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*** みなさまの おかげで「5刷」です ***



*  日本で、中国で、1冊の本に なりました *



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2019.08.31
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自分に必要なものが明確なところが羨ましい、と言われたことがあります。

そんな風におっしゃっていただけるのは、嬉しくもあり、くすぐったいのです。
不要なものばかり購入し、それをたくさん捨てた痛みの記憶が、まだ脳内では生々しいですから。



「何買ったらいいかわからないもの」の代表選手は、特に「服」なのだそうです。


どうでもいい服を手放すことはできた。
少数精鋭を目指して、うんと絞るところまでは、なんとかできた。

まずは、減らすことには 成功した。

で。 ここから 何を買えばいいのだ? となる、と。 (とくに、秋。)


もう失敗したくない。  次も失敗したらどうしよう。 


そう思えば思うほど、「怖くて買えなくなる」そうです。


わかる。 めっちゃわかります、その気持ち ヽ(;▽;)ノ



そうすると、すがるような気持ちで 何かに頼りたくなっちゃう。
SNSとか見ちゃう。
誰かの下した決定に、便乗したくなってしまう。

自分で考えるの、選ぶの、とても難しい。 自信がない。 ずっと ずっと、そうだった。







すずひ・初「GALERIE VIE(ギャルリーヴィー)。「インナーの覗かない首元」は、絶対条件。






「必要なもの」 と 「不要なもの」って、

一見真逆の、真反対なものを指しているように思えるのですが・・・逆もまた真なり、です。


脳の理解って、多分、同じ。 
少ないものでの暮らしを通し、要素を逆転させても同じことが成立するのを感じています。

必要か、不要か、どちらにフォーカスを当てているかの違い。

要らないものがわかっていれば、要るものが見えてくる。
買わないものを決めていれば、買うべきものがはっきりしてくる。

自分の部屋や服の買い替えリストを眺めていて、つくづくそう思う。


例えばです。

「酷暑をワンピース3着で乗り切る」 ということは、
同時に 「酷暑時の服はワンピース以外 買わない」 ということになりますね。

装飾のない、黒いコートを買う = 装飾のある、黒以外のコートは買わない
インナーの覗かないニットを買う = インナーの覗くような首の開いたニットは買わない
白・黒・紺・グレーのワードローブを揃える = それ以外の色は買わない
着心地の軽いもの選ぶ = 着用時に「重い」と感じる服は選ばない







たゆんとした身ごろですが、柔らかく体に馴染みます。重たくないニット。& わたしは、洗う!

↓ 「タートル」のタイプなら・・・ 楽天市場にも ( ´▽`)ノ






「買わないもの」「不要なもの」を 先に しっかり自覚しておく。
これまでの失敗が役立つのは、まさにここです。 
過去の失敗や散財を無駄にするかしないかの、同じ間違いを犯すか犯さないかの 分かれ道。

買わないものがはっきりすれば。「買うべきもの」「必要なもの」って おのずと見えてくる。


歩きにくいような靴は買わない。
大きくて重たいバッグは買わない。
家で洗えないようなスカートやブラウスは買わない。
ちくちくと穿き心地の悪いタイツ、ずり下がるタイツは買わない。
素敵な誰かをそっくりそのまま真似して買うことはしない。



 ↑ 穿き心地の良い ずり下がらないタイツを 今年も買います。カラーの豊富な今のうちに!





多分。 近頃のわたしの頭の中では。


欲しいものリスト・買うものリスト よりも、
「要らないもの・買わないものリスト」の方が、いつも無意識のうちに確立されている。



昔は反対でした。 欲しいものを10個も20個も、いつもいつも考えていた。
脳内欲しいものリストは、何かを手に入れると同時にランク圏外からのまた何かが繰り上がってきますから、いつも罫線いっぱいに、無限に書き足されていました。

終わりがなかったのです。


SNSのすごい時代に突入し、他人さまの生活が見えすぎる。
そのお宅の奥さまのお誕生日にはどんな花束サプライズがあって、どんな素敵なディナーで、
あれを買った、これお迎えした、という記録の全てが、こちらに 対抗意識を抱かせる。

楽しんでいるのか、苦しんでいるのか(笑)

タレントさんや女優さんやモデルさんじゃなくて、一般の素敵な人。

手が届きそう、真似できそう、そして、「わたしにも似合いそう!」と 勘違いしてしまう。


インスタグラムの世界に「インフルエンサー」と呼ばれるような存在がたくさん誕生して、
その功績はすごかったんだと思うのですけれど、
そういう時代も「盛る時代」と同じくして、若干、もう下火になってきているように感じるのはわたしだけでしょうか。 
提供品を言葉巧みに紹介されても、なんだかもう、ね。 見ているだけで、とても大変そう。
自分でお金払って買ったものにしか本音が言えないのが人ってものでしょう?

おすすめされてたものを買っても、自分には似合わなかった。 とか。
同じもの買っても、お洒落にはなれなかった。 失敗と散財の連続に終わった。 とか。
ぜんぜん毛穴なくならなかった! とか(笑)

そういうことを、みんなが経験して、わかってきている。 
苦い経験して、痛い散財して、さすがに、気づいてきている。

みんな、また「雑誌」に戻ってゆくのかもしれませんね。
身近な誰か、というのなら「雑誌の読モさん」で充分だったと。
程よく身近。でも明らかに遠い「誌面の人」。むやみに真似ようという気も起こりにくい。
毎日目まぐるしく更新されるお洒落インスタについてゆくのは、大変だ。
自分も買わなきゃ!って焦ってしまう。 みんながライバルみたいに見えてしまう (;_;)


わたしも、大変だった。  焦って、見失って、いっぱい余計なものを買ってしまった。



  **************************************



買わないものリスト、か。


暮らしや家事を効率的に進めるために「やらないことリスト」を作っておられる方がいらっしゃるのを見聞きいたしますが、それと、とても似ていますね ( ´▽`)ノ

やらないことを決めることで、やるべきことに集中できる仕組み、なのだそうです。


絶対に買わないものを先に決めてしまえば、買い物の失敗は、ぐんと減る。

要るものよりも、要らないものの方が、世の中には 圧倒的に多いのだから。






長めの「リブ」も絶対です。これがないと、腕がまくれない。 いーっ( *`ω´)!ってなります。




着ない服は、買わない。 履かない靴は買わない。 そう決めるだけ。 そう決心するだけ。


何を買おっかなーってぼんやり考えるよりも、はるかに具体的です。 リストにしやすいです。



  *************************************



ミニマルな暮らしって。

「必要なものだけがある暮らし」なのだけれど、「不要なものがない暮らし」でもあるのです。


同じことを言っているのですが 後者の方が 今のわたしには、妙にしっくりくる。

不要だったわ、もう足りてたわ、なんか違ったわ、っていうものを、買わない人になる。
自分が、徐々にそういう人に成れてゆく、そんな暮らし。



お店にゆけば たくさんのものが売っているのですが、
絶対に必要なものってほんの少しですね。 そうでないものの方が圧倒的多数。

レジかごにたくさんのものを入れて並んでいたとして。
例えば どこかに駆けつけなければならないような電話がかかってきて、お会計の列から急遽離脱し、その日は買うことを断念したとして。

再び買いにゆかなければならないくらい「必要なもの」って、意外とないのかもしれない。

買わなきゃ買わないで済むものばかり、いつもわたしたちは買っているのかもしれない。


捨てたくない人に無理に捨てさせるのは、恨まれるだけなことを わたしは知っている。
そういうことをここに書くだけでも嫌われる、ってことも知っている。

そこ説明し、前向きに理解してもらう、というのが暮らしのプロフェッショナルなのでしょうけれど、わたしは、ただの人だ。
心砕いてお話しても、結局は「その場限りのおしゃべり」になってしまって、
その後の行動にはなかなか反映してはもらえない場合の方が殆どだ、ということもわかっている。


けれど、お話ししていて気づくのは。


どんなに買い物が好きな人でも、片付かなくて悩んでいる人でも、
みんな、本当に「自分の家」が一番好き、大好きなんだ、ってこと。




人は、どうでもいいことには悩みません。 

みんな、お店よりも、リゾートよりも、自分の家が好き。
大好きな我が家で気持ちよく暮らせることを 心の底から、望んでる。


その「大好きな我が家」が片付いていて、不要なものがなく、いつもそれが保たれていると・・・


とても とても とても、とても 気持ちがいいのです。




そこを、知って欲しい。 そこを、わたしは発信してゆく。

プロじゃないからこその表現で。  わたしの言葉で。  わたしの撮った写真で。






先ずはこんな風に合わせようかな。 手持ちの小物やスカートとの相性もぴったりです。





わたしの衣食住に対する考え方の基盤には、
集中して取り組んだ後は、もう解放されたい。 自由になりたい、というのがあります。

最初に、ものすごくちゃんと考えておくと、のちのち、何も考えなくて済むのです。


これは「水瓶座」の特徴的な思考だと しいたけ.さんがおっしゃっていました。



でも、その「サボり方」が尋常ではなくて、たとえば「人間関係で窮屈な思いをするのは私自身も、そして私と関わる人にとっても不幸なことだから、友達は3人までって決めているの」とか、そういう 独自の「決まり」をつくることがある。



サボるために。のちのち自分が「楽」をするために。
そのためだったら、尋常ではない準備をしたり、自分だけの謎の決まりごとを作り、それを
守り続けることを厭わない星座、なのだ、と。


5週間分の献立を考えたのだって、そう言われてみれば、確かにそういうことだわ。
ものすごく「マメ」なのではなくて、ものすごく(5週先まで)サボりたかっただけ、なのだわ。

少ない服を厳選して選ぶのだって、そう。のちのちの毎日で、ものすごく楽をしたいから。

生前整理並みの捨てを遂行できたのも、この「水瓶座的思考」が功を奏したのかもしれない。

のちのち大変なことになるのが、とにかく嫌なの。  (死ぬほど嫌なの・笑)


 *************************************



家事をちゃんとしてるね! とか、 
すっきりと暮らしていてすごいね!なんて褒められると申し訳ないような気持ちになることがあるのは、自分のそんな本性を、自分でよくわかっているからです。


なんでもできていいね!とか 才能があっていいね! なんて軽い感じで褒められると 


「楽々できたと思わないで。」  「全然才能とかじゃないですから。」

っていう「裏すずひ」が 腹のなかで 小さく騒ぎ出します(笑)


そのお褒めは、ちょっとだいぶ違いますよ、と心がざわつくのは、
片付けに「生まれ持った才能」とか、そんなの、あるはずがない、と思うからです。

本気でやろうと思ったら、片付けは、どなたにも、できる。 ペースは様々でも、きっと。


たくさん考えて、たくさん痛みを乗り越えて わたしもこれができるようになりました。


   **********************************


ものの少ない暮らしは、気持ちがいい。


家具や家電や寝具、鍋釜一式は無理だけれど、
わたしの「個人的な持ち物」って・・・ほんと葛籠(つづら)ひとつにおさまるところまできた。

つづらのサイズにもよりますけれど(笑)

江戸の下町の娘っ子が手に抱えてるサイズのつづらでは さすがに無理ですが、

なんか、25年前、四半世紀前の「結納」の時。 
結納のお品一式が、まさに「大きな葛籠」におさまっていたんですけれど・・・


ほんと、あれなら 多分、もう、余裕で全部入るぞ!  


令和元年、そこまでこられた気がするぞ!











                                    おわり








心理学的にもね、「避けたいものがある方が、欲しいものがはっきりする」のだそうです。
それは、すなわち 徹底的に「自分基準」になる、ということ。 
うまくゆかないことの原因って、たいていの場合「他者基準」で決めたせい、なのだそう。

↓ 暑かった8月も、ようやく終わりですね。 今日も来てくれてありがとう!
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「願望」はあまり役には立たないんだって(笑) そっか、意外だけれどその通りなのかも。
失敗した買い物って、こうなれたらいいなあっていう願望で買ったものばかりだった気がします。













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最終更新日  2019.09.15 13:00:14


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