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2020.12.18
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テーマ: 読書(9996)
カテゴリ: 【読書】未分類

本のタイトル・作者



わたしを支えるもの すーちゃんの人生 [ 益田ミリ ]

本の目次・あらすじ


森本好子、本日、40歳になりました。
東京へ行って、カフェで働いて、保育園の調理師になって。
それから―――?

引用


人ってこうやってずっと自分とおしゃべりして生きている
「てか、生きていく」
それは、友達をひとり連れて生まれてきたということでもあり
その友は、死ぬまで一緒にいてくれるのです


感想


2020年読書:220冊目
おすすめ度:★★★

益田ミリさんのコミックエッセイ読むと、「うー」となる。
普段自分が言語化できない「もやもや」とした感情の機微を、言葉にしてくれてる。

日記みたいな、なんでもない日々。
40歳のすーちゃん、45歳のさわ子さん。
「自分は何なのか」がある程度決まってしまって、これから先の未来も、ある程度見えて。
その時私は、何を思うのかな。

きっと何者にもなれない、私(たち)。

生まれて、生きて、死んでいく。
生じて、消費して、消えていく。
それにかなしみをおぼえるのは、むなしさを感じるのは、傲慢なのだろうな。

世界に存在したことを、誰か、覚えていて。
だからきっと、そんなことを願うんだろう。

私はよく、歴史年表を思い浮かべる。
横に伸びた線が、たくさんずれて存在する。
この人の若い頃は、この人の死んだあと。
けれど二人の線が重なれば、二人は同じ歳だったろう。
たまたま、生まれたときがずれていただけで。
だから「若さ」と「老い」に、相対的な価値を見出すことは出来ないんじゃないか。
それは、その人の線の始点と終点を結ぶ間にあるだけで。

作中、さわ子さんは言う。

「しまったしまったって生きてくの、いやになっちゃった」

何歳になってしまった。何にもなれなかった。
振り返り、悔やむ。失ったものを惜しむ。慈しむように、過去を撫でる。
けれどそれよりも。
これからを生きて、おばあさんになるんだ。
長く伸びたラインを、その間を、楽しもう。
いつ途切れるか分からないんだから。


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最終更新日  2020.12.18 00:00:18
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