1

はたして、地球上から見る天の川は、天の川銀河のどこを見ているのだろうか??そんなことも知ってみたい、と、前回ブログに書きましたが・・・大分の星仲間にその話をしたら、いろんなことを教えていただきました。その結果、自分の頭の中に、どんなイメージが出来上がったか、を書き留めておこう、と思いました。Wikipediaから引っ張ってきた、現在考えられている天の川銀河の姿です。銀河中心の棒状構造からのびる、いくつもの腕のうち太陽系はlocal spur とか、Orion armと呼ばれる腕の中にある、と考えられています。太陽系のあるオリオン腕のお隣は、銀河の中心方向が、いて腕、反対方向が、ペルセウス腕、と呼ばれています。もちろん銀河の腕は、銀河の中心をぐるっと周回していますので、いて腕・オリオン腕・ペルセウス腕、と言っても、いて座の方角・オリオン座の方角・ペルセウス座の方角、だけにあるわけではなく、いくつもの腕と重なって、天の川の長軸方向にのびているわけです。重なった腕を、分離してみることは不可能とは思います。とあるインターネットのページからダウンロードした、太陽系から見る銀河を、鳥瞰図風に示したイラストです。縮尺のスケールがべらぼうですから、星が密集しているように見えますが、太陽系に最も近いアルファケンタウリまで、4光年もあることを考えたら、実際にはそんなに星に取り囲まれた感じには見えない、というのはお分かり頂けるでしょうか??ところで、太陽系から見て、天の川が、天の川らしく見える距離、というのは、どれくらいなのでしょう??天の川銀河の直径は約10万光年、この銀河の中心から太陽系までの距離は、約2万5000光年と言われます。では、地球上から私たちが見ている、星座を構成する様な、ポツンと輝く星、までの距離はどれくらいでしょう??一つの恒星として認識されるものは、オリオン座の三つ星の一つで1500光年、シリウスやアルファケンタウリなどは、ひと桁(4~5光年)ですね。では、星雲、と呼ばれるガスの広がりはどうでしょうか??これもまたとあるブログからダウンロードした画像です。オリオン星雲(M42)で1500光年、干潟星雲(M8)で4000光年、かに星雲で7000光年、です。こうして見ると、銀河系の端っこまでを見とおしているわけではなく、ごくごく近くの天体しか、見ていない、ということに気がつかされました。天の川を見ていると、わし座の方向で分岐しているように見えるのが、一体天の川のどこを見ているのだろう?という疑問から始まった、銀河の構造のお勉強なのですが、ここまでのことから考えるに、そんな遠くの銀河の端っこの方、を見ているのではなく、ごく近くの構造を見ているのだろうな~、と思いいたったわけです。そこで、自分たちのいる、オリオン腕と、その両隣りのいて腕とペルセウス腕、方角の目安として銀河の中心、これだけで考えてみよう、と思いました。銀河の模式図に、この腕をこの色で表します、というのを書き込んでみました。これを3Dで回転させると、こんな風にみえるのかなぁ??と勝手に想像した次第です。ところで、どの模式図を見ても、オリオン腕は、途中で途切れていて、銀河の中心まで届いている様な図にはなっていません。また、隣の腕と合流している様なイラストも、あまり見当たりません。もしこの図のように、銀河面と並行ではなく、やや上の方に伸びているとするのなら、オリオン腕は、銀河の上の方から取り込まれ、今は銀河の自転と同期し、ほぼ同じ速度で銀河の中心を回転するようになった。つまり銀河の重力で引き伸ばされながら、銀河に取り込まれてしまった伴銀河であった、という可能性もあるんじゃないかな~~、と思ったわけです。太陽系はもしかしたら、何10億年もの昔、銀河にやってきた、銀河系外の来訪者だったのかも・・・ネットで、銀河内のガスの塊と接近することによって、気候変動が起きうる、という内容も目にしました。伴銀河であったオリオン腕が、天の川銀河に取り込まれるときに太陽系が遭遇した天の川銀河のガスとの摩擦によって、地球に急激な気候変動が起きて。温度の上昇、雨、雷をもたらし、落雷によって偶然有機化合物が合成され、生命が誕生!オリオン腕が伴銀河のままであったなら、生命は誕生しなかったのかも・・・もちろん、私が考えた物語にすぎません。でもこんなことを考えることができる宇宙って、楽しいですね~~!天の川は天の川銀河のどこが見えているのだろう? posted by (C)ホシミスト_3013
2014年06月19日
閲覧総数 10064
2

先だって手に入れたこのレンズを使えば Fが明るいから流星が「うはうは」写ってくるぞ、 と期待をしていました。 それに、先だって撮影した時は周辺減光もほとんど目立ちませんでしたし。 で、土曜日のしし座流星群の日にまたセットしてみたのですが 撮影直前になって、あれ、いつの間にかF3.5になってる・・・ と気づきました。 いや待てよ、そういえば前回の撮影の時、バルブで1.4に合わせた後 マニュアルに設定変更した時に絞り値は変更していなかったぞ はたしてF1.4で撮影してみるとかなり悲しくなるような周辺減光と かなり苦しい背景のまだら模様が出ていました。 前回、これはすごい!と思ったのはF3.5だったからか。 今回の撮影もなんだかんだの処理を加えて、 ここまで落ち着かせはしたものの・・・ (はい、流星一つも写ってないと言いましたが、二つ、散在流星が写ってました・笑)Sigma 20mmF1.4 DG HSM | Art F1.4Canon EOS 70D(Ir) ISO1600 5秒2018.11/18 00:00 自宅庭EM100 さてこの画像のJPEG撮って出しはこちら ちなみに画面左下はレンズの性能の問題ではなく、背景の空のカブリです これを背景が黒くなるように、そしてコントラストをつけて、淡いところを出そう、 とするわけですから、どれほど苦しい状況かお分かりいただけるでしょうか? 3.5ならほぼフラットだというのなら、絞り込んでゆけば 背景がフラットになってくるのでしょうか?? でもせっかく明るいレンズを買ったのに F3.5まで絞ったのではちょっと悲しい・・・ 壁を撮影して光度曲線を見てみるか・・・ まずはF1.4 ふむ、なるほど、こんなに周辺減光がきついわけですね。 これでは星空の撮影には向かないなぁ ではF1.8では?? ずいぶん改善してますね。 ではF2.0では?? うむ、ここくらいまでくれば自分の腕でもなんとかフラット化できるかもしれない。 そうか、このレンズは少なくともF2.0以上で使った方がよさそうだ。 次はそれで強調処理を試してみよう。 今自分の手持ちで最も明るいレンズは、 Pentax KA の50mmF1.4ですけれども まあこれを流星用に使うことはまずないでしょうから そうなると対抗馬はEF-S 24mm F2.8 Sigmaは絞り込んでもF2.0で使えるのであれば これよりも明るい♪ それに24mmF2.8も画面隅がべらぼうに暗くなるので 同じくらいにフラットになるところを確かめてみたらF4.0でした。 天の川を撮るのであればF3くらいまで絞り込むのに抵抗はありませんので やはり今回のこのレンズは強力な武器になりそうですね♪ ちなみにこのレンズの入手秘話ですが、 内から、今年の誕生日プレゼント、何か欲しいものがある?? と聞かれ、 あるけどべらぼうに高いから言わない、 と答えたところ じゃあ、今年の誕生日には、その高いものを自分のへそくりで買う分には 文句を言わない、黙認する、というプレゼントをあげるのはどう? と言われ、ありがたくありがたく頂戴した、 という次第です(*≧m≦*)【送料無料】 シグマ カメラレンズ 20mm F1.4 DG HSM Art【キヤノンEFマウント】[20MMF1.4DGHSMART]
2018年11月19日
閲覧総数 712
3

画像だけ見ると、いつものクレーター:アサダとナオノブで、 もう、「なんとか」の一つ覚えなんだから・・・ という声が聞こえてきそうです 自分の頭の中から(ノ∇≦*) ノ彡☆ でもね、今回は撮り方を変えたので、 同じことばっかりやってるわけではありません。(楽天)(フォト蔵)アサダとナオノブ-R posted by (C)ホシミスト_3013EdgeHD800+ASI178MM-C(非冷却で撮影)ZWO-R filterAS!3 Registax6 (地球の南が上) ピクセル等倍切り出し2021.03/31 02:20JST 自宅庭より 月のクレーターには、天文学や物理学などなど、宇宙関連で功績のあった人 の名前が付けられます。 地球から見ることのできる月の表側には二人の日本人の名前が付けられています。 麻田剛立と、安島直円。 麻田剛立は大分県出身でもあるので、 クレーター:アサダと、クレーター:ナオノブは ついつい狙い撃ちしてしまいます(^^ゞ 十六夜あたりが一番見頃ですね。 で、何がいつもと違うの?? モノクロのカメラで、Rのフィルターを通して撮影してみました。 ご存じの通り、赤色の光は直進性が高くて散乱が少ないですね。 なので、カラーカメラ(ASI290MC)で撮影した画像を 三原色に分解して見てみたのですが 赤で撮影した画像が一番シャープに見えます。(青)(緑)(赤)(RGB)わかりにくいので拡大してみます。(青拡大)(緑拡大)(赤拡大)(RGB) じゃあ、何もフィルターかけなくて カラーカメラの赤だけ使えば??と思いますが 実はカメラのピクセル数は、L,R,G,Bそれぞれのセンサーの数を足し算した数なので 実際はカラーカメラのRだけを使うと、 それだけセンサーの数が減っている、つまり解像度が落ちていることになります。 モノクロカメラなら色による違いはありませんので 全部のセンサーを使うことができますから、 その分有利なんですよね。 で、赤が直進性が高いなら、赤外線ならもっと、と欲張ったのですが 赤外線に対する感度は赤より低く、 持っているフィルターはIR76ではなくH-alfa ナローバンドで フィルターを通過してくる光の量も少ないので 赤外線 ナローバンドではべらぼうにシャッタースピードが遅くなり ぜんぜんだめだわ、とわかりました。(赤外線) → H-alfa線(赤) 実は昨夜はシーイングは結構ひどかったんですよね。 それでこれだけまとまるんだから なるほどみなさん、R Irフィルターで月面を撮影するわけだ と納得しました。 あと、Ir →H-alfa filter で月面は、通常使いはしないことに決定です(^^ゞ
2021年03月31日
閲覧総数 493
4

ありゃ、あさがおじゃなかった・・・ これはひまわりだった・・・ って、確信犯ですよね?? さすがにアップする画像もなくなってきたので 過去画像のやり直しです。 MT160とデジカメを使い倒す と意志表明してましたが さて、どうなるやら。 最近178MMで銀河を狙っていくぞ~~、と思い始めてますから。 とはいえ、ちょっと過去画像を見てみましたら 先だってからの撮影がそこそこうまく行っているのは 気流状態も良かったからのようで 気流が荒れている時には178MMではボケボケになるようです。 やはりMT160+デジイチ、 こちらもしっかり頑張ろうと思います。 さて銀河の画像処理、昔よりは少しは上手くなったでしょうか??(楽天)(フォト蔵)M63 ひまわり銀河 posted by (C)ホシミスト_3013タカハシMT160(D160f776RD)Canon EOS Kiss X7i ISO3200 30秒×103コマ(総露出51.5分)タカハシEM1002016.02/08 自宅庭よりDSS(L103D41F60DF60B40) 2xDrizzle KappaSigma 32BitFITSSI8 NeatImage PSCS2 さて、ひんやりした空気ですが、 その分、透明度が良いようです。 明日は晴れるかなぁ?? それ以前になんだか眠い・・・ 春だから?? うっかり転寝してしまった~~
2021年04月16日
閲覧総数 289
5

大きな喪失感からまだ立ち直っているわけではないのですが急な大雨・大風・気温の乱高下に一喜一憂さらには長期出張の間の食料や水の心配をしなくてよくなったので、よしとすることにします今日は別府温泉祭り扇山の野焼きです少し上を見る気持ちにはなりつつあるようですが花火の炸裂音がすると遺影に向かって大きな音は怖いねぇと話しかけています山が焼けるところの連続写真を撮っている人にはこの花火は邪魔だろうなと要らぬ心配をしています一度連続写真を撮ってみたいものですついつい金星が入るような焦点距離を選ぶあたりまだまだ星への興味は保っているようそれでもバーンアウトしそうな仕事が気になったり私一人で庭に出ると怒り爆発させる自宅のネコが気になったり一緒に追いかけっこをしないと気が済まない自宅のネコを追いかけたり猫じゃらしで遊び続けるのが好きな自宅のネコの相手をしたり餌皿に置いても食べず手からじゃないと餌を食べない自宅のネコにご飯をあげたりトイレをするとすぐに片付けろと鳴き叫ぶ自宅のネコのトイレ掃除をしたり星空の下に出るところまでは行きついていません
2026年04月02日
閲覧総数 105
6

今夜は曇る予報だったのですが、 宵のうち一瞬ですが、すごくクリアに晴れ上がりました。 見上げると、木星と月とスピカとアルクトゥルスが、 一堂に会していましたね。(楽天)(フォト蔵)スピカ アルクトゥルス 月 木星 posted by (C)ホシミスト_3013 ところで、こういう輝度差のある対象を撮影する時に 暗い方が写るように、と、露出を伸ばすと、 改造カメラと非改造カメラで、大きな違いが出るんです。 もともとデジタルカメラの受光素子、CMOSは、赤外線にも感度があります。 しかし、赤外線は人間の目には見えませんから、 赤外線まで一緒に写真に写し込むと、 見た目と違って真っ赤な写真になってしまいます。 写真は見た目を再現しなきゃいけませんから、 デジタルカメラでは、その赤外線をCMOSセンサーに感じさせないように 赤外線をカットするフィルターが、もともと内蔵されています。 さて、散光星雲と言われる星雲は、 できたての恒星が放つ強力な紫外線が、 周囲をまだ漂っている、恒星の原材料となった水素の雲に当たって光っています。 水素は強力な紫外線を受けると、Hα線、という赤外線を発するためですから つまり散光星雲の光は赤外線なわけです。 デジタルカメラは、その赤外線をカットするように作られていますから 天体写真をデジタルカメラで撮影すると 星雲が写りにくい、という悲しい状況が起きるわけです。 もともと赤外線に感度のあるCMOSセンサーですから、 赤外線をカットするフィルターを取り払えば赤外線に対す感度は復活するので、 内蔵されている赤外線カットフィルターを取り外す、という改造を、 天体系のカメラショップでは、やってくれるところがあります。 私も、ハヤタカメララボ というショップで改造をやってもらったのですが 実はこの改造、 天体写真で赤い散光星雲がよく写るようになる、という利点と別に カメラ本来の性能が持っている欠点も浮かび上がります。 それがこれ 明るい対象を撮影すると、とんでもないゴーストが出るようになるんです。 もともと、赤外線カットフィルターがある状態でゴーストがでないように 設計されているわけですから、 それを取り外せば、設計通りにいかないのは当たり前ですが。Ir(InfraRed=赤外線)カットフィルターあり(非改造カメラ)(楽天)(フォト蔵)月・木星・スピカ posted by (C)ホシミスト_3013Canon EOS Kiss X4(非改造) ISO6400 2秒Canon EF-S 18-135mmF3.5-5.6 (92mmF9.0)Irカットフィルターなし(改造カメラ)(楽天)(フォト蔵)月・木星・スピカ 天体用改造カメラの場合 posted by (C)ホシミスト_3013Canon EOS Kiss X7i(天体改造) ISO6400 2秒Canon EF-S 18-135mmF3.5-5.6 (92mmF9.0) どんなに透明なガラスでも、光の透過率は落ちるものですから Irカットフィルター、と言っても 赤外線 だけ をカットするわけではありません。 実は、フィルターが一枚減ることで同じ時間の露出でもより明るく写るようになります。 そして赤い散光星雲が、 非改造カメラしか使ったことがない方にとってはびっくりするほど、 写るようになります。 ただし、カメラの構造上の問題で、 どうしてもこのようなゴーストが出るようになってしまいます。 改造に失敗したから出る、のではなく うまく改造できたから、出る、んですよね。 天体用改造カメラは、赤外線がよく写るので 一般のポートレートに使うとき、プリセットのホワイトバランスでは 真っ赤に写るようになります。 しかし、マニュアルでホワイトバランスを取る (撮影前に何か白いものを撮影し、これが白です、とカメラに教える) ことによって、 ほぼ問題なく、一般的な撮影を行うことができます。 しかし、明るい光源が撮影範囲に入ってくると このようなゴーストが出る、ということを これから改造を考えている方は、知っておいた方がいいですよ、という情報でした。 ちなみに、機種によっては、Irフィルターの代わりに クリアフィルター、を入れることができる場合もあるようで それがあれば、ゴーストは出にくくなるのかもしれません。 詳しくは改造をお願いするショップさんに尋ねてみてくださいね~~
2017年06月04日
閲覧総数 6786
![]()

