Blog de afutura

Blog de afutura

December 1, 2024
XML
コロナで引きこもっている間に、我が家のレコードの洗浄は手動から専用機器を使った超音波方式になった。自分が元々バキューム派より超音波派だったのは、超音波メガネ洗浄に慣れていたから。これは冗談でも何でもない。50年近くメガネをかけている自分にとって、店頭の超音波洗浄機がレンズをきれいにする最適解だと何度も体験してきたことが、無意識のうちに超音波=きれいが刷り込まれたのだろう。

とはいえ、レコード用の超音波洗浄機はそれなりの価格がする。だから手を出さなかったが、いつも欲しいオーディオグッズの上位には入っていた。
そんな中、購入の決め手となったのが、​ 香港の会社ハミングル(HumminGuru)のレコードクリーナー ​のクラウドファンディングだった。自分も申し込んでみたところ、​ 半年ほど待って無事に製品が届いた ​。

HumminGuruのレコードクリーナーの使い勝手はX(旧Twitter)に書いてきたので、ここには書かない。このクリーナーは、洗浄から乾燥まで全自動で行ってくれる優れものだ。必要に応じてマニュアル操作も可能で、使い勝手の柔軟さが際立っている。
毎日使う機器ではないが、レコード洗浄のために月に2回ほど定期的に使用しており、2年以上使って故障や破損もない。

洗浄液は、日本では水道水を使えとマニュアルにあった。それは楽でよいし、特に疑問はない。
ただしプラスチックのタンクに長く水を入れておくと、時間とともに水面縁に石が析出するのは変わらない。日本のような軟水であってもカルシウムは含まれる。K/Ca/Mg が出てくるのだろう。対策としては、毎回水を捨てればいいのだ。

ではレコード洗浄のための、洗浄液は水道水がベストなのかというとたぶんそうではない。ただメーカー推奨の液以外の使用は機器の寿命を短くする可能性は結構あると思う。特にゴム系は。そして修理に困る。だから洗浄液の変更は自己責任で行う。

少し検索すると、多種多様な自作レコード洗浄液のレシピが出てくる。それくらい流派が多い。どれを信用するかだが、自分はほとんど水がよい。​ テクニカルブレーン 代表取締役 黒澤直登氏のお薦め ​(に近いもの)が手に入れやすさも含めて好きで、何か月か前から使い始めた。氏のレコード洗浄はバキューム式のようだが。

水道水(あるいはアルカリイオン水)1.0L
イソプロピルアルコール 10mL(%にも寄るが 薬局で500mL 300円くらい)
中性洗剤(台所で使っているものを拝借) 1滴

これの配合を変えたら、劇的にプチプチ音が減るとか、そういうことはないと思う。あと、良い音のためでも手がかかるのは好まない。
実は最初は水道水ではなく”精製水”を購入して、精製水だけで洗っていたのだ。が、続かなかった。それすらダメだったのに、これをいつまで続けられるだろうか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  December 1, 2024 12:00:24 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: