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2005.10.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
環境ホルモン・・・最近あまり聞かない言葉ですよね。

俺は今は微生物の研究をしていますが、
4年のころは前の大学で環境ホルモンの分析を行っていました。
で、ちょっとこの記事が気になりました。


DDTは環境ホルモン、環境省がメダカの試験で確認

 環境省は、殺虫剤としてかつて大量に使用された有機塩素化合物「DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)」に、魚類の生殖機能などに影響を与える環境ホルモン作用(内分泌かく乱作用)があるとする試験結果をまとめた。

 同省が内分泌かく乱作用を確認したのは、ノニルフェノール、オクチルフェノール、ビスフェノールAに次いで4物質目。

 メダカを使った試験で、低濃度のDDTにさらすと、繁殖期のメスに特徴的なたんぱく質が、オスでも増えることを確かめた。精巣の一部に卵巣の細胞が混じったりすることも分かった。

 ただ、河川などで実際に測定されるDDTの濃度は、影響が心配される濃度の100分の1以下で「現実的な危険度は低い」とみている。

 DDTは、第2次世界大戦後、蚊やシラミ退治などのため、大量に使用。毒性の強さなどが問題となり、1971年に農薬としての販売が禁止され、81年には輸入、製造も禁止となった。

 人間への影響を評価するため、同じ哺乳(ほにゅう)類であるネズミを使った試験も実施しているが、4物質とも内分泌かく乱作用は認められていない。
(読売新聞) - 10月2日


DDTが環境ホルモン作用があるという確認がなされたようです。
上記の通り現在環境ホルモン作用があると
確認されている物質は4種類のみです。

DDTは俺の親の世代にはシラミ駆除のために
保健室で頭にまかれていたというから
今考えると本当に恐ろしいですね。

環境ホルモンってもっとたくさんあるのでは?と思う人も多いでしょうが、
実際に環境ホルモン作用があると確認された物質が
まだ4例目だということです。
しかし、1998年5月に発表された環境ホルモン戦略計画SPEED'98
というものの中で
『内分泌撹乱作用を有すると疑われる化学物質』として
67物質がリストアップされていいます。
これらは疑いがあるということで
環境中に排出する濃度規制もされています。

疑いがあるだけで濃度規制することは日本では異例のことだと思います。
これは当時環境ホルモンについて世論が熱を持っていたからでしょう。
最近話題になっているアスベストも
昔から危険性があると言われていましたが、
話題になるまでは放置されていました。
日本はまだまだこのような体質なのかなと思ってしまいます。

話題になっているときはマスコミなどが一気に食いつくけど
熱が冷めると一気に情報を提供しなくなるのも
日本の悪しき伝統だと思います。
例えば「ガードレールの金属片」あれってなんだったんですかね?
俺が知らないだけなのかな?

環境ホルモンも昔は話題になったけど今は全然話題になりませんよね。
そういう状況なのでニュースの片隅にあるこの記事が
何かすごく気になってしまった。










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Last updated  2005.10.03 18:54:18
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