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東高根森林公園の梅が咲き始めました。 ちらほらとですが、紅梅が咲いていました。 蝋梅は満開です。花の形は梅に似て、近づいてみると花には蠟のような光沢があります。(1月16日) 白木蓮のつぼみもふくらんでいます。 福寿草。 春にはまだ間がありますが、晴れた日に歩くと、早春の花たちが出迎えてくれます。 *写真は1月30日撮影
January 31, 2020
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1月31日は、大江健三郎氏の誕生日です。 健三郎氏の長男、音楽家の光さんは、都立養護学校(現・特別支援学校)の出身です。学部が違うので、挨拶程度しかしたことがありませんが、卒業の年に一年間だけ、一緒の学校でした。 通学バスがないので、送迎の付き添いに、大江氏が学校にいらっしゃることもしばしばでした。 光さんは穏やかな方、大江氏も謙虚な方という印象でした。 息子がある年齢になるまで、どうしても読めなかった本があります。障害を持って生まれた息子を捨てようとする『個人的な体験』。自分の気持ちに重なって、無意識のうちに避けて通っていました。 ほとんど助からないと思われた息子が「再生」してある時間が経ってから、やっと手にしました。一回読んでから、子育てにつまずいて落ち込む度に読んできました。 深層にある子捨ての願望をみつめて、「再生」するのに必要な本だったのかもしれません。三十代から四十代にかけて障害を持った子供の暮しと、それによって更新されつづける内面生活は、私の人生のもっとも大切な課題となった。と、氏は言われます。 大江氏もおっしゃるように、障がいのあるこどもとの関わりを、正面から書いたドキュメンタリー、少し変えたエッセイや小説はよく見かけます。 どれも感動的で、共通する部分はとても参考になってありがたいものです。 ただ、大江氏が書かれたのは、生き方、魂の問題でした。『個人的な体験』が、息子がいくつになっても(もう子捨ての年代ではなくなりました)何回でも読み直したくなるのは、障がいのある息子と生きる、自分の人生の根拠が文章の深い部分に感じ取れるから。否、まだ感じ取れずに、もがき求めているからです。 私にとってかけがえのない一冊です。 引用および参照元:大江健三郎『私という小説家の作り方』新潮文庫
January 31, 2020
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録…ロク東京・世田谷区・桜新町の サザエさん通り 今日1月30日は長谷川町子の誕生日です。 TVアニメ『サザエさん』は国民的番組で50周年になります。元になった長谷川町子の四コマ漫画は、家族をテーマの軸にしながら、その当時の政治・経済・文化を話題に取り入れています。なので、昭和の記録資料としても読めます。私たちにとっては、子供時代を振り返って懐かしい内容も多いです。「フーテン族」「不快指数」「全学連」「くず屋さん」「ミニスカート」など、言葉として耳に残っています。 「くず屋さん」…今は学校や町内会で集めたり、新聞社が回収する新聞紙ですが、昔は車で「ちり紙交換」として回収に来ていました。その前はリヤカーでした。 「フーテン族」…「フーテンの寅さん」を思い出しますが。昭和42年の夏頃、夕方になると新宿駅東口に集まり、なんとなくブラブラしていたジーパン姿の若者だそうです。社会の枠の外で、積極的に働くこともなく無気力にすごす若者。 今だったら引きこもりになるところでしょうか。何時の時代でも、社会の枠が負担になる人たちがいるということでしょう。 なかなか考えさせられます。 参照元:長谷川町子『よりぬきサザエさんNo8』朝日新聞出版
January 30, 2020
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均…キン 衡…コウ ローレンス・ブロックはアメリカのミステリー作家。「マッド・スカターシリーズ」や「泥棒バーニイ・シリーズ」で人気を集めました。 『バランスが肝心』は、ブロックの第二短編集です。どれも軽妙で、ひねりのきいた作品ですが、表題になった『バランスが肝心』は笑ってしまいました。 公認会計士のヘッティンガーは完璧な人生を送っていました。仕事は順調、望み通りの家庭を維持してくれる妻がいて、しかもとびきりすばらしい愛人まで。 三つの要素がバランス良く彼の人生を彩っていました。しかし、ある日1通の脅迫状が届いて…。 やはり、不倫はやめておいた方がいいってことですね。人生、そんなにうまくいかないもの。 参照元:ローレンス・ブロック 田口俊樹ほか・訳 『バランスが肝心 ローレンス・ブロック傑作集2』ハヤカワミステリ文庫
January 29, 2020
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款…カン 歓…カン 日常生活では余りお目にかからない漢字の1つ「款」。思いつく熟語も「定款」=社団法人や株式会社の組織や業務に関する基本的な規則。また、それを記した文書 「落款」=作品完成の印に書画に作者が署名・捺印すること くらいですが、漢字自体の意味は多岐に渡ります。「歓迎」の「歓」と通じる意味もあります。 部首の欠=「あくび」は、「口を大きく開ける」で、欠伸をしているところを思い浮かべれば、わかりやすい部首です。
January 28, 2020
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彩…サイ、あや 白洲正子氏のエッセイ『盃の景色』に、杯を重ねると底に不思議な模様が現れる盃の話が出てきます。夕焼けの空のように五彩の雲がむらむらと現れては消え、また…というのですが、見てみたいと思いました。 普段は一番きれいなものは隠されているらしく、それを引っ張り出すのが、付き合いというもの、というのが、白洲氏の言葉です。 引用および参照元:森孝一・編『文士と骨董 やきもの随筆』講談社文芸文庫から 白洲正子『盃の景色』
January 27, 2020
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旬…シュン、ジュン 昔、「3月下旬発売」というおもちゃがほしいのび太君が、3月に入るとすぐ買いに行くと言い出しました。「下旬」の意味がわからなかったのです。 カレンダーを見ながら、1~10日くらいが上旬、11~20日くらいが中旬、21日くらい~月末までが下旬だと説明しました。10日をひとまとめにするのが「旬(じゅん)」ですね。10年をひとまとめにする使い方もあることは知りませんでした。 対して「しゅん」と読むと「季節の食物の出盛りの時季で、味が一番よいとき」の意味です。そこから転じて「何かを行うのに最適の時季」という意味にもなります。 最近は「いま旬のアイドル」などというキャッチフレーズも聞きます。輸入品が入ってきたり、栽培技術も進んで、野菜は旬がいつだかわからないほど、いつでも見かけるようになりました。「いま旬のアイドル」も同じような方がいつでも流通しているような気がしないではありません。
January 26, 2020
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疲…ヒ、つか(れる) 痩…ソウ、や(せる) 痛…ツウ、いた(い)、いた(める)、いた(む) 症…ショウ 痴…チ 瘍…ヨウ 癖…ヘキ、くせ やまいだれの漢字は、体の不具合に関する字がほとんどで、やまいだれ以外の部分が音(おん)を表すのでわかりやすいグループです。病気の関係では、常用漢字に入っていない字もよく目にします。病は胸。もののけ。脚のけ。さては、ただそこはかとなくて、もの食はれぬここち。枕草子第百八十三段冒頭ですが、現代とは感性が違って「?」となるところでもあります。 「病気だったら胸の病気がいい。もののけによる病、脚も。そうでなくて、ただなんとなく食欲がない感じも、趣がある。」といいます。端から見ていて、同情しつつも様子が絵になるということでしょうか。 この後、具体的に、虫歯が痛んで頬を抑えて涙を流す女性の様子を描写します。きれいな人が、額にかかる前髪が濡れるくらい泣いて、色白の頬が赤くなって魅力的に見えるという記述があります。 病気で苦しんでいる人が素敵に見えると言ったら、現代では怒られそうですが、美人はどんな場面でも美人ということかもしれません。
January 25, 2020
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厘…リン 「厘」は、常用漢字に入っていても、現代の生活の中では出会うことが少なくなってしまった漢字の1つです。かつては度量衡(長さや重さ、面積の単位)が尺貫法でした。長さでは「尺」重さでは「貫」が単位になっていて「厘」も基本官単位の100分の1を表す漢字として活躍しました。明治時代には貨幣単位としての「厘」も存在しました。現代では公式に使う単位から消えたので、漢字としても見ることは少なくなりました。 かろうじて四字熟語の「九分九厘」で使われる位でしょうか。九分九厘=0.99=99%。「分」は10分の1、「厘」は100分の1を表すので、「九分九厘」で99%になります。「九分九厘大丈夫」=ほとんど100%に近い確率で大丈夫、のように用いられます。
January 24, 2020
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多…タ、おお(い) 寡…カ「多数というものは、もはや独創でも何でもない。」 1月23日は湯川秀樹の誕生日です。湯川秀樹は言うまでもなく、日本人初のノーベル物理学賞受賞者、中間子の存在を予言した学者です。 湯川氏を物理学へ向かわせた素地は、意外にも、小学校入学以前から始まった、祖父との漢文素読だったといいます。 湯川氏の家は学者の家系でした。家には本が溢れ、本に埋もれるような生活でした。手当たり次第に書物を読むうち、自然に自分も学問を一生の仕事とする気持ちが固まってきたそうです。 意味のわからない漢文の素読は、楽しいものではありませんでしたが、不思議に儒教の教えに親しみ影響を受けるようになりました。中学校時代に自ら「荘子」「老子」を読み、感銘を受けました。 老荘思想は自然を第一義に考える思想です。人間より自然を根本に置く点は、近代的自然科学に通じます。そこで、湯川氏は、自然科学の中でも一番基礎的な問題を追求する物理学を志すようになったそうです。 わたしには物理学はわかりませんが、幼児から小学校時代の本という素地が、人生の方向を決めたことは理解できます。漢文と物理学は全くかけ離れたもののように思っていましたが、相通じるところが理解できました。 参照元:湯川秀樹『創造への飛躍』講談社学術文庫 「NHKあの人に会いたい」刊行委員会・編『あの人に会いたい』新潮文庫
January 23, 2020
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爆…バク 12月8日は大石真の誕生日です。大石氏は、それまでの児童文学が、自著も含めて真面目一方であることに疑問を持ちました。 子供だったら誰もが楽しんで読める、ケストナーの作品のような話を目指し、書かれたのが『チョコレート戦争』です。 光一と明が、洋菓子の金泉堂のウィンドウを眺めていると、パシッと鋭い爆発音がしてショーウィンドウのガラスが割れました。 驚く二人は犯人にされてしまいます。 光一は復讐に、金泉堂のチョコレートでできたお城を盗むことにしますが… 砂田弘氏の解説に「パズルを解く楽しさ」とあります。しっかりしたミステリーの楽しさを持つ作品です。次々に出てくるピースが、最後にきちんとはまったときが爽快です。 参照元:大石真『チョコレート戦争』フォア文庫 理論社
January 22, 2020
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「祝い箸」や「賭け事」と書こうとして、ふと《、》をつけるのだったか、なくてよかったのか迷うことがあります。「者」「都」に《、》がないことはわかっているのですが。常用漢字の中でも、旧字体がそのまま残った字と、新字体になって簡略化された字が交じっていて混乱することがあります。 時代時代で、常用漢字(昔は当用漢字)の範囲も字形も変わってしまいます。《、》がなくても俗字として認められる場合もありますが、「、(てん)でダメ」にならないように覚えておかなければと思います。 漢字は時代に連れ変わるもの、そのうち、時代が下れば統一されるかもしれません。
January 21, 2020
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ロクシタンのバースデイプレゼントは今年もバスタオルです。葉書によると柄はこんな感じ。7000円以上の購入で、という条件つきです。ちょうどなくなりかけていた、シアフェイスクリーム2種を買いました。サンプルいろいろ。次のプロモーション、ハッピーチェリーのサンプルと、LINEのプレゼント、シアハンドクリームのミニサイズです。ちょうどハッピーチェリーのDMも届きました。ラベンダーやヴァーベナの香りのシアハンドソープ&ハンドローションも発売されるようです。使用済みの容器をお店に持っていって購入すると、Wポイントになるなどの、グリーンプログラムも面白いと思いました。
January 19, 2020
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嗅…キュウこんなにきれいなブルーは世界のどこにもないと思う。 セキセイインコと暮らす私。比嘉さんは、カメラの師匠でもあり、不倫相手。男女の愛というより情が通い合うという関係。 私は、撮影の仕事で知り合った安藤という調香師にひかれていきます。彼は六本木ヒルズ52Fの展望台、シティービューで言いました。へこたれそうになると、東京タワーを見て気持ちを奮い立たせるのだと。 そして、自分に合う香りがわからない私に彼は言うのです。ずっと探しているのに、まだ見つからないのは、それがあなたにとって大事なことだからだよ。六本木ヒルズ52Fから香りのほかのことにも言えることだと、この言葉は私の心に残ります。 比嘉さんへの愛憎と、二人の男性の中で揺れる心が巧みに描かれます。私とは考えも違い、住む世界も違う主人公ですが、心のゆらぎには共感できます。 「恋人たちの聖地」をテーマにした短編のアンソロジーの中の一編です。 ほかに、畑野智美『黒部ダムの中心で愛を叫ぶ』も面白いと思いました。結末が愉快ですっきりしました。川崎チッラデッラをテーマにした作品は漫画でした。バラエティーに富んで楽しい一冊です。 引用および参照元:『あの街で二人は』新潮文庫 から 村山由佳『アンビバレンス』
January 19, 2020
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寒い日は、キャラメルのお菓子を温かいお茶と。キャラメルのブラウニーです。キャラメルがサンドされたチョコバー。かなり濃厚です。りんごの紅茶と。お菓子が濃厚な味なので、さっぱりしたお茶がよさそうです。冬のポッキー。こちらもキャラメル味。紅茶は「テ・オ・ショコラ」で、チョコレート・フレーバーの紅茶です。「ガトーブルトンキャラメルサレ」武蔵小杉駅から五分ほどのガーデンタワーズに入っているお菓子屋さん「ラトリエ・ヒロワキサカ」の人気のお菓子です。写真を撮る前に食べてしまいましたコンビニで見つけたキャラメルサンドクッキー。ヤマザキの製品です。お茶は、ルピシアのマルシェ限定茶「ファルファローネ」です。カシスの香りのお茶。
January 19, 2020
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殺…サツ、ころ(す) 「刑事のまなざし」というと、眼光鋭く犯人を追い詰める猟師のような…を想像しますが、薬丸岳が描く夏目信人は、人を包み込むような温かいまなざしをした刑事です。 夏目は、幼い娘が通り魔に襲われ植物状態になってから、刑事に転職したという経歴の持ち主です。 事件の捜査中に、娘を襲った犯人もわかりました。わたしなら赦せませんが。夏目は「憎んだ人間は殺してしまってもいい。君は希ちゃんにそんなことを伝えたいのか!」と復讐を肯定しません。 罪に対しては厳しく追及しますが、ホームレスや虐待されるこどものような社会的弱者には常に優しい夏目です。「たかが――なんていう人間はどこにもいませんよ」 引用および参照元:薬丸岳『刑事のまなざし』講談社文庫
January 18, 2020
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岡本太郎美術館とカフェ 川崎市が岡本太郎氏に「作品を一枚買わせてほしい」と頼んだところ、「ほしければ全部あげる」と約1800点の作品を寄贈されたことから、岡本太郎美術館が誕生しました。 氏は「芸術はみんなのもの」という考えで、個人に作品を売ることをしませんでした。駅や公のホールなどのパブリック空間に、多くの作品が公開されています。 のび太君がひかれる絵は「痛ましき腕」。抽象画のイメージが強い太郎氏ですが、リアルなたくましい腕と赤いリボンの対比に目が行きます。美術館のアンケートでもベスト3に入る人気の作品です。カフェに複製画が掛かっていました。 傷…ショウ、きず、いた(む)、いた(める)挑み続けることが人間的。 太郎氏はピカソに直撃されて美術界へ入りました。パリでは、カンディンスキー、モンドリアン、アルプといった錚々たるメンバーの所属する抽象画協会に入りながら、内部で対立する、実態として突き上げてくるものと闘っていたといいます。アンチピカソとして自分をうち出すべきだと思った。感動したものに挑むことが創造の真のスジだからだ。「痛ましき腕」はこうして生まれました。 太郎氏は「芸術とは何か」「画面の中の遊びに過ぎないのだろうか」という問いにぶつかり、ソルボンヌ大学で民俗学を学びます。 帰国して後、本当の日本、私の芯にぐんとかかわってくるものはないのだろうかと求める氏が発見したのが、縄文土器でした。この激しく渦巻くダイナミズムに挑むことがまた、氏のライフワークになりました。本当に生きるということは、環境に迎合したり、また安易に受け入れられ、好かれたりすることであってはならない。 芸術とは才能や器用さで作り出す物ではない、成功してはいけない、と常に挑み続けた太郎氏の人生観です。自分の人生を本当に生きるのは難しいことです。 引用および参照元:岡本太郎『画文集 挑む』講談社文庫 参照元:「かわさき市政だより」
January 17, 2020
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大麦工房ロアさんの苺のお菓子2種。おまけのお菓子です。ロールケーキ・いちご。お茶はデカフェのいちごの紅茶です。ダクワーズとピーチ&パッションの紅茶。
January 17, 2020
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1月16日は、伊藤整の誕生日にあたります。 伊藤整と言えば、私たち年配者が思い出すのは「チャタレイ夫人の恋人」です。 伊藤整は翻訳した「チャタレイ夫人の恋人」がわいせつ文書にあたるとして摘発を受け、本の発行人と共に伊藤氏も起訴され有罪判決を受けました。文学裁判を問題提起するノンフィクション『裁判』は代表作の一つになりました。 伊藤氏は、叙情派の詩人として出発しました。『雪明かりの路』は、最も初期の、北海道の自然と響き合う情感を、うたった詩を中核に収められた詩集です。 傍…ボウ、かたわ(ら) 脇…わきまなかひの朝熊が岳に雪ふらばわが雪国を我恋ひ行かむ 北見怐吉 北見怐吉は小樽中時代の二級上の先輩、鈴木重道。伊藤氏は『藤村歌集』を借りて愛読したそうです。この北見の歌に寄せた詩が「故郷に目ざめる」昔子守歌のように聞いた霰の音。昔と同じように母は台所で朝の支度をしています。小さな弟らはストオブの傍で兄さんが来たのと母に聞いている私が帰った翌朝はもう冬で故さとの山々は雪で真白なのだ。 半年は雪の中という故郷です。日向ぼつこするまつ毛の先にぽっと春の日の夢が咲く。詩「春を待つ」から。小春日和の日でしょうか。本当に春になるまでにはまだほど遠いのですが、睫毛の先、ほんのささやかな夢が心を温かくしてくれます。この一連のフレーズがとても好きです。 引用および参照元:伊藤整『詩集 雪明かりの路』日本図書センター
January 16, 2020
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斑…ハン「なまはげ」は「なまはぎ」とも。元は火だこを表す「なもみ」から来ています。「なもみ」はずっと火に当たっていると腕や脛にできる「火斑・火だこ」で、怠け者にできるとされました。 そんな怠け者の火だこを「(包丁で)はぎとるぞ」=「なもみはぎ」と脅かしに来るのが「なまはげ」です。「なもみはぎ」が「なまはげ」になりました。 「なもみ」は服につくとなかなか採れない草の実の名前。「火だこ」も1回できるとなかなか消えないことから「なもみ」と言われるようになりました。 もっとも、現代では直接火にあたらない暖房器具が主流ですから、「火だこ」がない怠け者がたくさんいますね。 包丁で何を剥ぎ取られるか、怖いです。
January 15, 2020
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大麦工房ロアさんの、お正月らしいダクワーズです。お正月らしい包装で、お土産にも。抹茶のダクワースです。お茶は、緑茶のアールグレイ、「アールグレイ・ヴェール」です。ベルガモットの香りの緑茶。斬新なさわやかさでした。 1月15日(または13日か14から16日などいろいろなやり方がありますが)は小正月。農耕に因んだ行事で、豊作を祈願します。年迎えも終わり、総決算の時季です。
January 15, 2020
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細…サイ、こま(かい)、ほこま(か)、そ(い)、ほそ(る) 工…コウ、ク 乾くるみの短編集『六つの手掛かり』の最後の1編…一巻の終わりの話です。 石原編集長は、対談の収録のため、若手作家の佐倉、進行役の大野を伴って、作家加藤を訪ねます。 加藤宅には、大野の元パートナー影山と、大道芸プロモーターの林が滞在中でした。 収録の前に、一時間に一冊のペースで本を読みという影山が、一冊読み終えそうな状態で死体になってしまいました。容疑者にはアリバイがありますが、ここで何か細工がなければ推理小説にならない…? 読み終わって、にやりとすること請け合いです。 参照元:乾くるみ『六つの手掛かり』双葉社
January 14, 2020
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苺をまるごと閉じ込めたチョコ、ミルク・ホワイト2種を東急でみつけました。ミルクチョコはデカフェのストロベリーの紅茶で。苺の存在感、抜群のお菓子です。ホワイトはやさしい味。クリスマスのティータイムにも。お茶は「エポック」ダージリンとセイロン茶などのブレンドです。
January 14, 2020
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触…ショク、ふ(れる)、さ(わる) 遡…ソ、さかのぼ(る) 生物の進化に置いて「カンブリア紀の爆発」という言葉があります。カンブリア紀の前と後では化石資料に大差があり、カンブリア紀以降に突如として高度に分化した多細胞生物が現れることを言います。 新井素子の『ネプチューン』は、この謎にひとつの解を与えてくれる…かもしれません。 3人の大学生は何のために存在するのか謎めいた「第七工業ドーム」を調べようと海上に出ていました。そこへ気を失った裸の女の子が現れ、3人は彼女を助けます。 仮に「ネプチューン」と名付けられた少女は水中の生物のような動きを見せ、言葉も通じないようでしたが、次第に言葉と人間社会のことを覚えていきます。 ネプチューンは正行に恋をしていました。 第七工業ドームの関係者にさらわれたネプチューンを救いに行く3人ですが…。私も行きたい。まだ誰も見たことのない世界へ。あの人に会いに。アロマロカリスネプチューンの思いは時を遡り…すべての生物が思うわけ。遠くへ行きたい。見てみたい。誰も見たことのない世界を。この目で。触れてみたい。誰も触れたことのない世界に。この手に。進化なんてさ、そんな風なことの繰り返しの結果だと思わない?「そんなものかも」と、答えたくなる、正行の彼女、由布子の言葉です。「誰も見たり、触れたことのないものに、行き着きたい、見たい・触れたい」この気持ちを持ち続けなければ、私たちにも進化はないでしょう。 引用および参照元:日本SF作家クラブ・編『日本SF短編50 Ⅱ』早川書房 から 新井素子『ネプチューン』
January 13, 2020
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のび太君が5月に参戦予定のライブ会場の下見に、みなとみらいへ出かけました。もっとも、チケットがとれたかどうか未定、会場も工事中ですが。会場の場所を確かめたので、東急スクエアで昼食にしました。のび太君の大好きな担々麺を「香家」で。辛さはやや控えめな「姫」です。胡麻の香りと味が効いています。帰りは「新高島」の」駅に出ることにしました。このあたりはまだ開発中なのか、すすきが繁っていました。新高島から帰路に就きました。
January 12, 2020
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刊…カン 版…ハン 1月12日はアガサ・クリスティの命日です。 エルキュール・ポアロ最後の事件が「カーテン」。死後出版の契約がされていましたが、1975年にクリスティーが公開の許可を出したので、クリスティーの亡くなる一年前に出版されました。 ヘイスティング大尉は、ポアロの招きで懐かしのスタイルズ荘を訪ねました。車椅子生活になったポアロが迎え、犯罪の話をします。過去5件の殺人事件に、表に出ないXという人物が関わっているというのです。 Xの正体は?ヘイスティング大尉の末娘ジュディスも滞在していて、父と娘の思いのすれ違いも書かれます。思えばすばらしい日々でした。はい、ずっとすばらしい日々でした。と、ポアロは回顧します。 『アクロイド殺人事件』に『オリエント急行殺人事件』そして誰もいなくなった』と斬新なトリックを仕掛けてきたクリスティーは、不動のミステリーの女王。 その作品は、世界中で10億部以上出版されています。国も時代も超えた、普遍の面白さを持つからこそ。 クリスティーの作品こそ「思えばすばらしい」日々をくれました。 ポアロが作中で死亡する『カーテン』発表後、ニューヨークタイムズ紙は、ポアロの死亡記事を掲載しました。 引用および参照元:アガサ・クリスティ 田口俊樹・訳『カーテン』早川書房
January 12, 2020
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冊…サツ 柵…さく木簡 紙の発明以前、また紙が高価だったころ、細長い木や竹の札に字を書き付けて綴じ文書にしました。その形が「冊」です。内裏びなの持つ「笏」も木ですが、この裏に儀式の時の台詞などを墨で書き付けてカンニングする手もあったそうです。 「柵」もその形が入っているのでわかりやすい漢字です。「しがらみ」と読むと、ちょっと気分が重くなります。「柵のように、引き留め、邪魔をするもの」の意味になり、「世間のしがらみ」などと使います。山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬ紅葉なりかり春道列樹百人一首から。山中を流れる川に風がかけたしがらみと見えたのは、流れきらずにたまった紅葉だったのだなあ。この「しがらみ」はきれいですが。
January 11, 2020
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公式通販で購入したロクシタンのユアシアが昨日届きました。左がカラーユアシア スノーシアのすみれと、下、ハンドクリームです。スノーシアは、空気を含んだホイップクリーム状になっています。軽くてシアバターの割合も低いので、通常のボディークリームを使い切ってから、使おうと思います。寒い時期から春先の乾燥シーズンは、シア25%で保湿したいので。右のカラーユアシアボディークリームは、容器が異なるだけで定番のシアボディークリームです。右は今使っているクリスマス・バージョンの容器です。内容は一緒。予約特典のタンブラー。中がステンレスのカップになっていて、取り出して洗えます。なかなかしっかりしたつくりです。外のプラケースの中の紙は取り出せるので、自分の好きな写真や絵を入れるのもありです。LINEのプレゼント、ミニサイズのローズ・ハンドクリーム。お友だち登録していると、プレゼントコードが送られてきます。リーフレットとサンプルがたくさん。以前より、公式通販でもらえるサンプルの量が増えたような…。以前の限定販売アイリスの香りが一番好きなのですが、スミレももっと発売してほしい香りです。
January 10, 2020
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検…ケン 水仙の花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」だそうです。ギリシア神話のナルキッソスに由来します。 京都府警捜査1課の検視官、江波冬子の熱かった事件では「死」でしたが。 東大法学部卒、キャリア組で階級は軽視、29歳の美人と非の打ち所のない冬子ですが、着任したばかりの時は、こんな若い女に検視官が勤まるものかと、1課の猛者たちから白い目で見られていました。 しかし、次第に頭角を現し、的確な検視で刑事連中をうならせます。 『水仙の花言葉は死』は、短編集『京都殺人地図』の中の一編です。被害者は生け花の師匠。稽古に弟子が姿を見せないと師匠が自ら花を活ける習慣になっていて、そのことから殺人の時間が推定されました。 この時の花材が水仙でした。生け花も経験がある冬子は、水仙の活け方に疑問を抱きます。生け花にも造詣が深い山村氏ならではのミステリー。生け花のルールを勉強させてもらいました。 完璧に見える冬子の弱点は、縁遠い?こと。家庭に入って子供に恵まれた友人を心底うらやましがる様子もうかがえます。 参照元:山村美紗『京都殺人地図』文春文庫 から『水仙の花言葉は死』
January 10, 2020
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倉…ソウ 庫…コ 府…フ 「府」「倉」「庫」は、いずれも「くら」を表します。「府」は、大阪府・京都府の府、または「政府」の府で、地方自治体の呼び方、役所の意味で使われます。「首府」のように「みやこ」の意味もあります。大本の漢字の意味は、「文書を収める場所」。大切な文書を収めるくらでした。 「倉」は、食の字が入っているので、食=穀物を収納するくらです。 対して、「庫」は、屋根の下に車=兵車が入っている字で、兵器や財物を収納するくらになります。 昔は収納するものによって使い分けられていましたが、今は厳密な区別はありません。が、漢字の成り立ちを見ると、なるほどと思います。
January 9, 2020
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升…ショウ 昇…ショウ、のぼ(る)「升」ですぐ頭に浮かぶのが「一升瓶」「升酒」ですが、豆まきの豆を入れる「升」と言ったほうがいいでしょうか。 「升」の字だけで「のぼる」の意味もあるんですね。 通常「上昇」「昇天」などの熟語になる「昇」はこの字に太陽の「日」を組み合わせてできた字です。 「升酒」で「天にも昇る心地」になるのはいいですが「昇天」しないように…。
January 8, 2020
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1月7日は七草粥の日です。 七草は「芹・薺(なずな)・五行・はこべら・ほとけのざ・鈴菜・鈴白」。日本では本来「八」が縁起のいい数でしたが、中国思想の影響で、「七」が縁起がよいとされるようになりました。ハハコグサ 七草の一つ「五行」の別名が「ハハコグサ」です。ハハコグサは、かつては草餅に使われましたが、「母子」を臼と杵でつくのは縁起が悪いので、草餅には蓬を使うようになったと言われます。 キク科ハハコグサ属に「チチコグサ」という植物もあります。 参照元:工藤力男『季語の博物誌』和泉書院
January 7, 2020
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祉…シ 施…シ、ほどこ(す) 設…セツ、もう(ける) 瀬戸内海の小さな島が私の古郷。懐かしい風景は一面の煙草畑。摘み取られた黄緑色の葉が太陽の光を浴びて徐々に茶色に変化していくときに立ち上る香りが私は好き。 築50年以上になる実家の隣に老人福祉施設ができました。母が裏の畑の水やりをしていると、「おーい、おーい、お嬢さん」と呼ぶ声が聞こえ、「お嬢さん」に反応した母が思わず答えると、それからは、晴れた日は毎日のように、施設の6階から声がかかるようになりました。 そのうち、父にも妹にも声がかかり、6階のおじいさんは「おーい、おーい」の呼び声から「おいちゃん」とあだ名がつけられました。 母は『約束の丘』のシャーリー・ワトソン に似ていると言われてご機嫌。 おいちゃんに野菜を贈った母は、お礼の食事をご一緒にと、職員さんを介して誘われました。都会から帰省していた私も含めて、一家で施設のおいちゃんの部屋に招待されました。 その部屋は、外国の城のように豪勢でした。 母は、シャーリー・ワトソンが石油王から贈られたブローチの、イミテーションだというブローチをプレゼントされます。 何の偏見もなく人を受け入れられる「母」の性格が光っています。お金があるだけでは幸せになれなかった「おいちゃん」の人生が、最後に輝くものであったらいいな、と願わずにいられません。 妹と私は「おいちゃん」の正体に思い当たるところがありますが、口外しないことにしました。ドラマチックな人生と、豪華な施設の秘密、私の人生の葛藤、妹の恋と、盛りだくさんの要素がきらきら万華鏡のようです。 野良着に燦然と輝くブローチをつけ、母はおいちゃんに手を振り続けます。 引用および参照元:湊かなえ『サファイヤ』角川春樹事務所
January 6, 2020
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1月5日は1(いち)5(ご)の語呂合わせで「いちごの日」です。青春のすぎにしこころ苺喰ふ 水原秋桜子 苺の味も秋桜子の頃とは大分変わったように思います。果物全般に言えることですが、今は相当甘くなりました。「苺」と書くより「いちご」がふさわしいような。 青春の甘酸っぱさのイメージは、薄れてしまったかもしれません。
January 5, 2020
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崇…スウ 1月4日は語呂合わせから「石の日」です。石は、永遠性の象徴として崇められてきました。石を祀る神社もあります。道祖神
January 4, 2020
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ロクシタンの福袋を受け取ってきました。店頭販売と同じ内容です。シャンプーとコンディショナー以外は個々に違うようですが。えらく重い袋でした。ファイブハーブスのシャンプー&コンディショナー、ポンプタイプの500ml。ミニサイズのシャンプー&コンディショナーとハンドクリーム、シャワージェル。ハンドクリームは真夏用なので夏のお楽しみ。イモーテルの化粧水とヴァーベナシャーベットのボディーミルク。ボディーミルクは、これも真夏用。リニューアル前の商品ですが、シャンプー&コンディショナーの大小だけで一万円はするものなので、シャンプー&コンディショナーを愛用している方に損はない福袋です。サンプルもシャンプー&コンディショナーがたくさん(^^;)おまけのポーチ。お店でつけれくれたサンプルもヘアケア品でした。(^O^)
January 3, 2020
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瀬戸内海 今日は、1(ひ)月・と3(み)日の語呂合わせで「瞳の日」だそうです。思い出したのが、壺井栄の『二十四の瞳』。読み返してみました。 昭和3年、瀬戸内の岬の突端、百戸あまりの寒村の分教室に、若い女教師が赴任してきました。先生は、その頃は珍しかった自転車に乗って洋装でさっそうと現れました。 大石先生と12人の子供たちとの出会いから、戦争を経て激変するそれぞれの境遇が描かれます。 二十年後の同窓会で、5人の男子のうち3人は戦死、1人は視力を失っていました。優秀な成績で師範学校を出て教諭になった早苗、優秀な産婆(助産婦)になった小ツル、勉強はできなかったものの、いい家の若奥様に納まったミサ子、歌の道を泣く泣く諦めて稼業の小料理屋を継いだマスノの4人は勝ち組に入るのでしょう。 けれど、家の没落後、遊び女になった富士子の行方は知れず、奉公に出たコトエは病に倒れ、実家の物置でひとり死んでいきます。一時暗い世界に身を置いた松江が姿を現したのが一つの救い。 何とも暗い末路ですが、これが戦争や貧困のもたらす現実です。戦争という時代背景こそありませんが、現代でも貧困の問題は存在します。 幼稚園の全世帯無償化より、必要な世帯にこそ、もっと必要な教育費を支援してほしいと思いました。着ていく洋服がないため修学旅行に行けない『二十四の瞳』の早苗と同じようなことは、現代でもあるのです。生きることに必死な庶民にとって一家の大黒柱となる働き手の父や夫を奪う戦争ほど大きな敵はない。鷺只雄氏の解説から。戦争を知らない世代は特に読みたい本の一冊です。 婆…バ 産婆…現在の助産婦さん。当時、女性のつける職業は少なかったので、エリート職業婦人というところですね。
January 3, 2020
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含…ガン、ふく(む) 羞…シュウ 1月2日は森村誠一の誕生日です。 森村誠一は説明するまでもなく『人間の証明』『高層の死角』などの作品で知られた社会派推理作家・歴史小説家・ノンフィクション作家です。 『捜査線上のアリア』 新人作家の津村は、殺人事件の現場に居合わせ、殺人の疑いをかけられました。その経験を元に書いた小説が時流に乗って売れっ子作家の仲間入りを果たします。 一方「落としの那須」の異名を持つ那須刑事たちの地道な捜査から、容疑者が浮かび上がります。津村も、自分の作品に対する読者のアンケートから、その容疑者に疑問を持っていて…。 全て解決したかのように思えて、次のページをめくると愕然とします。 どうやって売れっ子作家が作られるかという、文壇の内輪話も面白いですし、編集長と津村の作家論も読ませます。 「文学というものは人生にとって何の役にも立たない。従って、小説家は自分の作品に含羞をもつべきだ」という編集長に対して、津村が行き着いた結論は「文学自体が恥ずかしいことではなく、人生から切り離したところで文学を弄ぶことが恥ずかしいのだ。」「優れた文学は、人間の精神関与率において人生そのものになっている」 これは、森村誠一氏の文学論でもありましょう。意欲的な作品です。 参照元:森村誠一『捜査線上のアリア』集英社文庫
January 2, 2020
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「初硯」「試毫」「試筆」「始筆」「吉書始め」「筆始め」と言えば、書き初めのこと。 古くは若水(正月初めて汲む水)で墨をすり、恵方に向かって詩歌を書きました。その宮中の行事が、江戸時代以降、庶民の間にも広まりました。 書き初めで書いたものを左義長(どんど焼き)で燃やして、炎が高く上がると文字が上達すると言われました。 隅…グウ、すみ初硯ひとひらの雪載りにけり 加藤楸邨 中国でもらってきた清代の端渓硯。一瞬一刻の思いを俳句に凝縮していくより外、明日というものは期待できなかった戦時下で、生活に入り込んできた硯に、戦乱の世に生きた古人もまた、自分と同じような思いで、一日の終わりにこの硯を撫でたのであろうかと、楸邨氏は切々と感じたそうです。 戦後、全てが灰燼に帰した時も、硯は残りました。どっしりとした固い黒いものに、ふりかかるふわっとした白い小さなもの。石という変わらない存在に、刹那の存在である雪が触れかかる、静かな時間が展開します。 引用および参照元:森孝一・編『文士と骨董 やきもの随筆』講談社文芸文庫 から 加藤楸邨『骨董夜話』
January 2, 2020
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ときはなる松のみどりも春くれば今ひとしほの色まさりけり 源むねゆきの朝臣常緑樹の松の葉は、一年を通じて緑色なのですが、新春にはいつもより一層色鮮やかに見えることです。 新年の改まった心で見ると、何気ない物も普段と変わって新鮮に見えます。そんな気持ちを一年持続していけたらと思います。 引用元:佐伯梅友・校注『古今和歌集』岩波文庫
January 1, 2020
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