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私の職場ではいつもBGM感覚でラジオを流している。
真剣にどれも聞いているわけではないのだが、
昨日は午後からたまたま“恐怖話コーナー”のようなのが
あり、耳を傾けながら仕事をしていた。
《あるリスナーさんからのハガキかなんかでしょう。》
真夏の暑い夜、寝苦しく眠れないのである主婦が飼い犬を
引き連れて散歩がてら外へ出た。
公園で誰もいないことだし、犬を放して彼女はブランコに座っていた。
すると、遠くにバレーボールが転がっていた。
目を凝らして見てみると、それは人の頭だったそうな…
そして彼女に語りかけるようにこちらを見ていた。
バレーボールだと思ったのは実は人の頭だったのだ。
恐怖のあまり、彼女は犬を引き連れ慌てて家へ帰った。
それからしばらくしたある夜のこと、その主婦は再度その
バレーボールに見える頭を目撃する。
すると今度はその頭は彼女に語りかけたと言う・・・
「体を、体をちょうだい…」
(っと、大体こんなような内容だったと思うのだが、詳細には
仕事をしながら動いていたので、ちょっと違う部分があるかも
知れない)
しかし、本当に怖いのはこの後のことだった…
(聞いていた方は御存知でしょうが~)
番組を聴いていたあるリスナーさんからの電話。
この方は通称おばあちゃん。。(声も聞きましたがおばあちゃんですね)
おばあちゃんはタクシーの運転手さんらしい(多分)
営業しながらか、または客待ちでラジオを聴いていたらしいのだが、
その怖さったら無かったとラジオのパーソナリティーに
話していたのだが・・・
その会話の内容は、
「ホントに聞いてから怖くて怖くて鳥肌が立つ思いだったんです。
そんな思いで客待ちをしていたら、後に気配を感じ振り返ると、
一人の男性が立っていたんです。
それが、またボーッとして薄気味の悪い男の方でして・・・」
ここまで喋っているのを確かに私は聞いていました。
ここで突然生放送中だと言うのに「ブツン」と行き成り
おばあちゃんの電話が切れ、「ツー、ツー」音になってしまったのです。
まるで、これ以上の話を聞かせたくないような感じで切れてしまった
電話に、私は思わず「あっ、切れた!」と
大声だしてしまったのですが…
(職場には私の他に一人職員がいました)
それからラジオでは
「エーッ!何があったんでしょう~!?」
「いやぁ、こ、怖いですねぇ。こんな話の内容の最中にブッツリと
切れてしまうなんて…」
そんなラジオ側のパーソナリティーの話のみで、
その日(28日)は、その後の成り行きが分からないまま
終わってしまいました。
このラジオは家人もたまたま聞いていて、その後の成り行きが
気になって「どうなったんだろ~ね。」っと帰宅後話を
していたのですが・・・
そして、その真相は今日のラジオで判明しました。