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2月5日、金曜日、
埼玉県立高校入試の出願
が行われた。
明日の月曜日も、出願日にあてられているが、
ほとんどの生徒が金曜に出願したと予想され、
その日のうちに、 合格倍率速報
が発表された。
愛夢舎でも、生徒が見られるように、
主な高校の倍率をリストアップして、
このように掲示している。
入試間近なだけあって、全ての生徒が、
この数字を食い入るように見つめる。
埼玉県立高校入試は、
今回の22年度入試から大きく変更となる。
前期と後期、2回の受験チャンスがあるが、
募集定員の75%が、前期で合格となる見込み。
(商業科は100%)
「前期で75%」
が、
「前期でほとんど受かる」
になって、
「前期で終わり」
的な印象になって、
世間でとられているような気がする。
僕としては、
「75%」は、絶対的多数の数字ではない
。
結構な確率で、不合格も出ると思っている。
しかし、それでも、
生徒たちは、毎日のように、倍率を眺める。
生徒たちにとって、
「敵」は「倍率」となった。
しかし、本当の彼らの「敵」は「倍率」ではない。
人が何かに挑むとき、
いや、挑まねばならないとき、
「敵」は目にみえた方がよい。
目に見えるものを「敵」にした方が、
「倒し」やすく、また、
仮に「敗れ」たとき、
その理由・原因を、目に見える「敵」に求めることができる。
弱冠15歳の彼らが、
人生初の大勝負に挑むとき、
「敵」を自分の外部、
「目に見えるところ」、
すなわち、「他者」に置くのは、ごくごく自然であるし、
それは間違いではなく、
彼らには「敵」を打ち倒すべく、最後の追い込みをかけてほしい。
が、しかし、
本当のところは、違う。
彼らが、本当のことを知るのは、
彼らが大人になってからでもいい。
例えば、受験~入試において、
合格ラインから10点も20点も低い得点で不合格になるというケースは
ほとんどないのではなかろうか。
特に、これまでの埼玉県立入試では
1教科40点満点、5教科で200点満点、
「合」と「不」の境目は、ほんの数点であっただろう。
今回から、1教科100点の500点満点になるが、
それだって、
合格ラインに50点届かないというようなケースは考えにくい。
今日、中学3年生は
4回目の「県立予想問題演習」に挑んだ。
5教科の予想問題を、本番どおりの制限時間で、解く。
この結果を、過去の受験生データと比較することで、
愛夢舎では、かなり精度の高い、合否可能性を考えている。
この予想問題は、200点満点で作られているので、
彼らの志望校への合格ラインと、
彼らの得点との差は、
やはり10点程度になることが多い。
10点というと、
問題数にして5問程度だ。
その5問は、
国語の漢字を思いつくことで「あと4問」になる5問。
社会の用語を思い出すことで「あと3問」になる4問。
数学の計算間違いを直すことで「あと2問」になる3問。
英語リスニングの聞き取りで「あと1問」になる2問・・・。
彼らの「合否」は、
実は、「ほんの一瞬」が決めてしまう。
前にも似たようなことは書いたが、
僕らにとっても
実は 「一瞬勝負」
だ。
「この一瞬」に、
「覚えておけ!」と言った用語のひとつが出題されれば。
「この一瞬」に見せた漢字・単語が出題されれば。
当たり前のことだが、
そうした一瞬の積み重ねが、結果として現れる。
そこで、
「これが出るかもしれない」という一瞬、
その一瞬に何を語るか、そこに神経を使う。
「100」の瞬間に「100」のことを教えたとしても、
「1」の瞬間に、出題される「1」を教えるのに及ばない。
これはあくまでも、「受験」というひとつの「イベント」に限っての話である。
実際には、
出なくとも「100」を教える方が、僕は重要だと思っている。
だが、とにかく、
受験という「イベント」においては、
そして、本番9日前というこの時点においては、
「出るかもしれない一瞬」を作ることが大切だ。
そして、それは
彼ら本人にとっての、本当の「敵」でもある。
勝負は「一瞬」で決する。
床につく前の「一瞬」に見た単語が出題されれば・・。
「一瞬」の積み重ね方は、
個人によって、大きく違うだろう。
10分の中で、
「10」の「一瞬」を重ねる者もいれば、
「1」の一瞬しかない者もいる。
無論、「60」の「一瞬」を重ねる者も。
彼らの「敵」は、外部にはいない。
Enemy within・・・ 。
僕らも、
次に語る「一瞬」を選ぶのに、慎重になる時期である。
Kama
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