2015年10月20日
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カテゴリ: 英語本
GONE GIRL
(邦題: ゴーン・ガール  ギリアン・フリン)


【楽天ブックスならいつでも送料無料】GONE GIRL(A) [ GILLIAN FLYNN ]

内容(「BOOK」データベースより)
ニックは三十四歳、ニューヨークで雑誌のライターをしていたが、
電子書籍の隆盛で仕事を失い、二年前、妻エイミーとともに故郷ミズーリに帰ってきた。
しかし都会育ちの妻にとってその田舎暮らしは退屈きわまるものだった。
結婚五周年の記念日、エイミーが、突然、謎の失踪を遂げる。
家には争った形跡があり、確かなアリバイのない夫ニックに嫌疑がかけられる。
夫が語る結婚生活と交互に挿入される妻の日記。
異なるふたつの物語が重なるとき衝撃の真実が浮かび上がる。
大胆な仕掛けと予想外の展開、「NYタイムズ」で第一位に輝いた話題のミステリ登場。


この本、
アメリカのアマゾンのレビューが41,937件!(2015年10月20日現在)
4万件ですよ、読者レビューが・・・(゜Д゜)

ベン・アフレック主演で映画にもなりましたよね。

全体的に三章に分かれています。

第一章では事件と平行して
奥さんのエイミーの日記が交互に描かれます。
出会ったころのキャピキャピ具合が、
事件を知った後ではもの悲しい。

第二章でいきなり話がひっくり返ります。
第一章を全部否定するような展開です。
もう目が点になります・・・。

妻殺しの嫌疑を掛けられるニック・・・。
第一章で非常に印象の悪いニックが、
第二章でそんなに悪くないじゃん、と思えてきます。

そして第三章、普通なら終わりに向かうのですが、
まだまだ話が二転三転、驚きの連続です。

終わりは全く予想もつかないものです。
ええ~、こんな決着に持って行くんだ・・・。

すっきり終わる話ではなく、
むしろ後味の悪い感じです。
恐ろしい、と言っても良いかもしれない。

何と言っても奥さんが凄すぎです。

ミステリーと言えばミステリーですが、
夫婦の愛憎劇の印象が強いです。

もうドキドキして、ページをめくるのが止まらない。
ベストセラーも納得でした。

F***という、四文字禁句が多用されますし、
かなりお下品な言葉が飛び交って、
上品な文章ではないですが、それがかえって
現実味を出しています。

これは映画も見てみたいですね。


ゴーン・ガール 上 / 原タイトル:Gone Girl (小学館文庫)[本/雑誌] (文庫) / ギリアン・フリン/著 中谷友紀子/訳


ゴーン・ガール 下 / 原タイトル:Gone Girl (小学館文庫)[本/雑誌] (文庫) / ギリアン・フリン/著 中谷友紀子/訳





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最終更新日  2015年10月20日 23時10分05秒
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