320life on Archive Planet

PR

×

プロフィール

ノマ@320life

ノマ@320life

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

2020.02.06
XML
テーマ: 読書(9995)
カテゴリ: 【読書】未分類
本のタイトル・作者


後悔しない子育て 世代間連鎖を防ぐために必要なこと (こころライブラリー) [ 信田 さよ子 ]


この本はどんな人におすすめ?

・自分がされて嫌だったことを、子供にしたくない人
・親との関係性に悩んでいる人
・大人になっても、子供の時の傷をまだ忘れられない人


本の目次・あらすじ

プロローグ 家族の問題を防ぐための「逆算の子育て」
第1章 「叱り方」「ほめ方」が子どもに与える影響
第2章 子どもは大人の人間関係を見て育つ
第3章 親が子どもに与えられるもの
おわりに ~たぶんこれは「最強」の子育て論だ


引用

たとえ否定的な感情だったとしても、湧き上がる感情そのものに良い悪いはないのです。どんな感情が湧いてきても、それを認めましょう。すべての感情がOKなのです。自分の抱く感情がどんなものかを自覚していることが何より重要です。「ああ、今とっても怒っているな」「つらいなあ」「我慢できなくなってる」といったように、自分の感情を自覚してウォッチ(観察)できるようにしましょう。
私もかかわっているDVに関連する教育プログラムなどでは、「怒りの温度計」という比喩を用います。ゼロから10までの目盛りの温度計で、「今6度だ、でもこのままの状態を続けると9度を超えてしまう」というように、自分がどこまで怒りを抱いているか、怒りの程度をウォッチするのに温度計の比喩は役立つでしょう。


メモ・感想

2020年読書:12冊目
おすすめ度:★★

著者は1946年生まれの、公認心理士、臨床心理士。
親子・夫婦関係、依存症、暴力、ハラスメントのカウンセリングを行う。
だから、そういう視点から書いてます。
思ったのは、「門外漢は、そのことについて語るべきじゃないんじゃないか」ということ。

この人の専門分野について書かれた部分は、「そうなんだ」と新たな知識を得られる。
両親が子供の前で喧嘩をしたり、暴力をふるったりすることを「面前DV」というのだと初めて知った。
両親が喧嘩したら、仲直りのプロセスを見せることが大事。
これ、肝に銘じておこう。

でも、こと「育児」にまつわることとなると…「それ、ただの思い込みや決めつけでは?」と感じた。
・子供には「してね」ではなく「しなさい」と言う
・誕生日プレゼントを子どもに選ばせない
・「ばあば」「じいじ」という言葉は若作り
という部分が特に、違和感があった。世代的なものだろうか。

「ばあば」「じいじ」については、元気な高齢者である祖父母が増えたということだけでなく、言語学的に別の要因があるように思う。
おそらく「ママ」「パパ」が主流になっていることと関係しているのではないか。
だってそうじゃないと、「にいに」「ねえね」も隆盛していることを説明できない。

ただ、「男の子らしさ」「女の子らしさ」の押しつけについては、私も著者に同感。
育児において、「男の子だから」「女の子だから」は、まるで伝家の宝刀だ。
今でもそういう言説がまかりとおることが不思議でならないけれど、著者がいうように、正解のない子育ての中で、決めつけて楽になれる数少ないことなんだろう。

子供時代の傷が大人になってからも癒えず、生きづらさを抱えたまま生きる人たち。
そこから「子供時代がどうだったら、そうならずに済んだのか」という(著者が言う「最強の」)逆算的子育て論をぶつ。
子育てには部分的にしか参考にならなかったけれど、自分を見つめ直すには有効。
まずは、自分を大切にしないとーーーそれが自分だけでもーーー子供に優しくできない。



にほんブログ村 にほんブログ村へ

クリックで、あなたの「見たよ」を教えてください。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.02.06 00:00:15
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: