討されているとすれば内容次第でドラフト指名にも影響を及ぼす可能性も出てくるのではないでしょうか。仮に久保が二塁OKとなれば二俣、久保、前川と右打ち二塁手は3名で年齢も似通っており、遊撃手は左打者ですが小園と矢野と盤石な体制で二軍には韮澤もいます。ですのでわざわざ大学生右打ち内野手の指名は必要なくなるということになります。逆に中村奨成の一塁挑戦や林の外野挑戦には疑問符がつくところで、一塁を守らせるのならば当初計画にあった三塁挑戦の方が良いのではないかと感じ、林に至っては三塁と一塁自体が空いていますから飽和気味の外野挑戦は不要(田村も中村貴浩もいる状況でわざわざ外野挑戦?)で、遠回りするスイング軌道の修正の方が必須だと思うのですが…。これはかなり批判されそうな穿った見方ですが、現役ドラフトで指名順を早くする為の策か何かなのかな?と感じなくもないですが…。
2023.10.05
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『悪しき伝統』 本日の広島は5-6で阪神に敗れました。先発大瀬良は初回から満塁のピンチを背負うなど怪しい投球、3回には先頭近本にヒットを打たれた後に二者連続四球で堪らず投手交代を告げられて降板しました(2:2:1)。二番手大道は佐藤にタイムリーを浴びるもノイジーを併殺打に打ち取って最小失点に留めました(1:0:1)。三番手床田は再三守備に足を引っ張られてしまい、佐藤に3ラン本塁打を浴びるなど2回を投げて4安打1奪三振1四球4失点(5:2:0、1)、四番手一岡は引退登板で全球直球、最速も145キロを計測するなど見逃し三振に打ち取って締めくくりました。五番手中崎は打者二人を内野ゴロに打ち取って無失点、六番手矢崎は3安打1四球を浴びて1失点、明らかに息切れの兆しが見えているのでCSに向けて少し不安です(1:2:2、1)。七番手アンダーソンは2回を投げて3奪三振1四球無失点でした(1:2:0)。 一方野手陣は3回に先頭會澤が先発馬場からヒットを放つと、小園が初球の甘く入ってきた変化球を捉えて逆転2ラン本塁打を放ちます。5回には二番手岡留から先頭末包が外角低めの直球を右中間に弾き返して好走塁も見せて二塁打とし、二死三塁となって小園がレフト前タイムリーを打って3点目をあげます。しかしそれ以降は得点できず、9回に岩崎からようやく2点を奪いましたが、1点届きませんでした。 過去に勝てば2位(2014年)、勝てば3位(2015年、2019年)といった試合が何度もありましたが、悉く敗戦してきたのが広島であり、今季も同じように敗れました。大瀬良にしても上本にしても浮足立ってしまうのか、どうも本来の力を出し切れていませんでした。ただ逆に希望の光として挙がるのが小園と末包、勝てば2位という大一番で二人共猛打賞とマルチヒットを記録、この2戦は二人が引っ張っていたように思います。来季はやはりこの二人や田村といった若い面々が牽引していくことが優勝を掴む為に必要なのではないでしょうか。
2023.10.02
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『変化球打ち』 本日の広島は2-1で阪神に勝利を収めました。先発九里は140キロ前後とそこまで球速は出ていなかったものの変化球主体の投球で5回まで僅か68球9奪三振を奪う力投、7回を投げて3安打9奪三振1四球1失点と見事な投球で勝利を手繰り寄せる投球を見せました(8:4:1)。二番手島内は156キロを計測するなど無失点(2:0:0)、最後は栗林が1回1奪三振1四球で試合を締めました(1:1:0)。 一方野手陣は先発門別の前にヒットこそ7安打を浴びせるもいずれも単打で四球もなしと苦戦、ただ門別はかなり良さそうな投手で楽しみな存在ですね。6回に石井から會澤がタイムリー、同点の8回には加治屋から末包が甘く入ったスライダーを捉えてソロ本塁打を放ち、接戦をモノにしました。 この試合で3安打猛打賞を記録した末包はいずれも変化球を打ってのもの、末包と言えば直球には強いものの変化球には弱いというイメージがついていますが、今季は甘く入った変化球を逃さずに打っている事がデータでは読み取れます。ただし、変化球の対応に少し意識が行きすぎているので直球の打率は.143と苦戦気味、それでも5本塁打打っているのは力負けしているわけではないのかなと感じさせ、後は両立させる事ができればといった段階にステップアップしていければ不動のスタメンも見えてくるのではないでしょうか。
2023.10.01
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『9四球活かせず』 本日の広島は1-4で中日に敗れました。先発森下はこの日も中日打線を相手に7安打を浴びるなど5回を投げて5奪三振1死球3失点(10:6:1)、阪神戦でも多くの安打を浴びており、恐らくもう疲労がピークなのではないでしょうか。CSに向けて調整して欲しいとの事ですが、少し厳しいかもしれません。ただこの日の安打は全て単打だったことが救いでしょうか。二番手中崎は三者凡退無失点(2:1:0)、三番手大道は1回カリステに被弾して1失点(2:0:0)、四番手アンダーソンは1回1四球無失点(1:2:0)、五番手森は打者二人を抑えて無失点(2:0:0)、六番手アドゥワは打者一人を抑えて無失点に抑えました(1:0:0)。 一方野手陣は9四球を貰いながらも最終回の1点のみ、チーム安打数も3安打に抑え込まれるなど寂しい攻撃となりました。 CS進出は決めましたが、2位確保はお預けとなりました。ただ正直1勝のアドバンテージがあるわけでもないので売り上げがあるなし以外はさほど影響はないように思いますが…。
2023.09.30
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『即戦力入札…か?』 昨日スカウト会議が行われ、1巡目候補は即戦力投手を指名する方針であることを白武スカウト部長が公言して8人の大学生投手をリストアップしたことが判明、具体的な名前としては青学大の常廣投手と下村投手、中央大学の西舘投手、専修大学の西舘投手の名前が挙がりました。白武スカウト部長は「今のところ、競合覚悟でも即戦力の投手を行く。現場でも即戦力が欲しいのではないか」と方向性を明らかにしたとの事ですが、中国新聞では「現場も先発が欲しいのではないか」と若干ニュアンスが異なっており、先発型の即戦力投手と捉えて良いのではないでしょうか。また、この中で新たに名前が挙がったのは下村投手と専修大学の方の西舘投手、二人共150キロを越す実力派右腕となっていますが、下村投手は広島には珍しくそこまで身長が高くない投手です。ただ昨年河野を指名しているのであまり気にしなくなったのでしょうか。 ただ一つ引っかかる点として挙がるのが「今のところ」という点、という事は今後の打ち合わせ次第ではひっくり返る可能性もあるのか?と疑ってしまうところです。それで思い起こされるのが2021年のドラフトで、当時白武スカウト部長は「決まっていない」と前置きしたうえで「高校生の投手に行くんじゃないかなと。小園、森木、風間の三人のうちの一人を行くのではないかなという内容の話が出た。現時点では」と今回の「今のところ」と同じようなニュアンスの発言をしていました。そしてその後に「前日で変わるかもしれないので」と話しており、実際この年のドラフトは西武に入団した隅田を入札したのを覚えておられる方も多いのではないでしょうか。昨年もこの時期まで春先の「投手野手問わず即戦力を1巡目指名したい」と発言しておきながら突如斉藤を1巡目入札を公言、それまで全く名前が出ていませんでしたね。 やはり白武スカウト部長は策士家なのか?一筋縄ではいかない方ですね^^;。左投手の名前が一切出ていないのも引っかかるところ、実際全然違う左腕投手を指名してくる可能性もあるのでどういう動きをするのか読めません。ただ東洋大学の細野投手の名前は出ていない点や下村投手や専修大学の西舘投手は大方の評価だと外れ1巡目候補と目される事が多いだけに、この発言の通りに入札するのならば中央大学からは近年全く指名していないだけに、常廣投手が最有力なのではないでしょうか。この含みを持たせた発言、そのまま鵜呑みにして良いのか、はたまたまたもや引っ掛けようとしているのか、非常に気になるところですね^^;。
2023.09.29
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『ギアチェンジ』 本日の広島は2-0で中日に勝利を収めました。先発床田は普段は140キロ前後の直球ですが、今日は5回の一死満塁のピンチでは147、8キロを計測するなどピンチの場面でギアを上げる事ができていました。これまではどうもギアが上がり切らない登板があったのですが(それでこの防御率は凄いですが)、力を入れる時にしっかりと入れられるようになれば更に凄みが出てくるのではないでしょうか。7.2回を投げて5安打4奪三振1四球無失点、ゴロの山を築きました(17:6:0、3)。二番手島内(1:0:0)、最後は栗林が無失点に抑えて試合を締めました(0:3:0)。 一方野手陣は初回に先発涌井から先頭小園、上本の連打で一三塁とすると、西川の内野ゴロの間と坂倉のタイムリーで2点を奪いましたが、それ以降は得点できずに終わりました。今日は堂林、デビッドソン、末包トリオが不発、まだまだ技術的な再現性に欠けている為、安定感に課題があります。デビッドソンはやっとこれで大丈夫だと思ったのですが、また激しくバットを揺らす打席が見られて一連の動作に無駄が生じるなど元に戻ってしまった感があります。 2位争いが熾烈になってきましたが、個人的にはあまり関心がありません。球団としては2位になった方が儲かるというのは分かりますが…。それよりも来季に向けてデビッドソンや末包、中村貴といった長打力のある打者の成長の方を楽しみたいのですが、今日のスタメンを見るとまた二人が打ち出した前の時期に戻ってしまいそうなのが残念ですが…(田村の骨折はより残念な次第…)。
2023.09.27
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『対照的』 本日の広島は1-3でヤクルトに敗れました。先発九里は疲労が溜まって球速が出なくなっていた中でも初回から145キロを計測し、3回までで既に6奪三振でヒットを許さないなど見事な投球を見せました。しかしながらエンジン全開で投げていたのか、4回に先頭塩見に死球を与えると、犠打で送られた後に山田と村上に連続タイムリーを浴びて2失点、7回にも塩見にタイムリー三塁打を浴びるなど7回を投げて6安打7奪三振2四死球3失点で敗戦投手となりました(9:7:1)。球速自体も落ち、三振も4回以降は僅か1奪三振と投球内容から見ても飛ばしすぎた事でバテてしまった事が窺えます。二番手島内は1回1奪三振1四球無失点(1:1:0)、四番手矢崎は1回1奪三振2四球無失点でした(1:0:0)。 一方野手陣は先発小川の前に完全に沈黙、4回まででも僅か4安打でしたが、それ以降は安打も出ずに攻撃させてもらえませんでした。そもそも打った4本の安打自体が全てゴロ、球数を放らせようという意識もなく、ただ淡々と進んでいってしまいました。 幸い横浜が敗れた事で2位の可能性が一歩前進したと言えるのが救いでしょうか。今日は完敗としか言いようのない一戦でした。 「MLB情報」 元広島でCHCでプレーしている鈴木誠也が日本人選手3人目となる20本塁打を達成、弟子?の末包が10本塁打、鈴木誠也が20本塁打と両者目標の大台に到達しました(twitter)。
2023.09.25
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『見えないミス』 本日の広島は7-3で巨人に勝利を収めました(試合動画)。先発森下は絶不調、直球もシュート回転する割合が多く、制球も定まらずに毎回走者を背負う苦しい投球、坂本に2本のタイムリーを浴びるなど3失点を喫するも6回を投げて7安打0奪三振4四球と芳しくない投球内容ながらも3失点でQSを達成して勝利投手となりました(10:11:1、1)。ただできれば本来の直球が冴えない時こそツーシームを多投するなりしても良かったような気はします。二番手矢崎は三者凡退1奪三振無失点(0:2:0)、三番手島内は1回1安打2奪三振無失点(1:1:0)、最後は栗林が三者凡退無失点に抑えて試合を締めました(2:0:0、1)。今日は菊地の好守にも助けられた試合でした。 一方野手陣は2回に先発菅野から先頭堂林が右中間へのソロ本塁打で先制、1点ビハインドとなった4回は先頭上本が三遊間を破るヒットで出塁すると、一死となって堂林が同じ外角の球を打って右中間へのタイムリー二塁打、二死となってから末包がフルカウントとなってからスライダーを何とか拾って外野の前に落とす勝ち越しタイムリーで逆転に成功します。7回には先頭末包が内角の球を振り抜いてレフトスタンドへ貴重な追加点、二死となって代打中村貴がライト線へ二塁打を放つと、続く秋山が内寄り高めの直球を振り抜いてライトスタンドへダメ押しの2ラン本塁打、8回も末包が今度はスライダーを拾ってレフトスタンドへ叩き込むソロ本塁打で1点を追加しました。 今日はこちらにも上本の拙い送球や中継の拙さなどもあってアウトのタイミングをセーフにしてしまうなど阪神相手ならば命取りになりかねないプレーがありました。それでも広島以上に大きなミスをしてしまったのは巨人だったように思います。まず7回の末包に投じた初球の直球、その前の打席で難しいスライダーを拾われてヒットにされたから内角を要求したのでしょうが、1打席目に同じようなコースを要求して結果は併殺打でしたがたまたま正面に行っただけで当たり自体は痛烈な打球で捉えていました。結局前の打席のスライダーを拾われてヒットの残像が強く残って1打席目の打席を忘れてしまっていたのでしょう。それに拾われましたがポテンヒット、よく苦言を呈する時の「四球を嫌って結果的に手痛い本塁打を食らった」とよく似ています。 そして秋山に投じた内寄り高めの直球も個人的にはミスだと感じました。というのも追い込まれてからの5球目の際どい直球にピクリとも手を出さず、次のスライダーでは何とか当てた形になっており、解説者も同じ事を話していて「この感じだと続けて良い」と話していましたが、結果は直球を投げて狙い通りの球が来て振り抜くことができました。それに本塁打を打った際の打撃フォームを見たらお分かりかもしれませんが、好調な時の秋山と違って前足が踵体重になって走り打ちを我慢できない形になっており、直球を投げるのならば外角に投げた方が大怪我しなかったのではないでしょうか。捕手として打撃や盗塁阻止など優れた部分を持つ大城ですが、こういう打者の動きなどをしっかりと見極められていないところが巨人ファンやOBからも未だに厳しい意見が出てしまう所以なのかもしれませんね。 それでも末包の対応力の向上が見事なもの、まだまだ粗い部分は見え隠れしますが徐々に成長を遂げている姿ははっきり見て取れます。ほぼ後半戦だけで10本塁打に到達した長打力は正に圧巻の一言に尽きます。来季は開幕からレギュラー奪取を目指して欲しいところです。
2023.09.24
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『去年と今年』 本日は広島のドラフトについて見ていきたいと思います。現在は大学野球の秋季リーグの真っ最中で、勿論広島スカウトも大学生投手の視察が多くなっているようです。まずは青山学院大学の常廣投手を苑田スカウト部長が視察して「チームの何本柱という投手になれる」と評しています。他には東洋大学の細野投手にもコメントは掲載されていませんでしたが12球団視察とあるので広島も視察に訪れていた事が分かります。更に大阪商業大学の上田投手を何と3人体制で視察、田村スカウトが「投球フォームのバランスが春よりも良い。総合力が高く、伸びしろもある」とどうやら田村スカウト好みの荒削りな速球派タイプではない投手のようですね。このように見ていくと上位は投手で行くと白武スカウト部長が話している通り、やはり投手が有力なのかな?と感じてしまうところです。 しかし個人的には前回の記事にて「案外佐々木や真鍋の方を狙っているのではないか?」と超逆張りの予想をしましたが…。一応予想した理由としては「上がって欲しい選手だった」という点やスカウト会議と実際の視察での評価が食い違っている点などもありますが、もう一つの理由としては「去年と今年のドラフト結果やスカウト会議」にあります。まず去年のスカウト会議では「右の外野手を育てたい」、「補強ポイントは右の外野の大砲、一塁や三塁の大砲もいない」といった発言をしていました。結果として三塁の大砲候補として内田、大砲ではありませんが右の外野手として久保や名原を指名しました。逆に指名しなかったのは右の外野の大砲と一塁の大砲、よく考えてみれば右の外野の大砲は一昨年に中村健人と末包を指名しており、2年連続での指名はあり得なかったと考えて良く、となると残っているのが一塁の大砲候補なのです。そしてもう一つ注目したいのが去年のドラフトと今年のスカウト会議の内容、白武スカウト部長は「先発のできる次世代の投手を獲りたい」と発言しましたが、よく考えてみれば次世代の先発投手は去年のドラフトでドラフト1巡目で斉藤や大阪ガスのエースだった高卒社会人の河野を指名しているのです。そして白武スカウト部長の発言の疑わしさ(前回記事以外では去年のスカウト会議に「高校生が多くなると思う」と発言するも実際は大学社会人選手の方が多く指名された事など)と合わさり、実のところ去年の右の外野の大砲発言と同じく「また引っ掛けようとしてない?」と思ってしまいました。 とはいえ先発投手が高齢化してきているという事実は見過ごせないので大学生投手を指名する可能性もあるかと思います。その場合は外れ1巡目か2巡目に残っていれば佐々木や真鍋は勿論ですが、一塁の大砲候補の指名があるのかもしれません。特に今年は一塁の大砲候補の選手が多いと聞いており、外国人打者を獲得しても年俸が高騰している割に期待通りに活躍できないケースが増えてきており、セ・リーグでも一塁の大砲候補を指名するケースも今後増えてくるものと思われるだけに、去年わざわざ「一塁、三塁の大砲」と発言した伏線を今年のドラフトで回収してくる可能性が非常に高いのではないかな?と個人的には予想していますが、果たしてどうなるでしょうか?今年のドラフトまでいよいよ約1ヶ月と迫ってきていますが、大学社会人のスカウト会議がそろそろありそうなのでそちらにも注目しておきたいところです。 「一塁の大砲候補一覧」・高校生佐々木麟太郎(左打者)、真鍋慧(左打者)、佐倉侠史朗(左打者)明瀬諒介(右打者)、仲田侑仁(右打者)・大学生廣瀬隆太(右打者)、村田怜音(右打者)・社会人古寺宏輝(右打者)
2023.09.23
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『強打者候補、成長の跡』 今回は広島の二軍について見ていきたいと思います。スカパーのyoutubeにて二軍の試合のハイライトが掲載されました。そこで目についたのは新人の内田内野手、ドラフト2巡目で指名された右の強打者で、プロ入り後は三塁手としてプレーしています。二軍の成績は78試合に出場して打率.165、0本塁打、打撃内容は218打数で58三振5四球とプロの壁に完全にぶち当たってしまっているように見えます。しかしながら打撃フォームを見ている限りでは高校時代よりも下半身の使い方にかなり成長の跡が窺えます。こちらが高校時代の打撃フォーム(youtube)ですが、宇草のように完全に踵体重になり、踏み込んだ左足が三塁側の方へ大きくブレてしまい、今にも三塁へ走り出しそうな打ち方をしていました。それに比べると今の内田は全くそのような形ではなくなり、走り打ち?は完全に克服する事に成功しています。ただバットを奥へ引きすぎる傾向にあり、この辺りは以前の末包に近い(末包は今もそのような形になる事もありますが)のかな?と思います。ただスイングの軌道も特別悪い感じではなさそうで、打ち終わった後の右肩も引き上がっている形になるなど強打者の打ち終わり姿勢になっているように思います。 打撃成績では惨憺たる数字が並んでいるものの、技術的には成長が見られるように思います。田村も昨季の二軍打撃成績は芳しくなかったものの、フェニックスリーグで打棒を爆発させ、今季はオープン戦で存在感を見せ、一軍再昇格後はスタメン起用されて結果を残しました。ですので内田も田村のようにフェニックスリーグで存在感を見せる可能性はあるのではないでしょうか。個人的には現状だと林や二俣よりも有望なのではないかな?と感じるので大いに期待したいところです。
2023.09.22
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『きりきり舞い』 本日の広島は1-3で横浜に敗れました。先発大瀬良は初回に先頭大田に四球を与え、二死から牧にシュート回転して真ん中寄りに入った直球を完璧に捉えられて2ランを被弾、それ以外はシュートなども交えて抑えていただけに、初回のこの1球だけが悔やまれます(8:3:0、3、1HR)。二番手アンダーソンは打者一人を抑えて無失点(0:1:0)、三番手矢崎は投手の東にタイムリーを浴びるなど1失点、直球が144キロと疲労の色が見えます(2:2:1)。四番手島内は1回1安打1四球無失点(1:0:1、1)、五番手栗林は1回1安打無失点でした(1:0:1、1)。 一方野手陣は東の前に1点を取るのがやっとで8三振と三振の山を築きました。それでも結果こそ三振だったものの球数を放らせたのか?と言われれば92球で7回を投げられるなどそういうわけでもなく、非常に淡白でした。また、1番で起用された中村奨成は2軍で出場していた時のスイングとは全然違うスイングをしており、もう少し平常心を保って打席に臨めないのでしょうか。2軍でやってきた事をそのまま出さないと最初の一歩すら踏み出せませんが。 横浜とのゲーム差は1となりましたが、正直それよりも気になるのはデビッドソン、改善されていたタイミングがすっかり元通りになってしまっています。田村も骨折で故障してしまい、CSも絶望的になってしまうなど暗い話題ばかりが目立ちます。そんな時こそW中村コンビが打撃でアピールしてもらいたいものです。
2023.09.20
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『ルーズベルト負け』 本日の広島は7-8で中日に敗れました。先発森は球速こそ出ていましたが、チェンジアップを捉えられてしまい、4回を投げて7安打1奪三振1四球3失点(11:4:1、2)。ゴロを打たせる投球ではあったものの、右打者に対する配球が直球とチェンジアップのみで内角直球やカットボールを投げ切れないところが依然として課題となっています。秋季キャンプではしっかりと内角直球、カットをしっかりと投げられるようにして欲しいですね。二番手アンダーソンは1回を投げて1奪三振1四球無失点(0:1:0、1)、三番手中崎は拙守もあって1回を投げて2安打2四球3失点(2:3:0)、四番手矢崎は三者凡退1奪三振無失点(2:0:0)、五番手島内は牽制で刺すなど1回1安打1奪三振無失点(0:0:1、1)、六番手栗林は二死までいきましたが初球の直球がシュート回転して内側に入り、ビシエドに完璧に捉えられて痛恨の同点本塁打を浴びました(1:2:0、1HR)、七番手大道は回跨ぎしましたが3連続四球の後にカリステにタイムリーを浴びて敗戦投手となりました(3:0:0)。 一方野手陣は先発根尾の前にゴロの山を築いて敗色濃厚でしたが、7回に先頭羽月が四球を選び、一死となって堂林の打球が遊撃ゴロで二塁送球するも福永がまさかの捕球ミス、続く坂倉が初球の直球を打ってライト前ヒットでたちまち満塁、マクブルームの内野ゴロで1点、更に田中も四球を選び、中村貴浩が代わった藤嶋が浮いたフォークを捉えてセンター前タイムリー、代打松山の一塁ゴロの当たりをビシエドが後逸、更に秋山が代わった斉藤からタイムリー、尚も代打末包が代わった清水から甘く入った変化球を打って三遊間を抜けるタイムリーで同点に追いつきます。9回も相手のミスに乗じて堂林のタイムリーに彩安打で一時は勝ち越しますが、敗れました。 個人的に心配なのが大道、このところ明らかに登板過多気味でありながらこの日は回跨ぎ、さすがに少し休養を入れた方が良いのではないでしょうか。まだピリッとしない頃の大道を辛抱強く起用し続けてここまでの投手に成長したわけですから今度はアドゥワ、もしくは益田を辛抱強く起用しても良いのではないでしょうか。ビハインド、同点の際の起用ならば一軍に引き上げた河野だっていますし、二軍から誰かを引き上げても良いわけですからここで無理させて来季に響くような起用は如何なものでしょうか。
2023.09.19
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『帰還』 本日の広島は3-0で中日に勝利を収めました。先発九里は球速がそこまで出ておらず、初回は中日打線に球数を放らされたものの、その後に7回を投げて4安打5奪三振3四球無失点に抑えました(13:1:1、2)。久々に多くのゴロを打たせた投球でした。二番手島内は1回を投げて1安打1四球無失点(1:1:1)、やはり長丁場だと直球とチェンジアップだけではキツイのでフォークの復活も望みたいところです。最後は栗林が三者凡退に抑えて試合を締めました(2:1:0)。 一方野手陣は難敵柳相手でしたが、6回に先頭會澤が死球で出塁し、二死となるも羽月がライト線へタイムリー二塁打を打って先制、更に小園が打ち取られたような打ち方をしたものの抜けてタイムリーとなって2点を先制します。9回には緊急代打末包のタイムリーで駄目押しの3点を奪いました。この試合でも長打や四死球が絡んでおり、繋ぎでもこの二要素が大事であることを物語っています。 今日一番の収穫だったのが個人的には羽月、2021年の頃に見せたしっかりと振り切ってナゴヤドームのライトスタンドに叩き込んだ打撃は何処へやら…、ここ数年は完全に三遊間にゴロを転がすだけの打撃に終始していて今季もそのような調子であり、正直なところ私自身はそんな羽月に見切りをつけ始めていて「代走のスペシャリスト」としての道を歩んでいくのだろうと思っていました。しかしなが今日のタイムリー二塁打(動画)はしっかりと引っ張った打撃であの頃の打撃を彷彿させるもので、打撃フォームも意外にも?しっかりとした体勢からスイング軌道も良いものだったのではないかなと思います。できればもう少し踏み込んだ右足が投手側へ向いてしまうのを我慢して回転できれば良いのではないかなと思いますが、プロスペクトだった羽月が帰還したと感じさせる一打でした。
2023.09.18
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『息切れ気味』 昨日、本日の広島はそれぞれ6-5、3-9と阪神と1勝1敗となりました。先発床田は初回と5回に集中打を浴びるなど6回を投げて9安打3奪三振2四球4失点(9:10:3、2)、三振を奪うタイプではなく、ゴロを打たせるタイプでもないのでこのような失点の仕方になりがちなのかもしれません。ピンチの場面はもっとギアを上げても良いのではないでしょうか?以前は150キロを計測しましたが、この試合では変わりませんでした。ひょっとするとギアチェンジがまだ上手くできていないのかもしれませんね。二番手矢崎は小野寺にタイムリー二塁打を浴びて失点、(0:2:0、1)、三番手島内は失策による出塁を許すも2奪三振無失点(1:0:0)、最後は栗林が一三塁のピンチを背負うも切り抜けました(0:0:1)。 一方野手陣は3回に門別から先頭マクブルームが四球、更に田村がヒットで出塁して犠打でチャンスを広げ、野間が2点タイムリー二塁打、更に小園がタイムリーヒットを打って逆転に成功します。6回には浜地から坂倉が二塁打、マクブルームのタイムリーで追いつき、7回には小園のタイムリー、8回には松山がタイムリーヒットで勝ち越しました。この日の試合では一発こそないものの二塁打が飛び出し、更に四球を足掛かりにするなど繋がりやすい攻撃となりました。 本日の先発森下は躍動感がない上に全体的に球が高く、初回に32球を費やして3失点、5回には佐藤にタイムリーを浴びた後、ノイジーに浮いたカットボールをレフトスタンドに完璧に叩き込まれる3ラン本塁打で3失点し、4.2回を投げて9安打3奪三振3四球7失点と炎上しました(8:3:5、2、1HR)。球速が150キロ前後ではなくなっており、元々リハビリスタートで開幕に間に合わせただけに、疲労が蓄積されているかも?しれません。二番手アドゥワは1.1回を投げて2安打無失点(3:2:0)、三番手益田はノイジーに2ラン本塁打を浴びて2失点(0:1:1)、左膝が突っ張る段階を修正できた点は良かったものの、今日は三塁側に右足が下りてしまっており、打ち返されてしまったでしょうか。四番手河野は2回を投げて2安打1奪三振無失点、フォームを見てみると以前の押し出すような形は改善されています。ただやはり右打者の時に直球とカットボールしかない点はどうするのかが気になります(1:3:1、2)。 一方野手陣は大竹の前に僅か3安打、対左打者が苦手という事で左打者を起用するも田村以外は長打のない左打者ばかりで、坂本がマスクをかぶっているので盗塁も難しく、四球を選ぶような打者もいないので大竹からしてみれば怖くも何ともないと思われます。6回に相手が内野全員エラーによって3得点を奪ったのみにとどまりました。 個人的に印象に残ったのは田村、前肩を捻ることもなく、スイング軌道も良い形でしっかりと引っ張ってフルスイングできています。特に詰まりながらもレフト前ヒットにした点は佐藤が益田から真ん中の直球で詰まらされながらも落とした点と非常に似ており、長打警戒の外野手の前にポトリと落とせるだけの打撃もできます。やはり広島が優勝するには田村を中軸打者として育てる事、秋山、もしくは野間を外してでも田村を使っていく勇気を持つ事、これが必須条件だと思います。阪神の森下、大山、佐藤の魅力ある強打者トリオ、オリックスでは頓宮、森、この2球団を見ればそれを強く感じさせます。だから開幕前から田村を思い切って抜擢して欲しいと言ったのですが…、今更言っても仕方がないので2年目の鈴木誠也同様にCSスタメン抜擢も視野に入ってきたのではないでしょうか。鈴木誠也と同じ曲線を描いて来季、スタメンを奪取して欲しいなと思います。 「二軍情報」 本日の試合で中村貴浩が満塁弾含む2発の本塁打を放ちました(動画)。まず印象に残ったのは構え、春先の時(動画)よりもよりオープンスタンスの形になっており、以前よりもテイクバックに無理のない動作になっているように思います。また、以前は前肩がやや内側に捻っていましたが、以前よりかはある程度改善されており、以前に比べると背番号の数字がはっきりと見えなくなっています。この打者も個人的に田村同様に広島を引っ張っていく打者だろうと感じており、しかもこちら打ち終わった後の下半身の形が大谷を彷彿させる形で、スイングも打ち終わった後の左肩が大きく引き上がっており、田村以上にスラッガーだと感じさせる打者です。正直中村貴浩も一軍に引き上げて経験を積ませ、田村同様にCSの秘密兵器となって欲しいですね。 来季の広島はまずデビッドソンの構えを今日のノイジーのような形にできたならと感じる点と田村と中村貴浩を中軸打者としてしっかりと育て上げる事ではないのかな?と思います。私の構想としては田村か中村貴が一塁に回り、どちらかがレフト、残留前提で西川がセンター、ライトは右の場合は野間、左の場合は末包といった布陣にできるのが理想ではないでしょうか。
2023.09.16
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『広島の未来』 本日の広島は6-5でヤクルトに勝利を収めました。先発遠藤はストライク先行でしたが、全体的に球が高い上に真ん中のボールを悉く捉えられてしまい、山田村上に連続本塁打を浴びるなど3.1回を投げて5安打3奪三振2四死球5失点と炎上しました(1:6:3、2、2HR)。二番手アンダーソンは0.2回を投げて1奪三振無失点(1:0:0)、三番手河野は150キロを計測するなど三者凡退2奪三振無失点(1:0:0)、ただ右打者へは相変わらず直球とカットボールのみなのでその辺りどうするのかが未だに課題でしょうか。三番手中崎は1回1安打1奪三振1死球無失点(2:0:1)、四番手大道は三者凡退ですが、さすがに投げ過ぎなので休ませても良いのでは(2:0:0、1)?五番手島内は三者凡退1奪三振無失点(1:1:0)、最後は栗林が三者凡退1奪三振無失点で試合を締めました(1:0:0、1)。 一方野手陣は先発高橋から堂林が2試合連続本塁打となるソロ本塁打、5回には代打田村が直球を振り抜いてフェンス直撃の二塁打とすると、続く野間が久々の長打となるタイムリー二塁打で2点目、8回には3四球が絡み、代打磯村の逆転タイムリーなどで4点を奪いました。 この日、阪神がリーグ優勝を決めた事により、5年連続で優勝を逃しました。開幕3連戦でも言及しましたが、投手はしっかりとしていたので野手さえしっかりと世代交代させることができればと思いましたが、世代交代が完了したとまでは言えない結果でした。阪神との違いはやはり打力、リードオフマンには近本や中野、中軸には大山や佐藤に加えて勝負の夏場からドラ1の森下が3番に定着して7月以降は中軸に相応しい活躍を見せました。後半戦の投手陣の運用も広島は拙い部分が見え隠れしましたが、やはり一番は野手の差が大きく分けたかな?と思います。 広島は長打の面ではデビッドソンや末包といった選手らがようやく出てきたものの、技術的にまだまだな部分があります(デビッドソンは逆戻り、末包は足を上げるタイミングは早くなったものの、そこから下すまでに時間がかかるのでやはり慌て気味なのでバットを振ってしまっているように思います)。それでもこの日、代打で出場した田村が左の高橋から引っ張ってフェンス直撃の打球を放つなど一軍のボールに慣れつつあります。元々技術面では結構買っている上に広島が不足している長打力のある選手で、一貫して「田村を起用すべき」という意見だっただけに、「もっと早く抜擢すべきだった」と言わざるを得ず、オープン戦で結果を残していたのだから尚更です。残りのシーズンではデビッドソンの修正、末包の更なる向上も必要ですが、来季の為にも田村を優先的に起用し、来季の中軸打者として育てて欲しいところです。他にも中村貴浩など面白い打者はいるだけに、優勝への道は彼らをしっかりと育て上げる事だと思います。
2023.09.15
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『キャリアハイ』 本日の広島は1-5でヤクルトに敗れました。先発大瀬良は初回にオスナ、村上に一発を浴びるなど3失点を喫しましたが、今日は逆方向の球種であるシュートを上手く活用した事が良かったのか、ヤクルト打線を相手に割とゴロを打たせて5.1回を投げて8安打5奪三振2四球3失点でした(11:6:1、2HR)。二番手アンダーソンは田村の好返球もあってピンチを凌ぎました(0:1:0)。三番手アドゥワは2回を投げて1安打2奪三振3四死球2失点でした(0:5:1)。 一方野手陣は堂林の一発のみによる1得点のみ、走塁ミスなども重なったのが痛かったでしょうか。個人的に気になるのがデビッドソン、ようやくタイミングがかみ合ってきたかと思いきや、またバットをグラグラと揺らす動きが激しくなり、バットを上に動かした状態からバットを寝かしてまたバットを上に上げるという無駄な一動作が復活しており、以前のように垂れ下がった状態からバットを上げるように戻していきたいところです。 これで6連敗、しかしながら幸いにも?横浜や巨人も調子が悪くゲーム差はそのままとなっており、ラッキーだと思わないといけません。若手では田村が2試合連続ヒットと好返球を見せており、しっかりとアピールしてCSのキーマンとなるべく、成長を積み重ねて欲しいところです。
2023.09.14
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『同じ課題』 本日の広島は1-2でヤクルトに敗れました。先発玉村は初回にピンチを招くも145キロの直球を投げて切り抜けます。しかしながらやはりそれ以降はエンジン全開の代償なのか、いつもバテてしまう傾向にあり、3回は村上に一発を浴びるなどこの回だけで塁上を賑わせてしまい、5回を投げ切れずに4回を投げて8安打5奪三振2四死球2失点でした(5:6:1、1)。二番手益田は2回を投げて1安打1奪三振無失点(2:4:0)、三番手中崎は三者凡退無失点(2:1:0)、四番手はまたもや大道でしたが三者凡退無失点でした(0:1:0、1)。 一方野手陣は2回に坂倉がサイスニードから一発を放つもほぼ同じ打者が複数安打か出塁をするなどで得点できずに1点に終わりました。 阪神のマジックは遂に3、前回の3連戦を3連敗した事で潰えたと言っても良く、CSに向けて短期間だとしても如何にして野手の底上げが大事になってくるのではないでしょうか。そういった意味では田村の抜擢は中々面白い試みだったかと思います。できればもっと早い段階で多くの打席機会を与え、デビッドソンや末包みたいに一軍の投手との対戦を重ねていくうちに自らタイミングの取り方などを微調整していく姿が見たかったなと思います(勿論成長していけるかどうかは本人次第なのですが)。今日も秋山を1番に起用しましたが、秋山の6月以降の打撃成績は.200、西武時代と違ってもう四球を選べるような選球眼もなく、はっきり言って不動のレギュラー扱いする選手どころか必ず一軍に置いておくべき選手という位置づけでも最早ないと思います。先日の阪神戦で守備の基本中の基本であるバックアップを怠った會澤といい、その辺りをシビアに判断できないのならば佐々岡政権と同じ結末を迎える危険性もあります。
2023.09.13
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『既に情報戦?』 本日は広島の試合がないので久々にドラフトについて見ていきたいと思います。先月の20日にスカウト会議を開き、例年通り高校生の指名候補を絞り込みました。そこでは特Aの選手はおらず、A評価として大阪桐蔭の左腕前田悠伍投手、花巻東の左のスラッガー佐々木麟太郎内野手の二人が挙がりました。続いて広陵高校の左のスラッガー真鍋慧内野手、霞ケ浦の木村優人投手らがAB評価として続くとされています。ただ佐々木と真鍋についての白武スカウト部長の評価は厳しめで、「上がって欲しい選手だったが上がってこなかった。打撃が良くなかったら大した選手ではない」と奮起を促したとしています。また、白武スカウト部長個人の意見と前置きしたうえで「競合はしたくない」としています。この中で一貫して評価が高いのが大阪桐蔭の前田、元々5月の段階では「次世代の投手を獲りたい。将来的に先発のできる高校生を探す」と話しており、近畿担当スカウトの鞘師スカウトも「左のマエケン」と一貫して高評価をしています。 ただし、一番の引っかかるのが白武スカウト部長のコメントがどこまでアテになるのか?に尽きると思います。白武スカウト部長になってからの過去2年間は指名方針を語るも実際蓋を開けてみると全く違う選手を1巡目入札してきました。例えば2年前のドラフトでは阪神森木、横浜小園、ソフトバンク風間の高校生BIG3の中から選ぶ事を示唆しておきながら実際に入札したのは西武の隅田で、外れ1巡目では森木が残っていたにもかかわらずヤクルトの山下を入札、最終的には黒原を指名しています。そして去年のドラフトでは「投手野手問わず即戦力を入札」と宣言しておきながら実際に指名を公表したのは高校生投手の斉藤、なのでどこまでアテになるのかが非常に疑わしいのです。 そしてもう一つ怪しい部分としては広島の過去の指名、これは以前のスカウト会議についての記事でも指摘しましたが、広島は大阪桐蔭から直接指名した事が一度もありません。こちらは大学生の1巡目候補ですが、158キロ左腕細野投手や155キロ右腕西舘投手に関しても同様で、東洋大学や中央大学からはかなりの長い間直接指名した事がなく、本当に1巡目入札するかどうか非常に疑わしいと思います。 そしてまたまた疑わしい根拠として挙がるのが日刊スポーツの記事、佐々木はA評価で上がって欲しい選手だったが上がってこなかったとスカウト会議ではかなり酷評気味に話していますが、日刊スポーツで白武スカウト部長のコメントが掲載されていましたが、そこでは「広角に打てるしパンチ力もある。打撃に関しては良い物を持っている」とし、そして驚くべき事に「特Aだと思います(あれっ!?)」と何とこちらでは特Aだと話しており、スカウト会議でのA評価と食い違っています^^;。 大胆な予想をするとすれば狙っているのは実のところ野手で佐々木にするか真鍋にするかの二択で悩んでいたりして?とも考えてしまいます。そう考えればわざわざ奮起を促すような発言をしているのも頷けます。白武スカウト部長が言っていた「将来的に先発のできる投手を探す」というのは中位か下位指名の事を言っているのかな?と感じます。実際に右の外野手と発言した際は下位指名で久保、育成指名で名原を指名しているのでその線が濃厚で前田は案外ブラフなのかも?とも考えられます(阪神の森下がブラフだったように)。過去2年の白武スカウト部長は言い方は悪いですが嘘を流して実際は事前に流した指名方針とは全くかけ離れた選手を指名してくるのかな?と感じるので案外この線もあるのかも?と思います。ただ個人的には来年地元の逸材である大学生野手が2名もおり、即戦力投手が目白押しなので投手でも良いのでは?とも思いますが…。
2023.09.11
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『力尽きる』 本日の広島は1-5で阪神に敗れました。先発九里は最速でも144キロ程とそこまで速くはなかったのですが、100キロを切るナックルカーブ?なるものを投げて緩急をつけるなど工夫、5回まで無安打に抑えていましたが、6回に一死となって中野に内野安打を打たれ、小園の送球が逸れるも會澤の緩慢なバックアップもあって二塁まで進塁されてしまい、森下にタイムリーヒットを浴びて失点します。8回は既に108球でしたが続投、四球連発となってしまい、代打糸原にタイムリーを浴びて降板、7.2回を投げて3安打4奪三振7四死球4失点でした(12:7:1、1)。二番手大道は坂本に四球を出し、木浪に2点タイムリーを浴びて止められず、たださすがにこのところ登板過多ではないでしょうか(1:1:0)。 一方野手陣は先発伊藤の前に僅か散発4安打と抑え込まれるもマクブルームが真ん中に入ってきたボールを振り抜いてソロ本塁打で1点を奪いました。ただ勿体なかったのはその前のデビッドソンと末包、結果的に二人共内野フライでしたが、正直紙一重だったかな?と感じ、うまくアジャストできていればひょっとすると複数得点だったかもしれませんが…。それでも1イニング1安打ずつしか出なかったとしても長打が1本あれば得点できるという事を再認識できた試合ではないでしょうか。 両投手が好投していた試合であり、この試合を勝ちきるにはマクブルームの一発で逃げ切るしかなかったのかなと思います。しかし、結局は守備のミスと四球連発が大きく響く格好となってしまいました。特に會澤の緩慢なバックアップはいただけないと言わざるを得ず、よく現状は野球途上国と呼ばれるパキスタンが守備面に関してはまだまだ緩慢なところが多く、様々な国の野球の取材をしている野球ライターさんが「もうちょっと逸らした時のバックアップの必要性を学ぶ必要性がある」と語っていましたが、全く同じプレーをしてしまったのはプロとして、ましてやベテランとしてはいただけません。他では田中の2失策や1番秋山の不発などやはりチームとして世代交代が来ているという事を暗示していた3連戦なのではないでしょうか。 「サウジアラビア野球情報」 サウジアラビア野球連盟のtwitterが意味深な投稿、翻訳して見ますと「もうすぐです」となりますが、一体何がもうすぐなのでしょうか?^^;以前baseball unitedのtwitterにて「全てのフランチャイズが発表された今、ドラフトと新たなライバル誕生までカウント」といった投稿されていたのですが、ひょっとするとサウジアラビアのチームが発表されるのかも?しれませんね
2023.09.10
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『今の姿』 昨日、本日の広島はそれぞれ1-4、1-5で阪神に敗れました。昨日の先発床田は森下、佐藤に一発を浴びるなど5回を投げて5安打3奪三振1四球3失点、ただ5回のピンチでは145キロ前後で最速150キロを計測していたので球速低下ではなく、やはり床田自身が力加減を覚えたという事が決定的になったのは安堵しました(9:2:1、2、2HR)。二番手益田はアドゥワは2回を投げて3奪三振無四球無失点(2:1:0)、三番手大道は1回1安打2奪三振1四球1失点でした(2:0:0)。 一方野手陣は秋山や西川が復帰するも阪神先発村上の前に沈黙、単打ばかりで四球も選べず、これでは当然ながら得点は奪えません。 本日の先発森下は2回に集中打を浴びて4失点、投手大竹に明らかに打ちに来そうな雰囲気が素人でも漂いましたが安易に投げてしまったのが痛かったでしょうか。5回を投げて5回を投げて8安打4奪三振1四球5失点でした(7:9:1)。二番手益田は2回を投げて1安打3奪三振無失点(2:0:1、1)、投げ終わりがまだ一定していませんが課題は克服されつつあり、来季は勝ちパターンに入れる可能性もあるのではないでしょうか。三番手アンダーソンは1回1安打2奪三振1四球無失点でした(1:0:1)。 一方野手陣は左打者が苦手な大竹相手に左を並べるも不発、スタメンで出た打者の打球傾向も重なって実に19ものゴロを打たせられるなど完全に沈黙してしまいました。 これで阪神とは10ゲーム差、優勝はほぼなくなったと言って良いでしょう。これからはCSを見据えた試合となりますが、一番不安なのが首脳陣がしっかりと選手の実力を見極めて起用できるかという点にあります。結果云々ではなく、この2連戦では昇格してきた秋山やマクブルームを起用し、堂林やデビッドソン、末包らがスタメンから外れる事態となりました。確かに西武時代の実績や昨季の打撃成績ならば後者三人を上回っているでしょう。しかし今の秋山やマクブルームは果たして後者三人の打撃よりも上回っているでしょうか?答えは「否」と言わざるを得ないでしょう。秋山は春先こそ好調でしたが、6月~8月はそれぞれOPS.463、.622、.445とはっきり言ってもうレギュラー扱いすべき選手ではありません。正直申し上げて後者三人をスタメンから外して秋山、マクブルームを起用したのは阪神からしてみれば非常に助かったのではないでしょうか。 元々秋山や上本の故障離脱によってチャンスを得た選手達ですが、彼らを上回る打撃を見せた以上はしっかりと実力で判断すべきだと思います。これでは昨季のベテランへの忖度起用と何ら変化がなく、今後もこのような起用を続けるのならばCSのファーストステージで足元をすくわれることとなるのではないでしょうか。世代交代も遅れてしまい、かなりの悪影響を及ぼす危険性をはらんでいます。これまで散々苦言を呈してきた野手起用の状態に戻ってしまった気がします。
2023.09.09
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『新球への可能性』 本日の広島は1-3で横浜に敗れました。先発遠藤は新球ツーシームを引っ提げての登板、桑原に2打席連続本塁打を浴びるなど一発病は改善出来ていないものの、7回を投げて4安打4奪三振2四球3失点と試合は作りました(11:5:1、3、2HR)。これまでは圧倒的にフライが多かったのですが、今日の試合では11個の打球がゴロとなっており、多少なりとも成果はあるのではないでしょうか。二番手アンダーソンは1回1安打1奪三振1四球無失点(1:1:0、1HR)、三番手中崎は三者凡退無失点に抑えました(2:0:0)。 一方野手陣は末包が東から初球の直球を振り抜いてバックスクリーンに飛び込むソロ本塁打による1点のみに留まりました。今日も8安打を記録しながらも無得点、末包の本塁打以外は長打がない上に四球を一つも選べなかったとなるとこうなってしまう事も頷けます。末包は足を上げるタイミングを早めたことによってギリギリ間に合うようになっており、課題だった上体打ちも以前よりは大分良くなってきていると思います。ただ足を上げてから下すまでに少々時間がかかるのでやや慌て気味にはなっており、内角低めなので本来ならば引っ張った打球になるところがバックスクリーン方向へ飛んでおり、下半身も踏み込んだ左足がスイング中に小指の方に重心がかかっている事で振り終わった際に前足がブレてしまっています。次のステップとしてはこの辺りの改善が必要なのではないかなと感じますが、1年で大分改善してきた末包ならばできるのではないかと期待しています。 既に優勝への可能性は限りなく赤信号に近い黄信号となっています。その状況で秋山を合流させるそうですが、無理をさせる必要があるのかは少し疑問符がつくところです。個人的には田村辺りを昇格させて来季への底上げやCSのキーマンとなり得る可能性を模索しても良いのではないでしょうか。ここで無理させるよりも新戦力の台頭の方に目を向けても良いのでは?
2023.09.08
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