2011年10月21日
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カテゴリ: 小説すばる2011年
小説すばる

バラカ  第四回 桐野夏生

日系ブラジル人、佐藤隆司パウロは赤ん坊の泣き声で
目を覚ました。生後六ヶ月の娘、ミカの声だった。
酔いの残ったパウロは苛立つ。

(小説すばる11月号より転載)

おっと、また場面と登場人物が変わりました。
最初は群馬の避難区域、その後は女性二人の話。
今度は群馬の大田が舞台です。

「聖霊の声」という、キリスト教系の宗教
だと思われる教会が出てきます。
「まとも」そうですが、狂信的そうでもあります。

神父さんも魅力的ですが、裏の顔がありそうです。

しかし、すべてそのような予感を臭わせるだけで、
今のところ「普通」の話のようです。
淡々と書かれていますが、何かマグマが溜まっているような
何とも言えない状態です。

読んでいるこちらも、静かに見守っているかのような雰囲気です。


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最終更新日  2021年01月29日 08時11分56秒
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