入間市の塾 愛夢舎からのメッセージ

入間市の塾 愛夢舎からのメッセージ

PR

×

Profile

愛夢舎 塾長

愛夢舎 塾長

Calendar

Comments

あいうえお@ Re:サザエさんで摂関政治(01/14) めちゃめちゃわかりやすい 学校の授業でも…
いんこだいふく@ Re[7]:アメリカより愛を込めて(10/11) こんにちは!初見です!私も今今愛夢舎で…
http://buycialisonla.com/@ Re:試験前だけど(06/23) cialis 20 mg everydayusa cialis onlineb…
http://buycialisonla.com/@ Re:埼玉県立入試 出願者数速報~志願先変更1日目(02/23) effects of viagra and cialiscialis samp…
http://buycialisonla.com/@ Re:ネコ年(09/16) drug interaction lisinopril and cialisc…

Archives

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2010.04.27
XML
カテゴリ: 愛夢舎ヒストリー

【第21章】へもどる

2002年12月末。


矢吹 の辞意を受け、愛夢舎の面々は新しい講師探しに入った。


学校教員や塾講師の採用活動
主業務としていた 鎌田 にも協力を仰いだ。
鎌田は鎌田で、自身の培ってきたコネクションを利用し、人材探しの一助を担った。

鎌田 佐々木 に、いくつかの募集手段を提案してみた。
かつてのような大規模な採用活動は到底できない。
時間もない。
提案した鎌田自身も効果については半信半疑だったが、
佐々木が試した手法は、Webによる講師募集であった。
現在は関連のサイトが多く存在するが、
当時は数える程度しかなかった。
講師を目指す人にとって、それらがどれほど認知されているものか、
鎌田も大して期待はしていなかった。

佐々木の書いた原稿がWeb上に公開された。
果たして、5名ほどの応募者が集まった。

意外と効果があるもんだ。
佐々木以上に、鎌田が感心していた。

「応募」⇒「書類選考」⇒「試験」⇒「面接(複数回)」

これが企業組織の一般的な採用までの流れであろう。
しかし、愛夢舎では応募者に対して、
これとほぼ逆の流れで採用活動を進めていく。
すなわち、
まず面接を行う。

このときも同様で、それは時間がなかったからという事情からだけではない。
数千人の応募者から採用者を絞り込む「新卒採用活動」
その中心となって数年の経験を積んできた 佐々木 にとって、
面接の重要さは、他の選考試験のどれをもはるかに上回るものであった。

またそれは、人事専門企業に身をおき、
毎年数千名もの学校教員志望者の
面接を行ったきた
鎌田
にとっても同様である。

「人は結局、会ってみなければわからない」。

Webサイトに愛夢舎の講師募集記事が掲載されて間もなく、
佐々木は鎌田に一本の電話を入れた。

「ひとり、すごくいいヤツを採用したよ」。

新たに採用となった彼は、たまたまWebサイトの記事を見て、
愛夢舎に興味を持った 理系の学生 だった。
大学時代に、個別指導の塾でのアルバイトを経験した結果、
理系学生としては大変珍しい、塾業界への就職を第一志望としているという。
また、すでに
日本一の売上高を誇る
大手進学塾の採用内定も獲得している
という。

「そんなヤツが、なんでまたウチみたいなところに・・・」

佐々木は不思議に思ったが、ともかく会ってみることにした。
同じ埼玉県内ではあるが、割と遠方に住んでいたため、
電車で武蔵藤沢駅までやってくることになった。

当時の愛夢舎は、 武蔵藤沢駅からは、歩くと30分程度かかった。
面接当日は、 小田切 が車で迎えに行くことになった。
写真も何もないので、どんな風体だか、分からない。
「お互い、スーツを着ているはずだから、
声をかけあいましょう。」

そんな適当な打ち合わせであったが、
小さな駅だから大丈夫だろうと、小田切は考えていた。

それでも、スーツを着ている人が何人もいたら困るので、
年齢は24歳
大学まで長きにわたって 剣道 に打ち込んできた青年であるという予備情報を得て、
小田切は駅に向かった。

駅に到着すると、果たしてそこにはスーツを着た青年が待っていた。
長きにわたって「柔道」をたしなんできたような風貌 のその男が、
三輪卓也 であった。

三輪を車に乗せ、愛夢舎に戻る間のわずかの時間で、
小田切は「コイツにしよう」と思ったという。
そして佐々木もまた、三輪に会ってほんの10分程度で決めた。
「この男にしよう」。

三輪本人は、愛夢舎をいたく気に入り、
大手塾の内定を蹴って、愛夢舎で働きたいと言う。
向こうは、株式上場を果たしている、最大手塾。
こちらはできたてほやほやで、毎月の給料の保障すらままならない塾。
なんでまた、せっかくの内定を蹴ってまで、リスクを冒すのか。

三輪にしてみれば、これから発展するか衰退していくか分からない、
しかし、 発展するならば、自らの手で発展させていくことができる
そんな 「成長の可能性」 にひかれたようである。
彼はベンチャー志向型の人間だった。

佐々木からの電話を受け、三輪の採用確定を知った鎌田は、
他人事ながらほっとした。
「体育会系の理系学生」
一言でまとめても、評価すべきポイントは2つもある。

講師職といえば、
「ホワイトカラーのブルーワーカー」 なんて評されることがあるくらい、
スーツ姿の見た目には想像できないほど、
はっきり 「肉体労働」 であり、
根性がモノを言う。
体力自慢は大歓迎である。

また、塾業界で徹底的に不足しがちな講師が、数学と理科、
すなわち 「理系講師」 である。
例えば、大学生に対して
「中学生にいずれかの教科を教えるとするなら、何がよいか」と尋ねれば、
ほとんどの学生は 「英語」 と答える。
理系学生は、卒業後も研究職か技術を活かせる企業への就職を志望することが多いため、
教育業界では慢性的な人材不足に陥るのである。

三輪の採用確定によって、
彼がどのくらいの期間で戦力となり得るかにもよるが、
とりあえず矢吹が退職することによるダメージは最小限にとどめられそうだった。

また、愛夢舎に 「新しい血」 が加わることにもなる。

佐々木、小田切をはじめ、
矢吹ほか草創期を築いた職員も含め、
全員、前にいた塾で育った人材 であり、
必然的に、
仕事に対する考え方、手法など、
ある程度同じ方向を向いていた。

そこに、全く未知の三輪が加わることにより、
どのような 「化学変化」 を起こすものか。
愛夢舎は、新たな方向に向かうことになるかも知れない。

・・・それはそれとして、
矢吹退職の知らせを受けて、
鎌田は鎌田で思うところがあった。

~【第23章 究極の選択】につづく






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.04.28 10:44:55
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: