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2021.10.06
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テーマ: 読書(10010)
本のタイトル・作者


オレは、センセーなんかじゃない! (感動のお仕事シリーズ) [ おかざきさとこ ]

本の目次・あらすじ

東大主席卒業、イケメンでスポーツ万能。
幼い頃から神童と呼ばれてきた鈴木優太郎は、就職した会社で躓いてから6年、引きこもりのニート生活を送っていた。
ある日、ライフラインの母が倒れて入院し、叔父が経営する保育園で働くことになった優太郎。
そこは、未完星人・園児たちの惑星だった!

引用

「親は、何十年と生きてきた中で、いいことも、悪いことも知っています。『子どもには、できるだけいいことがたくさんありますように』『悪いことが起こりませんように』……親はみんな、そう思いながら、子どもを育てます。それを、『期待』と言うなら、子どもに期待しない親なんていないと思います。ただ、親だって神様ではありません。たかだか何十年か生きてきただけの人間です。いいこと、悪いこと、すべてを知っているわけではありません。間違ったり、勘違いしたりすることだってあります。結果として、子どもを悲しませたり、苦しませたりすることもあります」


感想

2021年読書:230冊目
おすすめ度:★★★

タイトルの感じから、「この主人公すげぇ先生(※)っぽいな…」と思って読んだらほんまに先生みたいな主人公やった。
※先生…漫画『ばらかもん』の主人公・半田 清(雅号は「清舟」)。新進気鋭のイケメン書道家だが、中身は残念な大人。

難しい漢字にはふりがながふってあり、一章ずつも短くて、小学生から読める。
コミカルな進行で、マンガっぽい。
『フリーター、家を買う』よりライトな感じ。
ドラマにしたら面白そう。
と思っていたら、著者はアニメやドラマ、映画の脚本を書いている方だった。

ニートの主人公の成長がゆっくり。
最後に、これまで頑張って来たのが、父親亡き後に母親に「すごい」と言われたかったから、というのが垣間見えてちょっと切なくなったけど。
ミートスパゲティひっくり返されたらキレるわ、私やったら…。

子どもの手を離さないこと、を、保育主任の麗子像が言う。
引用部分の、子供への『期待』。
これ、難しいですよね。
お前に期待なんてしない、ということだって、子供にはキツイ。

生まれる前に祈っていたことは、ただ無事に生まれてきてくれること。
生まれてからは、ただ健やかに育つように。
勉強も運動も、その子が幸せに生きていけるように。

自分の力で幸せになって欲しい。
幸せであることを気付ける人になってほしい。
どんな時も幸せを見つけられる人になって欲しい。

辛いこと、苦しいことがこれからたくさん起こるだろう。
それでも、幸せに生きていってほしい。

期待を一身に背負わせて送り出す。
いつか世界に残していくと知っているから。
お守りをぶら下げるように、たくさんの期待を。




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最終更新日  2023.01.01 17:48:13
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