2013年05月21日
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カテゴリ: 伊坂幸太郎
アヒルと鴨のコインロッカー


【送料無料】アヒルと鴨のコインロッカー [ 伊坂幸太郎 ]


引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。
初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。
彼の標的はーたった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、
なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!
注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。


キンドルで読みました。
伊坂幸太郎さんはキンドルでかなり沢山の作品が読めます。

いかにも伊坂幸太郎さんっぽい作品です。珍しくボブ・ディランが出てきますけれど。
読みやすくて、読みだすと止まりません~。

これまた叙述トリックを使ったミステリー。しっかりと騙されます (゜д゜)
騙されたことが分かったときは唖然!
でも読み返すと微妙に伏線が張ってあるのが分かります。

まるっきりハッピーエンドにはならずに、ちょっと結末はしんみりとしてしまいます。
でも本当に読んで良かったと思えるし、感銘を受ける台詞も多数有り。

伊坂幸太郎さんの作品はどれもそうですが、直接場面を書かずに、
音とか言葉とかで場面を想像させます。
この作品では動物虐待にその手法を使っていますが、
想像しただけで、ゾーっとしますし、嫌な気分になりますね。

この小説、映画になっていますが、これ映像化は無理!
だと思うのですが、どのように脚色したのでしょうかね?
機会があったら見てみたいです。





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最終更新日  2013年05月21日 23時34分33秒
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