臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2012年05月01日

★入居者が認知症となり夜中に近所のドアを叩く。お蔭でクレームが家主に殺到して困っています。★

カテゴリ：賃貸の達人

弊社が管理しているアパートに８０歳代の老婆が一人で住んでいる。　すでに入居してから２０年を超える。その老婆が最近、痴呆症となり夜中に近所を徘徊し始めたのだ。そのとばっちりが家主と弊社に。

ところが最近どうも様子がおかしい。　夜中になると徘徊し近所の家のドアを叩くとクレームが入る。

「パトカーが来ています。　何かあったのですか？」「私の貸したお金を返してください。」
そんな話に困った近隣から家主や弊社にクレームがやってくる。

一人住まいの男性には、「貴方に気があるからドアノックされるのでは。」と揶揄していたが「毎日のことなので寝不足になって。」と真剣に相談されたため、緊急連絡先に電話をした。

２年前に契約の更新をしているため親族にすぐ連絡がついた。
息子夫婦がやってきて精神科に連れて行くと「幻覚が出ているので直ぐ入院させる必要があります。」とそのまま入院となってしまった。

「老人の一人住まいは話し相手もないからどうしても惚けやすい。」と先生から説明を受けたがこればかりは不動産会社としては対処できない。　

今後ますます高齢化が進むと予期せぬトラブルが発生してくるだろう。世界一の長寿国と言っても問題が山積してくるようでは意味がないですね。

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