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a:bのように書かれる比も、割合を表す方法の1つです。「めんつゆを1:6の割合で水で割る」「ギムレットはドライジンとライムジュースを3:1で作る」と、日常でも目にします。
レシピを見て料理するときを考えてみます。2人分の材料で書いてある料理を4人分作ろうと思ったら、全部の材料を2倍用意しなければなりません。特に調味料は割合が変わると違う味になってしまいます。醤油1:砂糖1を醤油2:砂糖1にしたら、塩辛くなってしまいますね。「比を同じにする」のが大事です。
比の右と左に同じ数をかけても(同じ数で割っても)同じ比になります。調味料をそれぞれ2倍にしても3倍にしても、また1/2倍にしても味が変わらないのと同じです。同じ比かどうかは、一番簡単な整数の比に直してみればわかります。
比が等しいとき、2つの比を等号で結べます。出来た等式の「内項の積=外項の積」という法則を使って文章題を解くこともできます。
また、「比の値」が同じなら同じ比ということも言えます。
比も割合の表し方の1つで、「何倍か」「どんな割合になるか」が問題になります。
百分率の難問に「濃度の問題」があります。
溶けてしまったら目に見えないものの濃度を考えるから難しいんですね。食塩が溶けていない状態の図を書いてみると、ぐんとわかりやすくなります。
絶対に間違えてはいけないのが「100gの水に10gの食塩を溶かしたら10%」ではない!ということ。濃度は、食塩水の量( 食塩+水=食塩水
)分の食塩の量で求めます。百分率で表すときは×100です。
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