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ピエール・クラーセンデザインのものなら何でも好きな私にとって、非常に興味深い冊子を手に入れました。「21 OBJECTS」という、2004年にクラーセン氏が来日して開かれた展覧会のカタログとして作られた物です。内容は彼の手がけたアート、オブジェ、グラフィックの中からそれぞれ7作品を取り上げたもので、一部ずつシート状になっています。ネフ社から製品化されているものも一部紹介されていますが、ほとんど他では見たことのないようなものばかりでクラーセン・ファンにはとても興味深い内容です。CG化の素材としてもいけそうですよ。左のオブジェはこれに似たものを百町森DVDで見ました。一本の棒が正方形になり、そして円に変化する、というものでした。この左の作品は、ネフ社のプレヌスを、展覧会を記念してアクリルで再販したという「Plenus 21/Q acr」で、112個限定で作られたそうです。残念ながらもう完売ということでした。左は円錐を分割した積み木みたいです。複雑で構造よく分からないですが何だか面白そう。左はT&Tの限定キュービックス、かな?右はよく似たものをDVDでクラーセンさんが実演するのを見ました。直方体から円柱、球、円錐、が次々と現れるというおもちゃです。これは言葉遊び。クラーセン氏の文芸的な面が見えますね。ものすごく数学的であると同時に、話を聞いていると哲学的でもあり、表現は文学的でもあるんですよね。作品も言葉も、すべて破綻がないというか、何かの法則に従っているって感じられるところがすごいです。
2005.09.24
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面白いおもちゃを手に入れました。久々のリアル廃盤ネフ、Pacです。ピエール・クラーセン作。どうなっているかというと、高さと直径が等しい円柱形が12個、縦横交互にジョイントで繋がっています。ジョイントの周りには自由に回転することが出来るので、色んな形に組めます。積み木のイメージの強いクラーセンさんですが、ある時期こういう連結されたパーツを動かして遊ぶおもちゃを何種類も作られているようですね。何を作っても面白いものが出来てしまう、本当にすごい人です。何の木で出来てるんでしょうか、木目が美しく、ジョイントを含めて非常に精巧に作られていて、触っていて何ともいえない不思議な感覚があります。癒し系、って言うんでしょうかね、こういうの。エリプソなどにも通ずるところがありますね。
2005.09.07
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ちょっと間が空きましたが、protwoさんとのCGコラボレーション、もう一つだけアイデアが浮かんだのでパターン追加します。Erdkugelのパーツで出来た溝の中を、Pureeの球パーツが左右に転がっているところを想像しながら作りました。まだまだ色々と遊べそうなこれらの積み木ですが、ひとまずこれで一段落にしようかな。
2005.09.02
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