2024年10月29日
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カテゴリ: 小説すばる2024年
小説すばる

猪之噛  最終回 矢野隆

東京から福岡の山奥に引っ越し、
猟師として生活している明神マリア。
職場である「ジビエ森の風」で、
猟友会の会長吉中剛太郎と山の気配
について話す。マリアの抱いた違和感は
先輩猟師の三守一郎も抱いており、
山からの獣の気配が消え去っているようだった。

(小説すばるより転載・後半省略)

猪と対峙する猟師の物語。

その猪は想像を絶する野生動物。

最初は猟師だけが気付くだけだったが、
しだいに一般市民にも影響が及んでいく。

命の危険を感じながら猪と対峙する猟師たち。

味方になる人、文句を言う人、
様々な人と関わりながら、
猟師の矜持を持って猟をする人の話で、
かなり感動します。

迫力ある猟の場面、
死ぬかも知れないと思う恐怖、
そして人には危害を加えてはいけない
プレッシャー。

猟師の人々に頭が下がります。

猪には罪は無いとはいえ、
放置するわけにもいかない。

とっても面白くて、
毎回ドキドキしながら読んでました。

これ単行本になったら一気読み間違い無しですね。











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最終更新日  2024年10月29日 18時10分46秒


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