2012年09月17日
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カテゴリ: 英語本

【送料無料】NO COUNTRY FOR OLD MEN(B)[洋書] [ CORMAC MCCARTHY ]

No Country for Old Men by Cormac McCarthy
邦題「血と暴力の国」 コーマック・マッカーシー

内容(「BOOK」データベースより)
ヴェトナム帰還兵のモスは、メキシコ国境近くで、撃たれた車両と男たちを発見する。
麻薬密売人の銃撃戦があったのだ。車には莫大な現金が残されていた。
モスは覚悟を迫られる。金を持ち出せば、すべてが変わるだろう…
モスを追って、危険な殺人者が動きだす。彼のあとには無残な死体が転がる。
この非情な殺戮を追う老保安官ベル。突然の血と暴力に染まるフロンティアに、
ベルは、そしてモスは、何を見るのか―

コーエン兄弟のアカデミー賞ノミネート作品『ノーカントリー』の原作。

この小説、私の英語力では太刀打ち出来ず、撃沈してしまいました。

単語が難しいわけでなく、むしろ簡単なのですが、
(多分)口語に近い英語が使われているため、余計に分からない状態でした。

ペーパーバッグでたったの309ページしかありません。
小枝を全てそぎ落としたような文章で、余分なことは一切書かれていません。
それどころか、必要なこともかなり省かれて書かれているため、場面を追うのに必死です。
登場人物も何の前触れもなく出てくるので、混乱することしばしばです。

文体も独特です。
日本語の括弧「」にあたるクオーテーション・マーク(quotation marks)" "や、
省略のアポストロフィ(apostrophe)を一切書かない文体なので、
最初はとまどってしまって、読みにくいのなんのって・・・。
例:I don't → I dont

愚痴ばかり並べてしまいましたが、基本は殺し屋に追われるモスという人物の
話です。この殺し屋がすさまじくて、関係者を皆殺しにしていきます。
とにかく殺し屋が通った後は死体がゴロゴロという感じです。
この殺し屋の考えていることはよく分かりません。

ひどいのは最後の方の保安官の話になってから。
もうなにがなんだかさっぱり分からないまま終わってしまい、
いったい前半の話は何だったんだろう?と思ってしまいました。

日本語の翻訳を読むか、映画「ノーカントリー」を見ないと
この本の内容が分からないでしょう・・・。
何を読んできたんだか・・・・。

結論:かなり英語を知らないとダメな本。





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最終更新日  2012年09月17日 21時08分05秒
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