2015年05月18日
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カテゴリ: 英語本

【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】The Girl with the Dragon Tattoo【電子書籍】[ Stieg Larsson ]

THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO by STIEG LARSSON
邦題: ドラゴン・タトゥーの女  スティーグ・ラーソン

月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの
違法行為を暴露する記事を発表した。だが、名誉毀損で有罪になり、
彼は『ミレニアム』から離れることになる。
そんな彼の身元を大企業グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが密かに調べていた。
背中にドラゴンのタトゥーを入れ、特異な風貌をした女性調査員リスベットの働きで、
ヘンリックはミカエルが信頼に足る人物だと確信し、兄の孫娘ハリエットが
およそ40年前に失踪した事件の調査を彼に依頼する。
ハリエットはヘンリックの一族が住む孤島で忽然と姿を消していた。
ヘンリックは一族の誰かが殺したものと考えており、事件を解決すれば、
ヴェンネルストレムを破滅させる証拠資料を渡すという。
ミカエルは依頼を受諾し、困難な調査を開始する。


今更ながら世界的大ヒットのスウェーデン・ミステリーを読んでみました。

英語の本自体が久しぶりだったので、最初は大苦戦でした。
でも、最初の話自体がよく分からないもので、
読み返してもやっぱり分からなかったので、
英語が分からないせいだけでは無かったのかも・・・。

ミカエルの話と、リスペットの話が平行して描かれます。
リスペットの話は面白いのですが(面白いというのは語弊がありますが)
ミカエルの話は少々退屈。それがヘンリック・ヴァンゲルという大富豪を
訪ねる当たりから段々と面白くなってきます。

そして、この二人がチームを組む当たりからは猛烈に面白くなってきます。
後半はページをめくるのももどかしいほど。
さすがに世界的大ヒットのことはありますね。

ハリエットは誰に殺されたのか?
ハリエットの死体はどこにあるのか?
この二大問題が解決した時、恐ろしい事実か・・・。

ヴァンゲル一族が大勢出てきて、誰が誰やら判別がつかず、
最初の方にある一族表を何度も見返しながら読みました。

前半のリスペットの話や、事件の背後にある恐ろしい事実など、
かなりエグい話で、読むのが嫌になる場面も多々あり。

そして、事件が解決した後の最後の章は何なんでしょう?
何だかサッパリ分からない終わり方でしたね。

普段馴染みのないスウェーデンの歴史や政治が少し書かれていて
大変興味深かったです。
ミカエルとエリカ・ベルジェの関係は理解不能、と
やはり北欧ミステリーはちょっと変わっている作品でした。

ミレニアム3部作なので、次が読みたくなりました。

あと、ハリウッドで映画化されたので、それも見てみたいですね。


ミレニアム 1|上 ドラゴン・タトゥーの女 ハヤカワ・ミステリ文庫 / スティーグ・ラーソン 【文庫】

ミレニアム 1|下 ドラゴン・タトゥーの女 ハヤカワ・ミステリ文庫 / スティーグ・ラーソン 【文庫】





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最終更新日  2015年05月18日 23時32分13秒
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