臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2012年05月01日

★無理なコストカットは逆に会社を危うくさせる。★

カテゴリ：住まい

高速バスが大事故を起こし、乗客を悲惨な目に遭わせた。　その原因は会社側の無理なコストカットによるところが大きい。

世の中の企業はライバルとの競争に打ち勝ち、利益を上げるために涙ぐましい努力をしている。

ガソリンや光熱費を削り、人件費を削り、知らず知らずに安全弁まで削っている。

その結果として事故が起こると会社はコスト低減分より数倍も大きな損害を被る事となる。　内容によっては会社の存続まで危うくしてしまう。

今度の高速バス事故は価格競争にさらされた旅行会社が、安全弁である２人運転手から１人をカットして人件費を浮かせたことが要因と見られる。

姉歯事件でも、建築コストを引き下げるためにコンクリートの量を削り水の量を増やす。鉄筋の太さをごまかして量も減らしコストダウンで利益を上げようとたくらんだ会社は、結果的に倒産してしまった。

安全をおざなりにした無理なコストカットは各種業界でも沢山見られる。
高速バス事件を見て、明日は我が身とならないように注意したい物です。

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