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カレの腕に絡まって歩いていると 車の中でカレの肩に頭を預けていると 沈みかけた気持ちは幾分和らいでいました いくつかお寺を廻り 夕方前には ホテルにチェックインしました 京都の中心部から少し離れたその場所は 青々とした緑に囲まれて 高層の窓から見渡す景色に 旅の疲れが癒されていました 汗ばんだ体をシャワーで流し 部屋に戻ると 窓際に置かれてある椅子で うたた寝しているカレの姿 バスローブ姿のままその前に膝ま付き 顔を覗き込むようにソッと唇を合わせた 目を開けたカレの両腕が伸びてきて 大きく包み込まれ 何度も何度も唇を合わせた ゆったりとした一人掛けの椅子に クルッと態勢を変えられて そのまま二人重なり合った 窓にかけられた遮光カーテンは 半分閉められただけで 部屋いっぱいにとられた大きな窓から まだ明るい太陽の日差しが差し込んでいました すぐ脇にあるキングサイズのベッドシーツは ピンと皺一つなくメイキングされたまま ピローと合わせたクッションが数個 綺麗に並べられていました
2009.02.28
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あれから三年 真夏の京都へは カレの運転で その日が来るまで指折り数えた 元々 夏の暑さはとても苦手でたくさん歩けるのか少し不安だったけど 浴衣の着付けを家で何度も練習して 帯の締め方 髪型や洋服選び そんな準備をしている時間もとても楽しかった もしかしたら 最後の旅行になるかもしれない・・・ 無意識に湧き上がるそんな思いを 胸の一番奥の奥の隅っこに追いやって カレと二人で計画したプラン「たった一つだけの願い事 本当に願いが叶うらしいよ」 車で京都入りして真っ先に向かったのは カレがどうしても行きたいと言っていた鈴虫寺 和尚人の法話はとても面白くて 拝み方を聞いた後 お地蔵様の前で二人並んで手を合わせた 閉じていた目を開け隣を見ると まだ手を合わせ 真剣にお願いしている姿 今カレは 仕事でとても大きな節目を迎えている だからきっと そのコトをお願いしているのだろうと思った そして私も本当にその仕事が成功して欲しいと 心から願っていた 私の願い事は・・ 合わせていた手を離した時 我に返り不意に涙が込み上げてきそうでした
2009.02.27
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カレと京都への旅行は今回で二回目 一度目は三年前 二月の寒い時期 雪もあって 新幹線での旅でした カレの腕の中で目覚めた朝 ボタン雪が舞っていた 幸せで幸せで苦しくて苦しくて 幸せと悲しみはいつも背中合わせで紙一重 見えない何かに向かって 無意識に救いを求めていた心 そんな毎日を送っていたあの頃 窓から外の景色を眺めながら 母の言葉を思い出していた 「アイが生まれた日はとても寒い日でね 朝から大きなボタン雪が降っていたのよ」 苦しみや悲しみは雪と共に溶けて その日の朝 京都で私は生まれ変わった 今度こそ強くなれる 強くなりたいと
2009.02.26
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去年の夏に行った 二泊三日の京都旅行必ず願いが叶うと口コミで広がった鈴虫寺彼がどうしても行きたがっていた場所二人で草鞋を履いたお地蔵様に手を合わせたうなるような暑さの中 京都の町を探索したカレはカメラを片手に お寺巡りもたくさんした夜は二日とも川床で食事をとりました一日目は鴨川の川床 二日目は貴船の川床へ浴衣を持参していたので折角だからと二日間浴衣を着て夜の京都を歩きました髪飾りと帯留め籠バックに飾ったチリメンのつまみ細工は旅行前自分で作りましたそんな準備していた時間もとても楽しかった二日目の貴船の川床景色と会席料理 そのシチュエーションに圧巻それは 溜め息すら出るほどの贅沢な時間でしたキングサイズのベッドの上で二人で朝を迎えそして 帰って来た日の夜彼にサヨナラのメールをした楽しい思い出がたくさんある内に幸せな思い出が胸一杯に埋め尽くされている今この時にそんな切羽詰まった気持ちに心は占領されていました
2009.02.25
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もうすぐ5年目の春こんなにも長く隣に居るコトが今ではとても自然になって出会った頃は思いもよらなかったね私の人生において今ではもう失くしては考えられない大きな大きな存在こんなにも深く長く愛してしまったそんな貴方に巡り合えたのはきっと 必然的な奇跡だからどうかこの穏やかな幸せがいつまでもいつまでも続きますように
2009.02.24
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目まぐるしく時はうつろぎ人生の中の大きな変わり目きっと 初めの一歩を踏み出したやっと 踏み出せたのだと思うそう自分に言い聞かせるだけど言葉では表せない感情が胸の奥で渦を巻いてその思いは誰に告げるコトもなく「これでよかったんだよね」そう 思いたい気持ちは何かの拍子に崩れてしまいそうで人は一人では生きてゆけないそれは当然のコト周りを取り巻く環境や柵全てから逃げ出したくなる衝動をグッと堪えるそれも当然のコトそれならいっそ私と言う存在が初めから居なかったなら泡にみたいに消えてみんなの記憶の中からも消えてなくなってしまったならどんなに楽かと・・もっと強くなりたい
2009.02.23
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