2011年10月08日
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カテゴリ: 小説すばる2011年
小説すばる

夜果つるところ  第九話 恩田陸

私は山中にある娼館「墜月荘」で育った。
そこには三人の「母」がいた。
私を生んだ「実の母」の和江は正気を失っており、
日がな一日鳥籠を見て暮らしている。
「育ての母」の英子は、毎日のように
勉強を教えてくれたが、時折あやつり人形の糸が
切れたようになった。そして「名義上の母」の文子は、
館のしきたりを教えてくれたが、表情に乏しい女性だった。

(小説すばる10月号より転載)

場所がそうさせるのか、時代がそうさせるのか、
いつにも増して、重苦しい雰囲気に包まれている話です。

私の「特殊能力」がいよいよ露わになり、
墜月荘に衝撃をもたらします。

異様な雰囲気の墜月荘、
その迫力に圧倒されながらも
物語にはいりこんでしまいます。

しかし、物語がどこに向かっているのか、
さっぱり分かりません。
ああ!もっと読みたい!


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最終更新日  2011年10月08日 22時18分39秒
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