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タクシーで空港まで直接行く。タクシーの支払い時、ドライバーは換算表を見せてメーターより少しアップした運賃を提示してきた。換算表を見せるということは、最近に運賃改定があったのね。予想通りで、4月初旬に運賃改定があり、初乗り、200mごとの加算運賃、荷物料金の全てが値上げになっていた。運賃改訂直後はメーターの変更が追いついていないケースが多く、換算表を使うことが多い。改訂直後はドライバーも大変だろう。チェックイン列はたいしたことがなく、5分ほど並んだら完了。出国後は母のお土産買いに付き合い、残りの時間はキャセイのThe Wingで過ごした。ラウンジはかなり混雑していて席をみつけるのが大変なほど。飛行時間が短いので、関空到着後に運転しなければならない私はお酒を飲むわけにもいかず、オレンジジュースとサンドイッチで時間つぶしした。予定通りに搭乗開始、定刻前にドアクローズしたものの、離陸するまで延々と時間がかかった。アナウンスで「混んでるので」と説明していたが、ドアクローズから離陸まで1時間かかるって混み過ぎ。3本目の滑走路工事にかかってるのが納得できるわ。五洋建設さん、頑張ってね!飛んでしまえば3時間かからず関空まで戻ってきた。('17 マカオ・香港旅行記 終わり)
2017.08.31
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名残惜しいがチェックアウトして空港に行きましょ。窓からビクトリアバーバーを眺めると、香港島のスカイラインがくっきりしてる。曇っちゃいるけど、山の稜線が見えてるよ。今回の旅で、ここまで視界良好になったのは初めてで、初日からずっと天気が悪く、マカオの世界遺産巡りでは靴の中がビチャビチャになってしまったほどだった。天気予報では、この日から晴れが続く模様。最後に見えてラッキー と思えるほど人間できてないのよ。この部屋にもう一泊したいよ〜〜
2017.08.30
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地下鉄駅にあったバレエ公演の広告The National Ballet of China の公演で、バレエは芭蕾 これは音的にわからないでもないジゼルは吉賽爾 これは全然読めないし想像もつかないガラは盛會 なるほどね、盛大な会だわ芭蕾盛會の覇王別姫のような衣装が気になるなぁ。このバレエ団のホームページを見ると、ノイマイヤーの〈人魚姫〉やプティの〈こうもり〉の写真があったので、レパートリーは広そうだ。
2017.08.29
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北角でトラムを見たら、地下鉄で半時計回りにぐるっと回って尖沙咀に戻ろうと予定していたが、西行きのトラムを見ていると、比較的空いていて2階席にポツポツとしか人がいない。2階最前列に座れるチャンスかもえぇい、乗っちゃえ!この電停から西へ。やったぁ、2階最前列に座れたお子様が電車で窓の外を見たいと言うのがよくわかるわ。私も一緒。トラムに乗るときはタオルを持ってるといい。最前列席は雨で濡れていることがあるので、拭くものがあると便利だ。すれちがう車体を見るのが楽しい。車体の色、柄がバリエーション豊かだ。日本で全体にラッピング広告があるとうるさく感じてしまうが、香港だとそういうゴチャゴチャが香港らしさに感じてしまう。銅鑼灣(コーズウェイベイ)の近くで下車し、乗ってきたトラムを撮った。乗ってたトラムはレトロな車両。30分間の“乗り鉄”だった。
2017.08.28
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香港島に来たのはトラムを見たかったから。路面電車って郷愁を感じるから好きだ。どんなに交通量が増えても、我関せずと走っているのがいいわ。“ちょっと気難しい香港のお爺ちゃん”みたいな風情がいいなぁ〜 とノスタルジーに耽っていると、セクシーなおねえさんが来た(笑)
2017.08.22
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旅の最終日、帰りの便は16時過ぎなので、13時頃まではゆっくりできる。母はホテル周辺でゆったりすると言うので、ひとりで香港島へ行った。地下鉄で北角まで来た。地上に上がると、演目の宣伝がある劇場のビルが目に入った。好みのお顔の俳優さんはいないわね、、、色んな広告がついた2階建てバスがたくさん走っている。気になるバスの広告があった。舒適の高原涼風 全天候放送! 模擬日本 信州 蓼科高原風「の」が目にとまったから見たけど、蓼科高原の風って何?左のほうには、〈日本百年 通風専家〉、〈KDK〉、〈SINCE 1909 JAPAN〉とある。パナソニックエコシステムズの広告だった。扇風機、換気設備、空気清浄機などが主力の会社で、KDKは前身の川北電気のブランド名。東南アジアではKDKをブランド名として使っている。信州 蓼科高原は“爽やかさ”の象徴なのかしら。「の」の一文字は、そこに日本的なものを感じさせる効果を狙ってそう。
2017.08.21
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難しい字だな、 靄「もや」、人生で一度も書いたことがない漢字だ。せっかくハーバービュールームにアップしてもらえたのに、今回はずっと靄っていた。もやもや〜外からなら少しは? と期待したが、もやもや〜せっかくの夜景なのに、クリアに見ることができず残念だった。
2017.08.16
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もうホテルから出たくなさそうな母。香港は安くて美味しい店がたくさんあるけれど、ホテル大好きっ子の母は夜は動くのをイヤがる。10年前なら無理やり引きずり出したけれど、今は無理はしない。インターコンは歩きで出るには面倒な奥まった場所にあるから、億劫になるのもわかる。前の大通り、ソールズベリー通りが結界になっちゃてるのね。ラウンジでのんびりしましょうか。おやつにサンドイッチ類をしっかり食べていたので、シャンパーニュとおつまみで十分。8時になったので、ラウンジからシンフォニー・オブ・ライツを見てのんびりした。「赤いジャンク船に乗るのも楽しそうだけど、かなり揺れてるわね」私はビクトリア・ハーバーに浮かぶジャンク船を見ていたが、「あれも楽しそうね」母が見ていたのは、階下のレストラン。母の座っていたところから、ビュッフェ台に盛られているシーフードが見えたそうだ。へぇ〜 シーフードビュッフェしてるんだ。次回の参考までに価格を調べると、868香港ドル(+10%サービスチャージ)。お〜 12000円越えですか。本音を言うと、10000円以上出したらビュッフェはないなぁ。エビ・カニ祭りでもそう量は食べられないし、その金額出したなら、美しく盛りつけられたお料理をいただきたくなっちゃう。以前はこういう高級なところで食べてもお得感があったけれど、香港の物価は高くなったのね。
2017.08.15
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太子(プリンスエドワード)から旺角(モンコック)まで、地下鉄ひと駅分歩いてみよう。まず花園街を南下する。両サイドに屋台が並ぶストリートで、Tシャツやら何やら、かなり激安系のものが多い。ローカル色が強く、あまり観光客はいないかも。花園街の1本西の通菜街は、別名〈金魚街〉。香港の人って、そんなに金魚を買うの!?と驚いてしまうくらい金魚屋さんが並ぶストリート。金魚だけではなく熱帯魚なども扱っている。金魚=縁起がいい魚、金がつくからね〜金魚の他にペットショップも何軒かあった。旺角道の陸橋に上がって西洋菜南街を眺めると、夕闇せまって香港っぽい景色になってきた母がお腹をすかせてそうなので、早くホテルに戻らないと!旺角駅から地下鉄に乗った。
2017.08.13
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母の買物につきあってペニンシュラ界隈をウロウロし、ホテルでゆったりするという母をホテルに送ってから、ひとりでお出かけすることにした。尖沙咀から地下鉄で4駅、太子站(プリンス・エドワード)で降りた。駅から東へ300mほど、花屋さんが軒を連ねるフラワーマーケットロードに着いた。通りの南側にはずら〜っと花屋さんが並んでいる。気軽な小さめの花の束、アレンジから、プレゼントにぴったりの大きな花束まで、多種多様の花がそろっている。翌日帰国では買えないけど、滞在初日だったら買ってホテルの部屋に飾るのもいいな。母が来たら100%買うだろう。華やかなので店先を見ながら歩くだけでも楽しい。太子道西と洗衣街の交差点角のビルは、花関連のグッズを扱っていて、フラワーベースなどが多くあるようだった。
2017.08.12
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ラウンジアクセスをつけたので、ラウンジへお茶しに行った。おやつをつまんでほっとひと息。母がコーラをたのんだら、缶サイズのアイスペールが登場した。冷えっ冷えの飲み物が大好きな母は喜んでる。私からすると異常なくらい冷たいものが好きな母で、冷蔵庫で冷やしたお茶に山盛り氷入れる人だからな 良かったね。これならぬるくなりにくそうだ。ちょっくら立ち上げてみよう、Go!ビクトリアハーバーを泳ぐトサキントちゃん!
2017.08.11
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計画時は今回の香港は宿泊費をおさえようと考え、インターコンはやめてシェラトンかマルコ・ポーロあたりにしようと思っていた。パソコンカチャカチャして色々なホテルを検討してたら、ふっと思い出した。インターコンのポイントが貯まってなかったっけ??確認すると、ちょうど1泊できるくらい貯まっていた。完全に忘れていたので超うれしい!ということで、インターコンチネンタル香港にポイント宿泊することにした。香港での宿泊は、ここ3回連続でこのインターコンだ。ポイント宿泊なので、もちろんカテゴリーは1番下のスーペリアルーム(シティービュー)ということになる。日本出発前に予約記録をチェックすると、ワンランクアップのデラックスルーム(シティービュー)になっていた。それでも十分喜んでいたら、もうワンランクアップになってハーバービュールームにアサインされた。まさかハーバービューになるとは思わなかったので、二人で大喜びした。お天気には恵まれなかったが、マカオのカジノ30分とインターコンの運は良かったみたい。まだ3回目で常連客じゃないのに嬉しいわ。ベッド2台のツインルーム広さは33平方メートルと広くはない。 ウエルカムフルーツにバナナがあって母は喜んでいた。カリウム不足を補うためバナナを毎日食べているそうだ。湯沸かしポットがあるのも便利だ。バスルームは、シャワーエリアがあり、浴槽のお湯の出は問題なし。バスローブと使い捨てスリッパがあった。いちばん奥がトイレで個室になる。チェックイン時にラウンジアクセスをつけたので、フェラガモのシャンプー類が後からプラスされた。こういうラッキーを経験すると、またここに!となってしまいそうだ。
2017.08.10
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3日目はマカオから香港へ移動する。朝起きると、霧が立ちこめていて視界が悪い。船に乗る日に霧はイヤだな。フェリー会社のホームページをチェックすると欠航の情報はなかったので、まぁ大丈夫そう。でも、万が一のこともあるので、便数の多い外港フェリーターミナルのほうからフェリーに乗ることにした。飛行機のキャンセルに遭った経験が一度ではないことから、交通機関に関してはビビリなのだ。ホテルからタクシーでマカオ半島側の外港フェリーターミナルへ行き、40分後出航の上環行きのチケットを買った。土日でなかったので、この航路は予約していなかった。香港へは赤いターボジェット(噴射飛航)で朝早くは霧深かったが、昼に近づくにつれてましになってきたようだ。良かった。バイバイマカオ、またね!スーパークラスなので軽食が出た。カップケーキとパン。見ためは食欲をそそるものではないが、このパンがふわっふわで、ぺろっと食べてしまった。何でもなさそうなものが美味しいって嬉しいわ。青い金光飛航の船とすれちがった。無事上環に到着。九龍サイド行きのタクシー乗場からタクシーに乗って、1泊するインターコンチネンタルへ向かった。
2017.08.08
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「ホテルから動きたくない」という母のリクエストで、2日目の夕食もホテル内でとることにした。ここなんかどう?(この写真は、開店前の朝に撮ったものです)ラーメン屋さんらしくない内装ですけどね。醤油ラーメン 118パタカ(約1600円)チャーシューのったら 148パタカ(約2000円)ですってよ。なんて高級な!高級以前に、うちの母はラーメンが嫌いなので選択肢には入りませぬ。カジノエリア内にあるカジュアルな広東料理の『レッド8』にした。レッドというだけあって、店内の照明が赤っぽく、写真が全部赤くなってしまってイマイチに写ってしまったが、これがアタリの店でどれを食べても美味しかった。マカオビールで乾杯「冷やしてるのでいい?」とサーバーに聞かれた。常温で飲む人が多いんでしょうね。前菜一品オーダーしてから、レモン風味のチキン上海小籠包母の大好きな浮き粉の点心サーバー強力推しの「特色極品炒飯」。シーフードがいっぱい。推してくるだけのことはあった。美味じゃ。気軽なお店で24時間営業。点心つまむだけ、という使い方もできるので便利だと思う。ただしカジノエリア内なので21歳未満は立ち入れない。
2017.08.05
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ウィン・パレス(永利皇宮)のグランドフロアを歩こう。レセプション前のキラキラ風車テーマパークみたいね。あちらこちらに花が飾られている。チューリップは造花だけど、他は生花。華やかでいいわね。高そうな壺。2日目の夜になると、花とオブジェで自分のいる場所が把握できるようになる。迷子防止の役目もあるかもね。大人の迷子ね。これはシャトルバス乗場への入口にある風船オブジェ。奥に見えているのがカジノへの入口。ここではパスポートチェックはなかった。年齢を見ているだけのようだ。いくら日本人は若く見られるといったって、私はもうノーチェックだ。スロットは基本中国語表記で、ボタンを押せば英語表記に変わる。1度くらいはやるかとぐるっとカジノ内を見たが、あまり好みのマシンがないの。龍やら黄金がチカチカしている中国四千年の歴史系マシンが多い。数少ない好みのマシンを見つけ、英語表記にチェンジしようとしたら、そこが壊れているようで中国語から変わらない でも、それに座った。マカオなのにニューヨークの絵柄のマシン。ボーナスゲームになると上のルーレットがクルクル回るやつ。200香港ドル(約3000円)入れてやり始めたら、即ボーナスゲームが始まって700ドルくらいになり、そこからもボーナスが何度か続いて、30分ほどで5000ドル(約75000円)までいった。はい、やめっ!キャッシャーで現金にして、もうマシンは触らない。今回のカジノ時間は30分だった。勝ち分は、帰りのフェリー代とペニンシュラのショコラ、カシミヤのストールに化けた。
2017.07.27
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最後の1ヶ所の世界遺産はギア要塞。マカオで1番標高が高いギアの丘にある。大三巴街で乗ったタクシーは、ラザロ地区をぬけてギア要塞への上り口まで来た。車で入れるのはそこまでで、そこから坂道を5分弱上る。「坡」は、ななめ、坂という意味なのね。着いたぁ〜坂の途中で女性2人組とすれ違っただけで、誰もいないぞ。街中と違い、丘の上で誰もいないのは多少不安になったが、教会入口に警備のおにいさんがいて安心した。おにいさんに「ネイホウ」と言うと、笑いながら挨拶してくれた。あの笑いのなかには、こんな天気の日によく来たな、という意味も含まれていたかも。マカオで1番標高の高いところなので要塞に向いている場所。オランダ軍の侵略から守る目的で1622〜1638年に築かれた要塞で、要塞の兵士のために1622年にクラリスト修道女が建立したギア教会、1865年建設のギア灯台がある。ギア灯台は外観のみ。ギア教会は内部見学(無料)ができる。フレスコ画を見ることが出来るが、写真撮影は不可だった。丘の上なので眺めがいいはずだが、この天気じゃねぇ。写真の上部分に、風雨でしなっている傘が写ってる真下のラザロ地区なら何とか見える程度。タクシーで走ってみて、ラザロ地区の街並みも良さそうだった。1kmほどしか離れていないグランド・リズボアが、霞んでまっせこれにて世界遺産マカオ歴史地区の22の建築物と8つの広場をコンプリートした。はい、さっさと帰るよ。坂道を下りながら、どこまで行けばタクシーをひろえるか考えていた。大通りまで下れば何とかなるかな、、と歩いてきたら、さっきタクシーを降りた場所にタクシーがいた。でも、ドライバーがいない。ドライバーはどこへ? と立ちどまっていると、横の公衆トイレからドライバーが出てきた。永利皇宮と書いたメモを見せて「大丈夫?」と聞くと、「OK!」って。超ラッキー!!タクシーでぴゅ〜っとウィン・パレスに戻ってきた。
2017.07.25
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セナド広場方面へ、花王堂街から大三巴街を歩く。昨年も歩いた通りなのでさっさと歩ける。聖ポール天主堂(大三巴)まで行けばタクシーはいるだろうけど、もう「行かない」ほうに心は定まっていた。今回初めての大三巴だっ!ここからの眺めはいい。前回はジュースを飲んでくつろいできる人が多かったが、雨なので人が少ない。雨もいいこともあるわね。通りに戻ると、さっきはいなかったのにタクシースタンドにタクシーが1台だけとまっている。聖ポール天主堂の手前で見つけてしまったタクシー。運命のタクシー(んなオーバーな 笑)のように感じ、そのタクシーでギア要塞に行くことにした。
2017.07.20
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カーサ庭園の端まで行くと、下にこじんまりとした墓地があるのが見えた。世界遺産のプロテスタント墓地だ。カーサ庭園を出て、別の入口から入るとプロテスタント墓地がひっそりとあった。カトリック系のイエズス会の東アジアにおける拠点だった歴史から、プロテスタントは少数派だったようだ。これで一ヶ所クリア。コンプリートまであとひとつだ。それにしても、前回ここで時間切れになったことが悔やまれる。カーサ庭園に入りさえすれば、この墓地が見つかっていたのに。あと1分じっくりと地図を見ることができればねぇ、、、(2015年撮影)左奥がカーサ庭園への入口。黄色矢印が墓地への入口。入って10秒でプロテスタント墓地が見える。後から見ると、笑えるくらい近いわ。さぁ あとはギア要塞一ヶ所だけだが、また雨が強くなってきて気持ちが萎えてきた。〈マカオナビ〉の記事では、ここから17番のバスに乗るとあるが、バスねぇ、、バス停からの歩きが気乗りしない。ぱっとタクシーをつかまえられたら行こう! と決断したが、タクシー来ない。もういいやっ! とセナド広場方面に戻ることにした。
2017.07.18
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ミルクプリンを食べたら、午前中に来た十月初五日街を北上する。今度は道を間違えないように慎重に。ちゃんと曲がり角を曲がって、ルイス・カモンエス広場(世界遺産)に来た。雨の広場は人けが無い。前は縁台将棋(?)のおっちゃんたちがいたんだけどね。横を見ると、おっちゃんたちは雨をしのげる屋根のある場所でゲーミング中だった。広場の隅にカーサ庭園(世界遺産)への入口がある。前回(2016年)はここで時間切れになったので、カーサ庭園はちらっと見ただけ。それで世界遺産を見たことにしていたが、今日は庭園内に入ってみよう。1770年に建てられたマカオの富豪マヌエル・ペレイラのお屋敷。東インド会社のマカオの拠点となっていた。先客がひとり、チャイニーズ系のマダムがいらした。マダムは池の周りを歩きながら歌を歌っていた。京劇で歌われるようなチャイニーズムード満点の歌。マダムの他には私しかいませんからね。人が少ないので歌ってらっしゃったのでしょう。マダムの歌声で異国情緒あふれ、いい雰囲気でしたよ。
2017.07.16
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道を間違ってムダに歩いてしまったので、ちょっと休憩することにした。前にも寄ったことがあるこちら。ミルクプリンを注文すると、「温かいのか冷たいのか?」と聞かれ、冷たいほうを。まっ白でフォトジェニックじゃないけど、優しいお味がいい。前回は娘と一緒に来た2010年。その時は20パタカくらいだったと思うけど、今は32パタカ。マカオの物価はかなり上がってるな。
2017.07.15
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聖ヨセフ聖堂の前庭で地図とにらめっこし、雨が小降りになったので次の目的地へ向かうことにした。海外では極力地図を見ながら歩くことは避け、道順を頭の中に入れてさっさと行くことにしている。マカオはパリに比べると、それほど気を遣って歩かなければいけない雰囲気ではないが、用心に越したことはない。でもその用心が失敗を招く。目の前に運河、その向こうに中国本土が現れた!マカオの道は微妙にカーブしていることが多く、どこかで1本道を間違えてマカオ西岸の大通り出てしまった。マカオは狭いのですぐに復帰することはできるけど、そこからだと例の地域を通らなければならない。鹹魚エリアだ。1匹だけならそれほどではないかもしれないが、いたるところで鹹魚(ハムユイ)を売ってて、それを製造もしているエリアなので、その発酵臭が地域全体に漂っている。台湾の臭豆腐よりも強烈だ。どうも鹹魚エリアに引き寄せられてしまうようだ(涙)最高速で復帰を試みる聖ヨセフ聖堂からすぐ近いのに、ずいぶんと遠回りをして目的地に着いた。福隆新街元は遊郭だった通り。赤い格子窓が印象的。今は飲食店やお土産物店が入っていて、観光客が行き交っている。この通りはポルトガル語ではRua de Felicidadeという。「幸せ通り」という意味になるそうだ。 夜に来るとどんな雰囲気なんだろう。ショップは健康的だけど、灯りがともると「赤」の艶かしさがアップしそうだ。
2017.07.12
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過去に2度、すぐ近くまで行っていたのに立ち寄ることができなかった、世界遺産の『聖ヨセフ修道院及び聖堂』の聖堂のほうへようやく行き着くことができた。やっと来ることができた。聖オーガスティン広場のすぐ後ろ側で、来られなかったのが不思議なくらい近かった。1758年にイエズス会によって建築された教会。フランシスコ・ザビエルの上腕部の遺骨が祀られている。教会前に着いた頃から雷が本格的に鳴りはじめ、雨も強くなった。30分くらいここに座っていた。その間誰も来ず。世界遺産独り占めで贅沢な時間だったかもしれない。雷がやんだので、前庭に出ると、大きなガジュマルの木があった。マカオ最古のガジュマルの木だそうだ。木に説明がある。中国語では「榕樹」というのね。このファンキーなおっさんはガジュマルのキャラさんのようだ。足元にいる子は精霊だろうか。ガジュマルには精霊が宿ると言われているらしい。修道院入口はオーガスティン広場のほうで、左端のミントグリーンの部分が入口だが、修道院内は見学不可だ。これで、マカオ世界遺産コンプリートまであと2ヶ所。
2017.07.04
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マカオセントラル地区のシャトルバス乗場どこなんだろう?ウィンパレスから乗ってきたバスは、☆の所に停まった。グランドエンペラーホテル(英皇娯楽酒店)の南東側のエリアで、他のシャトルバスも来ていた。2ブロック横はニューヤオハンデパート。ヤオハン、懐かしいね〜 ここのヤオハンは今はマカオ企業だそうだ。ダンナの住まいの近所は『ミツワ』と名前が変わっているが。マカオは『ヤオハン』のまま。ヤオハンのおっちゃんは今は何をしているのだろう?あと3ヶ所の世界遺産を巡ればコンプリートなので、まずはブルーの地域に行きたいが、仁慈堂2階から眺めるセナド広場もおさえたいので、先にピンクのセナド広場に行くことにした。シャトルバスの停留所からセナド広場までは500mほどの距離だった。この仁慈堂の2階からセナド広場を見下ろそう!2階への博物館入口に行くと、「2時30分までお昼休憩で〜す」と貼り紙されていた。いや〜ん 1時間以上あるやん。下調べ不足で撃沈。後から持ってたガイドブックを見たら、「12:30から14:30までは昼休憩」とあった。ちゃんと見ないから仁慈堂2階はあきらめて、ブルーの地域へ向かうことにした。しょっぱなからムダな動きをしてしまった。〈東方斜巷〉という坂道を上ると、ほどなくお気に入りの聖オーガスティン広場に出た。雨に濡れたここも趣があっていいわぁ とも思うが、ベンチに座ってのんびりしたいのに、とてもそんな気分になれないザーザー降りの雨段々雨足が強まってるカメラの出し入れに気を遣っちゃうほどになってきた。車邪魔だよっ! と心の中は逆ギレ気味。いかんいかん、負の気分になると負を引き寄せちゃう。とりあえず、前々回、前回とすぐ横まで行きながら見損ねた世界遺産に向かいましょ。聖オーガスティン広場からドン・ペドロ5世劇場前の坂道をだだーっと下る。〈1848〉と刻まれてる。江戸時代末ね。そんなことより、お空で太鼓をたたいてはる音がしたような、、急ぎます
2017.07.03
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セナド広場に到着!雨なので人が少ない。人が多くてもいいから晴れてくれるほうがいいわ。母は雨の中を歩くのがイヤだそうで、ホテルに戻りたいと言う。雨が降らなくても、買うもの買ったらホテルに戻りたがることは予想の範疇。朝の予定では、マカオセントラル地区行きの無料シャトルバスでセナド広場近くまで来て、どこでバスに乗れるかを確認して、帰りは母だけバスに乗せてホテルに戻し、私はこのまま世界遺産巡りをしようと思っていた。が、マカオセントラル地区行きのバスは午前11時からで、10時に行動開始した私たちはタクシーで来たので、セナド広場近くであろうシャトルバス乗場がわからない。セナド広場近くの路地にタクシー乗場があったので、「一緒にタクシーで戻ろうか?」と提案すると、「タクシー代がもったいないからウィンまで歩いて、そこからシャトルバスに乗る」と言う。じゃあ、と歩いて5分しないうちに、「疲れたからタクシーにする」って。だ〜か〜ら〜 ついさっきタクシーでって言ったじゃ〜ん 停車禁止地域が多いので、東京や大阪のようにどこでも流しをとめるれるわけじゃないのよ。不機嫌レベルが上昇したが、顔には出さず、すぐ先のグランド・リズボアまで行ってタクシーに乗った。負の気分になると負を引き寄せるらしく、この時のタクシードライバーは雰囲気悪いにいちゃん。前に並んでいた欧米系3人組さんが乗り込んだのに乗車拒否して、その車が私たちにまわってきちゃった。コタイ側に渡ってから、何でここを右折する?? ということがあったので、20パタカくらい遠回りされたかもねぇ。タクシーで気分悪かったのは25年ぶりぐらいだわ前回と合わせて6回タクシーに乗って、怪しいのはこのにいちゃんだけだったから、運が悪いとしか言いようがないな。ウィンパレスまで戻り、母とバイバイして、今度はシャトルバスでさっきまでいたマカオセントラル地区へとんぼ返りした。
2017.06.28
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十月初五日街からマカオのメインストリート、亞美打利庇盧大馬路(アルメイダ・リベイロ通り)に出て、セナド広場に向かう。亞美打利庇盧大馬路、当て字感がハンパないね亞美打利庇盧大馬路(アルメイダ・リベイロ通り)のセナド広場付近までは、雪国の雁木造りのように歩道に屋根があるので雨でも歩きやすい。交差点では少しでも濡れないようにと早足になる。雁木造りというより、シンガポールのショップハウスみたいというほうがいいかも。アルメイダというのはポルトガルによくある姓。ここマカオのアルメイダは、通りが開通した時の裁判長の名前だそうだ。マカオのこの通りとは関係ないが、「アルメイダ」と検索するとトップに「アルメイダ病院」という大分の病院がくる。1552年に来日したポルトガル人でイエズス会会員のルイス・デ・アルメイダは、大分市に乳児院を建て、1557年に西洋医学を導入した初の病院を同じく大分市に建てる。医師の免許を持っていたルイス・デ・アルメイダは九州で医療活動を行い、天草で没する。元々は貿易商人で、マカオと日本を往復していた。大分市にあるアルメイダ病院は、そのルイス・デ・アルメイダにちなんで名付けられた病院だった。マカオと日本は繋がりが深い場所なのね。裁判長の名前に由来するマカオのアルベイダ・リベイロ通りは頻繁にバスが走っている。バスをうまく使えると、マカオ観光はぐっと楽になりそうだ。
2017.06.21
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マカオ2日目の朝ごはんは、ホテルGFにあるスターバックスでクロックムッシュとクロワッサンを買ってきてお部屋で食べた。スタバのパンには翌朝もお世話になった。電気ポットで沸かしたお湯でコーヒーと紅茶を入れて、ゆったりと朝食タイムさてどこに行きますか、お母さん?パラパラとガイドブックをめくって、「ここでお茶を買いたい」と母が言った場所は、十月初五日街にある英記茶荘。了解です! では十月初五日街へ行きましょう。ホテルからタクシーで十月初五日街までアクセスした。十月初五日街はマカオ半島側にある通りで、セナド広場と内港の中間にあるレトロムードあふれる場所だ。十月五日はポルトガルの建国記年日。17世紀にスペインから独立して成立したプラガンサ王朝が1910年10月5日に革命によって打倒され共和制に移行した。その日が建国記念日となっている。ポルトガル植民地としての名残がある名前の通りだ通りの入口でタクシーを降り歩き始めると、すぐに御廟があった。お〜 中国ですね。ポルトガルの面影はありやせん。アズレージョを見るとポルトガル風味は感じるけどね。この通りは老舗が多いそうだ。乾物屋さんはどこにでもあるわね。それほど使うってことなのね。乾物屋さんの隣の隣、原付バイクがあるところが目的地の英記茶荘だ。ネイホウ!と言ってお店に入ると、“中国4000年の歴史”みたいなお爺ちゃんが店番してる。お〜この御方と相対するのかと思っていると、お爺ちゃんは、「よっ いらっしゃい」という顔をしてから奥に人を呼びにいき、ぐっと若手が登場。若手と言っても、お爺ちゃんよりは若いだけ(笑)彼は英語で説明してくれるので助かった。日本人用お茶の説明ボードも完備してる。大きな缶に入ったお茶の香りを嗅いで選ぶのは楽しい私はジャスミンティー、母は色々と買った。お勘定をしていると、ザァーっと強い雨が降ってきたあ〜ん 天気予報が当たっちゃった。 予報はずっと雨という悲しいものだったのだ。若主人は、大丈夫?傘持ってる? とジェスチャーしながら傘を貸してくれそうな勢いだった。大丈夫です。傘は持ってます。何しろ雨雨雨雨の予報でしたから(涙)楽しいお茶ショッピングを終え、傘をさしてセナド広場方面へ歩く。雨じゃなかったら、この通りをゆっくり散策し写真を撮りたかったのになぁ。残念だ。後からお店の前を撮ろうと思っていたのに、強めの雨でそれすら忘れてしまった。 英記茶荘 澳門十月初五街115號
2017.06.20
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街から戻ってきたら夕食にした。母の喜ぶホテルのビュッフェに決め、1階のフォンタナ・ビュッフェへ行った。案内されたテーブルは窓際で、噴水ショーがよく見える。案内係の女性に、「いい眺めね〜!」と言ったら、素敵な笑顔でThank you!と言ってた。テーブル担当は榮倉奈々ちゃんに似た綺麗なお嬢さんだった。今回は美形に当たるわぁ。シーフードが充実してて、海老や生牡蠣があり豪華なビュッフェで母は大喜び。生牡蠣は旅先では避けるので、海老を重点的に一皿目。美味しい 海老がぷりっぷり。ラスベガスのバフェの蟹にいつもケチをつけている母が蟹をとってきたので感想を聞くと、ラスベガスと違って美味しいよとのこと。それはよろしゅうございました。飲物はソフトドリンク類はついているけれど、せっかくなので赤ワインをオーダーした。80パタカ(約1100円)でフリーフロー。期待していなかったらしっかりとした赤ワインで満足した。赤ワインをオーダーしちゃったので、シーフードはそこそこに、中華やお肉に移行してしまった。店内はほぼ満席で、99%はチャイニーズ系の皆様。でも、声は大きくないし、皆さんゆったりと食事を楽しんでいる。何よりもビュッフェ台が荒れてないのが好印象だった。サービス陣もしっかり仕事をしていて、お皿を下げるタイミングが良く、ナプキンをきちっとたたむなど、かなり頑張っている。母は、「バフェであそこまでしなくてもいいのにね」なんて言ってた。ラスベガスと比べちゃってるね(笑)大人料金は488パタカで、約7000円。種類が多く、味も良かったので納得ですよ。最後にデザートしっかり食べて満腹。ごちそうさまでしたフォンタナ・ビュッフェの入口 (画像はホームページより)
2017.06.17
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ホテルの部屋の写真をひと通り撮ったら、もう夕方4時30分を過ぎていた。うまく乗り継いで行動したつもりけど、やっぱり一日がかりねぇ。母とホテル内を少し探検し、その後は母はホテルでのんびりすると言うので、私はシャトルバスに乗ってマカオ半島側まで行くことにした。時間的に単純往復になるだけだが、じっとしているのもつまらない。シャトルバス乗場は正面玄関とは反対側の建物の東側にあり、マカオ半島のウィン行きのバスに乗ってみた。マカオ半島とタイパを結ぶ橋は3本あり、バスは一番西側の西湾大橋を渡ってマカオ半島側へ向かった。西湾大橋を渡っていると左側に高層ビルが見える。あれは中国本土の珠海市だ。経済特区なので発展しているのだろう。おっ! マカオタワーだっ!高さは338mで東京タワーより5m高い。バンジージャンプできるのが有名で、高さ233mからで落下速度は220km/hに達するそうだ。 絶対ムリ〜 ほんとに死んじゃう、、、マジで。バンジージャンプのお値段は3488パタカで、だいたい5万円くらい。高っ!と思うが、日本の竜神大吊橋(茨城県)の100m落下で16000円なので、バンジージャンプ界では常識の範囲内なのかも。1000万円積まれても絶対やらない私にはわかんないけど。1億だったらどうかって? 自分が使えないお金に興味ないのでやりませぬ。心臓やられて死んじゃうもん。展望台の上、塔のてっぺんまで登るというアクティビティは2288パタカ、33000円ほど。塔の先っちょはハシゴ階段になってるのよ。ひょえ〜展望台の透けてる強化ガラスの上には立てるけど、お外でするものはできないな。回転展望レストランのビュッフェに興味があったが、母は高いところがダメなので選択肢に入らない。でも、一度は登ってみたい。登るだけなら135パタカ、2000円弱だ。見慣れた景色のところに来た。ウィンで下車すると、マカオらしい街の景色。あのヘンテコなグランドリズボアの建物が、私の中での“マカオの景色”に馴染んでるのが怖いわ10分くらい散策して、シャトルバスにまた乗車。帰りのバスは、マカオ外港フェリーターミナル前を通り、一番東の友誼大橋を渡ってタイパ側に戻ってきた。
2017.06.14
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フェリーターミナルから10分かからずホテル南側の玄関前に着いた。酒店南大堂(SOUTH HOTEL LOBBY)のレセプションでチェックイン手続きをする。スーツケースを担当してくれたベルマンに名前を聞かれ、こちらへ〜と案内されたのはVIP REGISTRATION(貴賓登記處)のカウンター。何でだろ? 普通の部屋を予約した一見客なのに。たまたまだろうな。予約はウィン パレスのホームページからしていた。予約時に予約完了のメールは来たが、インターコンやヒルトンのようにログインして自分の予約記録を見られないので、出発2週間前にリコンファームのメールを出すと、12時間以内に確認のメールが返信されてきた。また5日前くらいに、レストランの予約や旅のアレンジをするよ〜という予約確認のメールが再度来た。チェックインの担当をしてくれたレセプショニストは、とても聞き取りやすい英語を話す上品な女性。ここが重要だといつも思う。この場面の「人」で、ホテルの印象はかなり決まってしまう。背の高いかなりイケメンのベルマンに部屋まで案内してもらった。部屋に入ってから彼が力を入れて説明してくれたのが、冷蔵庫上にある有料スナック類について。箱を動かして60秒以内に戻さないとカウントされてしまうということをしっかりと説明してくれた。それ知ってるよ〜 ラスベガスで母が動かしたもん。でも、イケメンくんが熱心に説明してくれてるので、初めて知ったようなリアクションをしてしまった。おばちゃんは好みのイケメンには弱いんだ(笑)予約していた部屋は2クィーンベッドのファウンテンスイート、85平方メートルのお部屋。ここでは下から2番目のカテゴリーだ。オレンジ色の部屋だった。みかんみたい、、というのが第一印象ブルー、ゴールドなど他の色もあるが、どれもかなりキツめに感じる内装のようだ。ベッド幅は広く、大変寝心地が良かった。大の字に寝ころんで、指先がベッド端にやっと届くくらいの幅がある。ベッドエリアとリビングエリアはドアを閉めると仕切ることができる。Wi-Fiはパスワードなしで使用可能。テレビ画面は日本語表示になってた。照明のコントロール、カーテンの開閉についても日本語表示がある。NHKの海外放送を見ることができた。画面は65インチサイズで、ベッドルーム、リビングルームそれぞれ1台ずつある。アイロン、バスローブ、使い捨てスリッパがある。洗面台はダブルボウル。シャワーエリアが独立してて、浴槽は深く、お湯の出はいい。トイレは独立型。残念ながら洗浄型トイレではない。お習字のような漢字がインパクト強い(笑)歯ブラシセットがあった。牙具っていうのね。シャンプー類はイギリスのモルトンブラウンでココナッツの香りがするものだった。冷蔵庫内はぎっしりで私物を冷やすスペースはない。電気ポットがあるのは助かる。水に関しては、部屋に入った時に500mlのペットボトルが4本セットされていて、夕刻にターンダウンサービスがあるので、そこでまた4本追加された。海外に行くと水を買うことに必死になるが、ここで2泊の間は一度も水を買うことなく過ごせた。ファウンテンスイートなので、窓から噴水ショーを眺めることができる。ベラージオみたいだ。右側の青い電飾はシティ・オブ・ドリームズ。2つのカジノがあり、グランド・ハイアット、ハードロック、クラウン・タワーズの3軒のホテルが入っている。左側はサンズコタイセントラルで、こちらも2つのカジノがあって、シェラトン、コンラッド、ホリデイ・インの3軒のホテルが入っている。道路に沿って高架橋がある。ただ今鋭意建設中の〈ゆりかもめ〉のような新交通システム。マカオ初の車以外の公共交通で、駅舎と土木関連以外のシステムは三菱重工と伊藤忠の共同体が請け負っている。将来的にはマカオ半島まで延伸予定だが、まずはここタイパから開業するらしい。当初の予定より開業は4年ずれこんで、今のところ2019年開業とのこと。まだ延びそうな気がするなウィンパレスのいいところは、昨年8月オープンなのでとても美しいということと、防音がしっかりしているところ。あとどのスタッフもにこやかで丁寧に仕事していると見受けられた。欠点は、ホテル内のショップがどれもハイブランドばかりで、気軽に買物できる場所がないこと。ギフトショップですらハイソ感漂って、Tシャツすらない。エルメス、シャネル、プラダなんかで買物できませんって一店舗でいいから、マカオのガロくんやお菓子を売ってるお店を作ってくれないかな。それと、近隣のカジノリゾートへ行くには少し離れていて便利が悪い。前のMGMの工事が完了したら気にならなくなるかもしれないけど、今はひとりっ子のような位置なのだ。将来的には新交通の駅が目の前に出来、ウィンパレスの後ろ側も開発されそうなので、ひとりっ子じゃなくなりそうだけど。母のようにホテル内で過ごす場合、もっと一般的なショップがありそうな窓から見えたカジノリゾートのほうが現段階では良かったようだ。無料のシャトルバスは頻繁に運行していて、マカオ半島側のウィン、タイパフェリーターミナル、マカオ外港フェリーターミナル、マカオセントラル地区、タイパシティ、ボーダーゲートなどにアクセスできる。母連れだとリピはない。でも、ひとり旅でマカオならリピする。 Wynn Palace Avenida Da Nave Desportiva,Cotai,Macau
2017.06.11
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タイパ・フェリーターミナルを一歩出ると、各カジノリゾートへの無料バス乗場が目の前にある。とてもわかりやすい('17 6月1日に新タイパ・フェリーターミナルがオープンしたので、現在はバス乗場は移動していると思います)私たちはWynn Palace Cotaiを予約していたので、まっ赤なブースへ入る。係りのおばちゃんの指示に従ってブース内でしばしバスを待つ。Wynnの係員はおばちゃんだったけれど、別のカジノリゾート乗場にはレースクィーンみたいなナイスボディの小姐が立ってるよ。「足長っ 凄いプロポーション!」と母と話した。同じくWynnのバスを待ってた欧米系男性2人組は、きっとあちらでバスを待ちたかっただろう。 おばちゃんは、赤いバスが来たら動きそうになった欧米男性たちとジャポネおばちゃん2人を制止したり指示が的確。荷物も運んでくれるし、笑顔もあってとても親切だった。おばちゃんにはおばちゃんでよろしくてよ赤いバスはマカオ半島側のWynn Macauへ行くバス。5分ほどの待ちの間に、どんどんバスが来て出入りが激しい。Sandsの金色のバス。ヴェネシアンにマリーナベイサンズ(シンガポール)のSandsだね。Sandsの幹部はプライベートジェットでマメに日本に来てるような気がするな。自民党の議員さんと料亭や高級寿司屋さんでお話ししてそうだ。シェラトン、コンラッド、ホリデイ・インのバスが来た。ここも候補だったんだけどな。Wynn Palaceのバスが来た。もうひとつのWynnと見分けやすいように車体がブルーになってる。「ウィンのイメージは赤だからピンとこない色ね」とつぶやく母。そんなしっかりとしたイメージを持たなくていいですよ。詳しすぎるのも考えものですって(爆)荷物置き場にスーツケースを入れてもらいバスに乗車し出発フェリーターミナルのすぐ横はマカオ国際空港。マカオ航空なら関空から直行便がある。16時くらい関空発で使い勝手が悪いとも思うが、朝5時起きで9時台の飛行機に乗っても、船の乗り継ぎやらなんやらでマカオに着くのは16時前になることを考えると、ぴゅーっと直接マカオに来るのは楽だろう。空港ターミナルビルはこじんまりとして使いやすそう。迷うほどの広さがないって便利だもんね。でも私は香港経由を選んじゃうな。(マイルにしばられてる)バスに乗ってすぐ、目的地が見えた。のホテルに泊る。う〜ん・・・ 位置的に、真ん中にポツンとあるのが気になるな。
2017.06.09
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過去2回のマカオ入りではマカオ外港フェリーターミナルに着いたが、今回は南側のタイパ・フェリーターミナルからマカオに入国する。2階のコタイ・ファーストの乗船客から下船させてくれるので、先頭グループで入国審査場に到達できた。マカオ入国には入国カードは必要なく、パスポートだけで入国審査を受け、何も聞かれずあっさりと入国できた。入国スタンプがないのは寂しいな。そして入国審査を抜けてすぐのところにある荷物引き渡し場で並ぶ。ここで少々時間がかかった。並んで待っていると、引き渡しカウンターの前の広間(屋内)に荷物の入ったコンテナを順に運びこみ、全部の荷物を広間に出しきってしまう。そして前に並んでいる人から順番に自分の荷物を選び、係員がタグと照合して荷物を持ち出せる。ターンテーブルがないので仕方がないね。空港からのフェリーなので荷物が多く、全部出しきるのに手間取ってたが、みんなおとなしく整然と並んでいた。この便はインド系のお客さんが多かった。 ♪ ♪ ♪この6月1日に新しいタイパ・フェリーターミナルがオープンした。荷物のピックアップは、私が行った4月とは変更になって手順が良くなっているのではないだろうか。元は2013年に運用開始予定が、大幅に工事が遅延し、やっとオープンにこぎつけたらしい。
2017.06.06
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香港に入国せず、船に乗り継いでマカオへ移動する。飛行機から降機したら、船のマークがついた【往内地/澳門快船】という案内板を目印に歩いて行くと、入国審査場手前にある船会社のカウンターに着く。そこで予約していたフェリーのチケットに引き換えた。ここで大事なのが、関空で預けた荷物のバゲージタグをカウンターで提出すること。預け荷物がある場合、バゲージタグをたよりに係員がターンテーブルからピックアップして船に積みなおすので、これがないと荷物は香港で置き去りになってしまう。もしバゲージタグを紛失したら、ここで船に乗り継ぐことはあきらめ、香港に入国して荷物をピックアップし、九龍か上環からフェリーということになるだろう。カウンターでバゲージタグを渡すと、あらためてフェリーのバゲージタグをもらう。このタグもちゃんと持っておこう。マカオで荷物を引きとる時に係員はタグのチェックをした。荷物の積み替え作業があるので、預け入れ荷物がある場合、カウンターでの手続きを出航1時間前までにしておく必要があった。今回はキャセイが定刻で飛び、1時間50分の乗り継ぎ時間があったので余裕だった。チケットカウンター周辺には両替所、コンビニ的ショップなどがある。出航時刻30分前になるとチケットカウンター裏のゲートがオープンし、シャトルに乗って船着き場へ移動。自分の乗る船の乗場番号をチェックしてそこに並びそのまま乗船と流れ作業だった。今回予約していたのは、金光飛航(Cotai Water Jet)青色の船だ。チケットには座席番号が記されていたが、「2階のどこの席でもいいよ〜」と言われたので適当に窓側に着席。そりゃどこでもいいって言うわ、ガラガラだもん1階はそこそこの乗船率だったようだ。2階のコタイ・ファーストは食べ物のサービスがある。お菓子詰め合わせみたいで楽しめた。すぐに食べなくても、持っていけるのもいいわ。Wi-Fiにつないでみようかな。試しにPoke GOを立ち上げると、必死に海の上を歩いてる香港国際空港を出航してしばらくすると、船の速度がとてもゆっくりになった。第3滑走路の工程の都合で、速度制限の指示が出ているそうだ。第3滑走路は2024年完成を目指していて、その地盤改良工事の一部を日本の五洋建設が受注している。五洋建設って海洋土木に強いそうね。2024年ねぇ、、新しい滑走路を使ってみたいけれど、その為には自分の健康だけでなく、自由に旅行が出来る世界情勢じゃないといけないのよね。1時間ほどでタイパ・フェリーターミナルに着き、マカオで入国手続きをする。
2017.06.04
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“GW前に富山でチューリップを観よう!”とホテルの手配をしていたら、「香港行きたいね〜マカオもいいな〜」とパスポートを更新した母が度々つぶやく。富山から香港にあっさりと行先が変更になった。AirはJALのホームページからキャセイパシフィック関空発のコードシェア便を手配した。コードシェア便のため、JALのホームページ上では座席指定ができないので、予約完了後にJALの予約デスクに電話してキャセイ側の予約番号を聞き、その予約番号をキャセイのホームページで入力して座席指定した。行きは真ん中3席の通路側から2席、帰りは最後方の窓から2席になっているところを無事指定できた。ずいぶん久しぶりのCX。最後に乗ってから20年近くになるかも。09:20発のCX567便。チェックイン時に、「当便は満席で、○○様(私)はワンワールドサファイアなので、おひとり様だけはもしかしたらプレミアムエコノミーにアップになるかもしれません。まだ確定じゃないのですが、その場合はどう座席を残しますか?」と聞かれた。え〜 そんな事を言われたら期待しちゃうじゃない。そうなったら、ゲート抜けてから母とチェンジしてあげようと思ったけれど、でも、疑り深い性格の私は期待度25%くらい。旅の時は母も私に感化されて、「男ひとりビジネスマンが多そうよ〜」と期待していない。結果は、5人くらいコールされていたが、私の名前は呼ばれず。期待度25%にしといて良かった。インボラアップって訳わかんないところもあって、有償でめったに乗らないANAで、娘と2人とも長距離パリ便でCになったこともある。謎が多いこればかりは時の運。贈り物だと思わないとね。関空から香港までの飛行時間は3時間40分。座席なんかどうでもいいのさ、時間通りに飛んでくれればそれでOK。船の乗り継ぎがあるので遅延だけを気にしていたが、関空で一夜を過ごしているCXくんは時間通りにプッシュバックし、ちゃっちゃと離陸してくれた。はい、ごはん朝ごはんバージョンで、ヨーグルトが安定の味。(そりゃそうだ)もう一品のほうはお粥だった。お粥の英語が聞き取れなくて、聞こえたソーセージのほうにしたら、お粥が苦手な母は喜んでいた。まぁ結果オーライということで。映画〈SING〉を観て過ごしたら、あっという間に香港に到着。近くて楽だ香港には入国せず、空港内のフェリー乗場からマカオに向かう
2017.06.02
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ホテルから空港まではタクシーで直行した。料金は荷物代の10ドルと青馬大橋通行料の30ドルのエキストラチャージと気持ち分を足して270ドルだった。チップはいらないとガイドブックにあるけど、まぁちょっとはね。カートを持ってきてスーツケースを載せてくれて、気持ちよくさようなら〜特典エコだけど、お互い持っているANAカードでビジネスのカウンターでチェックインできると初めて知り、チェックインはささっと完了。母のANAカードの種類を知らなかったので今まで損をしていたようだ。制限区域に入ってから何か食べようかと思ったけれど、フードコートは席をみつけるのが大変なほど混んでいて挫折。おとなしくゲート前でサンドイッチを食べて待った。昔は免税店にウハウハしたが、最近はそれほど買いたいものもなく、、というか、買えない。この「關」の字は、いつ見ても重厚だ。画数多いぞ。ちょっとパタパタでも見に行ってみますか。最近はパタパタしないけど。いいなぁ「最後召集」。Final Callっていうより、早く行かなきゃ〜っていう気になる。この案内板の漢字の地名を見ているだけで時間がつぶせる。バンコクにシンガポールにマニラね。え〜 河内、、、どこ? 河内 、河内音頭で盆踊りじゃなかろう。八尾空港に着陸しそうな気がしちゃう。ハノイですって!(驚) ハノイを漢字にすると河内でしたか。やっぱりおもしろい帰りの便は、エコノミーの前方はぎっしりだったが、後ろはガラッガラ。ドアクローズと同時に移動して、ゆったり座席で帰ってきた。3時間くらいで関空到着。楽しい旅だった。('16香港・マカオ旅行記 終わり)
2016.07.16
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最終日、飛行機は午後3時台発なので、チェックアウトは正午にすれば十分に間に合う。朝ごはんを食べたら、ひとりで尖沙咀の街歩きに出かけた。気になっているクッキーがあって、行列がそれほどでなかったらトライしようと思っていた。噂では行列必至とのことだったが、ラッキーなことに全然並ばずにクッキーをゲットできた。場所はネイザンロードとモディロードが交わるところにある美麗都大厦(ミラドーマンション)の中で、グランドフロアだと思っていたら、日本式2階にお店はあった。どうも改装中のようで、その期間だけ2階になっているようだ。1階に「お店は2階よ」というボードを持ったおねえさんがいた。Jenny Bakery、漢字で書くと〈珍妮曲奇〉のクッキー。漢字だと、なんかクネクネサーカスみたいなイメージがあるな(笑)缶かんはクマちゃん。4MIXのLサイズ缶(130香港ドル)を2つ買った。これが2段つまっている。サクサクほろほろの食感で、ひとつが大きいので食べ応えがある。日本のクッキーとはイメージが違うけど、確かに美味しい。一人暮らしだと、Lサイズは大きいな。賞味期限が1カ月なのでMでいいかも。あっけなくクッキーをゲットできたので、30分ほど街をぶらぶらした。タクシーのサイドには『豊田石油氣的士』と文字がある。TOYOTAコンフォートタクシーのこと。確かに豊田だけど、頭の中ではTOYOTAになっちゃってるから、漢字でこられると面白い。先日ある売店で、「本田技研工業で領収書をお願い」と言われたおねえさんが本田の字がわからずまごまごしていると、おっちゃんがちょっと怒りモードで、「本田です本田、自動車の本田」とぶっきらぼうに言っていた。おねえさんは余計にパニクっちゃって、字が出てこない。次の清算を待ちながら気の毒になっちゃった。自動車の本田といったらHONDAを思い浮かべちゃうのよ。おっちゃんは、「天下の本田を知らんのかい!」と怒りモードになったのかもしれないけど、他人の会社のことなんてそんなもんよ。イライラ怒られたら余計に出てこない。三菱の「菱」だって、うっかりすることもありうる。ささっとメモ書きしてあげればスマートなのに、何度も「本田」を連呼して、ちっちぇー奴だなとHONDAに乗ってる私は思ってしまった。タクシーの「豊田」を見て、そんなことを思い出した。ホテルに戻ってチェックアウトしよう。
2016.07.15
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香港旅行最終日の夜は、インターコンチネンタル内にあるレストランを予約していた。広東料理のヤンヒートン。このホテルがまだリージェント香港だった頃、同じ場所にあった『麗晶軒』に来たことがある。窓際のテーブルに案内された。2人だとコースをオーダーしたほうが楽しめるけれど、コースはお高くて手が出ず。前菜2品とスープとメインという組み立てにした。前菜2品は、帆立貝と海老のすり身、洋梨の重ね揚げ鶏肉とクラゲの冷菜スープは、中国菜と雲南ハムと烏骨鶏のスープメインは、ロブスターと蟹みそのミルク炒めきゃっ ロブスターちゃん!プリっプリのロブスターで、ものすご〜く上品なお味。美味なのです。間違いなく美味ですが、ちょっと濃いめの味のお肉か何かをいただきたくなるほど上品なお味だった。しかし、お肉をいただけるほど胃袋に余裕がなくて、、、残念無念なり。お肉や麺・ご飯ものは無理だけど、デザートならなんとか。「デザートメニュー頂戴っ!」 とウエイターさんにお願いした。「僕はこれを薦めるよ、絶対お薦め!!」と彼が言ったので、二人とも同じものをオーダー。ロンガンのフローズンパンナコッタとジンジャーアイスクリーム強烈に薦めてきただけのことはあるよ。さっぱりジンジャーがききつつ、甘さも楽しめる楽しい美味なデザートだった。二人とも大満足。食事の最後に、小菓子が来た。もうお腹がいっぱいだったので、「部屋に持って帰れるか」、と聞くと、こうなった。食事中に2度、フロアマネージャーがテーブルに、「○○さん、食事を楽しめてますか?」と声をかけにきた。はい、大満足の楽しいディナーになりました。この日のお客さんは、ほとんどが現地ピープルと思われる人たち。家族の会食や、同窓会っぽい小グループなどで、皆さん楽しそうに食事をしていた。隣のテーブルは三世代ファミリー。小学校1年生くらいの男の子がいて、ちょっと声が大きくなると、お父さんに「しー」と注意されていた。しっかり躾けられている坊やだった。
2016.07.13
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旅行中、連日雨マークの天気予報。しかたないよ、雨季だから。香港島側から雲が流れてきて、完全視界不良に。一瞬真っ白になってから、また香港島が姿を現す。雨なので蒸し蒸し。湿度が高いと実感できたのは、バスルームに干したタオルが全然乾かないことから。翌朝になっても湿気たまま。だから喉の調子は良好よ。
2016.07.12
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香港島に来たのでトラムに乗ってみよう!中環(セントラル)の乗場で、東行きのトラムに適当に乗車。飽きたらどこか途中で降りればいいやと、目的地なしにトラムでGo!2階席の1番後ろに陣取って、香港島をゆるゆる東に向かう。雨のガラス越しだけど、景色はゆったりと楽しめる。すれ違う逆向きのトラムの車体の種類が多くて楽しい。レトロっぽいのが好きだな。コーズウェイベイあたりは車が多く、ゆったりトラムはますますノロノロ運転。乗客の乗り降りも激しい。勇ましいブラスバンドの音楽が聞こえてきた。お揃いの青いユニホームを着たマーチングバンドが行進している。何のイベントかと思ったら、マーチングバンドの後ろにはデモ隊が行進してきた。警察車両付きのデモ隊。デモ隊は車道を行進していて、その横の歩道では、デモ隊に反対している勢力と思われる人たちがプラカードを持ってずらーっと並んでいた。どうも法輪功のデモのようだった。話には聞いたことがあったが、これなのね。目的地なしに乗っているというのは適当すぎて、「降りよう!」と決めて行動に移しにくい。車両前よりの出口から一番遠い2階最後列に座ってしまったので、降りるなら思い切って行動しないといけない。コーズウェイベイを過ぎたら、「炮台山で降りよう」と思っていたのに、「通路が混んでるから北角まで行っちゃえ」になり、「いや太古までねばるかな」とグダグダしているうちに終点に着いてしまった。難しい字の駅だな。トラム東の終点に連れてこられました。終点らしくトラムが溜まっている。中環(セントラル)からどれぐらいの時間がかかったか?1時間18分も乗ってたんです〜 ゆったり乗り過ぎ。料金はどこまで乗っても2.3ドル(約32円)、 安いです。(オクトパスカード可) トラムの駅から地下鉄駅までの間に青空市が出てて、そこに並んでいる野菜や果物を見ながらそぞろ歩き。地元民しかいなさそうな場所だった。地下鉄港島線に乗って金鐘駅まで行き、乗り換えて尖沙咀に戻った。地下鉄だとあっという間だった。
2016.07.11
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スターフェリーから下船したすぐのところで、農産物フェアをやっていた。けっこう人だかりができていた。右がわ奥のブルーの連絡通路を進んで、中環の繁華街へ向かう。歩き始めてすぐ左後ろに見える中環碼頭の建物。たくさんバスがいて、2階がオープンになっているバスもいたが、この時は雨が強く、さすがに2階の屋根のないところに座っている猛者は見かけなかった。フランス人だったら、傘をささずにずぶ濡れになっていそうだけど。ホテルの部屋からも見えてた観覧車こう天気が悪いと、乗る気にはならないからパス。右に見えてきたのは、エアポートエクスプレスの香港駅がある国際金融中心ビルリンゴはアップルストアだね。フェリー乗場から連絡通路を10分近く歩いて、トラムの走っている繁華街に出た。この日は雨の日曜日中環は何だか大変なことになっていた。連絡通路からショッピングモールに入ると、フィリピン系の女性がいっぱいいる。女性たちが立ち止ってたむろすると警備員がやって来て、「あっちに行け」と追い出している。ショッピングモールをつなぐ渡り廊下にもいっぱいいる。通路下の雨に濡れない所ではシートを広げて、お菓子などを食べながら談笑中。シートを雨除けにして頑張っているチームもいる。日曜日の中環名物、香港で働いているフィリピンからの出稼ぎの女性たち(メイドさん)の集いが繰り広げられていた。雨だから範囲が狭まられてしまって余計に大変なことになっていたみたい。完全に「ここはフィリピン?」状態。一週間に一日の楽しい時間なんだろうね。
2016.07.10
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お買物に満足した母はホテルでのんびりすると言うので、ここからは別行動することにした。では香港島へ行こう!かなり雨が降っていたので、無難に地下鉄でいいかなと思ったが、スターフェリーに1回は乗らないとね〜スターフェリー(天星小輪)で香港島へ渡る。スターフェリーもオクトパスカードでピッとして乗れる。オクトパスカードは左レーン。楽しそうに撮影しまくっている観光客ばかりだった。前に座っていたコリアン女子二人は自撮りに夢中。一瞬で最高の笑顔を作れる技に驚いた。かわいいポップなキャンディーを持っていて、小道具も完璧よ。ジャポネおばちゃんは景色のみ(笑)最近思うのが、自分の写真はあまりにも景色ばかりで顔がなくって、「人生最後の舞台の写真候補ががないんじゃない?」 ということ。ブログ用だからということだけではなく、自分の記念写真に興味ないもんだから全然顔写真がない。これって意外に迷惑かけることかもしれない。顔といったら、ゆるキャラさんかパンダちゃんくらいしかないわ。人生最後の舞台はいつやってくるかもしれないので、対策は立てておかないといけないな。娘なんか今から対策済み(爆) さすがに早過ぎやろと思うが、自撮り世代は写真に敏感だ。確かに、ずっと、ずーーーっと残るものだものね。伊勢丹写真室で撮っとこうかな。後のことは知ったこっちゃない、と言ったって、やっぱり女性は気になる。脱線した話をスターフェリーにもどして、、、10分かからず中環(セントラル)に着く。船着き場から中環の繁華街までは意外に歩くので、便利さでは地下鉄が断然勝つが、船で行くのは風情があっていい。
2016.07.09
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3日目はゆったりと起きて、ラウンジで朝食をいただいた。クラブラウンジは2階で、アフタヌーンティーで有名なラウンジを見下ろす位置にある。現在ホテル真横のプロムナードを工事中で、景色が売りのラウンジの前には工事用船舶が横付けされている。少々目障りね。かなり長期間に工事をするようなので、しばらくはこの状態だろう。クラブラウンジの朝食は、ビュッフェ台とは別にオーダー式のアラカルトメニューがある。エッグベネディクトやオムレツといった卵料理の他に、ステーキやチキングリルというガッツリ系メニューがあった。いくらなんでも朝からステーキは無理ビュッフェ台のラインナップで十分だった。日本食の白いご飯と味噌汁、それにご飯の友もある。納豆もあった。この日は、地下鉄でひと駅の佐敦(ジョーダン)へ。尖沙咀の駅にエスカレーターで下がるには、ネイザンロードを北に向かい、九龍酒店を過ぎ北京道を渡ってすぐのi-Square(国際廣場)というショッピングセンターのエスカレーターを使うと便利だった。高齢者連れだと1回でも階段使用を少なくするのが大事。佐敦駅の上の交差点この交差点の角にあるのが、裕華国貨、中華系デパート。母が好きなのだ。まずは刺繍用品の売場でテーブルクロスを探した。クリスマス用でツリーがアップリケされたまっ赤なテーブルクロスを広げてもらって思案していると、同じ売場で物色していた欧米系50代後半女子4人組さんが「あら〜いいじゃな〜い」と反応。「どこから来たの?」と聞かれたので、「from Japan」と答えると、「ヨーコソー」と日本語で答えてくれた。おもろいおばちゃんたちだ。ニュージーランドからの観光客さんで、「わたしのハネムーンはニュージーランドでした。美しい国で想い出深いです」とつたない英語で言うと、「いつ? どこ行った?」と4人組さんは大盛り上がり。「27年来てないんだったら、次は是非ニュージーランドに来てね」と言われた。そうねぇ、行きたいなぁ〜ニュージーランドダンナと行きたいけど、リタイアしてからになりそう。次は地下1階の食料品売場で母はお土産のお茶探し。バラマキお土産探しには裕華はむいてる。また地下鉄に乗って、今度は定番のこちらペニンシュラホテルのアーケード。母の大好きなカシミア専門店でお買物した。ペニンシュラには2店舗カシミア専門店があり、どちらも日本語OKの店員さんがいて母は満足いくお買物ができたようだ。
2016.07.08
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ハーバービュールームに滞在しているので、お部屋からシンフォニー・オブ・ライツを楽しんだ。毎晩8時から開催される光と音楽のレーザーショー。2003年から毎日行われているショーだ。室内からの観賞なので、音楽はほぼ聞こえない。ドンドンというベース音だけは聞こえるけれど。13分間の光のページェントは、三角ビルの中国銀行タワーを中心に繰り広げられる。この中国銀行タワーと香港上海銀行(HSBC)のビルの間で風水でもめていたことを思い出した。強烈負のパワーをお互いに出しあってるとか。大真面目に風水合戦をしているところが香港ね〜
2016.06.29
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ホテルの部屋からビクトリアハーバーを眺めていると、いろいろな船を見ることができる。よく見る大きめの船麗星郵輪、スタークルーズという会社の船。尖沙咀と湾仔の間を航行しているスターフェリー天星小輪、観光客にもお馴染みの船だ。夜にはディナークルーズにもなる船ジャンク船観光用ジャンク船。次はこんな船でビクトリアハーバーを遊覧するのも楽しそう。香港島西側をズームにしてみると、ひっきりなしにターボジェットが航行している。こんな小さな船も。何が釣れるのかしら。
2016.06.28
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ターボジェットで上環(ションワン)に到着。無事香港に戻ってこられた。フェリーターミナルのお土産物屋さんを少しひやかしてから、上環の街へ行くことにした。地下鉄上環駅からの出口を出ると、永樂街という通りに出た。このあたりは色々な香りがする。漢方薬チックな香りや、海の幸っぽい香り。昔ながらの香港の下町感がある地域で、漢方薬屋さんや海産物・乾物屋さんがいっぱい。こういう乾物屋さんがたくさんある。店名『清順』の下にある、〈參茸〉は朝鮮人参のこと。〈燕窩〉は燕の巣。道路上の看板、黄色の上にある〈鮑燕參翅肚〉は、〈鮑〉 干しアワビ〈燕〉 燕の巣〈參〉 干しナマコ〈翅〉 干しフカヒレ〈肚〉 魚の乾燥浮き袋のことだ。買いたいとは思わないが、街歩きウオッチングとしてはおもしろい。今回初めて知ったのは、ナマコを英語ではsea cucumberと言うこと。海のキュウリって言うのね。知らなかった。上環でのショッピング目的はお茶。文咸東街という通りにある「林奇苑茶行」で、中国茶を選んだ。ジャスミンティーとプーアール茶をゆったりと選んだ。スーパーで選ぶのもいいけれど、お茶っ葉の香りを楽しみながら選ぶのがクセになっちゃって、こういうお茶屋さんに行くのが楽しみになってしまった。「中華デパートで安いのを買う」と宣言していた母も、結局買っちゃってるし 林奇苑茶行 105-107 Bonham St East, Sheung Wan, HK
2016.06.27
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グランド・リスボアのカジノ入口で母と会い、お互いの第一声が、私「暑くてたまんな〜い」 母「寒くて寒くて、、、」とまるで会話がかみ合わない。私はホテルでゆったりと冷たいものでもいただきたかったが、母は「寒いからいらない」と。帰りのターボジェット出発時刻まで2時間近くあったのでお茶したかったけれど、母はもう香港に戻りたいと言う。遊んだらマカオには用がないそうだ(笑) 朝の香港(上環)出発の時のように、早めの便に乗せてくれるかもしれないので、タクシーでフェリーターミナルへ行き、すぐに出境審査を通過して乗場へ行くと、上環みたいに待ちうけている係員はどこにもいない。ちょうど乗船が開始されているゲートの係員に「乗れる?」と聞くも、「full」と言われた。あらら、あてがはずれちゃった朝の上環みたいに人がわっさわっさしていないので、母は「ほんとに満席なのかしら?」と疑っていた。次の船のゲートの係員にチケットを見せて、「スタンバイしたいんだけど」と言うと、「空きがあったら声をかけるからスーパークラス待合室で座ってて」と言って、待合室へ案内してくれた。待合室もゲート周辺もがら〜んとしてて不安になるくらい。でも、船の出航時刻10分前くらいになると、どどどーっと人が流れ込んでくる。乗船が始まると、係員が待合室に来て「乗れますよ」とチケットに指定席のシールをぺたっと貼ってくれた。1時間早い船で香港に戻れることになった。最前列の座席に座って香港へ向けて出航母は周りを見て、「ほんとに満席ね。疑ったらいかんわ」とつぶやいていた。帰りの食事食事に関しては事前リクエストもあるようで、隣の家族連れはがっつり系のご飯ものを食べていた。そんなに美味しい食事ではないが、マカオではアイスキャンディーを食べただけなので、ほぼ完食。そろそろ香港が近づいてきた。6年前との違いは、シートベルト着用について厳密になった点。係員が一席一席確認していた。事故が多いからだろう。来年には香港のランタオ島とマカオを結ぶ海上大橋(全長35km)が竣工予定。もともとは今年中完成だったが、工期が延びてしまったそうだ。橋が出来たら、ターボジェットはどうなるのだろう。バスに取って代わられちゃうのかな。出入境審査があるので、車の渋滞はどの程度になるか。橋が完成後の香港・マカオ間の交通に関しては大いに興味がある。
2016.06.25
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グランド・リスボアに着いたら汗だらだら涼みがてらロビー周辺をウロウロした。カジノの反対側へ歩くと、キラキラシャンデリアの下に蓮の花のオブジェがある。ホテル外観が蓮をイメージしているぐらいなので、テーマは蓮なのだろう。(手前リスボアホテル、後ろがグランド・リスボア 2010年撮影)蓮の花の上にパゴダみたいのがのってるロビーの蓮のオブジェの周りには、大きなキンキラ工芸品がいっぱいキンキンキラキラ〜チャイニーズの方々が好きそうな、龍でキンキラこちらは翡翠これを熱心に写真に撮っている人が多かった。翡翠を身につけている人が多いものね。翡翠やキンキラだけではなく、こんなお方もいらっしゃる。鑑真和上。良かった、全身キンキラじゃなくて。現在ホテル建設ラッシュのマカオ。特にコタイ地区にどんどんホテルができるようで、リスボアも新しいホテルをコタイに建設中だ。その完成模型があった。2017年完成予定のリスボア・パレス。1400室規模のホテルになるようだ。コタイやタイパの新しいホテルも1回見てみたい。マカオはタクシー料金が高くないので、タクシー往復で世界遺産のある半島側に遊びに行くのも苦にならないだろう。
2016.06.24
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時間がきたので、とっととグランド・リスボアに戻る。混んでる所は避けたかったが、道を間違えて遠回りになるともっと困るので、知っている道を歩いた。セナド広場まで来たら、あとは一本道。ブランド物とか売ってそうなショッピングモールがある。縁がないな、、、そろそろグランド・リズボアというところに、押してるやん(笑)あるわ〜『押』。質屋さんだ。カジノホテルの近所には、『押』マークの質屋さんが付きもの。「必勝押」というサインが笑える。
2016.06.23
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世界文化遺産『マカオ歴史地区』は、22の歴史的建築物と8ヶ所の広場が登録されている。自分用に整理してみる。2010年と2016年の2回のマカオ訪問で見たのは、(チラ見も含む)聖ポール天主堂跡イエズス会記念広場ナーチャ廟旧城壁モンテの砦聖アントニオ教会ルイス・カモンエス広場カーサ庭園聖ドミニコ教会と聖ドミニコ広場盧家屋敷カテドラル(大堂)とカテドラル広場仁慈堂セナド広場民政総署ビル三街会館(関帝廟)聖オーガスティン広場ロバート・ホー・トン図書館聖オーガスティン教会ドン・ペドロ5世劇場聖ローレンス教会鄭家屋敷リラウ広場港務局ビルバラ広場媽閣廟27の歴史的建築物と8の広場を見た。残りはあと3ヶ所。聖ヨセフ修道院及び聖堂プロテスタント墓地ギア要塞場所がばらけてしまっているのが気になる。ギア要塞が1番行きにくいかな。次回があるなら、今度こそコンプリートしたい。
2016.06.19
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聖ポール天主堂前から徒歩5分で聖アントニオ教会(世界遺産)の前に来た。ここは初めて訪れた地域。現在の建物は1930年完成のもの。透けたように見える繊細な十字架が印象的だ。聖アントニオ教会の横はルイス・カモンエンス広場(世界遺産)。バスが多く来るバス停があった。ルイス・カモンエンス広場広場では縁台将棋のように、男性が5人くらいかたまってボードゲームをしていた。ゆったりジュース休憩の人もいた。ルイス・カモンエンスはポルトガルの詩人で、1557年から1559年マカオに軍務で赴任していた。マカオ滞在中に代表作「ウズ・ルジアダス」を書き始めたそうだ。ユーラシア大陸最西端のロカ岬にある石碑に刻まれている「ここに地終わり海始まる」の文は、〈ウズ・ルジアダス〉の一節だ。ルイス・カモンエンス広場の一角に、カーサ庭園(世界遺産)がある。元は地元の富豪の別荘で、その後、東インド会社がスタッフを常駐させていた。ここでタイムア〜ップ!!聖アントニオ教会、ルイス・カモンエンス広場、カーサ庭園で、世界遺産3つクリア。今回のマカオ街歩きで9つを新たに見て、前回分と合わして計27ヶ所の世界遺産を見た。コンプリートまであと3ヶ所。そのうちの1つ、プロテスタント墓地はカーサ庭園のすぐ横。残念だったけれど、また次のお楽しみということで。
2016.06.17
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セナド広場から聖ポール天主堂方面へぬける通りは、マカオに来た観光客なら絶対歩く道。両サイドにお土産物屋さんが並んでいるので、マカオ名物干し肉の試食をすすめる声が全方向から聞こえてくる。何を叫んでいるのかわからないが、「来・来・来」だけ聞こえる。「入ってってよー」と言っているのだろう。上の写真は、まだ立ち止って撮影できるくらいだったが、MAXに混んでいるところは、「年末の錦市場」なみ。短い区間なのに時間がかかって疲れちゃった。ベビーカーに乗せられているべべちゃんを何組か見たけれど、あれは修行だと思うわ。べべちゃん辛いよね。おっ 見えてきた!マカオの象徴、聖ポール天主堂(世界遺産)。切り貼りお手製マップには「大三巴牌坊」とある聖ポール天主堂。大三元、じゃーなかった、大三巴里(だいさんパリっ)!と脳内で変換している。特に意味はないですが、、、17世紀初めに建設された大聖堂で、1835年の火事で焼失してしまい、ファサードと前階段だけが残った。階段は60段以上あるので、それに見合うだけの大きな聖堂だったろう。階段下からちらっと天主堂を見たら、天主堂の後ろ側の地域に行くため、天主堂の左側の道へ。歩いていると素敵な路地を見つけた。カラフルな建物の間から聖ポール天主堂のファサードが見える。縦長写真にしたいけど、暑いからね〜 路地にあるベンチに座ってジュース休憩している人がたくさんいて、アップしてもモザイクだらけの写真になるので上方向のみの写真で。次回はここに座ってジュース休憩してやるっ!
2016.06.16
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