田中文科相に関する報道は偏見報道である 11月10日
田中真紀子といえば、悪人呼ばわりをする、悪いくせが、メデアにはある。田中文科相の問題が放送された直後、岡田副総理は、記者会見で、「大学が、許可を受ける前に、どうして、出来たのだろうか」と、疑問を呈していた。
メデアは、この岡田副総理の発言は、殆ど放送はせず、一方的に、田中文科相の攻撃に徹していたのは何故か。岡田副総理の、記者会見は、偽りであったのか。一国民として、納得がいかない。田中文科省のとのやり取りも、すべて、田中文科相、悪しに徹していた。
報道は、すべて田中文科相憎しに、満ち満ちていた。これは、まさに偏見報道である。全国の大学はあまりにも多く、大学の質も低下の一途をたどっている。しかも大学が増えれば、国費の支出も増える。レベルの低い大学を増やすことは、国として、なんら益するところはない。
仕事の現場から見れば、安い給与の、高卒を雇用したほうが、はるかに有利である。国は、現今の大学を増やすのはやめて、減らす方向に、方針を転換すべきである。このままでは、高卒者の力を生かす道はない。
田中文部科学相が3大学の新設を不認可とした発言を撤回し、改めて認可した問題で、文科省は9日、秋田公立美術大(秋田市)と岡崎女子大(愛知県岡崎市)の関係者に認可書を交付した。まことに残念のきわみである。
私は、田中文科相の発言の要旨には、おおむね賛成である。大学の質の向上を図るには、現今の大学で、学力の低い大学は、減らすべきであると思う。レベルの低い大学を増やすよりも、優秀な、高校生の、就職に道を開くべきである。今回の問題で、メデアの報道は、あまりにも、偏見であったことを、銘記しておく。報道はあくまでも公正でなければならない。