創業及び中小企業の実りある成長と発展をサポートする戦略的経営会議室
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昨日のNHKスペシャルは、なかなか見ごたえがあった。世界中が経済危機に見舞われている中で、ブラジルの首都サンパウロの発展の様子を伝える内容だった。南米諸国は、貧富の格差が激しいことで知られるが、ブラジルも例外ではなかった。しかし、現在は広大な「さとうきび畑」が莫大な富をもたらし中流層が増え、かっては、夢であった自動車を所有する人々が増えた。中流層の増加は消費を刺激して企業の成長、雇用にプラスの効果をもたらした。「さとうきび」が何故と思われる方もおられるかもしれない。そう、バイオエタノールなのです。天然資源の枯渇の危機、環境問題が叫ばれる中でまさに時流を的確に捉えた産業へと育成した。かっての大規模農家が今やバイオエタノール工場を建て、そこに新たな雇用が生まれ所得も向上した。日系人の社長が従業員に言った言葉が印象的だった。「会社は私のものではありません。皆さん全員のものです。会社が皆さん全員をささえているのです。」・・・(だったと思う。間違っていたらごめんなさい。)しかし、一企業、一個人が成し遂げたことではない。そこには、ブラジル国家あげての戦略があった。大統領の号令の下、国家戦略としてエタノールの産業化を推し進めた。現在では、天然資源が採掘できないアフリカの貧困国にもそのノウハウの提供をしようとしている。エタノールを石油に代わる環境エネルギーとして発展させる目的もあるのだろう。くどくどと書いたが、私が何よりも感銘を受けたのは国家としての戦略、「あり方」なのだ。それを迅速かつ強力に国家戦略として導いた大統領の存在が光った。比べて、この国、日本はどうだろうか。100年に1度という経済危機の中でこの国の政治は機能しているのだろうか?それとも、危機感の欠如?いや、真の政治家がいないのかもしれない!代代引き継がれてきた単なる名誉職ってところかもしれない。だが、不幸なのはそういう人を選んだ国民なのだから仕方がない。何ともむなしい限りである。
2009/02/02
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